本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

秋深し

2011-10-13 11:05:48 | Weblog
 人気のない道の片側にギンナンの実がいっぱい落ちていた。小高く傾斜したブッシュに1本のイチョウの木がある。神社の境内や人手をかけたイチョウ林と違って、自生したものだろう。
 一瞬、火バサミとビニール袋をとりに戻ろうと思ったが、とてもこんな臭い実を処理する気になれない。

 アケビの採れる場所はあるが、さすがに採り飽きたから行かない。そこは秘密の場所ではなく、誰もが欲しないのかもしれない。

 川沿いの散歩道に一本の栗の木がある。イガが割れてつややかな肌の栗がむき出している。周りに家がないので、落ちているものだけ拾ってきた。それでも15個もあった。

 彼岸花は姿を消した。ほとんどの田んぼも刈り入れが終わったようだ。
 秋が深くなった。そして新米がおいしい。