県警の回答

　２ヶ月ほど前、交通安全協会の寄付集めについて県警に見解を求めた。これ、委嘱を受けている県政モニターの一環であるから必ず回答があることになっている。
　なお、県政モニターの提言等（手紙もＥメールもある）は、窓口の担当課を経由して所管課に回付され、その回答も担当課から発信される。

　求めた要旨は、以下のようなことだ。
　自治会費からの助成金と称する寄付と各世帯の免許証取得者から半強制的な寄付がある。これでは世帯からの二重取りではないか。
　一方、寄付を得ている協会支部の決算報告書を見ると、人件費の比率が高く、事業費は低率である。これでは、「交通安全」の御紋の印籠をかかげて「これが目に入らぬか」と言えまい。
　ついては所管する県警の考えを聞きたい。

　１カ月半後にやっと回答メールがきた。
　当たり障りのない内容でがっかりした。もっとも、寄付金が天下りＯＢの給与や現役接待費になるのでは正当化できないだろうが。
　とにかく、的を射ていない回答だ、しかも、この程度の回答に大幅に時間を要するとは解せない、とする旨のメールを送ったという次第。