大雨豪雨の被災地の方々にはお見舞い申し上げます。
当地でも風雨が続き散歩できない日が続いている。
せっかく上向きになってきた体力も身体を動かせていないのでまた戻ってしまうが・・・。
先日TVで見た西部劇が面白かったので一筆啓上します。
西部劇と言っても大御所(ジョン・ウエインなど)が出るものはほとんど見ません、
クリント・イーストウッドなどのアウトローものは時には見ます。
BS103で「ビリー・ザ・キッド 21歳の生涯」というタイトルで、音楽はボブ・ディランがやるというので興味を引き録画しておいた。
原題は「Pat Garrett and Billy the Kid」で Pat Garrett には ジェームス・コバーン
Billy the Kid には クリス・クリストファーソン が演じている。
私が40年ほど前、アメリカへ行った時叔父(義理の)のトレーラーに便乗して北米大陸を横断往復した時、ニューメキシコの道路沿いで ビリー・ザ・キッドの史跡の大きな看板を目にした記憶があります。
そこは、砂漠のような場所ではなく、少し山の手の谷あいのような場所(クリックで地図)で写真にも撮ったが探しきれませんでした。
ラスベガスを通りオクラホマシティーからセントルイスへ抜けるルートだったのでルート66だったかもしれません。
叔父さんはメインの高速道路を外れ群道も良く走ったので フォート・サムナー を通ったのかもしれません。
1881年と言えばアメリカでは南北戦争から20年経っていて国家ととしての治安もかなり整ってきたときでは・・・日本では1868年に戊辰戦争(明治2年)から13年後なのでアメリカではガンマンの早撃ちなどかなり野蛮なことをやっていたことになる。
アウトロー、ならず者を一掃したい権力者たちが仕向けたことであろう。
パット・ギャレット
ビリー・ザ・キッド
要するに無法者のビリー・ザ・キッドを やはり元無法者で後に保安官になるパット・ギャレットによって暗殺させたストーリーです。
暗殺ですから面と向かった果し合いではなく、娼婦との寝込みを襲った闇討ちでした。
日本の幕末の坂本竜馬の暗殺しかり・・・相手に武器を取らせる間もなくの瞬殺でした。
映画上の冒頭シーンでは パット・ギャレット も権力者たちに殺されることになっているが。
日本ではビリー・ザ・キッドのほうが知られているがこの映画ではパットのジェームス・コバーンが主演である。
ビリー・ザ・キッドは21歳で死ぬまで一説では22人殺したという記録もあり(8人説もあり)、アウトローでもヒーローのような伝説になったのかもしれない。
(日本の宮本武蔵は六十数回負けなしとあるが)。
道路沿いに掲げられた大きな看板では何者なのかと当時でも思いました。
冒頭から始まる ボブ・ディラン の唄もなかなか良く(使い走りの青年役でも出ていますが)最後まで飽きさせませんでした。