湿度もそう高くはなく、雲も穏やかな佇まいで青空が結構広がっていました。
でも夕方からは予報通りに雨。
朝、早く起きて鉢植えの花木の手入れをしたり、家の周りの軽い掃除なども済ませ、朝食を終えてから昨日買って来た水ナスを漬けたり、トウモロコシを蒸かしたりしたせいでしょうか、10時にアイスコーヒーを飲んで、ゆっくりしていましたら、小一時間ほどウトウトしてしまいました。
昨日、近隣にあるJA直売所の大売り出しで、スイカを買い求め、ひ孫のUちゃんの所へ届けたまでは良かったのですが、玄関先でスイカを落とし、割ってしまったのです。
落してしまったことに関して誰のミスかを詮索してみても詮無い話です。
それぞれ(私・連れ合い)が、Uちゃんの喜んで食べる姿が見られなくなってしまった無念さが、口論のバトルを来たしたまでのこと。
でも、かなり心身の「心」は疲れました。
でも、体を動かすという事はありがたいことです。
昨夜は、熟睡できませんでしたが、朝になって体を動かしたせいで、心も50%回復。
コロナ感染者は全国的に、かなりの数に上っています。
不安は覚えますが、まあ、自分で出来る予防策(三密を避け外出を控える・個人的には体調管理を怠らず免疫力を高める)ということで、後は状況の推移を見守る、ということに。
近くのストアーへ行きました。
開放されている入口のドアーの外で、50代と思しき女性二人が、マスクを外して声高に話をしていました。
聞くともなしに耳に入って来たコトバです。
『コロナ コロナって、もう沢山! 早く、マスク無しで買い物に行きたいわ』
『でもさぁ、東京よりは、まだ いいわよ』
こんな具合です。
〈あれ、この「コトバ」どこかで聞いたことが・・・〉
夜になるまで、ちょくちょくと休み休み考えていた私です。
思い出しました。
カミュの『ペスト』の中の一節です。
《・・・・・・ペストは、町の中心部よりも、人口稠密で住み心地のよくない外郭区域のほう
にずっと多くの犠牲者をだしていた。
ところが、それが突如としてオフィス街にも近づき、そこに腰をすえたように思われた。
・・・・・・中略・・・・・・
市内それ自体のなかでも、特に被害のひどい若干の区域を隔離して、そこからは必要欠くべか
らざる職務をもつ人間しか出ることを許さないようにすることが考えられた。
・・・・・・中略・・・・・・
彼らの最も困難な瞬間にも、他の人々は自分」たちよりもまたさらに自由を奪われているのだ
と考えることに、一つの慰めを見出していた。
「それでもまだ俺以上に束縛されている者があるのだ」というのが、そのとき、可能な唯一の
希望を端的に示す言葉であった。・・・・・・》
人間、〈自分より もっと容易でない状況に在る者がいる〉と言う思いは、時に、慰めにもなるという事実。
冷たいようでも、誰しも多かれ少なかれ、心の中に潜んでいる事実です。
人間て、悲しい。
〈ゴマメのばーば〉
でも夕方からは予報通りに雨。
朝、早く起きて鉢植えの花木の手入れをしたり、家の周りの軽い掃除なども済ませ、朝食を終えてから昨日買って来た水ナスを漬けたり、トウモロコシを蒸かしたりしたせいでしょうか、10時にアイスコーヒーを飲んで、ゆっくりしていましたら、小一時間ほどウトウトしてしまいました。
昨日、近隣にあるJA直売所の大売り出しで、スイカを買い求め、ひ孫のUちゃんの所へ届けたまでは良かったのですが、玄関先でスイカを落とし、割ってしまったのです。
落してしまったことに関して誰のミスかを詮索してみても詮無い話です。
それぞれ(私・連れ合い)が、Uちゃんの喜んで食べる姿が見られなくなってしまった無念さが、口論のバトルを来たしたまでのこと。
でも、かなり心身の「心」は疲れました。
でも、体を動かすという事はありがたいことです。
昨夜は、熟睡できませんでしたが、朝になって体を動かしたせいで、心も50%回復。
コロナ感染者は全国的に、かなりの数に上っています。
不安は覚えますが、まあ、自分で出来る予防策(三密を避け外出を控える・個人的には体調管理を怠らず免疫力を高める)ということで、後は状況の推移を見守る、ということに。
近くのストアーへ行きました。
開放されている入口のドアーの外で、50代と思しき女性二人が、マスクを外して声高に話をしていました。
聞くともなしに耳に入って来たコトバです。
『コロナ コロナって、もう沢山! 早く、マスク無しで買い物に行きたいわ』
『でもさぁ、東京よりは、まだ いいわよ』
こんな具合です。
〈あれ、この「コトバ」どこかで聞いたことが・・・〉
夜になるまで、ちょくちょくと休み休み考えていた私です。
思い出しました。
カミュの『ペスト』の中の一節です。
《・・・・・・ペストは、町の中心部よりも、人口稠密で住み心地のよくない外郭区域のほう
にずっと多くの犠牲者をだしていた。
ところが、それが突如としてオフィス街にも近づき、そこに腰をすえたように思われた。
・・・・・・中略・・・・・・
市内それ自体のなかでも、特に被害のひどい若干の区域を隔離して、そこからは必要欠くべか
らざる職務をもつ人間しか出ることを許さないようにすることが考えられた。
・・・・・・中略・・・・・・
彼らの最も困難な瞬間にも、他の人々は自分」たちよりもまたさらに自由を奪われているのだ
と考えることに、一つの慰めを見出していた。
「それでもまだ俺以上に束縛されている者があるのだ」というのが、そのとき、可能な唯一の
希望を端的に示す言葉であった。・・・・・・》
人間、〈自分より もっと容易でない状況に在る者がいる〉と言う思いは、時に、慰めにもなるという事実。
冷たいようでも、誰しも多かれ少なかれ、心の中に潜んでいる事実です。
人間て、悲しい。
〈ゴマメのばーば〉