ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

《それから酒屋を・・・》

2020-07-04 06:05:20 | 日記
 いつも訪問させて頂いているブロガーさんのところで、初孫さんが誕生したとの事
 です。
 血肉に連なる者の誕生は嬉しい限りですが、他家のことであっても「誕生」の知ら
 せは喜ばしいことです。
 この「喜び」は、やって来た幼い者からの贈り物かも知れません。
 とにかく、おめでとうございます、と申し上げます。

 NHK朝の連続テレビ小説「エール」は、コロナ関連で続きの収録ができず、過去
 に放映したものを編集して放送しています。
 主人公・裕一が誕生した時、父・三郎(唐沢寿明)の喜ぶさまを見たり、前述のブ
 ロガーさんの記事を読み、改めて三木卓の詩を思い起こしました。
 時を経、時代の風は変わっても、肉親の誕生への思いは変わることがないのでしょ
 う。

   『系図』
                三木 卓
    ぼくがこの世にやって来た夜
    おふくろはめちゃくちゃにうれしがり
    おやじはうろたえて 質屋へ走り
    それから酒屋をたたきおこした

    その酒を呑みおわるやいなや
    おやじは いっしょうけんめい
    ねじりはちまき
    死ぬほどはたらいて その通りくたばった

    くたばってからというもの
    こんどは おふくろが いっしょうけんめい
    後家のはぎしり
    がんばって ぼくを東京の大学に入れて
    みんごと 卒業させた

    ひのえうまのおふくろは ことし六十歳
    おやじをまいらせた 昔の美少女は
    すごくふとって元気がいいが じつは
    せんだって ぼくにも娘ができた

    女房はめちゃくちゃにうれしがり
    ぼくはうろたえて 質屋へ走り
    それから酒屋をたたきおこしたのだ

 ブロガーさんは、お孫さんに面会へ行った帰りに、
 〈車に乗せる時の為のチャイルドシートやらを購入に、子供用品専門店に行きま
  した。〉
 と、記しています。
 そして、〈祝い事が有ったのですから、お酒類も購入。〉とも、述べられていま
 す。
 読んでいて、私も心が暖かくなりました。
 産院からお孫さん達が戻られる前に、「まずは 一献」となられたことでしょう。

 ところで、
 《河井夫妻がそれぞれ支部長の政党支部に党本部から支出された計1億500
  0万円のうち、1億2000万円が税金を原資とする政党交付金だったこと
  が、関係者への取材で明らかになった。》
 と、毎日新聞(7/3)が伝えています。
 また、
 《安倍首相や二階俊博幹事長はこれまで「公認会計士が厳格な基準に照らして事
  後的に各支部の支出をチェックしている」と述べ、買収との関連性を否定して
  きた。
  しかし、二階氏は夫妻の逮捕後、使途の詳細を把握していないと説明を翻して
  いる。》
 とも。
 何ですか、これ。
 恥ずかしくないのですか。
                      〈ゴマメのばーば〉
コメント
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