ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

それなりの覚悟を。

2020-07-06 06:17:09 | 日記
 熊本県を中心とした記録的な大雨による影響で、九州地方では多数の方々が亡くなった
 り行方不明になっています。
 まだ、すべての被害状況が把握されてはいないそうですが、亡くなられた方々に、心か
 ら合掌いたしますと同時に、被害に遭われた方々に、お見舞い申し上げます。

 私が子どもの頃は、居住地(福島県中部)辺りでは、大雨が降ったり雷が鳴ったりして
 梅雨が明けたものでした。
 それなりの季節のケジメの様なものがはっきりしていたような気がします。
 当地に限らず、現在は全国的、いや世界的に被害をもたらす自然現象が頻発しています。
 スーパー等でのビニール袋も有料となりましたが、改めて地球温暖化対策をしっかりし
 ないといけないことを痛感いたします。

 コロナ患者も日を追うごとに首都圏をはじめ全国的に増加。
 第2波と位置付けられるかどうかはよく分かりませんが、政治も、私たち個々人も、そ
 れなりの覚悟を持って対策を講じなければいけないと思います。

 東京大先端科学技術研究センターの名誉教授で分子生物学者の児玉龍彦先生は、政府が
 「医療崩壊を防ぐという名目で政府主導によりPCR検査の数を制限した」のは間違い、
 というより暴挙だったと述べています。
 《コロナ対策は現在、経済を回しながら感染をどう抑止するかという局面にある。
  社会・経済活動が動き出した今、児玉さんが提案するのは、企業が定期的に実施
  する健康診断の活用だ。
  「一般的な採血で残った血清を使えば、抗体検査が十分できる。
  その結果、例えば会社の中で窓口業務の人は感染率が高く、次に営業の人、最も低
  いのは在宅勤務の人といった傾向が分かり、対策に結びつけることができるのです」
  政府も検査の拡充を宣言した。
  安倍首相は18日の記者会見で、都道府県をまたいだ移動の制限を解くにあたり、
  「国内の検査態勢を一層強化していく」と述べた。
  児玉さんは言う。
  「精密な抗体検査は病院や高齢者施設に加えて、会社や学校での対策にも役立つ。
  そのことが評価され、保険適用されれば日本中に広まると考えています」》
                   (毎日新聞 6/30 東京夕刊)
 専門家の見解も沢山あって、どの方の論説が正しいのか、私にはよくわかりません
 が、同紙で述べられている提言は、私にも、おおよそ納得のいくものでした。
 ただ、医療体制が十分にバックアップできるかどうかが心配です。

 日曜日でしたので、先週に倣って礼拝は一人での家庭礼拝となりました。
 このまま、この状態を続けることも考慮し直さねばならないかと思っています。
 送られてきた「牧師説教要旨」には、讃美歌(21-532番)の歌詞について語
 られていました。
     やすかれ、わがこころよ
     主イェスはともにいます
     いたみも苦しみをも
     しずかに忍び耐えよ
     主イェスのともにませば
     堪え得ぬ悩みはなし
     私の心に響いてきた言葉でした。
                   〈ゴマメのばーば〉

コメント (2)
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