用心しないと。

　朝から降ったり止んだり。
　風もなく、気温はさほど高くないのに動くとジワッと汗ばむ。
　実に梅雨らしい一日でした。
　庭の花木も水分はたっぷり取っているはずですから、そろそろ日光が欲しいところです。
　散歩に相応しくない日が続き、何かと用事もあって散歩に出られない日が続きましたので、
　今日は傘をさして午前中40分程歩いてきました。
　帰り道に、コンビニに寄りましたので実質は３０分程度でしょうか。
　風が無ければ傘をさして歩くことは嫌いではありません。
　傘に落ちてくる雨の音に耳を澄ませますと、天空の情報を伝えてくれそうです。
　大きな樹木の下を通りますと、枝に溜まった水滴が、割と大きな音を立ててボトッと傘に
　落ちてきます。
　本当は、国道４号バイバスを越えて田んぼの状況を見て来たかったのですが、雨靴ではな
　く防水処理はしてありますがウオーキングシューズでしたので、泥の多い農道には入りま
　せんでした。
　雨にけぶる緑の絨毯のような田んぼの広がりだけを眺めてきました。
　でも、それだけで心身がリフレッシュされた気がします。

　昨晩、就寝時に寝返りを打った時、目まいを覚えました。
　以前も、時々、目まいがあって検査を受けたことがあるのですが、原因は分かりません。
　暫く、目まいを覚えませんでしたので、何か不安になって、連れ合いを起こしてしまい
　ました。
　暫くすぎて落ち着きはしましたが、朝まで熟睡とはなりませんでした。
　そんなわけで、今日は、少し休んでいようか、とも思ったのですが、横になって休んだ
　りしますと、かえって不穏な症状が定着してしまいそうなので、いつもの様に起き、朝
　食を済ませ、朝の連続テレビ小説を観、新聞を読み、コーヒーを一杯飲んでから散歩に
　行ったのです。
　結果、いつもの様な気分に戻りました。
　何やら、小学生の「私の一日」の作文の様な、本日のブログでした。

　　《財務省の事務方トップの事務次官に、太田充主計局長が内定した。
　　太田氏は学校法人「森友学園」を巡る決裁文書改ざん問題で国会対応にあたった
　　人物。
　　SNS上では「論功行賞人事」などと批判が集まっている。
　　そういえば、改ざんを主導したとされる佐川宣寿氏も国税庁長官に昇任（後に依願
　　退職）していた。
　　どうも既視感を覚えてしまう。
　　「首相を不祥事から守ったら出世する」という図式は定着してしまったのか。》　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（毎日新聞　７/１３）
　とのことです。
　〈首相を不祥事から守れば出世間違いなし〉
　そうした悪しき慣習が定着して来たみたいです。
　何回も、何べんも繰り返されますと、いつかそれが「正常」であるかの様な錯覚に陥り
　ます。
　用心しないと。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈ゴマメのばーば〉