ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

姿を見せない首相

2020-07-23 06:12:36 | 日記
 
 昨夜は、一時土砂降りで洪水警報なども出されました。
 幸い、我が家周辺には近くに川がありませんし、ハザードマップでも洪水の警戒区域には
 該当していません。
 でも、雨音の大きさに驚いて起きてしまったのです。
 雨音の激しさは、今まで聞いたこともない音量でした。
 連れ合いが窓を閉め忘れていたのが原因でした。
 窓を閉めましたら、唸る様な雨音に変わって、少し安堵したところです。
 今朝は、所々に青空が覗き、風は秋を含んでいました。
 まだ、本番の夏は到来していませんが、日昇時刻は、徐々に遅くなって来ています。
 長い昼時間が好きな私は、少し寂しい気持ちになって来ます。
  
   NHK Eテレ 『100de名著』 
   7月は、吉本隆明の『共同幻想論』 講師は先崎彰容氏。
 いつもの様に録画して置いて、ゆっくり見て聴いています。 
 難しい本ですが、私にとっては懐かしい「あの時代」を思い起こさせてくれる大切な本の
 一冊です。
 まだ若く、学歴も学力も無い私でしたから、すべての事にハングリーな時代でした。
 当時、大学を卒業したての青年たちの集う読書会などでの、熱いアツい書評論議を好まし
 い思いで聞いていた私です。
 理解できないままでしたが、本にはたくさんの傍線や書き込みがあります。
 「対幻想」など言うコトバも流行りコトバの様に使われていました。
 今でも、大切な本(私が通り抜けた本)として書棚の奥に並んでいるのは、
   「共同幻想論」
   「最後の親鸞」
   「マチウ書試論・転向論」
   「物語とメタファー」
   「「論註と隃」
 等々。
 『100de名著』、番組を見た後、私なりに様々な想いに浸っています。
 もちろん、難しい論説の検証などではありません。
 美空ひばりの曲を口ずさむ時に甦って来る且つて自分が歩んできた道程の懐かしさと同質
 の回顧を味わっているのです。

 ところで、安倍首相は、さっぱり記者会見等でお目にかかりません。
 ファンなどでは決して、決してありませんから、姿を拝見したいわけではないのです。
 ただ、閉会中審査にもお出ましにならず、記者会見もせず、というのは、この時期いか
 がなものでしょう。
 コロナ感染者の数は増えるばかり、「Go Toトラベル」のゴタゴタも、国民に納得の行
 くように説明して欲しいと思います。
 首相官邸での「ぶら下がり取材」に、言葉少なに応じるだけでは、無責任ではないかと。
                   〈ゴマメのばーば〉
コメント
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