Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

飛騨一人旅 4日目

2018-08-11 | 旅に出た
9時間睡眠。遅めの朝食だけど有料なだけあって品数はあった。
この日はハイキングがあるのでがっつり食べておきます。

人だかりの高山バスターミナルから国府駅前までバスに乗ります。
午前中は宇津江四十八滝です。滝から徒歩圏内の温泉施設遊湯館の
シャトルバスで頼むと滝入口まで乗せてくれます。
路線バスが遅れたのと、帰りのシャトルバス出発までに遊湯館に
戻って食事しないといけないことから、一つ一つの滝をゆっくり
見る余裕はなかったです。10:30過ぎに歩き始め、一番奥にある
上平滝までは所要35分。平滝、王滝、銚子口滝が大きめだったかな。
王滝が最大とのこと。当然滝の高さだけ上っていくので疲れる。
往路に展望台からのルートを進む場合、布晒滝は帰路に見ることに。
時間帯にもよるかもしれないけど木陰が意外と少なくて暑かった。
展望台からはまだ雪をかぶった穂高連峰などがかすかに見えました。

滝入口にも食堂はあるけどシャトルバスに乗せてもらったので
20分弱車道を下り遊湯館で食事(温泉入ってる暇はない)。
歩いて暑くなったのでとにかく冷たいものが欲しくなり、
冷やしおろしうどん600円と冷奴270円を注文。
食事だけの場合は入湯料は不要で食事代金のみでOK。
一般的に入湯料取る施設も多いのでバスのサービスともども有難い。
12:25発のシャトルバスで国府駅前バス停まで戻ります。
バス停の待合室に入ると…くしゃみ鼻水目の痒み。
山では感じなかった花粉が待合室内に残ってたか?
バスは混雑のためか15分遅れてきました。
車窓からは古川の古い町並みがちらっと見えました。
西里バス停が工事で使えないとかで千歳橋バス停で降ろされた。
どこだよここ…と適当に歩いてたら西里バス停があったので
迷子にならず。西里橋から道の駅の間に上り坂があって疲れた。

史跡江馬氏館跡公園に入ります。最近名勝指定されたそう。
中世武家館で庭園も建物も復元してるのはここだけと。
確かに一乗谷朝倉氏遺跡の館跡とかは建物復元してないしなあ。
15世紀末~16世紀初めの庭を復元したとか。
室町期武将庭園なので当然私の好み(笑)。
会所という接待用の建物(他にも主が住む常御殿、家来が
待機した対屋、台所があったらしい)、土塀、堀、主門を復元。
鉱山や木材で財政が潤ったのではないかと言われており、
当時貴重だった中国の陶磁器も発掘されてます。
鑑賞式庭園だけど下りてもいいと言われたので下りてみた!
庭は取水排水口がないので枯山水だが、雨が降ると池に水が
貯まるらしい。植物も調査の結果自然界の花粉しかなく植込は
なかったそうです(今は芝生が植えられてる)。
向かって左側は滝石組なのか聞いてみたら不明とのこと。
亀に見える石組もあるけど鶴亀になってるのかなあ?
江戸時代以降埋もれて水田になってたものの、石のうち5つは
完全には埋もれず頭が出てたようでここに屋敷があったと
言い伝えられ、イタイイタイ病のカドミウムが土壌に多かった
ことから土を入れ替えようとしたら発掘されたと。
石はこの辺りの船津花崗岩で、昔からのではない縁側の仕切りの
青っぽい石だけ川原の石だそうです。
建物の完成は10年ほど前で、庭園側には蔀があります。

道の駅スカイドーム神岡で時間潰し。カミオカンデ関係の施設は
来年春まで工事中で見られませんでした。ただカミオカンデ関係の
ノーベル賞学者や宇宙飛行士のサインは展示してありました。
翌日帰りが富山県内で岐阜の土産がないかもしれないので
ここで土産買ってた。神岡城の近くを通り、千歳橋バス停まで戻り
バスで高山へ帰って連泊。夕食は高山ラーメンの桔梗屋で。
混雑して入れない人がいたけどカウンターは1席空いてたので入れた。
チャーシュー麺1000円。細縮れ麺おいしい。まろやかな醤油スープ。
高山はラーメン以外だと飛騨牛の店が多いですね。
外国人含め観光客受けがいいんだろうけど、そんなに牛沢山いるのか?


《写真ブログ記事》
岐阜県・高山 宇津江四十八滝
岐阜県・飛騨 史跡江馬氏館跡公園
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