Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

Windows7のサポートが切れるのでLinux入れてみた

2020-01-13 | 日常or掲載計画
1/14でWindows7のサポートが切れて
そのままネットに繋げて使ってるとセキュリティ的に
危険だよとのことなので、Windows7のままの自宅PCの
OS乗り換えを考えました。

新しいPCならWindows10にアップグレードすれば
いいのですが、かなり古いのでメーカーの動作対象外。
でも故障もせず普通に動いてるのにわざわざ大金はたいて
PCごと買い替えるのは勿体ないなと思いまして…。
今度の旅行先が離島なもんでPC買えるくらいの金飛ぶのよ…。
仕事で使ってるWindows10がいまいち好きじゃない
というのも。実家のWindows8.1よりはましだけど。

いずれにせよ今のWindows7のままではネットができなく
なるのですが、「戦わずして白旗を揚げるよりも
戦って負けて初めて白旗を揚げればいいじゃないか!」

と今のPCに新しいOSをダメ元で入れてみて
それで壊れたら諦めて新しいPCを買う作戦で行くことに。
決断したのがこの3連休。ギリギリすぎ(笑)。
結局連休これで全部潰しました。

で、自己責任でWindows10のOSを入れるか、
これまた自己責任で別のOSを入れるかの選択です。
どれを入れても今のWindows7で動いてるテレビは
新OSでは引き継げない模様。あとはサイト閲覧とか
メールとかちょっとWordやExcel使うくらいで
高度な使い方はしてないし、仕事でも使ってません。
そこで軽快さを期待してフリーのLinux Mintを
入れてみることにしました。OfficeソフトはLibreOfficeに
なるけど別に遊びでしか使ってないから気にしないし、
ブラウザは元々Firefox派だし、ちょっとしたソフトは
フリーのをインストールできるみたいだし。
唯一できないのがネットバンキングの利用※ですが、
月1回以上実家に帰ってるので実家で振り込めばよし。
Linux非対応のセキュリティソフトの使用期限が
何か月か残ってるのがちょっと勿体ないかな程度。
Linux系は大昔にRedHatを仕事でちょっと触ったくらい。
「Macよりはこっちの方がまだWindowsユーザでも
多少取っつきやすい操作感かな?」と思った程度。

デュアルブートといってWindows7も残しておく方法も
あるとのことなので、普段使いはLinux Mintで
マラソン中継などどうしてもテレビを見たい時は
オフライン状態でWindows7を起動する魂胆(笑)。
携帯のワンセグでもテレビ見られるけど画面小さいし。
テレビ別に買ってPCでは見ない方法もあるけど
普段朝ちょっと見るだけなので場所取って邪魔…。

ちなみに今のWindows7(64bit版)の入ったPCは
普通に市販されてるNEC製で、メモリは8GBです。
調べたら2011年モデル?結構長く使ってます。
Linux Mint19のシステム要件(メモリ推奨2GB、ディスク
容量推奨20GB、解像度1024×768)は満たしてます。
Linux MintはいくつかEditionがあるけどCinnamonより
消費メモリが少なめだという標準のMateに決定。

連休初日は情報収集と、Linuxに入ってるメールソフトの
Thunderbirdをインストール、Windows Live Mailから
移行して予習。Firefoxユーザなので使用感は問題なし。
ImportExportTools NGという拡張機能使ってメールを
Thunderbirdに移行した上でエクスポートして保存。
アドレス帳は使用頻度低いのでCSVにしただけ。
2日目は当面更新が難しいかもしれない写真ブログの
予約投稿してから(連休入る前にやっとけよ自分…)
データの引っ越し準備をぼちぼち。
移行作業を始めてしまうとテレビが見られなくなるので
「もうひとつの箱根駅伝」を見てから本格作業開始(笑)。
普通のファイルだけでなくFirefoxのブックマークも保存。
こっ恥ずかしい昔の創作が開封パスワード設定した
Wordで保存されてて(万一急死して読まれたらやだし…)
Linuxで開くか不明なので1個1個解除しました。
勿論後でパスワード設定し直しますが(笑)。
移行作業に必要なソフトもDLしておきます。
重くてやたら時間掛かるのもありました…。
プリンタがないので、テキストファイルに貼り付けた
作業手順のメモ類はデジカメに撮っといた(笑)。

以降の作業も書きますが、私はそこまで詳しい人間じゃ
なくてネット上の情報集めて作業しただけですので
気になった方は専門家の詳細記事を探してください。
初心者の部類がいきなり導入しようとしたので
分からないことだらけで難航しました。

データの撤収が済んだら、Dドライブに入ってた
ガラクタを削除してからドライブのボリュームを調整。
「パーティション変更前に再セットアップディスク作れよ」
と警告されたけど、作成に3時間掛かるとか書いてるし
元々PC壊れても仕方ない覚悟決めて作業してるので
作らずに始めました(笑)。Cドライブを縮小して
数百GB拝借(縮小し得る最大までは拝借してない)、
Dドライブをいったん削除して使わないけど一応
10GBだけで再作成。これでだいたい600GBを
Linux Mint用の空き領域として無事確保できました。

次にLinux Mint 19.3(64-bit版、Mate)のISOイメージを
DLします。DLミラーは日本がなかったので台湾を選択。
2GBあって1時間以上掛かるので夕飯食べながら待機。
しかしどうやらDL失敗…。ユーザーズガイドで
ダウンロードマネージャの使用が推奨されてたので、
Microsoftダウンロードマネージャをインストールして
再試行。台所掃除して入浴して洗濯しながら待機。
後で物理的に近い日本国内の理研からDLしたら
はるかに速くDLできることを知った。くっそ(笑)。

これまたDL済みのライティングソフトでISOイメージを
DVDに焼きます。「ISOファイルではなくISOイメージを
ディスクに書き込むことに注意」とのことです。
DLに時間が掛かりすぎて開始時すでに0時過ぎ。
しかしライティングソフトでDVDに焼き始めて
15分経ってもまだ「22 of 2,004MB」って…
寝て朝起きてもまだ全然終わらない計算じゃんこれ!
ユーザーズガイドにはDVDに焼けとあるけど調べたら
USBメモリでも可能であることが分かったので
DVDを諦め(フォーマットも不可になって1枚無駄にした)
DVDより書き込み速度の速いUSBメモリを挿し込みます。
USBメモリにISOイメージを書き込めるRufusをDLし
USBメモリのフォーマットと書き込み開始、ここで1時。
そしたらあっさり10分で終わった。何だよ(笑)。
ちなみにチェックマークの絵の丸いアイコンを押すと
イメージファイルのチェックサムを計算してくれますが、
Linux MintのDLページの中の「verify your ISO」という
ページにあるテキストファイルに書かれたコードっぽい
もの(計算結果)と比較するとISOファイルの整合性の
検証ができるってことでしょうか。
ページの中身が全部英文で読むのきつい(笑)。

USBメモリを挿した状態でPCを再起動すると、
ライブ起動といって試しにメディアから起動して
お試しができるはずですが、再起動直後にF2キー
(NEC以外では違うキーらしい)押してBIOSの
boot設定をいろいろいじっても一向に起動ができず、
いつものWindows7が起動するばかり。
USBブートができないケースがあるとのことで
Plop Boot ManagerをDLしてそのISOイメージを
CD-Rに焼いて試しましたが、どうもUSBメモリの
中にOSがあるということが認識されてない模様。
もう深夜3時になってしまったのでここで就寝。

翌日連休最終日、USBメモリに書き込み直したり
いろいろやっても一向に認識されない状況。
諦めてDVD作るか…と今度はライティングソフトでは
なくWindowsディスクイメージ書き込みツールで
持ってたDVD-RAM(事前にフォーマットではなく
「このディスクを消去する」をしておく)に
書き込んでみました。そしたら何のことはない、
おやつ食って部屋の掃除してる間に終わった(笑)。
最初から変なソフトDLせずにデフォルトで入ってる
Windows純正品でやっておけば1日無駄にせずに
済んだのに…。冷静に考えれば低スペックPCに
導入する人も多いんだからそんな1日がかりの
気の遠くなるような書き込み作業やらすわけない。

教訓。
①理研からISOファイルをDLせよ
②初心者はUSBメモリではなくDVDに焼け
③DVDにはWindowsのツールで焼け

再起動直後にBIOSのbootの設定でCD/DVD優先に
切り替え、もう一度起動。
おお…!画面が出てきた…!
ここまで長かったなあ…もう4時半だよ…。
いろいろテストする暇はなくなってしまったので
「とりあえずネットにさえ繋がればいいや」と
ネットワーク接続をテストしたらすぐインストール。
ここでWindows7と共存できるようにしておく
必要があります。ユーザーズガイドでは
他のOSを削除するか手動で設定するかの二択に
なってましたが(後者は上級者向けなので正直
できるか不安だった)、いざ開始してみたら
他のOSと共存できるおまかせ設定の選択肢が
あったので冒険せずそれを選択しました。
インストール完了時には日が暮れてた。
再起動すると、Linux MintかWindow7か
どちらを起動するかの選択画面が出てきました。
手が滑ってうっかり選んだら変な画面出てくる
ような選択肢も混じっててめんどい。

その後の作業もありますがそのうち続編を。
来週はたぶん都道府県駅伝の感想記事を
実家のPCとネット環境からお送りします(笑)。
最初問題なかったネットワーク接続が途中から
うまく行かなくなって、またWindows7に戻って
この記事書いてます(汗)。
連休3日間費やしても完了できてないやんけ!
果たして期限までに解決できるのかッ???
パトラッシュ、僕はもう疲れたよ…。

Linuxが中上級者向きというのは普段使う時の
話よりも準備・設定作業の話なんだなと実感。
たぶん全部設定完了して普通に使い始めたら
そのうち使い方には慣れてくると思うけど、
「PC買ったら最初から全部入ってる」とか
「店で売ってる円盤入れたら簡単インストール」
とかではなく自分で最初から作業するので、
初心者だと設定が分かるまでが大変です。
分かっちゃえば大したことない作業もあるけど。
無料でもユーザが有料OSよりも少ないのは
元々のシェアの低さとそれに伴う一部ソフト・
サイトなんかでの非対応も勿論あるけど、
このハードルの高さもあるのかな。

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※2020.2.9追記。

私が利用してる銀行のネットバンキングでは
Linux Mint×Firefoxで振込できました。
テレビ見る以外できんことほとんどない(笑)。
そのテレビの問題も将来各局がネット配信する
ようになったら解決するのかな(全時間帯配信
するわけじゃないって話もあるけど)。
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