Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

もしも電車が全部地下鉄だったら

2007-02-21 | 日常or掲載計画
と考えてみた。

「そんなの出来るわけないだろ!」とか
「全部地下鉄にしたらいくら金があっても足りないぞ!」
とかいうツッコミはナシで。実現すべしという主張ではないです。
可能か不可能かじゃなくて、もしそうだったらの想像。

思いつくところ長所の方が多い。
毎日日本のどこかで起きている人身事故は減るだろうと思う。
自殺目的で線路に入る人は防げないかもしれないけど
踏切に酔っ払いや子供が間違えて入っちゃって…
ってのはなくなる(ホームまで都営地下鉄みたく
電車が来るまで壁状態にしちゃえば、うっかり系事故に
関してはほとんど防げるんじゃないかと思う)。
自殺でも突発的なのは何件か減るのでは。

カラスや悪餓鬼が線路に置き石するのも防げそうです。
悪天候や崖崩れで電車が止まることもないので、
ダイヤの乱れも半減しそうに思えます。

また線路が地下にできることで、「開かずの踏切」
のような問題も解消されます。道路渋滞の緩和です。
踏切以外で線路を渡る術としてガードレールや立体橋が
ありますが、自動車はともかく足の悪い歩行者や
車椅子の方には坂があるのは不便なはずなので、
バリアフリーという観点からも長所となります。

車内の環境としては、直射日光が入らないので
夏異常に暑いっていうのはなさそうですね。
冬も北風が入らない分ホームは寒くないかも。

主な短所は火事になった時に逃げ場がないこと、
外と違ってきれいな空気が吸えないこと、
線路や駅の照明に電力を消費すること、
車窓から外の景色が全く見られないので
「世界の車窓から」で見受けられるような旅情が
味わえない(どころか、何時間も乗ってると
暗くて憂鬱になったりして)こと、あたりでしょうか。
あーあと鉄道マニアには絵的にあまり面白くないかも?
コメント