Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

おけんつう

2007-02-18 | どうでもいい知識
(名)髪の毛がうすいこと。また、その人。

今後は「ハゲ」でなく「おけんつう」と呼びませう。
「お」が付いている分、何だか丁寧そうに聞こえるしNE!(?)

古語辞典の旅、第5弾は「お」です。


頤で蝿を追ふ
[おとがひではへをおふ]
すっかり元気がなくなる。精力が尽きる。

いや、むしろ下アゴでも蝿を追おうという気に
なれるのは、元気があるのではなかろうか…。
手が使えない時に敢えてアゴで追ってやろうは思わん。
たぶん無視するっていうかそんな気力ない。


おぢゃる
(動)(補助動詞)
(1)おいでになる。いらっしゃる。
(2)あります。ございます。
(3)~であります。~でございます。

よく漫画か何かで平安貴族が語尾に「おじゃる」と
付けていますが、実はこれ平安時代の言葉じゃないらしい。
「室町時代末に成立した語」だそうで、「ござる」と違って
「江戸時代になると急速に衰えた」とのことで。
平安と室町じゃ500年くらい違うじゃんか。
もしかして戦国武将が「この兜ビミョーにイケてない?」とか
「あいつの軍勢マジでウザいんだけどー」とか
「最近側室と超ラブラブでさー」とか言ってるくらい
時代的にギャップがあるのかもしれないぞ。
命令形「おぢゃれ」の略で「おぢゃ」ってのもあるらしい。
「おいで」の意味だが何となく可愛い。


大軽率鳥(大嘘鳥)
[おほをそどり](名)
烏をあざけっていう語。あわてものの鳥。

大軽率だの大嘘だの、こんなにカラスをバカにしたら
愛護団体の人に訴えられちゃうYO!


面黒い
[おもくろい](形)近世語
(「面白い」を戯れて言った語)おもしろい。

これもシャネルズに訴えられちゃうYO!


面瘡
[おもくさ](名)
顔にできる、はれものやにきび、そばかすなど。

「♪おもくさ~なんて~気にしないわ~」…語感が悪い。


乙御前
[おとごぜ](名)
(1)お多福。おかめ。醜い顔の女。
(2)娘の愛称。また、末娘。
(3)能狂言の面。ふくらんだほおをした醜女の面。おかめ、おたふくの面。

(1)と(2)の意味ってどういう関係なんですか?
(2)から(1)が導き出されたならともかく、もし逆だったら
自分の娘を「醜い顔の女」って言ってるようなもんだぞ…。
しかも「他人に謙遜した言い方」じゃなくて「愛称」だし。
親から「ブス」って言われまくったら娘かなり落ち込むぞ。


おひゃる
(動)
(1)ひやかす。 (2)へつらう。おべっかを言う。

意味はともかく語感が気に入ったので。
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