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四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

綾部歴史探訪ツアーに

2020年11月06日 | 歴史の探求

 6日㈮昨日MBTセミナーで、講師をお世話になった奈良県立医大梅田智広教授㈱ライフビジネスウェザー石川勝敏社長ご案内して、「綾部歴史探訪ツアー」ガイドを務めた。

 駅前のホテルでお迎えし、最初グンゼスクウェアへ。グンゼ博物苑、グンゼ記念館案内しながら、グンゼ創業の経緯や創業理念、当時の綾部の様子説明し、ちょうど「錦絵展」も開催されていたので、喜多川歌麿、歌川広重などの貴重な錦絵鑑賞した。

 バラ園では、アンネのバラと綾部市の関係世界連邦都市宣言について説明

 特産館見学していただいて、「宥座の器~グンゼ創業者・波多野鶴吉の生涯」(四方洋著、あやべ市民新聞社刊)購入して差し上げ綾茶カフェ「綾部抹茶」を飲みながら、宇治茶と上林一族と綾部市との関係についても説明

 

 続いて、大本本部へ。みろく殿、長生殿、木の花庵などを案内し、大本開教からの歴史や綾部が合気道発祥の地であることなど説明

 ちょうど神苑は紅葉が色づき始めており、美しい風景をご覧いただけた。

 並松町ゆらり由良川店昼ご飯を食べ、午後は足利尊氏が産まれた安国寺へ。ちょうど本堂の屋根の葺き替え作業が行われていた。杉家や足利家と綾部市、安国寺との関係説明

 帰りに、多田町にある古墳時代で全国最大規模の方墳である聖塚、菖蒲塚ご案内し、綾部市資料館私市円山古墳や綾中廃寺の出土物等を説明し、一通りの「綾部の歴史」を説明させていただいた。

 

 綾部に遺されているのは「スサノオ」の痕跡

「陰」や「鬼」と忌み嫌われるが、大切なもの「土」「農」「酒」の神様でもある。

 叩かれても、粘り強く反発する不屈の精神性を持った土地でもある。

 綾部は「気が高い」ところだ。気遣いが必要な分、精神が鍛えられている。

 

 7日㈯、午前中はマツタケ山へ。1本だけ収穫があったが、今年はこれまでになく不作の年となった。他のキノコも全くというぐらい出ていなかったので、今年のうちの山の生育環境は相当悪かったのかもしれない。

 初めてお連れした方が綾部市マツタケ振興会に入会いただけることになったので、その「収穫」で今年は「良し」としよう。

 午後は事務所にて、来客事務仕事


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MBTセミナー(医学を基礎とするまちづくり)

2020年11月05日 | MBT

 5日㈭、午前中はお笑い芸人シャンプーハットてつじさん購入された家のリフォーム作業が始まると聞いたので、差し入れを持って志賀郷の西方町の現地へ。

 てつじさんを紹介してもらって話を聞く「別のクラウドファウンディングを通して綾部の知り合いができ、綾部でなら家が欲しいと思っていたところ、良い物件があったので購入した」とのこと。

「サードプレイス」という、いわゆる仲間のたまり場として運営していかれるそうだ。2,000円払えば会員になれるとのことだったので、さっそく会員にもなった。

 仲間の方々が来られて作業をされていて、「壁壊しをしていきますか?」誘われてチャレンジした。

 

 午後は清山荘にて、呼びかけ人となった「第1回MBTセミナー@綾部」に出席した。「MBT」とは奈良県立医大の造語Medicine-based Town(医学を基礎とするまちづくり)」の略である。

 この概念を提唱している奈良県立医大梅田智広教授、そのビジネスパートナー㈱ライフビジネスウェザー石川勝敏社長にお越しいただき、綾部市市長公室、企画政策課、保健推進課、定住・地域政策課の職員市議、あやべ福祉フロンティア、北近畿みらいなどのNPO法人関係者、福祉事業者、便利屋さんなどが集まって、お二人の講演を聴いた。

 ICTの医療・福祉等への活用事例MBTの目指すところ、生気象学という気象と健康を合わせて考える学問のことなど、面白く聴かせていただいた。

 講演前には清山荘も見学していただいて、「こんなに高齢者の活気あふれる施設は珍しい」褒めていただいた。

 MBTを綾部市の施策にどうつなげられるかは、これからの課題であるが、大いに刺激がある良い勉強会となった。

 にはお二人を囲んでの懇親の席を用意し、山崎清吾副市長にもお越しいただいて、様々な話で盛り上がった。


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綾部YEG 40周年記念事業「綾部創生」

2020年11月03日 | 議員活動

 3日㈫、午前中は事務所「げんたろう新聞」原稿書き

 午後は綾部商工会議所青年部(YEG)40周年記念事業「綾部創生~ここから始まる新たな未来~」聴講ITビルへ。

 福知山公立大学杉岡秀紀准教授コーディネーターに、山崎善也綾部市長、日東精工の井ノ元美和人事課長、福知山公立大学2年生山本優花さん綾部商工会議所青年部の小寺建樹会長パネラーとして、これからの綾部市への提言について、意見が交わされた。

 会場参加者からの事前アンケートなども含めて出された意見・提言については「自助・共助・公助」の観点で切り分けてみる頭の中が整理されるのではないかと感じた。

 「自助・共助・公助」という言葉は、災害が多発したことによって、よく言われるようになった言葉であり、菅首相が言うと野党が批判しているが、批判はちょっと的外れではないかと感じている。

 まちづくりにおいて「自助」「民間が行うこと」「共助」「公共と民間もしくは民間相互が協力して行うこと」「公助」「公共が行うこと」考えるのだと思う。

 たとえば、「駅前に若者向けのお店を作ってほしい」という要望は「民間が行うこと」であり、「駅前に賑わいを作ってほしい」という要望は「基盤整備などを公共が行い、その活用について民間と協働して行うこと」や「民間企業と公共が連携して新たな集客スポットを展開すること」であり、「駅前にイベント広場を作ってほしい」という要望は「公共が整備すべきもの」だと思う。

 山崎市長「市政は《まちづくりのOS》を作る役割を果たし、民間にはそのOS上で動く《アプリ》を作ってもらう」発言されていたが、そういうことであり、何でもかんでも行政に要望するというよりは、要望を整理して、「誰がどうやって実行するか」を考えることが重要ではないかと議論を聴きながら考えていた。

 「綾部の日」という「ローカルホリデー」(地域の休日)を作ったらどうか?という商工会議所青年部の提案「共助」のきっかけとなるものだと感じた。井ノ元課長もいろいろとアイデアを出しておられたが、「綾部市にやってください」というよりは、「どういうものにするか」を官民で考えていくことが、綾部の魅力の再発見につながると思う。

 

 そういえば、20年前綾部商工会議所青年部20周年「あやべ夢会議 まち×人×夢=未来」という今回と同じようなパネルディスカッションがあり、当時26歳であった私は若者代表として、パネラーを務めたことを思い出した

 探すと、その時の新聞記事のコピーがあった。「町づくりのポイントは、人間関係を作った上で町づくりについて話し合うこと。それも互いの利害が対立することなど、本質的、実質的な話し合いをすることが重要」などと発言していたようだ。

 こういった「話し合い」をどう「実行・実現」に移していくのか、綾部市民みんなの課題であろう。


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北部建設業協議会の府要望に同席

2020年11月02日 | 議員活動

 2日㈪、朝から京都に向かい、11時から北部建設業協議会の役員の皆さんと共に、府建設交通部、総務部への要望活動関西浩二技監(土木)、市田雅巳技監(建築)をはじめとする幹部皆さんに対応いただいた。

 北部地域において、建設業が雇用や地域経済に占めるウェイトは大きい。京都府から出す仕事について、量と質の向上をお願いした。

 12時過ぎから、自民党三期の会議議会改革について、三期から議員団への提案方法について説明し、今後の進め方について、了承していただいた。

 12時半から議員団会議。13時15分から本会議決算認定事項等を採決し、賛成多数で可決して9月議会が閉会した。決算特別委員会の審査も入ったため、長い9月議会だった。

 12月議会も議案審議の関係で日程が繰り上がることになり、11月30日に開会される。あっという間に年末になりそうだ。

 

 昨日の大阪市の住民投票結果僅差ではあったが、大阪市が存続されるという結果に終わった。大阪市民の意見はきれいに二分された訳で、勝者も敗者もない戦いだったのだと感じる。

 普通に考えれば、近畿NO,1の大阪市をわざわざ分割して小さくすることのメリットは少ないが、政令指定都市制度が住民にとってプラスと感じられないのも確かなのだろう。

 以前、住民自治の適正規模は5万人という話を聴いたことがあり、たしかにそのくらいが首長と有権者の距離感、自身も地域に参画しているという意識を共有するには適正な規模であるように思う。

 BSで放送している「イタリアの小さな村の物語」みたいな穏やかな村の暮らしに憧れるが、そうなるには日本人が「他人と同調していなければ不安になる」国民性から脱却して、独立心を養う必要があるが、現状はむしろ逆行している。

 「鬼滅の刃」が流行れば、総理大臣までが国会答弁でそんなセリフを言い始める。

 綾部市は、3万3千人がもうちょっと増えて、5万人規模になれば理想なのだと思っている。


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