四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

綾部市日中友好協会の総会

2022年05月28日 | 議員活動

 28日㈯、午前中は綾部市日中友好協会(松本哲郎会長)総会に出席し、来賓として挨拶させていただいた。

 懇親会は行われなかったが、綾部市の姉妹都市である常熟市との交流映像陳曼麗さんの二胡の演奏があり、しばし中国のことを想って楽しんだ。


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地元議員の重要性

2022年05月27日 | 選挙

 27日㈮、午前中は市議選の候補者擁立のために、電話で様々な方々とお話した。今のところ、保守系の新人は誰も候補者が決まっていない。このまま欠員や無投票というわけにはいかないので、何とか地域の議席を継続させて、国・府・市、そして地域との連携を作ってほしいというお願いをした。

 午後に志賀郷地区本田文夫市議が事務所にお越しになり、後援会活動用の写真を撮ったり、地元の様々な課題をお聴きしたりした。

 西脇知事との写真も撮影したいとのご希望があり、一人だけというわけにはいかないので現職で再選される方々でまとまって府庁までお越しいただく機会を作りたい知事に日程調整をお願いした。

 本田文夫市議は、志賀郷地区の代表として1期4年、志賀郷の皆さんの声を市政に届ける役割を果たしてこられ、志賀郷にとって、綾部市にとって、なくてはならない議員だと思います。

 志賀郷は長い間、議員が出せなかった時期があり、住民の悲願が16年前の村上幸喜市議の当選によって成し遂げられ、それが相根一雄市議、本田文夫市議へと引き継がれている。議員が途絶えた中での地域活動の難しさゼロから市議を誕生させる苦労体験された方でないと分からないとは思うが、本田文夫市議には8月の市議選で再選され、さらに志賀郷のため、西部地区のため、防災減災、スポーツ振興、福祉充実のために働いていただきたいと期待しています。

 

 夕方から京都に向かい、17時半から京都土地家屋調査士会(池谷一郎会長)総会懇親会に出席した。同級生岩鼻良久くん土地家屋調査士をしていて、彼の推薦で今年から京都土地家屋調査士政治連盟(信吉秀起会長)の顧問にならせてもらった。

 信吉会長から「とかく京都市内や南部中心になりがちな会の活動に新たな空気を入れるため、北部の府議を推薦してほしい」昨年末に岩鼻くんに依頼があったそうだ。北部のことを考えていただけることはありがたいことなので、何かのお役に立てればとお引き受けさせていただいた。

 記念品のカステラインパクトがあった。


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国道27号線と綾部高校PTAの総会

2022年05月26日 | 教育・子育て

 26日㈭、10時から国道27号整備促進期成同盟会(吉崎進会長)総会に出席。久しぶりに対面での総会となった。

 国道27号の拡幅工事八田方面、山家方面ともに進みつつあり、肥後橋の拡幅工事もようやく着手されている。完成にはまだまだ時間がかかりそうだが、期成同盟会の皆さんの地道な活動に敬意を表し、できるだけ早く完成させられるように私も頑張りたい。

 綾部市民の奥ゆかしいところなのか、いつもこういった会合の「ご質問やご意見はありませんか?」というところでは手が挙がらないが、地元住民の熱意を国交省や京都府に伝える良い機会なので、どなたかが発言された方が良いのではないかと感じる。

 事務所に戻り、代表質問の原稿にようやく取り掛かる。時間が一般質問の倍ほどあるので質問項目を増やし、とりあえずザーッと書き進めていく。細かいことは考えず、思いのまま最初は書くようにしている。

 今期2回目の代表質問で、前回は2020年2月19日に登壇している。その際には次の6項目を質問した。

❶京都縦貫自動車道のNEXCOへの移管等について

❷府北中部における新たな工業用地の創出について

❸林業振興、府内産木材の生産増進について

❹相続放棄地等により所有者不明になる物件の対策について

❺府北部と南部での総合医療施設の整備とそれによる医師確保対策について

❻「教育移住」について

 今回もこういった方向性南北格差の解消につながるよう知事および教育長に質問していきたい。

 

 夜は綾部高校PTA(村上章会長)令和4年度総会に出席した。4月の会計監査で「御役御免」かと思っていたら、まだ仕事が残っていたようだ。役員選考の経緯を説明し、昨年度の事業報告を行った。

 会長は退任したがまだPTA会員ではあるので、最後まで残って事業計画や予算案も聞いていこうかと思ったが、昨年度役員は退出しなければならないようなムードだったので、役目を終えて会場を出た。

 新役員にはしっかりした方々に就任していただいたので、今年度はコロナの影響も少なくなり、良い活動ができるのではないかと期待しています。


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第2回あやべMBTミーティングを開催します!

2022年05月25日 | MBT

 25日㈬今日は一日、事務所におり、午前中は来客が続く。先日の自民党綾部支部総会の感想市議選についての情報交換、行事出席や記念誌への寄稿の依頼、人間関係のお悩み相談などなど。

 6月議会では6月15日㈬に代表質問をすることになっており、情報収集しながら、そろそろ質問の構想を考え始めている。

 物価高騰対策、バス・鉄道など公共交通機関の維持、北部府庁の創設と副知事の北部常駐、府内産木材利用促進条例の活用、農業と工業の融合、教育移住のための論理教育推進、潜在的待機児童対策、公共事業費の増額と今後の見通し、災害復旧への支援拡充、学校のWi-Fi環境整備、などを考えており、今後どうまとめていこうかと思っている。

 夕方には相根一雄さん、町井裕昌さんが来られて、綾部まちづくり研究会や北近畿エネルギープロジェクトの今後の進め方について協議

 には、第69回 京都府新型コロナウイルス感染症対策本部会議の開催概要が届いた。

 西脇知事京都マナー(1テーブル4人以内で2時間以内)を取り下げることを発表された。

 屋外でのマスクも距離をとっていれば原則不要となった。だんだん暑くなり、熱中症も心配されますので、屋外での単独での運動や移動の際にはマスクを外して行ってください。

 

 第1回目を4月に開催した「あやべMBTミーティング」の第2回目6月8日㈬に開催することになった。参加費懇親会費として3,600円です。原則、偶数月の第一水曜日夜に開催しようかと思っている。

 あやべMBTプロジェクト(代表:四方源太郎)事務局次長である後藤光くん案内チラシを作ってくれたので掲載します。綾部の異業種交流会として定着させていきたいと思っています。どなたでもご参加いただけますので、お気軽にお申込みください。

 くわしくはこちらあやべMBTプロジェクトのFacebookページ


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養殖漁業の未来

2022年05月24日 | 京都府議会

 24日㈫自民党府議団の管内調査二日目。

 午前中宮津市リージョナルフィッシュ㈱を訪ね、養殖場を見学した後、梅川忠典社長から事業の説明を受けた。養殖場ではトラフグ、真鯛、タコなどが育てられ、卵の採種が行われていた。

 養殖漁業ゲノム編集とICT技術で高付加価値化させ、世界の食糧不足、たんぱく質不足を解決していくために成長産業化させよう京都大学を中心に立ち上げられたベンチャー企業梅川社長の話には説得力があった。

 午後亀岡市役所に。亀岡市が進める「プラスチックごみゼロ宣言」についてお話を伺った。桂川孝裕市長、福井英昭市議会議長らにも同席いただいた。

 市民全体の理解を求めながら、一本筋が通った素晴らしいまちづくりを推進しておられる様子がよく分かった。賛否があっても、推し進めていく市長のリーダーシップと職員のチャレンジ精神、議会の理解がうまくかみ合っていることを感じた。

 亀岡駅で離脱し、夕方には綾部に戻った。その後はたまっていた事務仕事やメールの返信、ブログ書きなどを20時近くまで。


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自民党府議団政調会の管内調査(初日)

2022年05月23日 | 京都府議会

 23日㈪昨夜は前泊京都泊まり。朝から自民党府議団政調会の管内調査に参加した。コロナの感染拡大防止のため、今回は3つの班に分かれ、そのうちの3班(能勢昌博班長)で事務局長を務めた。3班には、能勢班長のほか、田中英夫府議(亀岡市)、渡辺邦子府議(伏見区)、兎本和久府議(木津川市および相楽郡)、中村正孝府議(亀岡市)が配属された。

 最初宇治市太陽が丘運動公園内にある京都アイスアリーナを視察した。

 ここは土地は京都府のもので、木下グループ木下アイスアカデミーがスケート場を建てて、その運営をしておられ、世界で活躍する何人もの日本代表クラスのフィギュアスケート選手の練習拠点となっている。

 最高のリンク環境を保つため暖めたり冷やしたり、様々な装置で苦労しておられることがよく分かった。

 正式なリンクでは有名なコーチや選手が練習していた。サブリンクでは市民の愛好者が楽しそうに滑っておられた。

 次は一気に舞鶴まで北上し、昼食レストランほのぼの屋にて。ここは社会福祉法人まいづる福祉会が運営しておられて、障害者地域生活支援センターとしても機能している。障害のあるスタッフの働く場でもあり、来店者は最高のフレンチを求めてたくさんお越しになっていた。

 その後、舞鶴市役所にて山本治兵衛市議会議長の挨拶を受けた後、企画政策課交通政策担当課長から舞鶴市共生型MaaS「meemo(ミーモ)」説明を受けた。

 舞鶴市高野地区マッチングアプリを使って、高齢者等を住民相互の助け合いで高野地区を発着点として送迎する事業の実証実験の結果今後の継続実施について話を聴いた。

 過去2ヶ年3ヶ月ずつの実証実験では、年間の事業費として、オムロンが開発したアプリの使用料に400万円、コンタクトセンターの人件費に500万円、ドライバーの燃料費として数万円の計900万円強がかかっているようだ。送迎実績3ヶ月で142回(R2)、105回(R3)とのことだった。

 質疑応答の中では、高野地区は鉄道、バスが通っていないので、タクシー会社の理解が得られれば「交通空白地有償運送」の許可が取れるかもしれないが、舞鶴市全体や他の地区に広げるには「交通空白地有償運送」では難しく、やはり、あやべ福祉フロンティアが20年以上前からやってきたように、高齢者や障害者に限っての「福祉有償運送」を市内全域で実施するのが現実的ではないかと感じた。フロンティアも綾部市から800万円強の補助を受けているが、年間の送迎回数は4万回を超えており、実績の数では舞鶴の実証実験と大幅な違いがある。

 京丹後市に宿泊した。


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自民党綾部支部の総会

2022年05月21日 | 政治活動

 21日㈯、11時から自民党綾部支部の総会を開催した。昨年はやむなく書面開催としたが、今年はほぼ通常通り、懇親会(希望者のみ)も行った。

 酒井裕史事務局長の司会で始まり、冒頭、綾部支部長として開会挨拶を行った。

 この一年の各種選挙への支援の御礼などを述べた後、これからの綾部市を「質の高いまち」にしていきたい、そのために「農業と工業の技術研究を融合させ、技術開発力の高いまちに」「論理教育に力を入れ、教育移住を推進する」「災害に強く、交流を生み出す道路・河川等のインフラと交通の整備に取り組む」とし、自民党綾部支部は綾部のまちづくりリーダーとしての役割を果たすべく、さらなる党員拡大に取り組んで欲しい!とお願いした。

 議事進行の議長中筋支部町井裕昌さんに務めていただき、議事内容については、種清喜之幹事長、酒井裕史会計から説明いただき、監査報告は荒木竜也監査にお世話になった。

 来賓として、西田昌司自民党京都府連会長、本田太郎京都第五選挙区支部長、山崎善也綾部市長にご挨拶いただいた後、来月の参議院議員選挙京都府選挙区から立候補予定である吉井章京都市会議員挨拶いただいた。「京都北部の振興のため、山陰線複線化などの難しい課題にも果敢にチャレンジしていく」と力強く決意を述べていただいた。

 他にも来賓として、二ノ湯智国家公安委員長(秘書代理)、吉田博美綾部建設業協会長にご臨席いただいた。

 総会後の懇親会には来賓の皆さんも全て残っていただき、和やかに会話が弾んで皆さん喜んでおられた。党員の皆さんと国会議員や市長、府議、市議と親しく話ができる場であり、今後もこういう機会を大切にしていきたいと感じた。

 緊急事態宣言やまん延防止措置が出ていれば開催は難しいが、そうでなければ、総会はもちろん、懇親会もできるだけ開催するべきだと思う。大げさだと言われるだろうが、「総会の簡略化」は「民主主義の危機」につながる。民主主義は「手続き」が重要で、それがあるから何かの時には歯止めとなる。

 私たち政治家や行政、マスコミは、それを決して疎かにするべきではない。恐ろしいことは急にはやって来ない。徐々に忍び寄ってくるのだ肝に銘じている。

 

 終了後は片づけをして、若手役員数名で反省会16時半から来客があったため、先に失礼し、相談事の対応で約3時間。


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四つ葉のクローバー号

2022年05月19日 | 京都府議会

 18日㈬5月臨時議会の閉会日。11時20分から政策調整会議に出席。磯野勝府議(向日市)自民党府議団を代表して政策調整会議の委員を務めることになり、今年度は座長に選出された。

 12時半から議員団会議、13時15分から本会議で、補正予算案や府議会委員会条例の改正案を可決した。委員会条例の改正では災害やコロナなどに備えて、オンラインでの委員会開催が可能なった。これは以前から提案していたことであり、今後、必要なことだと思う。

 また、委員会の改選も行われ、今年度府民環境・厚生常任委員会の副委員長子育て環境の充実に関する特別委員会の委員に選ばれた。

 自民党府議団政調会では、筆頭副会長(建設交通部、危機管理部担当)建設交通部会長引き続き、務めることになった。

 次の6月議会では代表質問(6月15日)に登壇することも決まり、久しぶりのテレビ中継となる。

 

 閉会日には橋本幸三教育長に代わって、前川明範教育長の選任を同意した。

 橋本教育長には教育次長時代からお世話になり、綾部高校の状況をよく理解して応援していただいた。綾部高校に少しずつ人気が出てきているのは、橋本教育長が様々に配慮して、改革を後押しいただいていることが大きい。

 教育長になられてすぐに綾部高校にお招きし、綾部高校や綾部市の教育関係者と懇親会までお付き合いいただいたのが懐かしい。もっと長く教育長をされると思っていたので大変さびしい思いだが、後進のために席を譲られた判断には敬意を表したい。

 前川新教育長教育次長時代には綾部にお越しいただき、綾部高校の関係者と懇親し、意見交換していただいた引き続き、綾部高校を応援していただけるもの期待している。

 夜はコロナ以来、久しぶり自民党府議団と理事者の懇親会が行われた。

 

 19日㈭朝、ホテルからタクシーに乗ったら、ヤサカタクシーの四つ葉のクローバー号だった。1300台のうち、4台だけしかないそうだ。良いことがあるのだろうか?

 10時から政調会の各部会に出席。6月議会に向けて、理事者から予算案や議案の説明を聴き、要望や意見交換を行った。

 建設交通部には「追加補正予算が少なくないか?西脇知事の2期目スタートの予算がこんなことでは賛成できない」政策企画部には「総合計画の見直しについて、具体的な施策を早く示してほしい」総務部には「個人情報保護が壁になって、地域住民の見守りや迷惑な廃屋除去ができずに困っている。今回の法改正に伴う条例改正で何とかできないのか」、危機管理部には「屋外で一人で歩く時のマスクは本当に必要なのか、これまでの対策を精査して、京都マナーと言い出した人がそれを終息させてほしい」意見を述べた。


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委員会活動のまとめ

2022年05月17日 | 京都府議会

 16日㈪、朝から京都へ。11時45分から、府民の安心・安全な暮らしに関する特別委員会正副委員長会に出席。12時半から議員団会議の後、13時半から府民環境・厚生常任委員会に出席。補正予算の採決などを行った。

 17時から、自民党府連にて、参議院議員選挙の吉井章候補予定者と北部府議との意見交換会を行った。北部の人口減少に歯止めをかけるため、思い切った施策に取り組んでほしいと述べた。北部の共通課題としては、特に山陰本線の複線化人手不足の解消ぜひ取り組んでほしいお願いした。

 その後は近くの居酒屋で懇親会を行い、引き続き、意見交換した。

 

 17日㈫、12時半から議員団会議。13時半から府民の安心・安全な暮らしに関する特別委員会に出席。この特別委員会では一年間、コロナによる保健医療、産業、雇用、生活に対するの様々な影響について調査し、今後の対応について検討した。今日で委員長として最後の委員会を終えた。

 委員会活動のまとめは下記のとおり。

 中島武文副委員長、山本篤志副委員長をはじめとする委員の皆さん、担当いただいた議会事務局の皆さん、理事者の皆さん、1年間、本当にお世話になり、ありがとうございました。無事に委員長を務められましたことに心から感謝申し上げます。

 この特別委員会はコロナによる府民生活や経済への影響を調査・研究するために新設された委員会であり、「新型コロナウイルス感染症の感染拡大や影響の長期化により、危機的な状況に置かれている医療現場や厳しい産業、雇用等の状況を踏まえ、府民が安心・安全に暮らせるよう、現下の危機及び新たな感染症に対する危機への戦略的な対応について調査し、及び研究する」ことを目的に1年間、活動いたしました。

 定例会ごとの委員会では、ワクチン接種の状況、商工業者への協力金や各種補助金の申請・支給業務に関する苦情について、コロナ対策の最前線である保健所の状況、コロナで深刻な売上減に直面する観光事業者の苦境などを参考人や理事者から聴取しました。

 保健所の状況に関しては、多少感染が収まっていた12月定例会で山城北保健所の四方哲所長らに出席いただきました。京都市以外では最も感染状況が深刻であった山城管内での鬼気迫る対応状態をお聞きし、部分的な応援では逆に指導や説明の業務が増えて困る、事務書類の受付や発送などを自己完結型で支援することが求められているなど、どういった支援が現場に必要なのかを考える上で大いに参考になりました。

 3月には観光事業者を参考人としてお招きする予定でしたが、政府のまん延防止措置が再延長されたことで、「議会各会派の申し合わせ」によって府内のたった2人の参考人すら委員会にお招きできないことになりました。

 私は「コロナ対応のために設置したこの特別委員会だけは特別に参考人招致を認めるべきだ」と主張しましたが、「議会の申し合わせ」が臨機応変には変えられないとの理由で断念せざるを得ず、大変残念に思いました。参考人としてお越しいただくはずだった方々からは「せめて資料だけでも見てほしい」と提出いただきましたが、こんなことで府議会が信頼されるのかと疑問に感じました。

 コロナに関することは誰しも予測できません。そういった性格を持つコロナ対策のために特別に設置されたこの委員会の運営が硬直的にしかできないのだとすれば、府議会の特別委員会の設置意義にも疑問を感じます。また、こういった際にいまだオンラインでの参考人聴取もできないとは、この2年間、私たち議会は何をしていたのか、自分たちの安全対策だけでなく、府民の皆様の危機感を共有し反映できる府議会であるべきだと大いに反省し、現在、オンライン聴取が可能になるよう改善を求めているところです。

 管内調査は令和3年11月中旬に実施し、コロナによる離職、茶業や農業の収入減、織物産業の課題について調査し、現場の生の声をお聴きして大いに参考になりました。

 次年度はコロナからの本格的な復活を見すえ、先手先手の対応ができるよう調査や委員間討議が活発に行われて京都府への有意義な施策提言につながることを願い、委員会活動のまとめとさせていただきます。


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出口汪先生の「論理エンジン」講演会

2022年05月15日 | 教育・子育て

 15日㈰、午前中は綾部小学校へ。綾部小学校では今春から「出口の現代文」として有名な出口汪先生の「論理エンジンキッズ」を教材として採用し、論理力、言語力をつける新しい教育に取り組んでいただいている。公立小学校での「論理エンジンキッズ」の採用は全国で初めてのことだ。

 昨年2月13日大阪で出口汪先生と会い、綾部の教育改革にぜひ力を貸していただきたいとお願いし、快諾を得た。「論理エンジン」を綾部に導入し、すでにこれを使っている都会の有名私学並み、もしくはそれ以上の教育を綾部で実現することでしか、「教育移住」による人口増、人手不足解消はできないと考えている。人口増は掛け声だけでは絶対に無理で、何か行動しなければ絶対に実現しない。

 これに対し、「綾部小学校を日本一の小学校に!」取り組んでおられる小林治校長が理解を示していただき、中筋小学校、吉美小学校にも声をかけていただいて、4月からこの3小学校で新しい教育が始まっており、今日綾部小学校での「論理エンジン」を活用した授業参観とPTA主催の出口先生の講演会に私も参加させていただいた。

 「論理エンジン」の授業6年生のクラスで参観したが、これを続けていけば、きっと学校は変わる!という実感を得た。今日は「接続詞」の学習最初は大人でも難しく感じたが、例題をやっていくうちに身につく仕掛けがある教材だと思った。

 綾部小学校では、これを教科書の文章につなげて学習していく工夫をしておられた。伏見区にある京都聖母学院小学校では以前から「論理エンジン」を導入しておられるため、4月には聖母学院小学校の論理教育担当の先生を講師に研修もされたそうだ。

 こういった取り組みを京都府教育委員会にも把握しておいてほしい橋本幸三教育長にお願いし、学校教育課澤浦侑喜課長綾部小学校に来てもらった。澤浦課長には京都府全体に広げていただくと共に、文科省の官僚として本省に綾部の取り組みを持ち帰り、「教育移住」を政府から進めていただきたいと思っている。

 綾部市教育委員会からは大槻伸一教育部長らにお越しいただき、出口先生や教育委員会関係者にも授業参観と講演に参加してもらった。校長先生「府教委の課長に授業参観していただくことは滅多にないので…」と喜んでおられた。

 PTA主催の講演会約1時間、保護者の方々や他校からの聴講者もあり、出口先生は「綾部小学校から、教育の改革ではなく、革命が起こる。私も楽しみながら頑張ります!」と強い意気込みを示していただいた。

 すべてはここから、今日から始まる。

 関係者の皆さんとは昼食をご一緒して、さらに意見交換を行い、澤浦課長には綾部の観光地を少しご案内した。綾部バラ園はよく賑わっていた。


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松本幸子市議の市政報告会

2022年05月14日 | 議員活動

 14日㈯温二郎野球部の練習試合にセカンドで出場させてもらい、守備をそつなくこなし、打ってはファーボールを選んで二盗三盗を決めたり、惜しいライトライナーがあったり、試合には負けたが今後につながる活躍をしたそうだ。

 午前中の予定の後午後事務所で事務仕事をして、16時に「現代文のカリスマ講師」である出口汪先生事務所にお越しいただいた。

 17時からは、綾部小学校、中筋小学校、吉美小学校の校長先生、教頭先生出口先生との懇談の場を設けた。この3小学校出口先生が開発された「論理エンジン」の小学生版「論理エンジンキッズ」を今春から教材として採用された。これは、すでに30ほどの有名私学で採用されているが、公立小学校での導入は日本初

 この教材と出口先生の直接の指導があれば、綾部という地方都市に住んでいても、都会の「お受験校」並み、もしくはそれ以上の教育が受けられ、2~3年で綾部の教育を劇的に変えていけると考えている。

 今日校長先生方に「学校の先生達で論理教育研究会を作っていただけませんか?」と提案し、出口先生にはその際には研究会の顧問として、綾部の若い先生達に直接指導をしてほしいとお願いしている。

 

 懇談会を少し早めに抜けて、19時から松本幸子市議の市政報告会に出席し、府政報告をさせていただいた。こういった機会がコロナになってから減っていたので良い機会をいただいた。

 古川樋門の排水ポンプ場完成、府立農大の強化、綾部高校の充実、人口増のための「教育移住」対策、そのための「論理エンジンキッズ」の導入、宮代コミセン前交差点などの交通安全対策、高速バスの綾部駅への乗り入れなどについてお話した。

 参加された皆様からは、ドラッグストア「コスモス」周辺の交通安全対策、鳥獣被害対策や柵設置の補助基準の緩和、駅北の図書館やコンベンションホール新設などについて質問や要望が出された。

 終了後は後援会幹部の皆さん8月の市議選に向けた準備についても話し合った。


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綾部建設業協会の通常総会

2022年05月13日 | 議員活動

 12日㈭、午前中はアリ社長を連れて、社会福祉法人ふきのとう小規模多機能型施設を見学した。福祉業界も慢性的な人手不足であり、将来それがさらに進むことが想定されているため、ふきのとうではフィリピン人を雇用する予定らしいが、別ルートでパキスタン人も働き手として招くことを提案している。

 今日生活習慣や言語のこと、福祉施設での仕事が可能かなどを理事長、事務局長、施設長と打ち合わせして、課題はいろいろとあるだろうが一歩前に進めていくことになった。まずは1人から始めて、うまくいくようなら人数を増やし、他の福祉施設や製造業、建設業、農業、サービス業など綾部市内の人手不足の業界に人材供給できないかと考えている。

 

 は、先日、古川樋門の排水ポンプ場が完成したので、由良川内水処理対策協議会上柿耕作会長、福多弘祐事務局長、事務局の日東精工の荒賀誠専務、中野朝広生産技術部長からの呼びかけで、今後の協議会の活動について、安藤和明市議と共に話を聴かせていただいた。

 

 13日㈮朝から京都へ。12時半から議員団会議、13時15分から本会議5月臨時議会が開会した。本会議では人事異動など諸報告の後、西脇知事から予算案の上程があり、その後の全員協議会危機管理監から新型コロナウイルスの感染状況総務部長から議案の説明を受けた。

 その後は議会事務局による政務活動費の取り扱い変更点の説明会に出席。

 16時40分からは綾部建設業協会(青松高成会長)通常総会に出席し、山崎清吾副市長、西村祥一中丹東土木事務所長と共に挨拶させていただいた。知事選挙の御礼、参議院議員選挙に向けたお願い、並松築堤や綾部環状道路のこと、人手不足対策のためにも「教育」に取り組んでいることなどをお話した。

 挨拶の後、一度退席し、18時から懇親会に出席し、総会の役員改選の結果をお聞きした。4期8年務められた青松会長が退任され理事になられ、吉田博美副会長が会長に新任、渋谷良作副会長は留任、川北達哉理事が副会長が新任されたとのことだった。

 

 14日㈯、9時から綾部バラ園にて、春のバラ祭開会式に出席した。きれいなバラが咲き始めていて、これからもっとたくさん咲くらしい。ぜひ、皆さん、足をお運びください。

 アンネ・フランクの父、オットー・フランクから50年前にアンネのバラを譲り受け、綾部バラ園にも寄付された山室建治さんへの感謝の花束贈呈綾部バラ会(塩田展康会長)からボランティアの方々への功労表彰も行われた。


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田中利典さんを囲む懇談会

2022年05月11日 | 一般

 11日㈬、午後には来客あり。夜は田中利典さんを囲む懇談会を開催。田中利典さん修験道の聖地である吉野・金峯山寺の元宗務総長で、現在実家である綾部市渕垣町の林南院で住職を務めておられる。

 5年ほど前には「利典さんと巡る吉野・高野・熊野ツアー」参加させていただき、その人脈の広さに驚かされた。綾部のために、さらにその人脈や能力をお貸しいただきたいと思っている。

 

 ロシアによるウクライナ侵攻は泥沼化している。プーチンの「正当防衛演説」を聞いたが、全く論理になっておらず、これが通るなら世界では戦争があちこちで始まるだろう。この暴挙を絶対に許してはならない。

 ロシア側のプロパガンダに踊らされている人もいるようだが、国境を侵しているのはロシアであって、ウクライナではない。

 これがウクライナの自作自演だとか、様々な陰謀説には無理がある。いくらなんでも自国の建物を破壊したり、自国民を殺戮する動機がない。


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菅谷議長の就任祝賀会

2022年05月10日 | 京都府議会

 日㈪久しぶりに京都へ。12時半から自民党府議団の議員団会議に出席。人事異動で交替された府職員、議会事務局職員の紹介5月臨時議会に向けた議案や審議日程の説明など。

 議員団会議後、藤末健三参議院議員の秘書の方控室を訪ねてこられた。藤末議員経産省出身の58才現在3期目の参議院議員であり、6年前の選挙の時に立正佼成会福知山教会に来られて、お話を伺ったことがある。

 立正佼成会福知山教会は谷垣先生との関係が深く、自民党が大敗した2009年8月の衆院選挙の時も選挙を応援していただいた数少ない団体の一つであり、当時私は落選中で谷垣事務所の秘書をしていたが、綾部事務所にも毎日、電話作戦の人を送っていただいた。あの時の恩義は終生忘れてはいけないと思っている。

 藤末議員全国小売酒販政治連盟、全国LPガス政治連盟などから支援を受けておられるようだが、参議院の全国区は「残酷区」とも言われ、同じ党の中で個人名を書いてもらった人数の多さで当選順位が決まるため、毎回、激烈な闘いになっている。

 われわれ府議は、自民党府連から比例候補への支援の割り当てがされており、私が担当するのは足立敏之参議院議員(建設産業などが支援)、今井絵理子参議院議員(山東昭子事務所などが支援)、山谷えり子参議院議員(日本会議などが支援)、新人神谷政幸氏(薬剤師連盟などが支援)藤末健三参議院議員となっている。

 

 10日㈫、午前中は町内でお世話になった方の葬儀に参列。その後は来客が数件あり。

 夕方から電車で京都に向かい、18時半からグランヴィア京都にて、菅谷寛志府議会議長の就任祝賀会に出席した。

 議長就任から1年が過ぎており、本来なら昨秋に行われる祝賀会だが、コロナで延期されて今日ようやく開催された。久しぶりに府議会の大きなパーティだった。

 菅谷議長綾部市出身元文部科学大臣・奥田幹生先生の秘書を長らくお勤めであり、そういったお話をされる来賓祝辞が多かった。門川京都市長が「奥田先生は京都市の小学校の先生が振り出しで…」とおっしゃっておられたが、戦後、最初は出身の中上林小学校で教師を勤められていた。その当時の教え子の皆さんが奥田先生の選挙となると京都まで駆けつけ、熱心に応援しておられたと聞いている。

 任期も残すところ、あと1年弱であるが、ご夫婦共にお元気でますますご活躍されんことをお祈り申し上げます。


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わいわいネット・なかま20周年

2022年05月08日 | NPO

 日㈯今年度、並松町自治会の組長を務めている。数えてみると4回目だ。最初2004年(平成16年)小源太が生まれた年に務めた。この頃に自治会ではすでに親子代替わりをしていたようだ。

 私たちの自治会5組は、今は7世帯が所属しており、アパート4世帯、戸建て3世帯で構成している。前組長からの引継ぎで、先日、アパートの未入会者の方々に加入を勧める文書を配った。

 と、いうのは、並松町のゴミ集積所は自治会の組が設置し管理しているが、ゴミの出し方が間違っていたり、出す曜日が違って置きっぱなしになっていることが時々あり、苦慮している。自治会未加入の方があると、誰のゴミかが分からず注意を促すこともできない。万が一、ゴミ集積所が壊れた場合は組の皆さんの負担で修繕しなければならないが、未加入の方々には負担してもらえないだろう。

 ぜひ!自治会に加入してもらえませんか?というお願い文書GW前に届け、ようやく今日、1人の方から「加入します」とご連絡をいただいた。その方は数年前から入居しておられ、アパートの入居者の入れ替わりをこちらが把握できておらず、声をかけられずに何年も経ってしまっていたようだ。

 綾部市もだんだん都市化して、自治会未加入の世帯も増えているのだろうが、ゴミ集積所や防犯灯の設置、子ども会の運営や子どもやお年寄りの見守り、綾部市からの配布物や協力依頼など、同じ地域で生活する上で共同で負担したり、行動しなくてはいけないこともある。

 自治会加入はマイナスばかりではないことをご理解いただければと思う。

 

 日㈰、午前中は熊野新宮神社藤祭と、その後の氏子総会に出席。

 大本出口なお開祖のお手植えと伝わる白藤今年もきれいに咲いていた。昨年もきれいに咲いていたが、藤祭に合わせて藤が咲くのはそんなにないことだそうだ。この白藤が咲くと「綾部に良いことがある」と言われている。

 午後はNPO法人わいわいネット・なかま(前田道子理事長)20周年記念事業「ここで仲間と生きる」参加した。

 わいわいネット・なかま様々な障害を持つ方の拠り所をつくることを目指し、20年もの間、活動を継続されている。私も設立当初から府議になるまで理事を務めていて今でも会員の一人で、20周年事業のご案内をいただいた。

 念願だった障害者グループホーム「陽だまりの里さんさん上石」が寺町に開所して5年になる。これからもユニバーサルなまちづくりに邁進されることを期待している。

 滝野千里副理事長の挨拶の後いこいの村の開所にも関わられ、ヤマト福祉財団の小倉昌男賞を受賞された大矢暹さん「私らしく働き生きる」と題して講演され、いこいの村を開所された当時の聾唖者や精神障害者を取り巻く環境、それを改善するための活動について話をされた。

 続く実践報告では「さんさん上石」などでピアカウンセリングをしておられる上原信哉さん当事者の立場からの現状に対する認識等も交えてお話された。支援組織に対する評価など、わかりやすく率直な内容で、大いに参考になった。

 最後京都府精神保健家族会の会長である父がコーディネーターとなり、大矢さん、上原さん綾部共同作業所の立ち上げに尽力された亀井博幸さんを加えたメンバーでパネルディスカッションが行われた。

 久しぶりのこういった会合だったからか会場は満員で、非常に有意義な20周年事業だったと思う。


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