四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

綾部高校の卒業式

2019年02月28日 | 教育・子育て

 28日㈭朝から結構強い雨。午後には予算特別委員会教育委員会の書面審査

 私立学校を府教委で所管し、一元的に教育行政を行ってはどうか?という質問高校生の就職活動で1社しか受験させないという指導は改めた方が、企業にとっても高校生にとってもお互いに選択ができてより良いマッチングができるのではないか?とも質問した。

 さらに一点。府立高校特色化というのが最近あまり言われなくなっているが、どうなのか?綾部高校には府北部で唯一、スポーツ総合専攻コースがあるため、もっと際立ってスポーツでの活躍があるべきではないか、特に野球やサッカーといった市民の関心の高いスポーツでも成果を出し、乙訓高校のように綾部高校も甲子園に行けるように強化してほしいと要望した。

 

 夜は綾部に戻って、綾部第8支部の役員会に出席し、府政報告もさせていただいた。

 

 31日㈮もう3月になった。二月は「逃げた」ので、三月は「去る」のだろうか?すぐに選挙に突入するなあ。

 9時半から綾部高校(岸田敏明校長)卒業式に出席。299名の卒業生が新たな夢に向かって巣立っていった。今年は数十年ぶりに定時制からの大学進学者もあるようだ。よく頑張ってくれたと思う。

 国公立大学の進学者数も何とか数年ぶりに二桁に戻ることを期待している。

 これまで校歌斉唱の際に、生徒の声がぜんぜん聞こえなかったのだが、今年は初めて生徒の声が聞こえて、少し驚いた。岸田校長になって2年が経ったが、教育の成果が徐々に出てきているのではないかと感じた。

 

 午後は予算特別委員会府民生活部の書面審査に出席。

 綾部市内で昨年11月に「核のごみ」最終処理施設の説明会があったが、そんなものを京都府内に作ってもらいたくない、京都府としてはそういう話があっても断固拒否するという姿勢でいいですね?と確認した。

 前川二郎危機管理監「そうだ」と答弁された。いくらお金が入ってきても、そういうお金は地域振興にはつながりにくいし、それよりも市民相互が争ったり、疑心暗鬼になったりすることでまちづくりには大きなマイナスになると思う。

 関西電力の火力発電所がある宮津のエネ研を再稼働しないことが発表されたが、その跡地を処理施設にすることなどないでしょうね?と関電にくれぐれも釘を刺しておいて欲しいとも要望

 また、関電からは私のところにも日々、いろいろな資料が届いているが、わざわざ届けに来てもらう労力を使ってもらうくらいなら、数ヵ月に一度、市民向けの説明会を開催してもらって、そこで意見や質問を市民から直接聴いてもらったほうがいいと関電に申し入れて欲しいとも要望

 夜は綾部に戻って、綾部市立病院の院長ほか皆さんとの懇親会に出席。


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駅前交番新築とサンガ議連

2019年02月25日 | 京都府議会

 25日㈪は午前中、山崎善也市長、山崎清吾副市長、綾部警察署大野秀一署長らと綾部駅前交番の内覧会に行った。2月27日から新しい交番での業務が始まる。

 新しい交番が駅前の目立つ場所に新築移転された。駅前の治安がさらに良くなり、街が明るくなった気がする。(写真は安藤和明市議のブログから)

 

 そのまま京都に向かい、午後は決算特別委員会商工労働観光部の書面審査に出席。

 「北部産業創造センター」完成はありがたいことだが、それにとどまることなく、北部産業創造センターを核とした「北部リサーチパーク」完成に向けて取り組んで欲しいと要望

 国際海事機関(IMO)2020年から船舶燃料の重油規制を強化することになっており、世界で船舶燃料のLNG化が進むが、日本海側には現在、LNG補給基地がない先に敦賀港にそれが作られたら、舞鶴港は船が素通りしてしまう。商工労働観光部でもその危機感を持って、環境部が進めるLNGパイプラインの計画を共に後押しするべきだとも質問した。

 

 17時半からは府内の森林・林業関係者が集まって「京都林業のつどい」ルビノ堀川で開催され、府議の参加は一人だったので、府森林組合連合会の青合幹夫会長に続いて挨拶させていただいた。

 京都府の豊かな森を育てる府民税の導入経緯やそれが国の森林環境譲与税につながっており、新たな森林財源の確保になっていることなどをお話させていただいた。

 

 26日㈫は10時から警察本部の書面審査新築された綾部駅前交番女性警察官が常時対応できる「平安なでしこ交番」にするべきではないかと提案した。

 午後は建設交通部の書面審査北陸新幹線の小浜から西のルートについて、京都丹波高原国定公園、特に芦生の森を通る計画は慎重に検討すべきであって、国に慎重にも慎重を期すようにしっかりと注文を付けて欲しいと要望した。

 まだ計画段階であり、今からでもルートを変更し、湖西線沿い、もしくは舞鶴ルート、場合によっては小浜終点でも仕方がないのではないかと思っている。

 

 夜は超党派京都パープルサンガ議連(巽昭会長)総会に出席した。㈱京都パープルサンガ伊藤雅章社長中田一三新監督選手たちも参加してくれた。

 同じテーブルになったFW一美和成選手サインをもらい、一緒に写真を撮ってもらった。熊本出身21才で、高校卒業後に入ったガンバ大阪からレンタル移籍中らしい。日本代表の堂安律選手はガンバの同期入団だということだった。「ぜひ!日本代表になって欲しい!」と強く握手した。

 選手が細いので、チームを強くするにはもっと食べて体格を良くしなければいけないのではないかと感じた。そこで京都スタジアムが建つ亀岡市選出の中村正孝府議「亀岡は京野菜も亀岡牛も美味しいコメもいっぱいあるのだから、もっと選手にご飯を無料で食べさせてやってください」とお願いし、球団職員にも頼んでおいた。社長が一番体格が良かった。

 

 27日㈬は10時から健康福祉部の書面審査

 児童相談所の対応や京都府としての児童虐待対策の組織のあり方に疑問を抱いていることがあって、これまで何度も担当者を呼んでやり取りしたが埒が明かなかったため、予算特別委員会の30分を使って、思いのたけを質問した。果たして健康福祉部の幹部の心には届いたのだろうか?「子育て環境日本一」が虚しく響く。

 15時半からは人事委員会、監査委員会書面審査があり、今日は16時に終わって、綾部に戻り、夜は選対会議等に出席した。会議の後選挙ハガキや後援会だよりの仕分け作業があり、皆さんにお世話になった。


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京都綾部ユニセフ協会の15周年記念事業

2019年02月23日 | NPO

 23日㈯久しぶりに事務所で事務仕事ができた。書類や日程の整理予算特別委員会の質問事項の下調べ、ブログ書きなど。

 発表された綾部市の新年度予算や議案にも目を通した。来年度は結構大幅な組織改革が行われるようだ。

 車のオイル交換を頼んだら点検してくれて、ウォータポンプの水漏れを発見してもらった。

 このまま長距離を乗るのは危ないからやめておいた方がいいアドバイスされ、修理することになったが、そろそろ買い替えた方がいいのでは?と勧められた。12年目でもうすぐ11万キロにはなるが、もう少しは乗ろうかと思っている。

 

 24日㈰午後、京都綾部ユニセフ協会(大槻富美雄会長)総会に出席し、挨拶させていただいた。

 15周年記念事業も行われ、東京の日本ユニセフ協会からも企業・団体事業部今井田枝理シニアプロジェクトマネージャーに来ていただいたほか、大阪府、奈良県、鳥取県、三重県、愛媛県などからもユニセフ協会の代表の方々に来ていただいていた。

 役員改選では大槻会長ほか役員の皆さんの留任長年、事務局員を務めていただいている杉本明代さんが新たに事務局長に就任された。私も引き続き、常任顧問を務めさせていただくことになった。

 京都綾部ユニセフ協会2003年(平成15年)4月6日「ユニセフ京都綾部友の会」として設立したが、初代会長であった熊谷吉郎さんその日に急逝されるという悲しいスタートとなった。副会長であった森本仁さん二代目会長を引き受けていただき、松本哲郎三代目会長、現在の大槻会長へと引き継がれている。

 私も当初、常務理事だったが、熊谷会長が亡くなられたために急きょ、事務局長に就任することになり、組織の体制づくりや活動の基礎作りに取り組むことになった。30歳の頃のことだった。結婚し、長男の小源太が生まれた頃でもあった。

 15年を振りかえっての写真などを観て、事業部の皆さんとあちこちへ募金活動やバザーに行ったこと、学校部の皆さんは手作りの紙芝居を作ってくださり、それと「水がめ」を持って幼稚園や小・中学校、高校などへ話をしに行ったこと、広報部の皆さんとは広報誌づくりを一緒にやり、カード部、会員部の皆さんともいろいろな話し合いをしたことを懐かしく思い出した。

 5周年をやるのを忘れていて、慌てて「6周年記念事業」をやったなあ…ということも。

 事務局長は府議になって忙しくなったために、8年程前に降ろさせてもらったが、これからもできる限りの協力を「世界の子ども達の幸せのために」していきたいと思っている。

 夜は並松町自治会の若手の皆さんと自治会の新年互礼会の慰労会を行った。新年互礼会11年前から毎年、若手の皆さんにお世話になっている。


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植田喜裕先生の最後の後援会総会

2019年02月21日 | 政治活動

 21日㈭奥上林光明寺にある二つの室町時代の古文書「光明寺本堂再興勧進状」「光明寺奉加帳」が府の有形文化財に指定されることが決まった。昨年、府立大学の先生に光明寺に調査に入っていただいたので、その成果なのかもしれない。

 

 午後は予算特別委員会環境部の書面審査LNGパイプラインの進捗状況と光明寺二王門でのトイレ新設の工事状況を質問した。

 夜は先輩の植田喜裕府議(中京区)後援会総会に出席した。500人ほどの大勢の方が集まって盛大に開催された。植田先生は今期を最後に引退を表明されており、最後の後援会総会だった。山田啓二前知事も出席しておられた。京都産業大学柿野欽吾理事長も来られていたので、ご挨拶させていただいた。

 植田先生私が府議になった時自民党府議団の代表幹事を務めておられて、1期目ながら生意気な発言も議員団会議でさせていただいたが、それを怒ったり根に持ったりせずに、今でもいろいろとアドバイスをいただいている。

 綾部における選挙のしこりを取り除きに、代表幹事の時にわざわざ綾部まで来て、話をつけていただいたこともあった。

 「今期で引退しようかと思っとるんや。源太郎くんのお父さんも70才で市長を辞めて、その後も精力的にいろいろとしておられるやろ?自分も今辞めればまだまだいろいろとやってみたいことがあるんや」とたしか国際会館からの帰りの地下鉄の中で聞いた時、引き留めるというよりも「頑張ってください!」と返事した。国会議員秘書、府会議員、そして第三の人生もお元気で楽しんでいただけるようにお祈り申し上げます。

 後継者青木よしてるさん(京都府建築士事務所協会専務理事)活動を開始しておられ、京都市会津田大三、加藤昌洋両市議と共に紹介を受けておられた。

 

 22日㈮、午前中は政策調整会議に出席。宇治茶普及促進条例(案)、議会基本条例の検証結果報告書共に、理事調整会議に提出する資料について全会派の了承を得ることができた。

 これで今期の政策調整会議は終了し、来期は新たな委員で活動が行われる。議会事務局の皆さんにもお世話になり、ありがとうございました。

 

 午後は予算特別委員会農林水産部の書面審査

 府立林業大学校が毎年、定員割れとなっているため、もう一度、教育方針やカリキュラムの見直しを行うべきだと述べた。

 京都丹波高原国定公園の地域にありながら、それを学習フィールドとして活かす工夫をもっとすべきではないか。この国定公園の山林20年前に東京大学林政学教室の筒井迪夫先生が何度も足を運んでいただいて、「素晴らしい森林文化教育のフィールドだ」と絶賛され、綾部市の中丹文化会館「森林文化教育研究会全国大会」を開催していただいたこともある。

 また就職で、もっと府職員になれる道を作るべきではないか、とも述べた。年に2割、4人くらいでも府職員になれれば、入学生はもっと増えるのではないかと。

 

 もう一点、農振法、農地法の縛りで農村に新築住宅が建てられない。農村人口の減少はこういった悪制度にあるため、もっと農地転用→宅地化が農村部で進むような対策を考えなければならないのではないか?とも質問した。

 

 夜は綾部に帰り、哲史さん、大志万さん、玉川さんとで会食


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地域手当、収入印紙の問題点

2019年02月20日 | 京都府議会

 20日㈬、朝から京都へ。10時から予算特別委員会知事直轄組織(職員長、知事室長)の書面審査に出席。

 パスポート申請の際に、収入印紙や京都府の収入証紙がなぜ旅券事務所で買えないのか?納税にキャッシュレスを導入するのなら、それもキャッシュレスで買えるようにすれば良いのではないか?と質問した。

 その場では回答がもらえなかったが、後日、回答があり「収入印紙は財務省が日本郵政㈱に3%の手数料を与えて独占販売させており、財務省と日本郵政㈱との委託契約を結ばなければ京都府では販売ができない」ということだった。

 京都府も契約を結んだらいいのではないか?と聞いたら「コンビニなどは本部で一括して契約を結んで販売しておられるが、収入印紙だけでなく切手の販売等の協力も求められる」そうで「京都府では現金収受の関係でそれもできない」とのことだった。

 郵政民営化で民間企業になった日本郵政が、収入印紙をいつまでも独占販売しているべきものなのか?

 収入印紙の手数料が3%というのは、毎年、すごい金額が国から民間企業に入っていることになる。消費税増税に伴って「キャッシュレス」を打ち出している財務省自身が印紙税の徴収方法についてもキャッシュレスの仕組みを考えるべき時なのではないだろうか?

 もう一点、公務員の「地域手当」について質問した。

 公務員東京23区に住めば、年収の約20%が「地域手当」として加算される。京都市ならこれが約10%となり、綾部市のようないわゆる「へき地」は0%だ。

 年収600万円の公務員で考えると、東京23区なら120万円加算、京都市内なら60万円、綾部市なら0円となっており、東京と綾部では月に10万円もの収入の開きがある。

 生活する上での物価にそれくらい差があるかららしいが、そんなに差があるだろうか?都会には確かに高級飲食店や高級マンション、高級スーパーがあるが、それはお金持ちが多いから商売として成り立っているのであり、そういう店での物価もひっくるめての「統計調査」に基づいているのではないかと甚だ疑問に感じた。

 山内修一副知事も答弁「私も最近の東京の地域手当の急上昇については疑問に思っており、内閣府にもこの地域間格差の広がりには問題があるのではないか?と意見を申し上げている」とおっしゃった。

 東京一極集中の根幹は、この「地域手当」にある。「地域手当」を一律に均して配分すれば、霞ヶ関のキャリア官僚でも志のある人材が地方で暮らしてへき地のために働こうという流れも起こってくるかもしれない。

 「地方創生」のためにも、「地域手当の偏在是正」について声を上げていきたいと思っている。

 

 午後は文化・スポーツ部の書面審査

 まずは「地方の文化」について。京都府の文化政策「地方における文化の底辺を広げる」ことに力点を置くべきだ。昨年9月「府民利用施設のあり方検証」がなされて、中丹文化会館や丹後文化会館について、「地元自治体に移譲することも検討すべき…」というようなとんでもない提案をする委員があり、「そういう考え方はけしからん」ということを述べた。

 もう一点、「現在は私立学校を文化・スポーツ部で所管しているが、その意義は何かあるのか?」「府教委で公立も私立も所管したほうが公私連携が図れるのではないか」と質問した。

 山内副知事「個人的には府教委が私立学校を所管してもいいと思う」と答弁された。

 

 夜は自民党府連学生部石田副部長の送別会に出席。春からは社会人として広島に巣立っていくそうだ。

 学生部役員の卒業の際にはいつも万年筆をプレゼントしている。「手紙を書くと上司や目上の人に気に入られて役に立つかもしれないし、時々は両親やおじいちゃん、おばあちゃんにも手紙を書きなさい」と。


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政策調整会議、予算特別委員会、府政報告会

2019年02月19日 | 議員活動

 朝から京都へ。京都市内が雨の影響か渋滞しており、10時の政策調整会議の開始ギリギリに到着した。

 府議会政策調整会議では「宇治茶新条例」の検討、議会基本条例の評価・検証について、各会派の代表者で協議した。今日はスムーズに議事が進んだ。

 

 午後は予算特別委員会の小委員会に出席し、総務部の書面審査に臨んだ。

 納税のキャッシュレス導入にあたって、せっかく導入するなら、府に対する全ての支払い(施設使用料なども含めて)に対応できるシステムを最初に作っておくべきではないか?という点と、府有資産の払い下げの公表時期について、もう少し情報を早めに出すことによって、もっと多くの応札者やアイデアが得られるのではないか?という点などについて質問した。

 他の府議の質問に対して、キャッシュレス納税をした場合はカード手数料は納税者が負担するという答弁だったが、それなら銀行やコンビニでの納付の場合は銀行やコンビニの取扱い手数料は納税者が納めていて、納税金額が高くなっているのだろうか?と疑問に感じた。

 

 予算委員会の終了後、綾部に戻り、事務所事務整理の後、19時半から、四方源太郎後援会山家支部(上野秀己支部長)主催の府政報告会に出席した。約50名と大勢の方にご参加いただいていた。

 荒木敏文市議からは市政報告をしていただいた。

 最後は谷垣正義副支部長の閉会挨拶で締めくくっていただいた。

 たくさんご参加いただき、ありがとうございました!


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一般質問「スポーツ施設の整備・充実について」

2019年02月18日 | 京都府議会

 2月定例会の一般質問の要旨と答弁を少しずつ掲載します。長いのでご注意ください。

1 スポーツ施設の整備・充実について 一般府民がスポーツを楽しむためのスポーツ施設の整備・充実に関し、次の諸点について、知事、教育長、警察本部長の所見を伺いたい。

(1)府立体育館のリニューアル、亀岡市の京都スタジアムや宇治市のアイスアリーナなど、大規模スポーツ施設の整備が進む中、本府から今後も世界・全国レベルの選手を輩出するには、一般府民や小・中学生のスポーツ環境を整える必要があるが、地域で気軽に利用できるスポーツ施設の整備について、現状や必要性をどのように考えているのか。

(2)南部において、スポーツ施設の確保が難しいと聞くが、高速道路により南部と北部の時間距離が短縮されたことから、スポーツ施設を北中部に整備し、府民全体で活用するため、スポーツ拠点施設充実費などを増額すべきと考えるがどうか。

(3)新規整備せずとも、既存の空き施設を最大限活用するために、公共施設だけでなく、企業、学校も含めたスポーツ施設の利用ポータルサイトを創設し、マッチングできれば、双方にメリットがあると考えるがどうか。

(知事答弁)

 四方議員の質問にお答えします。スポーツ施設の整備充実についてでございます。

 スポーツは、府民の健康増進はもとより、青少年の健全育成、競技力向上につながることから、府民や小中学生のスポーツに親しむ環境を充実させることが必要との考えのもと、これまで、丹波自然運動公園や府立体育館、山城総合運動公園など、広域的に府民が利用する施設を府が、主に地域住民が利用する施設は市町村が整備してまいりました。

 文部科学省が平成27年度に行った調査では、野球場、球技場、多目的運動場の総数は47都道府県中21位、政令指定都市のある15都道府県中14位となっており、数的には十分とは言えない状況と考えております。

 しかしながら、財政的な負担を考えると、府だけでスポーツ施設の整備を進めることは効率的ではなく、例えば山城総合運動公園のアイススケート場のように、府が用地提供と造成、民間事業者が施設整備と運営を担う、官民連携型の整備手法の活用を図ることも重要でございます。

 また、平成25年度からは、市町村の施設であっても、府民の広域的な利用が見込まれ、大規模な競技大会の開催が可能となるなど機能高度化を図る施設整備については、広域的スポーツ施設充実支援事業によって福知山市の三段池公園の整備などを支援しております。平成31年度も協議の整った綾部市の仮称でございますが「新市民センター」など3市2町への支援に必要な予算を今議会に提案しているところでございます。

 今後も、市町村や競技団体の要望や意見を踏まえ、要件を満たすものにつきましては、積極的に支援をしてまいりたいと考えております。

 さらに、限られた施設の有効活用の観点から、企業施設の開放について主な企業にヒアリングを行ったところでございます。その中では、企業の福利厚生やクラブ活動を優先した上で、年に数日、地元住民に開放されている例もありましたが、企業の休業日の場合、管理に人的な負担が伴うことや企業敷地内に設置している施設では、様々なセキュリティ上の問題を伴うことが判明をいたしました。

 こうした課題はありますが、企業や大学等の施設の府民への開放は、スポーツ環境の充実に効果的と考えており、府内の企業や大学等の実態把握を進めますとともに、広く施設の一般利用に向けて、引き続き働きかけてまいりたいと考えております。

 また、議員御提案の「利用ポータルサイト」については、京都府では、インターネットを利用して府及び市町村のスポーツ施設や文化施設の情報を閲覧・操作可能な、公共施設案内予約システムを平成20年2月から本格運用をしております。 現状では、このシステムにより、全ての市町村の施設情報を閲覧できますが、施設の空き情報の確認と予約抽選申込が可能なのは、10の市町の施設に限られていることから、予約などができる市町村の拡大に取り組むとともに、企業等のスポーツ施設の府民開放への働きかけと併せまして、それらの施設をこのシステムに組み込めるよう取り組んでまいりたいと考えております。

 

(4)府教育委員会では、スポーツ推進計画の改定中であり、ポイントとして「夢・未来」スポーツ拠点の整備を挙げているが、教育委員会としてスポーツ施設の整備についてどのように考えているのか。また、府内にスポーツ施設が足りず、特に南部では子どもたちが場所の確保が困難であるとの現状をどのように考えているのか。更に府立学校の体育館やグラウンド、教室等の積極的開放を検討すべきと考えるがどうか。 

(教育長答弁)

 スポーツ施設の充実についてでございますが、昨年度実施した京都府民のスポーツに関する実態調査の結果によりますと、身近に利用できる公共スポーツ施設の増加を望む割合が高く、地域別に見ますと、南部の方が北部よりも高くなっております。

 議員御指摘のとおり、子どもたちが日常的に運動やスポーツに親しむためには、府内スポーツ施設のより一層の充実が求められており、現在策定中の京都府スポーツ推進計画に掲げておりますように、青少年の夢やあこがれとなる施設の整備等を目指すことが求められていると考えております。

 府立学校の体育館やグラウンドなど体育施設の開放につきましては、学校の教育活動に支障のない範囲で、広く府民に対して開放を行っており、昨年度は延べ215団体、約10,000人に利用いただいたところでございます。  今年度も高等学校及び特別支援学校49校で開放しているところでございますが、今後は、学校数や利用日数の増加について検討を行うとともに、開放している学校の一覧をホームページ上で検索しやすくするなど、より活用しやすいものとなるよう整備してまいりたいと考えております。

 

(5)警察署にある武道場を府民に開放すべきと考えるがどうか。府民が警察をより身近に感じるほか、武道関係者と署員との交流が深まり、武道能力の向上にも繋がると考えるがどうか。           

(警察本部長答弁)

 警察署道場の府民への開放についてでありますが、警察署は、被疑者や被害者等の出入があり、プライバシーの保護やセキュリティ上の問題があることから、現在、警察業務に支障の無い範囲で、少年の健全育成に寄与する、少年柔剣道等の関係団体を対象に許可を行っているところであり、広く一般に開放することは妥当ではないと認識しているところであります。


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厄神さん、本会議の一般質問、夜は府政報告

2019年02月18日 | 寺社行事

 18日㈪、朝9時から若宮神社の厄神さんにお参り。今年一年の無事をお祈りした。

 

 祭礼の後、事務所で少し仕事をした後、京都に向かった。団会議の後、午後に府議会の一般質問があり、2番目に登壇した。これが今期最後の登壇となった。

 内容①スポーツ施設の整備充実について②北部産業創造センターを活用したICT教育について③シェアリングエコノミーについて④災害で被災された中小零細企業への支援についての4点について質問した。

 

 本会議終了後に予算特別委員会の全体会と小委員会に出席し、夜は綾部に戻って、20時から片岡英晃市議の若手支援者の勉強会府政報告をさせていただいた。

 2ヶ月に1回のペースで開催しているということで、こういうことを少しずつでも継続していくことは議員として大事なことだと感じた。

 府政報告に対して、いろいろと質問もあり、約1時間半ほど、懇談させてもらった。良い機会をいただき、ありがとうございました。


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歓喜稲荷とあやべ寄席

2019年02月17日 | アート・文化

 17日㈰朝から小雨が降っていた。8時に歓喜稲荷神社並松町自治会の役員が集合し、祭礼の準備に取り掛かった。

 10時から祭礼大本から来ていただいて執り行っていただいた。歓喜稲荷神社は元は「青木稲荷」と呼ばれていたこともあったそうだが、大本の出口王仁三郎聖師によって「歓喜稲荷」と名付けられ、芸姑さんのお参りも以前は多かったそうだ。

 終了後は大本から提供の甘酒ふしみや提供のおでん温まるのが恒例となっている。片づけをして昼前に終了。

 直会は失礼して、ITビルに行き、第18回あやべ寄席会場準備に参加。14時から開演した。

 綾部ローターアクトクラブの太鼓、囲碁棋士・中野泰宏九段の津軽三味線、綾部保育園児の合唱の後、毎年おなじみの桂三扇さんによる落語、笑福亭生喬さんと桂三扇さんによる日舞、ビックリツカサさんの面白マジックショー、最後は笑福亭生喬さんの落語で締めくくった。

 大勢の方にご来場いただき、会場は満席で補助椅子も出した。

 片づけて17時半から花山打ち上げ出演者の方々にも毎年ご参加いただいており、主催団体綾部ローターアクトクラブ、自立支援センターいかるがの郷、綾部市社会福祉協議会、ふるさと綾部の老人を守る会、綾部ボランティア総合センター、あやべ福祉フロンティア、NEXTという福祉、まちづくり団体の皆さん一般ボランティアスタッフの方々とで楽しく交流を深めた。


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ロボットサミット2019

2019年02月16日 | 教育・子育て

 16日㈯は午前中、事務所で事務作業来客もあり、しばしお話をさせていただいた。

 午後は北部産業創造センター京都府、綾部市、京都工芸繊維大学の共催で開催された「ロボットサミット2019」を見学に行った。

 大変大勢の小学生、中学生も参加してくれており、府に求めてきた「北部産業創造センターの有効活用」が機能してきているのを強く感じた。府の鈴木一弥商工労働観光部長にも最初から最後まで来ていただいていた。

 最初は京都工芸繊維大学の先生による子ども向けの「ロボットの説明」があり、その後、大人と子どもに分かれて、子どもはロボットコンテストのロボット体験、大人は座学でドローン技術や大槻ポンプ工業で開発されたVR消火訓練システムの説明などを聴いた。

 最後はVRの体験もさせてもらった。初めてのVR体験だった。

 小源太の同級生のお父さんが来ておられて「子ども達はゲームばっかりしてますが、やはり…子どもにはゲームばかりやらせないとこれからの時代にはついていけなくなるでしょうね」と話をした。

 

 夕方は事務所に戻り、事務作業の続きなど。来週の月曜日には一般質問に登壇するため、質問原稿の最終チェックなども行った。

 夜は並松町自治会5組の懇親会明日、あやべ寄席に津軽三味線で出演してくれるプロ囲碁棋士の中野泰宏九段のご家族との会食同じ店で掛け持ちですることにしている。


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イギリスからの留学生と

2019年02月13日 | 議員活動

 13日㈬代表質問の二日目今日も着物を着た。

 綾部市選挙管理委員会と明るい選挙推進協議会の皆さんが府議会を傍聴にお越しになったので、歓迎の挨拶お見送りをさせていただいた。

 夜は公舎会に出席。

 

 14日㈭は午前中、福知山市内のことではあるが、国道9号拡幅にあたっての懸案について、井上、家元両府議と共に説明を聞き、意見交換。

 団会議の後、府議全員での写真撮影があり、午後は一般質問。終了後、境・建設交通常任委員会の災害対応などの先行予算の適否確認を行い、全員賛成で先行予算は委員会を通った。

 夜は自民党府連学生部長髙木奎太くん紹介されて、イギリス人留学生「赤松誠」くんと出会った。

 11歳の時に日本のゲームをきっかけに親日家となり、以来11年、日本のことに大変興味を持ってくれており、とうとう通称の日本名まで名乗るようになったらしい。将来も日本に帰化したいと話してくれた。

 最近は日本の政治に関心を持っているようで、高木くんに「ぜひ、日本の議員に会わせてほしい」と頼んだことで、今日の会が実現した。日本語はよく理解していて、「傍目八目」という言葉まで知っていて驚いたし、小説「蟹工船」も内容まで分かるそうだ。

 

 15日㈮は午前中、府議会の政策調整会議に出席。「宇治茶」新条例の検討についてはスムーズにいったが、議会基本条例の評価検討作業については、いろいろと各派の考えもあり、時間をかけて議論を行った。

 団会議の後、会派記念写真を撮影した。

 午後は一般質問。終了後は予算特別委員会の全体会に出席し、適否確認を行った。

 夜は綾部に戻って、事務作業の後、NEXTの例会に久しぶりに出席し、終了後は皆さんといつもの懇親会へ。


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着物議会

2019年02月12日 | 京都府議会

 12日㈫2月府議会の代表質問が始まった。2月府議会の代表質問の二日間は「着物議会」ということで、議員有志は着物を着ることになっている。他会派は着たり着なかったりだが、自民党府議団は全員が着ることになっている。

 団会議の後、午後は代表質問が行われた。自民党からは秋田公司議員(南区)、林田洋議員(上京区)登壇された。

 

 綾部に戻ったら、今期は最後のげんたろう新聞が完成していたので、新聞配りにも行った。

 次の日曜日に予定されている「あやべ寄席」の参加者が少ないのではないか桂三扇さんが心配しておられるので、チケットを買っていただける方、会合等でチラシを配っていただけるところがあれば、ご協力いただければ幸いです。よろしくお願いします。当日券もありますので、ぜひお越しください!生の落語は面白いです。


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建国記念の日

2019年02月11日 | 政治活動

 11日㈪、午前中は来客。午後は日本会議・京都北部支部(後藤堯支部長)主催「建国記念の日を祝う京都北部府民の集い」に出席した。

 講演会の講師産経新聞論説委員阿比留瑠比さんテーマ「憲法改正と日本の再生」というものだった。

 私は憲法改正自体には反対ではなく、憲法を聖典化させずに国民の中で憲法議論をどんどんしていき、時代と共に改正すべきは改正するべきだと思っているが、今年それを進めるべきかどうかは疑問に思っている。

 今日の講演を聴いて、元々賛成の人は「そうだ!」と思うだろうが、中間派の人を賛成に回らせることはできないと思った。「自衛隊募集にあたっての名簿提供を6割の都道府県が協力していない」と批判されていたが、今の時代に本人の承諾なしに自治体が他団体へ名簿提供することはできるのだろうか?と思う。

 新天皇即位の年に、国民を二分する争いをするべきなのかとも思う。

 憲法改正をタブー視する時代ではなくなっている。憲法改正に向けては確実に前進していると思うが、「今年こそ」「今こそ」と焦らず「時代の大きな流れ」を与野党で理解し合いながら進めていくことが今年は重要ではないだろうか。

 

 18時からは後援会の支部長をお世話になっている小雲さんの奥様の通夜式に参列。

 奥様にはフロンティアの運転ボランティアとしても活動していただいており、大変お元気な方だったので残念だ。


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自民党青年局長会議、党大会へ

2019年02月09日 | 政治活動

 9日㈯、10日㈰東京へ。大雪との予報だったが、案外晴れていた。

 13時半から自民党本部にて全国青年部長・青年局長合同会議府連青年局長として青年局常任幹事濱野茂樹伊根町議、中野勝友京丹後市議と共に出席。途中からは岸田文雄政調会長も出席された。

 15時半からは女性局との合同会議にも出席。安倍晋三総裁も挨拶された。今年の青年局長表彰濱野町議に受けていただいた。長年、青年局の役員を務め、役員会への出席率も高く、いつも遠方から出席していただいているという功労を評価させていただいた。

 夜は自民党京都府連主催の総裁表彰者祝賀会に出席した後、21時からの青年局有志懇親会にも出席した。小泉進次郎元青年局長ら、歴代局長も出席しておられた。

 最後にもう一軒、京都府連青年局の皆さんと品川駅前の居酒屋に行き、解散した。

 

 10の朝は10時から、高輪プリンスホテルでの第86回自民党大会代議員として出席

 谷垣禎一元代議士も車椅子で登壇され、挨拶をされた。久しぶりだったが、声は張りがあり、お元気そうだった。

 これまでの六年間、府連青年局の津田大三局長の下で幹事長代理、荒巻隆三局長の下で幹事長、そして一昨年から青年局長を務めてきて、東京や全国各地での青年局の会議や研修、また党大会にも出席してきたが、GW明けに行われるであろう次の府連大会で役員改選があると、青年局長も交代することになる。

 平成の終わりと共に青年局での活動も終了するなあと思いながら、綾部への帰途についた。

 17時半に綾部駅に着き、18時からは綾部市空手道連盟の役員の皆さんとの懇親会に出席した。


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永井賞授賞式

2019年02月08日 | 議員活動

 8日㈮、午前中は永井賞授賞式に出席。ケーヨーホームセンターを創業された綾部市新庄町出身永井幸喜さんが生前、私財を投じて故郷綾部の産業振興のためにと作られた財団の基金を使って事業が行われてきたが、残念ながら永井賞は今年で最後となるそうだ。

 永井賞あやべ市民新聞社、FMいかるが共同授賞された。綾部市の人口減対策プロジェクトの資金として活用されるとのことだった。

 授賞式の後は、市長室山崎市長、高橋議長と懇談

 

 夕方、並松商工会(高崎忍会長)会員数名綾部高校東分校に行き、甘酒づくりのことで相談なかなか妙案は出なかったが、甘酒以外のもので接待することに綾部高校の協力が得られるのではないかというアイデアも上がり、今後、並松商工会で検討していくことになった。


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