21日㈮、朝は寒かったが、ようやく春らしい陽気になったようだ。
10時にNPO法人わいわいネットなかま(前田道子理事長)の第2棟目の障害者グループホーム「陽だまりの里さんさん上石 南棟」(綾部市寺町上石)の竣工式に出席した。
私はわいわいネットなかまがNPO法人化される際に、あやべ福祉フロンティア副理事長(当時)として設立手続き等の相談に乗り、設立時の理事にも就任した。府議になって理事は退任したが、現在も会員として応援している。
設立当初はなかなか事業が進んでいかず、同じく理事だった曽根庸行さん、亀井博幸さんらが理事会で厳しく指摘されておられたことを思い出すが、あれからずいぶん時が経ち、立派な2棟目の施設をオープンされて基盤を固めていかれつつある。
滝野千里副理事長の司会で、前田理事長が開会挨拶をされた。理事長の手話通訳は安村値恵子副理事長。
来賓として京都府知事代理の中丹東保健所の野条信之次長、綾部市の山崎善也市長、綾部市議会の松本幸子議長らが祝辞を述べられ、私も最後に挨拶をさせていただいた。
4名が入所できる障害者グループホームであり、家族的な介助を受けながら、障害があっても安心して暮らせる施設として永続してほしい。
12時半からは綾部ロータリークラブ(仲久保政司会長)の例会で「府政報告」をさせていただいた。
綾部ロータリークラブの仲久保会長は綾部信用金庫(現在は京都北都信用金庫)に入庫され、当時の理事長は私の祖父である四方源太郎だった。
今日の会長タイムでは、私の祖父が綾部信用金庫の皆さんと一緒に写っている写真を拡大して回覧され、祖父との思い出も語っていただいた。
もう45年近く前に亡くなった祖父のことを話題にしていただく方も少なくなった。綾部ロータリークラブのチャーターメンバーで第4代会長であり、「ロータリー」を大切にしていたので、今日の例会で自分のことが話題になったことをきっと喜んでいると思う。
私も少し祖父の思い出やその人生のことをご紹介して、本題に入った。
下記のレジメに沿って、次のようなことをお話した。
少子化の原因と少子化対策はすでに手遅れだということ。子育て支援と少子化対策は区別すべき。「少子化」を増税等の免罪符に使いすぎ。何でも「無償化」の今の流れには反対。
全国の少子化、人口減と綾部市の高齢化率や人口が比例するとは限らない。これまでは反比例してきたのだから。
都市計画マスタープランを12年前に策定し、昨年改定。綾部市が重点的に住宅開発を誘導する区域を決めた。新たな住宅地を増やして若年人口を増やす。
フードテック(農工業)構想の推進とそのための農林水産技術センターの綾部移転、府立農大強化。今後は国家戦略農業特区を目指したい。
綾部市や綾部市立病院の医師らと進めてきた「綾部市民を健康にするプロジェクト」の成果である綾部市健幸サポートアプリ「AYATOCO(あやとこ)」は綾部市立病院の医師確保策も兼ねている。
10数年前から「綾部高校改革プロジェクト」を進めたことにより、志願倍率は京都府北部で一番高くなった。
一昨年、床上浸水被害を出した犀川の本格改修に向けて、来年度、ようやく由良川・二級水系河川整備計画に位置付けることによって、本格改修が進むことになる。
午後は事務所で事務仕事。政務活動費の報告も来月末までには提出しないといけない。
議会も終わったので、そろそろ次の「げんたろう新聞」を発行する時期にもなってきた。