5日㈭、府議会は9月議会の開会中だが、これから1ヵ月弱は決算特別委員会が行われるため、決算特別委員会に所属しない議員は議会に出る必要がない。
私は監査委員なので決算特別委員会には所属せず、今年と来年の2年間は代わりに2月議会での予算特別委員会に入ることになる。
■片山府議も二之湯真士チャンネルに登場
来年1月21日告示、2月2日投開票で行われる京都市長選挙に立候補を表明している二之湯真士府議のYouTube二之湯真士チャンネルでは10日ほど前から、二之湯府議と同期の片山誠治府議(南丹市・京丹波町)との対談が放送されている。
9月26日付の「松井一郎氏と12年前の出会い【片山誠治レジェンド京都府議が語る】」は「松井一郎前大阪市長」の知名度もあってか、たくさん観られているようだ。それに伴って9月17日付の「なぜ処分?党紀に違反してない【炎の友情出演】四方源太郎 自民京都府議【どうなる?京都市長選】」の視聴数も上がっている。
■自民党府連の動きは特になし
10月に入って京都市長選挙まで3ヶ月半ほどになったが、自民党京都府連から「京都市長選の候補者選考を始める」という連絡はまだない。
綾部市での10数年前の市長交代の際、山崎善也市長は1月末の選挙のために10月20日に記者会見された。ということは、後援会の構築や政策の立案など、水面下での具体的な準備は9月にはすでに行っていたはずだ。この時も三つ巴の激しい選挙だった。
現職がそのまま出るとか、その後継を選ぶだけなら1ヵ月前でも何とかなると思うが、複数が争う激しい選挙となると3ヶ月は必要だ。現実的には、今月いっぱいがタイムリミットだと思う。府連が候補者を提案したとしても、私は「自主投票」を主張するし、そう簡単に一本化できないだろう。
二之湯府議以外には前回も立候補した共産党が推す弁護士と京都党が推す元京都市議の動きはある。元市議の方は日本維新の会や前原誠司代議士の支援待ちなのか、現時点で正式な出馬表明はしていない。前原氏と維新は互いに候補擁立の主導権争いをしているのか、最近、少し報道が出ていた。
マスコミもよくつかめていないのだろう。「ところで、今、候補に残っているのは結局誰なんですか?」という質問がよくある。自民党現職市議、フリーアナウンサーなどの名前が噂話で語られているが、具体的な動きは全く見えない。
後出しジャンケンが有利だと考えてのガマン比べの時期なのか、「総すくみ」状態になってしまっているようでもある。
■二之湯真士Twitter(X)をご覧ください!
そんな中、二之湯真士くんは毎日の活動を続けている。だんだん顔も戦闘モードで引き締まってきた。写真は二之湯真士Twitterより。
彼も決算特別委員会には所属していないので、10月は比較的、活動しやすいだろうし、ますます精力的に動いていくだろう。そして、その先では本格的な準備に向けての次の決断のタイミングを考えているだろう。
よくネットに書かれていることで、「二之湯真士はすでに自民党を離党した」というデマがある。
彼が記者会見等で述べた「離党」の意味は「首長は無所属、無党派で、全ての市民のために働くという立場を明確にするために、立候補の際には離党するのが筋ではないか」という意味での発言であって、自民党に対する思い入れや気持ちが切れているわけではない。むしろ「離党」してもらった方が都合の良い人達が、思惑でマスコミにリークしているのではないかとも思う。
そのことの理解が生まれてきたのか、自民党員の皆さんの中には少しずつ「二之湯支援」の輪が広がりつつある。「今はまだ表立ってはできないが応援している」と連絡を下さる方もあるし、逆に「不偏不党」の姿勢への理解が進んだことで、他党支持の皆さんの共感も得てきたように感じている。
■蝶の羽ばたきを竜巻に!
小泉純一郎総理は「自民党をぶっ壊す!」と自民党総裁選で訴えた。その訴えは自民党員のみならず、国民の心まで大きく響き、国会議員の票すら動かして、地すべり的大勝利となった。
もちろん、組織やお金がなくては選挙を戦うのは難しい。京都という町は一筋縄ではいかんのや。そんなことをつぶやいて、これまで通りの「諦め」を次の世代に残すのか?
若者に夢を!お年寄りには安心を!
言うだけでなく、それを「実現」するためには、こういった一人の若者の勇気ある行動を見て、さらに勇気を持った一人一人の市民が周りに立ち始めることだと思う。
バタフライ効果とは「蝶の小さな羽ばたきが少しずつ世界に影響を与え、地球の裏側で竜巻を起こす」こと。これは科学的にも証明できるとする学者もいる。
京都でも「蝶の羽ばたきを竜巻に!」変えよう。
■自民党綾部支部主催のセミナーへご参加を!
今日は他にも今週末の7日㈯14時から、ITビルで開催する自民党綾部支部主催の「未来を語るセミナー」の準備などをした。
今回のセミナーでは、講師にソロモン諸島マライタ州のダニエル・スイダニ前知事をお招きし、「ガダルカナルの戦いが残したもの」をテーマにお話をしていただくことにしている。
太平洋戦争での日本の敗戦につながった激戦地であるガダルカナル島での戦いを現地のソロモン諸島の方々はどう見ているのか、また親中国に大きく舵を切りつつあるソロモン諸島で中国の急激な進出を危惧しておられるスイダニ前知事とその政治顧問であるセルサス・タリフィル氏からそういったお話もお聴きしたい。
お二人は英語で話されますが、もちろん通訳がおられますので、お気軽にお話を聴きに来てください。通訳はお二人の日本での受け入れ責任者であり、今回の綾部訪問を手配してくださった早川理恵子さんに務めていただきます。
スイダニ前知事は数日前に来日され、精力的に活動しておられるようです。昨日は元NHKアナウンサーの堀潤氏のJ-Waveラジオ番組「JAM THE PLANET」に出演され、今日夜には文藝春秋電子版にも出演されていました。
文藝春秋電子版 ダニエル・スイダニ×早川理恵子×福島香織「日米激戦地 ガダルカナルで進む『中国支配』」は冒頭30分がYouTube配信されています。
7日の「未来を語るセミナー」は現在、20名ほどの方にお申込みいただいています。当日参加も可能ですので、ご都合つけばぜひお越しください。