6日㈮、昨日のMBTセミナーで、講師をお世話になった奈良県立医大の梅田智広教授と㈱ライフビジネスウェザーの石川勝敏社長をご案内して、「綾部歴史探訪ツアー」のガイドを務めた。
駅前のホテルでお迎えし、最初はグンゼスクウェアへ。グンゼ博物苑、グンゼ記念館を案内しながら、グンゼ創業の経緯や創業理念、当時の綾部の様子を説明し、ちょうど「錦絵展」も開催されていたので、喜多川歌麿、歌川広重などの貴重な錦絵を鑑賞した。
バラ園では、アンネのバラと綾部市の関係や世界連邦都市宣言について説明。
特産館を見学していただいて、「宥座の器~グンゼ創業者・波多野鶴吉の生涯」(四方洋著、あやべ市民新聞社刊)を購入して差し上げ、綾茶カフェで「綾部抹茶」を飲みながら、宇治茶と上林一族と綾部市との関係についても説明。
続いて、大本本部へ。みろく殿、長生殿、木の花庵などを案内し、大本開教からの歴史や綾部が合気道発祥の地であることなどを説明。
ちょうど神苑は紅葉が色づき始めており、美しい風景をご覧いただけた。
並松町のゆらり由良川店で昼ご飯を食べ、午後は足利尊氏が産まれた安国寺へ。ちょうど本堂の屋根の葺き替え作業が行われていた。上杉家や足利家と綾部市、安国寺との関係を説明。
帰りに、多田町にある古墳時代で全国最大規模の方墳である聖塚、菖蒲塚をご案内し、綾部市資料館で私市円山古墳や綾中廃寺の出土物等を説明し、一通りの「綾部の歴史」を説明させていただいた。
綾部に遺されているのは「スサノオ」の痕跡。
「陰」や「鬼」と忌み嫌われるが、大切なもの。「土」「農」「酒」の神様でもある。
叩かれても、粘り強く反発する不屈の精神性を持った土地でもある。
綾部は「気が高い」ところだ。気遣いが必要な分、精神が鍛えられている。
7日㈯、午前中はマツタケ山へ。1本だけ収穫があったが、今年はこれまでになく不作の年となった。他のキノコも全くというぐらい出ていなかったので、今年のうちの山の生育環境は相当悪かったのかもしれない。
初めてお連れした方が綾部市マツタケ振興会に入会いただけることになったので、その「収穫」で今年は「良し」としよう。
午後は事務所にて、来客と事務仕事。