四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

げんたろう後援会&自民党綾部支部の役員会

2018年02月28日 | 政治活動

 28日(水)2月も終わり。ようやく春がやって来る。

 朝6時前に家を出て京都へ。7時半からの府市問題研究会に出席した。終了後、久しぶりに府議会に行き、11時45分から府民生活厚生常任委員会の正副委員長会に出席。13時15分から、本会議追加議案が上程された。

 

 夜は、四方源太郎後援会自民党綾部支部合同役員会を開催した。

 鹿子木旦夫後援会長に開会挨拶をいただいた後、知事選のことをお願いしたり、府政報告今後の道路整備について、JRダイヤ改正について、森林環境税についてなど、話をさせていただいた。

 急な呼びかけではあったが、50人ほどの方々にお集まりいただき、来る知事選では山田知事の後継者である西脇隆俊さんを支援していただくことを決議していただいた。

 鹿子木後援会長には、今後も年に2~3回はこういった会議形式の役員会をしていただき、それとは別に年1回はこれまでのような懇親会形式での役員会をとお願いしている。これまで後援会役員の皆さんにはこういう機会をあまり作れていなかったので、げんたろう新聞には書ききれないことや書きにくいことをこういう場でお伝えし、ご意見を伺っていきたいと考えている。

 閉会挨拶副会長の吉崎進副議長にしていただいた。

 

 「げんたろう政治塾」の開催についても説明させていただき、現在15名の申し込みがあることを報告した。申し込みゼロかとも思っていたので、たくさんの方に応募いただけて感謝している。

 1期生の申し込み〆切は3月1日ですが、今週いっぱいは受け付けできますので、ぜひお申込み下さい!


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グンゼ創業者展、酒井聖義さん慰労会

2018年02月26日 | 議員活動

 26日(月)京都府城福副知事グンゼスクウェアで開催中のグンゼ創業者展にお越しになった。グンゼ博物苑吉川苑長に一緒にご案内いただいた。

 副知事はグンゼ初代社長の七代目・羽室嘉右衛門の玄孫にあたるため、当然、グンゼ創業にもお詳しく、写真を見ながら、これはいつ頃の写真だということなども逆に解説しておられた。

 今回、グンゼの企画で創業者展が行われたこと、初代社長の羽室嘉右衛門や羽室家のことを取り上げていただくのは画期的なことだと感じた。

 

 27日(火)水源の里連絡協議会のリーダーとして、創設以来、12年間、会長を務められ、先ごろ退任された酒井聖義さん(老富町大唐内)慰労会に出席した。

 他の水源の里や奥上林の皆さん、山崎清吾副市長をはじめとする市役所の皆さん、歴代の市長、副市長、関係する部長など、多くの方々が出席された。嘉田良平教授も出席された。


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府議団の視察で三重県津市へ

2018年02月22日 | 京都府議会

 22日(木)から23日(金)二日間、自民党府議団の視察に参加した。

 現在、予算特別委員会が開催されているが、予算特別委員会と決算特別委員会には半数ずつの議員が出席するため、予算特別委員会に所属しない議員で管内外視察や要望活動を行うということになった。

 今回は三重県、それも津市に行った。津市は大学時代を過ごした思い出深い土地だが、12年ほど前に行って以来、行く機会がなかった。

 近鉄電車に乗って津駅に着き、バス三重大学医学部に向かった。街並みを見て変わったところ、変わらないところ、懐かしい気持ちで涙が出そうになった。卒業してから20年以上経った。いろんなことがあったなあと思いながら車窓を眺めていた。

 

 最初の視察三重大学医学部。三重大学医学部研究科長片山直之先生、研究科長補佐竹村洋典先生、医学・看護学教育センター長堀浩樹先生などから、三重大学における地域医療教育の取り組み等について、お話を伺った。

 三重県は京都府同様、南北に長く、南部や伊賀地域での医師確保に苦労しておられる。総合医療にも熱心に取り組んでおられて、その取り組みや医師のローテーションの工夫などについて、説明していただいた。

 今回は出会えなかったが、三重県での地域医療の最前線である県立一志病院の院長として、綾部出身の四方哲先生が頑張っておられるというのも誇らしいことだ。

 

 次に訪れたのは三重県立博物館立派な博物館がいつの間にかできていた。大野照文館長が以前、京都大学におられたご縁もあり、館内施設や博物館事業についてのお話を伺った。

 三重には「みえぞう」というゾウがいた時代もあったそうだ。

 

 夜は食事会が終わった後、大学時代の同級生のパピイと会い、居酒屋で話をした。大学時代は毎日のように会っていたが、ここ12年は電話もしていなかったので、本当に久しぶりだった。

 卒業後2年ほどは同窓会をしたことがあったが、だいぶご無沙汰しているので、今年は大学の同窓会をしよう!ということにもなった。どれほど連絡がつくのかも分からないが…。

 これを見た三重大学時代の同級生は、ぜひご連絡下さい。

 二人でたまたま行ったランタンというお店には、まちづくりに関わるいろんな人が集まってきていて、おもしろい話ができた。津の繁華街「大門」もずいぶんさみしくなってしまっていて、若い人たちが津の街を盛り上げようと頑張っておられるそうだ。

 津の市会議員さん、三重テレビの報道アナウンサー、串揚げ屋さんなどなど、たまたま綾部出身の共通の知り合いがいたり、東京にいた頃に編集していた月刊めんの購読者など、不思議なつながりもいっぱいあって楽しかった。

 

 視察二日目バスで伊賀市に。伊賀上野観光協会の職員さんから、「忍者」を活かした観光誘客の取り組みについて、話を伺った。

 京都から伊賀を結ぶバスも出ているので、「忍者」によって京都観光の幅を広げられるのではないかと感じた。

 数年前に家族で伊賀に来たことがあるが、子ども達は忍者屋敷などで喜んでいたが、その後、子どもが食事するようなお店が少なく、伊賀牛の高級店はたくさんあるのだが、そういう点についても聞いてみたら、たしかにそういう課題もあるようだった。

 

 続いては京都府に戻って宇治田原町に行き、NEXCOの担当者から新名神高速道路の整備状況を視察した。1本1億円もするという橋脚が何本も建ち、2キロもあるトンネル工事の準備が進んでいた。南部はどんどん進み、北部との格差はますます広がっていく。

 

 次は八幡市男山団地へ。町の公共員の取り組みについてお話を聞かせていただいた。

 

 最後は大阪駅前にあるJR西日本の本社を訪ね、日名田建設工事部長、畑中総合企画本部長らに対して、JR奈良線、山陰本線、片町線、関西本線などの複線化や高速化を要望。

 山陰本線については、特に園部~綾部間の複線化、ICカード機の設置、ダイヤの改良(京都との通勤通学の利便向上と福知山、綾部、舞鶴間の最終電車をもっと遅くしてほしい)ということなどを求めた。日名田部長「山陰本線の電化は自分が担当したので、山陰本線のことはよく分かっています」とおっしゃっていた。

 

 京都駅まで戻って、30分待ち、特急で約1時間で綾部駅へ。今日は列車が小動物に接触したとかで、少し遅れていた。

 そのままNEXTの例会に合流し、久しぶりにNEXTの皆さんと飲みに行った。


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ここ数日…

2018年02月21日 | 政治活動

 19日(月)午前中は綾部市内の同世代の社長を訪問し、新規事業についての話を伺った。元気のある企業であり、いろいろと面白いことを考えておられるなと感心した。必要とする人につなげられるよう考えていきたい。

 午後は舞鶴ー三田の間で計画されている天然ガスパイプライン事業に関して、東京の事業者から現在の進捗状況などをお聞きした。

 こちらの事業も早くスタートしてほしい。

 

 20日(火)は11時から、活力京都・綾部会の選対/総務部会に出席。総務部二人の副幹事長、種清喜之市議が部長、片岡英晃市議が副部長を務め、会計の松本幸子市議、事務局長の梅原哲史さんを部員としている。今回の知事選では総務部会に重要な役割を果たしてもらうため、幹事長として総務部会にはできる限り出席しようと思っている。

 夜は、四方源太郎後援会(鹿子木旦夫会長)会長、幹事長、事務局長、青年部長らとの懇親会を行い、今年の活動について相談した。

 2月28日夜に後援会の役員会と府政報告会を開催することとして、今後も議会ごとくらいの頻度で後援会役員の皆様に府政報告ができるようご協力をお願いした。

 

 21日(水)は午前中、京都府宅建政治連盟大工園隆会長、戸川雅勝幹事長らからのお声がけで、綾部市内の宅建業界の役員の皆さんと綾部市議会の自民党系市議の皆さんとの意見交換の機会をいただいた。

 今後、こういう話を継続的に行っていく必要性を感じた。

 

 今日付けのあやべ市民新聞「げんたろう政治塾」のことと、「活力京都・綾部会」の設立総会のことを記事として掲載いただいた。ありがとうございます。


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活力京都・綾部会

2018年02月18日 | 選挙

 2月18日毎年、厄神さんのお祭りの日この日が過ぎると大雪はなくなり春に向かうと、昔から綾部では言われている。

 9時から、若宮神社の厄神さんの祭礼参拝。今年は土日になったこともあり、大勢の人で賑わっていた。

 

 午後は、活力京都・綾部会設立総会に出席。

 春の知事選に向けて、山田知事の後継候補として出馬予定にしわき隆俊さん(前 復興庁事務次官)支援する綾部の組織として新しく立ち上げることになった。

 これまで綾部では政党ごとに分かれて知事選を闘ってきたという経緯もあったが、今回は自民、公明、民進とが足並みを揃えることになり、政党、経済団体、労働団体も一緒になって組織化することが決まった。

 会長には塩田展康・日本商工連盟綾部地区代表世話人に就任いただき、私は幹事長を拝命した。

 他の役員は次の通り。敬称略。

常任顧問 山崎善也(綾部市長)、安藤和明(綾部市議会議長)

会長 塩田展康(日本商工連盟綾部地区 代表世話人)

副会長 大槻浩平(山崎ぜんや後援会長)、鹿子木旦夫(四方源太郎後援会長)、吉崎進(綾部市議会副議長、推薦議員団長)相根一雄(綾部市議会民政会 幹事長)、波多野文義(綾部市議会創政会 幹事長)、久木康弘(綾部市議会新政会 会長)、森義美(公明党綾部支部長)、塩尻隆志(連合 綾部代表)、山下信幸(日本商工連盟綾部地区 副代表世話人)、岡安庄治(日本商工連盟綾部地区 副代表世話人)、青松高成(綾部建設業協会長)

幹事長 四方源太郎(京都府議会議員、自民党綾部支部長)

副幹事長 種清喜之(綾部市議会議員)、片岡英晃(綾部市議会議員)

幹事 高倉武夫(綾部市議会議員)、高橋輝(綾部市議会議員)、村上宣弘(綾部市議会議員)、荒木敏文(綾部市議会議員)

会計 松本幸子(綾部市議会議員)

事務局長 梅原哲史(四方源太郎後援会 事務局長)

 

 今後は顧問、相談役、幹事の就任を幅広くお願いし、組織拡充を図っていくこととした。

 

 夜は福知山にて、自民党第五区選挙区支部の懇談会に出席。本田衆議院議員、5人の自民党府議が集まり、北部振興について話し合った。

 帰りは舞鶴池田府議と一緒に電車で帰ったが、福知山駅で45分ほど待ち時間があり、ミスタードーナツでコーヒーを飲んで時間待ちして帰った。


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グンゼ創業者の寸劇と古民家見学会

2018年02月17日 | イベント参加

 17日(土)は午前中、来客

 午後はグンゼ記念館で行われた創業者・波多野鶴吉翁の寸劇を鑑賞に行った。グンゼ従業員の方や一般公募による綾部市民の方の参加で良い劇が出来上がっていた。

 私は大学を卒業して初めての仕事として、伯父・四方洋の手伝いで「宥座の器~グンゼ創業者・波多野鶴吉の生涯」の取材や執筆、出版に関わったので、それ以来、創業期のグンゼや波多野鶴吉翁の生涯についてはライフワークのように思っており、大変興味深かった。

 取材していた20年前の当時、グンゼ社内には創業者や創業家のことをあまり大きな存在として扱うという雰囲気になかったように感じていたが、今回、グンゼの従業員の皆さんが創業者のことを取り上げ、演じて下さったことに熱い感動を覚えた。

 波多野鶴吉という偉人のおかげで、今のグンゼがあるし、今の綾部市があるのだと思う。

 

 その後は原田商店原田さんのお誘いで、上八田の古民家へ。京都市内や南部から、古民家に関心のある方々が見学に来ておられて、私も飛び入りで綾部のことを少しアピールさせていただいた。

 ミニコンサートもあったりして、アットホームな雰囲気で説明が行われていた。


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ラブ・クローバー号

2018年02月14日 | 家族

 14日(水)、15日(木)府議会の一般質問

 14日の夜公舎会があった。京丹波町以北に在住の議員には、以前は「公舎」という合宿所のような施設があり、1人に1部屋が与えられていたが、数年前に廃止された。

 公舎会は引き続いて議会ごとに行っており、正副議長、知事、副知事、総務部長、議会事務局長らをお招きしている。山田知事には、公舎会にほぼ毎回ご参加いただいていたが、今回が最後の公舎会となった。感慨深く、様々なお話をさせていただいた。

 知事を退任されても「もっと足繁く北部に入りますよ」とおっしゃっており、地方自治における過疎高齢化問題や府北部の振興発展に重きを置いて、今後も様々な活動をしていただけるのではないかと期待している。

 二次会は、井上、池田、中島議員ホテルの近くで1時間ほど

 公舎会に行くためにたまたま中島府議と一緒に乗り込んだタクシーヤサカタクシーの「ラブ・クローバー」号だった。

 初めて知ったが、13日と14日の二日間だけ、女性運転手のタクシーがこれになるそうだ。2000台のタクシーで20台、それも年に2日しか走らないので大変貴重なものだとのことだった。恋の願いが成就するそうだ(^^)v

 

 15日の夜府政についての勉強会に出席。今回は「地方税制」について、地方消費税と森林環境税の問題についてのレクチャーを受け、意見交換を行った。

 地方消費税京都府は人口割の比重が上がれば取り分が増えそうだと期待されたが、国の税制改正で結局はそうならず、プラスマイナスゼロではないかとのことだった。

 森林環境税新しく市町村の財源として期待されるが、市町村には林業の専門職員がほとんどいないので、その使い道を有効なものにするために、都道府県がどう絡んでいくのか?というところが課題だろう。

 

 16日(金)午前中の電車で綾部に戻り、午後はあやべ福祉フロンティアの運営会議に出席。

 夕方には、げんたろう政治塾の件あやべ市民新聞が取材に来て下さった。

 夜は甥のアツキの高校合格祝い初めて実家を離れての寮生活となるが、夢の実現に向けて頑張って欲しい!


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山田知事からの最後の答弁

2018年02月13日 | 京都府議会

 2月13日に行った一般質問について、山田知事の答弁は次のようなものでした。これが山田知事に答弁していただく最後のものになりました。

【山田知事の答弁】
 四方議員のご質問にお答えいたします。
 北部産業創造センターについてでありますけれども、このセンターは、これまで北部産業技術支援センター・綾部が担ってきた従来の機器貸付ですとか、技術相談などにとどまらずに、産学公連携による支援機能を大幅に能力アップするかたちで、新事業の展開ですとか、産業人材の育成等の推進を目指す、総合的産業支援拠点となるものであります。

 北部はもともと企業の集積もありますし、様々な資源にも恵まれています。また、京都舞鶴港など、アクセスにも大変長所があるわけでありますけれども、それを活かす技術拠点は、特に人材育成に課題があっただけに、こうした総合的産業育成拠点の期待が高い、と思います。

 特に北部ならではの新産業が、これから芽を出していくためには、大学の研究者や学生、綾部や長田野などの工業団地、中小企業の技術者等が自由にアイデア等をぶつけ合うコワーキング機能や研究開発プロジェクトを牽引する高度な産業人材を育成する機能を新たに備えることが、本当に一番喫緊の課題だと思っています。

 これにより、北部企業の技術力と、そして、北部企業以外の技術力が融合することによって、新しいビジネスを生み出していけたら、と考えております。例えば、北部地域が得意とするのは、材料や分析関連の技術であります。これに対して、ロボット関連技術や、デザインなどの産学公の強みを生かし、いろいろ素材がありますので、骨折の接合治療に用いる固定材を、体内で溶解吸収されるような素材を開発していくことや、AIを搭載した自律制御型ドローンによる、インフラの自動点検技術を開発すること、IoT技術を活用した工作機械の自動化、無人対応や加工精度の高度化など、スマート工場を作っていくことなど、未来を見据えた次世代ものづくりプロジェクトを、これから北部で進めていけたら、と考えているところであります。

 そういう中で、小中高生への情報処理教育についてでありますけれども、IoT・AI時代を迎える中で、将来の先端産業を担う産業人材を育成していく観点からは、子どもの頃から、そうした発想に慣れていくことが必要であります。それとともに、地元産業に親しむことが、将来の北部に定着してもらえることにも繋がるのではないかと思っておりまして、今回の拠点は、子ども達に新しい発想を教えていく場としても、格好の場となるのではないかと考えています。

 このため、綾部市をはじめ、地元教育機関や綾部工業団地振興センターなど関係機関と連携の上、子ども向けのプログラミング教室や、研究者・技術者と子ども達が一緒にものづくりの夢を語るようなワークショップを開催する。これで双方刺激を受けるんじゃないか、と思っております。こうしたことに取り組むなど、子ども達が、北部でこれからものづくりをしていこうじゃないか、そしてそのために何をしていけばいいのか、ということを学べる場にしていけたら、と思っています。

 これからイノベーションや新たな価値創造、全て人の交流で出てくるものではかと思っておりまして、そのためにも北部産業創造センターが、あらゆる年代、あらゆる技術者、あらゆる企業の交流の場となるように、全力で取り組んでいきたいと考えているところでございます。

 その他のご質問につきましては、関係理事者から答弁させていただきます。


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北産業創造センター、北部人事を府議会で質問

2018年02月13日 | 京都府議会

 13日(火)府議会・一般質問の初日2番目に登壇し、質問を行った。

 「北部産業創造センターについて」「南北格差解消に関する北部人事について」という二つのテーマ知事並びに理事者に質問した。

 

 少し長いですが、質問原稿を掲載します。興味のある方があれば、ご覧ください。

 1週間後くらいには、府議会HPからインターネット録画もご覧いただけるようになりますので、答弁や答弁後の発言などもご覧いただけます。

【質問原稿】

 自民党議員団の四方源太郎です。よろしくお願いいたします。

 まずはもうすぐ完成予定の(仮称)北部産業創造センターについてお伺いします。同センターは『ものづくり』をコンセプトに新たな交流と産業創出を目指すための拠点として、4つの機能、①ビジネス交流の「場」の提供、②事業化の促進、③ものづくりの競争力創出、④産業人材の育成を備え、京都府、綾部市、グンゼ、京都工芸繊維大学が共同で整備するもので、現在ほぼ工事が完成しており、来年度早々にはオープンされる予定だと聞いております。

 形ができると次は中身がどう充実されるのかということが気になります。このセンター創設が北部の産業振興にとって、どういう新しい価値を産み出すのか、さらに、ここから創造される具体的な事業についてお聞かせください。

 また、これからの産業創造を担う人材として、私は小学生、中学生、高校生といった未成年に注目しています。

 私は昭和49年、1974年の生まれですので、Windows95が世の中に登場した時、すでに二十歳を超えていました。社会人になって入社した会社に初めてWindowsのパソコンが一台導入され、「一番若いからそれを使え」と言われて、ワードで文書を作ったり、エクセルで名簿管理を始めた、それくらいのものです。インターネットを使い始めたというのは、まだまだそのだいぶ後のことです。

 しかし、今の子ども達は生まれた時からすでにパソコンが身の回りにあり、iPadやスマホも幼いころから当たり前のように触っています。いわゆるデジタルネイティブの世代です。

 iPadが登場した時、私はすぐにこれを買いました。そして壊されても構わないという気持ちで、当時、幼稚園児だった息子や2歳の娘にも触らせましたが、2歳でもそれを使って、好きな動画を見つけ出すことができるのに感心しました。こういう時代になったし、こういう子ども達がこれからの時代を切り拓いていくのだろうと実感しました。

 文部科学省も昨年3月に告示された新学習指導要領の中で「プログラミング教育を含んだ情報活用能力の重視」を掲げています。小学校からプログラミング学習が行われるようになり、中学・高校では、アルゴリズム、プログラミング等を活用した論理的思考力を系統的に高めていくことが求められるようになります。

 政府は第4次産業革命、ソサエティ5.0という社会変革を促そうとしており、AI、ビッグデータ、ドローン、自動運転技術などを活用して、私たちの生活や社会を革新し、新しい価値を創造して、日本人に新しい仕事を産み出していく、そんな動きを強力に推し進めています。

 その担い手を育成するべく、学校の教員にもプログラミング能力の向上が求められていますが、小・中学校は言うまでもなく、高等学校でも、「情報」の免許を持っている教員が指導するとはいうものの、多くの教員は高度なプログラミング能力を持っていないという現状であると聞いております。そのため、私は北部産業創造センターがそのための人材育成の場になっていくべきではないか?大人ばかりが寄り集まって、固い頭を寄せ合って考えるのではなく、大人と子どもが一緒に学び合ったり、大人が子どもの発想力や想像力を活用することで、新しい価値が生み出せるのではないか?と思っています。

 大阪でIT企業を経営している私の友人が、数年前から綾部市内で子ども向けのITワークショップを展開してくれています。昨年は月1回ずつ計6回、半年にわたって、毎月、水源の里・奥上林の「古屋」の公会堂を会場として、センサーやドローンなどの技術を学びながら、それを活用した鳥獣害対策を考える講座を開設してくれていました。私も1回だけ、様子を見に行かせていただいたのですが、その日はHTMLを使ったホームページの作成方法についての講義が大阪のプログラマーの指導で行われていました。参加者は大阪市内の小学生、中学生、高校生、綾部市内の高校生、府南部の和束町の高校生、京都工芸繊維大学の大学生、他にも舞鶴工専の先生や女性猟師、ミニコミ編集者や定年退職者など、子どもと大人、専門家と素人が一緒になって学んでおられました。

 なぜ和束町から?と思ったので聞いてみると、和束町ではITを学ぶ場がないので、この講座を受講するために、朝一番の電車で綾部まで通ってきているとのことでした。

 このような場が北部産業創造センターで毎日のように展開され、日本のイノベーションを担う人材がどんどん産み出されるようなそんな場にしてほしいと思っていますが、北部産業創造センターを活用した小中高生への情報処理教育や大人と子どものビジネス交流について、どのようなお考えをお持ちなのか、お聞かせください。

 

 次に南北格差解消に関して、「北部人事」について質問します。

 私は約1年前、平成29年3月9日の府議会予算特別委員会・政策企画部の書面審査で、初めて「北部人事」という言葉を挙げて質問を行いました。当時の中丹広域振興局長に「北部での人事はやりにくくないですか?」と質問しましたら、こういう答弁をいただきました。

 「北部での人事というのは非常に大変でして、北部へ配置するのはすごく難しいんですね。やっぱり京都市内から送らなければいけない。あるいは、亀岡市に住んでいれば、もう北部は当然だ、みたいなところがあって、そういうので何とか回していた。職員にもどうしても生活があるので、今は独り者の新採をどんどん北部へ回している。北部で回っている事務の人、これは観音峠が大きな壁になっていて、それよりも南へ行けない、南からもなかなか来ないという現状があって、どうしても人事の時期になると新規採用職員の十何枠ぐらいはもらわないと、どうしても回らない」という答弁でした。こういう現実があるのだということがよく分かる素晴らしい答弁でした。

 山内副知事からも、この翌日の知事直轄組織の書面審査でこういう答弁がありました。

 「技術者の人事なんかでは、一度北部に行ってこないと次のステップには行かないよという、おおむねの対応はもうできているんではないかと思います。特に、病院関係もそういうことになっていまして、北部の病院に行ってこないとこちらの本院には戻さない。あるいは、次のステップを踏まさないという、そういったシステムをきちっとやって全体的な行政が展開できるようにとさせていただいているわけでありますけれども、そういったことを組織としても考えていかないといかんと思います。ただ難しいのは、家庭を持ったとき以降の話ですね。いわゆる住むスペースをどう確保していくのか、そういった住宅対策と、あとは教育環境の整備もきちっと整えていかないと、円滑な人事というのはなかなか難しいところがあるのかなという気もします」

 私の質問の後で舞鶴市選出の池田正義議員も同様の質問をされ、それに対しては「例えば、北部経験者を優先的に国の研修に出すとか、そうすると国の研修から帰ってくると箔がつき、その後の公務員人生における評価が高まりますので、そういったシステムをきちっとつくり上げること、そしていろいろな経験をさせることによって、将来の京都府政全体の行政展開を担えるだけの力をつけさせるといったことの人材育成というのもあり得るのかなという気がします」という答弁がありました。

 北部勤務は住宅環境や子どもの教育という点で京都市内とは格差があるということ、それに対しては昇進のシステムの中に北部勤務を位置づける必要があるのではないかというお答えでありました。

 さらに昨年秋の決算特別委員会で、現在の中丹と丹後の振興局長お二人に、同じことでさらに質問をさせていただきました。

 中丹の野村局長は「中丹でも副課長以外は新採3年目以内とかで、業務の運営に苦労しています。以前、企画総務部長で中丹にいたときに人を確保したいと思って、丹後と一緒に職員に対してこういう業務があるから異動しませんか?という提案をしたことがあるのですが、丹後から中丹に1人異動希望があっただけで、南部からの異動希望はありませんでした」とおっしゃり、丹後の西村局長は「丹後は中丹よりもっと状況が悪く、50代数人とあとは1年目2年目3年目の職員ばかりが所属に多いという状況。この間、職員の採用も増えてきたので、2巡目、3巡目の人、それから丹後で育てた人をもう一回丹後に戻してもらえるような仕組み、制度作りにしてほしい、と言ってます。副知事のおっしゃるようにインセンティブをつけてもらうとか、丹後の魅力を中丹も含めてPRしていけるようにしたい」と答弁されました。

 私は府議になってから一貫して、南北格差の解消、府域の均衡ある発展を実現するために活動しておりますが、振興局長さん方が実態を率直に語っていただいたことによって、南北格差解消のための大きなヒントは、この「北部人事」にあると分かりました。

 もちろん、本庁の部長さん、課長さん方にも北部出身の方はたくさんいらっしゃいますが、今でも北部に住んで府庁に通っておられるという方は、ほぼないように思うんですね。

 なぜそうなるのかというと、やはり府の権限や予算が本庁に集中しており、どうしても人も本庁に集められるし、そこでの仕事が忙しいんで、もともと北部に住んでいても、京都市内や南部に引っ越さないことには、府職員としてやっていけないという実態があると思います。

 また、交通の便の悪さという根本的な問題もあります。京都市内在住の方が東舞鶴の中丹広域振興局に勤めるとなると電車通勤ができません。京都駅を一番早い特急で出ても東舞鶴駅に着くのが9時20分くらいになります。8時半に間に合うように行こうと思うと、朝5時半くらいに京都駅を普通電車で出なくてはならず、実際にこれで通勤するのは難しいですし、丹後となればこれはほぼ不可能です。

 京都府の職員を自ら希望し、採用されたのならば、府内のどこの勤務地にも進んで行ってもらうということは当たり前のことだと思います。しかし、それを難しくしている様々な要因があるのだとすれば、それを改善する努力を知事には府政課題の中心に据えて取り組んでいただきたいと願っています。

 以前から提案もしておりますが、府庁の機能移転などの府の組織改革をもっと積極的に進め、北部でもある程度の決裁ができる、予算もある、また北部で経験を積めば、役職を上がる際の重要なステップとなるというような組織的な仕組みを創ることが、こういった北部における人事の問題を解決することにもつながり、南北格差の解消にもつながっていくものだと確信いたします。

 また、北部での勤務は京都府職員の皆さんの視野を広げ、経験や能力を向上させることにもなると考えます。この際、振興局を再編して、北部担当副知事が常駐する北部府庁を創設し、その下に各部の副部長クラスが配属され、予算と人員を持って北部政策を担当し、その経験を踏まえて次は本庁に戻って部長に昇進するというような組織改革がなされるべきではないかと考えます。お考えをお聞かせください。


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建国記念の日、自民党府連の政経パーティ

2018年02月12日 | 政治活動

 11日(日)は10時から私市自治会の初午行事に出席。毎年お招きをいただき、参加させていただいている。山崎善也市長、高倉武夫市議と共に、約30分間の府政報告をさせていただいた。

 ちょうど会場である私市公会堂の下の道が市町村対抗駅伝のコースになっており、皆さんと共に応援をするのも恒例であり、その後はすき焼きをいただきながら懇親を深めるのも恒例になっている。

 

 13時半からは、建国記念の日を祝う京都北部府民のつどいに出席。奉祝式典の後、テレビでもおなじみ竹田恒泰さん講演をお聴きした。

 巧みな話術で笑いも交えての面白い講演だったが、日本の考古学者を左翼だと決めつけたり、先の大戦で日本では民間人も含めて多大な犠牲を出したという歴史をすっ飛ばして、戦争で民間人が死んでいない「良い国」だと、一方的に賛美するのはちょっと言い過ぎではないかと感じた。

 ちょうど何人かの同僚府議の皆さん歴史研究会(古典研究会?)を知事選後に立ち上げましょうと話しているところなので、古事記、日本書紀についてはもう少し勉強してみたいと思っている。

 スサノオノミコト古事記では乱暴狼藉を働く「悪者」になっているが、そうではないのではないかということについて研究してみたい。

 推古9年(601年)から1260年さかのぼったのが日本の建国となっているそうだ。推古9年は聖徳太子の時代だろう。京都北部にその痕跡が何かあるのではないだろうか?

 

 12日(月)は昼前から京都へ。13時から、自民党府連主催政経文化懇談会に出席。今年の講師外交評論家岡本行夫先生だった。岸田文雄政調会長来賓としてお越しになり、挨拶をされた。


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活力ある京都をつくる会

2018年02月10日 | 選挙

 10日(土)、昨夜は京都に泊まり、今朝11時からブライトン京都にて、活力ある京都府政推進議員連盟の結成総会に出席。来るべき知事選挙では山田啓二知事の後継として立候補される西脇隆俊さんを推薦し、当選に向けて全力を尽くすということが確認された。

 綾部市議会からも安藤和明議長はじめ、共産党以外の全ての市議の皆さんにご参加いただいた。安藤議長は総会の司会も務められた。

 西脇候補予定者も挨拶をされた。京都市下京区出身、洛星高校から東大、建設省、最後は復興庁の事務次官を務められ、昨年退官。現在62歳で、故郷・京都府の発展に尽くすと決意を述べられた。

 

 13時からは国際会館で開催された「KYOTO地球環境の殿堂」表彰式に出席。地球温暖化防止を世界の共通目標とした京都会議以降、開催されている行事だ。

 

 15時には再び、ブライトン京都に戻り、活力ある京都をつくる会の総会に出席。立石義雄会長山田知事の後継として西脇さんを支援することを提案され、全会一致でこれが決議された。

 綾部でも知事選に向け、新たな後援組織を早急に立ち上げていかなければならない。


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げんたろう政治塾 第1期生募集!

2018年02月09日 | 論評・研究

 「げんたろう政治塾」というものを始めることにした。申し込みはゼロかもしれないが、綾部では今夏に市議選もあるし、政治に関心を持つ人が増えればいいなという思いで企画してみた。

 35日(月)、9日(金)、14日(水)のそれぞれ19時~21時自民党綾部支部事務所(綾部市並松町上溝口20-3)にて受講料は3回分で3000円。

 9日付のあやべ市民新聞に広告を掲載し、月刊げんたろう新聞106号への掲載、ネット上での告知などをする。もちろん、来ていただけるなら、綾部市外の方でも大歓迎ですし、年齢も不問です。

 関心さえあれば、それが「受講資格」です。

 お問い合わせ先等は下記、広告をご覧ください。


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2月議会始まり、綾部商工稲荷祭礼に

2018年02月07日 | 寺社行事

 5日(月)から、2月議会が開会山田知事が春の知事選に不出馬のため、約8519億円と骨格予算ではあるが、この予算案や条例案などの審議が始まった。

 

 7日(水)は11時から、綾部商工稲荷の遷座10周年記念祭礼に出席。50年近く前から、綾部商工会議所で護持をしておられるお稲荷さんだ。終了後は直会にも出席し、乾杯の発声をさせていただいた。

 夜は山崎市長、安藤議長と、知事選に向けて綾部での支援組織の立ち上げに関して、大まかな方向性等について相談した。

 

 8日(木)、9日(金)府議会の代表質問「着物議会」でもあり、慣れない着物を着ての議会となる。

 9日の夜自民党府議団1期2期会に出席。宮津市・与謝郡中島武文府議昨年11月に補選で当選され、1期2期会のメンバーとなったのでその歓迎会久しぶりの開催となったが、11名が全員参加した。


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消防大会と地域おこし交流会

2018年02月04日 | 消防

 4日(日)は午前中から京都へ向かい、13時からの京都府消防大会に出席。綾部市消防団からは白波瀬博之団長、北原光司副団長も表彰されておられた。山田知事の最後の表彰だ。

 

 途中で失礼して綾部へ戻り、17時頃から少し遅れてNPO法人北近畿みらい交流会に出席した。奥上林「古屋」と舞鶴市「杉山」の2つの集落地域おこしの取り組みの発表があり、その後は食事をしながら情報交換北近畿の各地で地域おこしや企業活動に尽力されているいろんな方が参加しておられた。


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節分

2018年02月03日 | 寺社行事

 3日(土)節分。午前中は金河内町阿須須岐神社茗荷さんの祭礼参拝志賀の七不思議のひとつ。昨年秋の台風による倒木社殿が一部破壊され、修理をしておられた。

 

 夜は大本節分大祭参拝教主様が久しぶりに祝詞を先導され、やはり引き締まるなと感じた。終了後の直会にも出席し、中締めの挨拶をさせていただいた。2月1日、2日の二日連続京都新聞1面の井上章一さんのコラムに綾部のことが取り上げられていたので、そのことに触れながら、大本の話をした。

 帰りは瀬織津姫の行列の後ろに連なって、自宅まで。綾部大橋から人型が由良川に投じられる。節分大祭のクライマックスだ。


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