集団的自衛権

　今日から３日間は予算特別委員会。
　僕は今回は委員に入っていないので、３日間は綾部で比較的ゆっくりと時間がとれる。来客があったり、《げんたろう新聞》の制作などを行う。

　

　集団的自衛権の行使に関する閣議決定について。

　時代が変われば、「自衛」の対象も変わっていくので、その方法も変わっていくのは自然なことではないかと思う。

　「偏向的な安倍バッシング」や「焼身抗議」の方が、「物を言いにくい」空気を創り出していて怖い。

　

　特定秘密保護法は「公務員の守秘義務強化」と「特定（他国との信頼に関わることや国家安全保障上必要な最低限のものに特定されている）の秘密保護に関わって、守秘義務を民間でその情報に触れる者にまで拡大する」という法律であって、戦前の治安維持法とは全く違うものだ。

　これがさらに違う法律につながっていくという妄想をできないことはないが、一緒だと言うのはかなり無理がある。

　また、戦前は「軍部の台頭」が戦争へ突き進ませた。もちろん自衛隊から文民統制を取り外すとか、自衛隊員からしか防衛大臣を出せないという戦前のようなことになるのなら、それには間違いなく反対だ。

　今回の閣議決定は、マンツーマンディフェンスから、ゾーンディフェンスへの戦術変更というものであり、自衛のための戦いはあったとしても、自ら攻撃をしていくということができるようになったのではない。

　戦後の安定はアメリカの核の傘の下にあったことが大きいが、アメリカに日本を守る余裕がなくなり、代わりに東アジアでは中国が台頭している。

　

　日本人はアメリカという「親」から独立して、「甘ちゃん国家」から脱する時がそろそろ来ている。独立には、期待よりも不安が先行するのは誰しも体験してきたことだろう。

　

　日本人の命を守り、日本人の命を救うための閣議決定だということをぜひご理解いただきたい。

洞峠の開通を！

　朝９時半から、《綾部市囲碁大会》の開会式に出席。昨年よりもたくさんの参加者が集まっておられた。
　
　11時からは、南丹市美山町豊郷の豊郷公民館において、《主要地方道綾部美山線開通促進協議会》の総会および懇親会に出席。南丹市側の片山誠治府議と共に来賓挨拶をさせていただいた。
　京都府が新たに打ち出した“森の京都”構想の中で、この綾部美山線の洞峠にトンネルを抜けば、舞鶴から京都に至る絶好の森林ドライブルートができる。
　“海の京都”と“森の京都”をつなぐシンボリックな道路としても今後、京都府に要望していきたい。

　

　綾部に戻って、散髪に行き、その後、事務所で書類の整理など。

　

　小源太は今日、ドッヂボールの試合があったそうだが、残念ながら２敗という結果で終わったそうだ。２試合で１回ずつはボールが受けられたと言っていた。

第12回京都酒米サミット

　午前中から京都に向かい、11時半から、がんばろう日本！国民協議会の戸田政康代表と出会って、最近の政治情勢等について意見交換する。

　

　15時半からは、河北卓ちゃんが実行委員長を務める第12回「京都酒米サミット」に参加する。京都大学の旧演習林事務室の会議室で開催された。趣きのある建物だった。
　府内各地の酒米農家、酒造メーカー、酒販店、行政やＪＡの関係者、大学教授、雑誌編集者など、様々な立場の方が50名程参加されていた。
　「今後、どうやって、「京都の酒を盛り上げていくのか」、「海外での日本酒事情は？」、「酒米サミットの組織化をどう考えるか」など、熱い議論が２時間超交わされた。

　

　終了後、19時からは場所を下鴨茶寮に移し、月刊Ｌｅａｆ主催の「日本酒を楽しむ会」に関係者として一緒に参加した。
　酒どころ、伏見区の渡辺邦子府議もお誘いして、お越しいただいた。

　2014ミス日本酒の森田真衣さんも東京から来ておられた。昨日の深夜、ブラジルから帰国したばかりだとのことだった。

　伊根の向井酒造の娘さんとも初めてゆっくりお話しすることができた。元伊根町長のお父さんには、昔からお世話になっている。

　京都府や京都市の職員さんも参加しておられた。京都府も酒米に力を入れようとしているので、こういう現場の皆さんの声を聞くことは大切なことだと思う。

高齢者住宅確保計画

　10時半から、自民党府議団の健康福祉部会（安田守部会長）の勉強会に出席。

　高齢者福祉計画や高齢者住宅確保計画をどういうふうに策定するかについて、山口健康福祉部長らから説明を聞いて、意見交換した。

　ちょうど、高齢者住宅確保の件で相談されている案件もあり、計画策定の際に留意してほしいことを伝えた。
　12時15分から団会議を経て、13時15分から本会議。一般質問で４人が登壇された。

　能勢昌博府議（長岡京市・乙訓郡）は「北部振興のために“和のカジノ”を北部に作り、外国人観光客を誘致するのはどうか？」という提案をされた。

　本会議終了後は、予算特別委員会に出席した。

土地改良議連

　11時半から、自民党土地改良議員連盟（近藤永太郎会長）の総会に出席。

　京都府の小田農林水産部長らから、平成25年度の農村整備事業の取り組みについての説明を受けた。

　午後は、本会議の一般質問。自民党からは、３名の議員が登壇した。

　福知山の井上重典府議は、国道９号が「追い抜きもできず、高速道路ができても、福知山から瑞穂インターチェンジまでの時間がかかりすぎる」と整備促進を訴えられ、「調査設計費をつける」と東川建設交通部長が答弁された。

一般質問に登壇

　朝５時前に目が覚めて、サッカーの日本ＶＳコロンビアの一戦を観た。

　結果は残念だったが、日本サッカーが次の高い階段に足をかけた気がした試合だった。

　20代30代の若い選手が悔しがって泣いていた。一昔前に比べれば、圧倒的に高いレベルが要求されているし、それに何とか応えようと頑張っていた。

　前半のロスタイムに岡崎が同点弾を決め、いけるかもしれないと希望を持たせてくれた。彼らや彼らの後輩たちがいずれもう一つ上の階段に上がってくれるだろう。

　

　11時からは、自民党建設運輸部会の勉強会で「海フェスタ」について説明を受け、意見交換した。

　午後は一般質問。４人目で登壇した。

　

　「北部の物流拠点を綾部に」という質問に、知事は「綾部ジャンクションもあり、適地だと考えている。これまでにない規模の大きなものを誘致したい。そのためには用地確保など、地元の協力が不可欠なので、ぜひご支援を！」という答弁だった。

　

　「海の京都」事業については、「お金が思うほど投じられておらず、投じ方にも問題があるのではないか」と指摘した。特に綾部市や市内企業にはほとんどお金が落ちていないと是正を求めた。

　

　「京都府に新しく《定住促進部》を作って、部長は億単位の予算を持って、北部に住居とオフィスを持て」という質問には、あまりにも心のこもらない「やっています」という答弁だったので、再質問で「お役人に答弁を求めているので、お役人答弁になるのは仕方がないのかもしれないが…」と言い、「なぜ、京都府の管内である北部に住むのをそんなに嫌がるのか？現場に入り込まずに事業がうまくいくはずがない。心のこもった取り組みをしてほしい」と強く要望した。

　

　質問の録画中継はまだアップされていませんが、京都府議会のＨＰからご覧いただけます。（パソコンからのみ視聴可能。直近の一年間分のみ）

　本会議終了後、建設交通常任委員会の正副委員長会議に出席。

　

　夜は綾部に戻って、並松町自治会の役員会に出席した。

森林環境税は議会から提案を

　朝7時半から、毎月定例の府市問題研究会に出席するため、京都市内に向かう。

　9時15分からは、自民党府連青年局の幹部会に出席。

　午後は代表質問の二日目。

　テレビ中継も入っていたが、自民党から登壇されたお二人、秋田府議からは「四方議員の紹介で、若者サポートステーションの皆さんとも懇談した」と言っていただき、二ノ湯府議からも「府庁の北部移転の問題は、明日、四方議員が取り上げられますので…」と名前を出していただいた。　

　質問では、二ノ湯府議が森林環境税導入を求めたのに対し、知事は「議会の方から出していただいても良いのでは」というニュアンスの答弁だった。

　議会からの提案という方向で進めていけば良いのだと思う。
　

　夜は、議長、副議長、知事、副知事、総務部長らと北部議員との恒例の公舎会に出席。公舎会の村長は今年度は福知山の井上府議に、助役は舞鶴の池田府議にそれぞれ代わられた。

25日の４人目で登壇します！

　昼は西田昌司参議院議員と一緒に、自民党１期２期有志で食事をしながら、最近の政治情勢等について話をした。

　本日から、代表質問が始まった。明日も午後からＫＢＳ京都で放映されますので、ぜひご覧ください。

　今日は自民党は巽昭府議が登壇され、北部の振興（山陰近畿自動車道、ＫＴＲ、あじわいの郷など）について訴えられました。　

　明日は、自民党からは秋田公司府議（南区）と二ノ湯真士府議（右京区）が登壇されます。

　秋田府議は、若者サポートステーションなど、若年者雇用の問題についても取り上げられます。　

　二ノ湯府議は、南北人口格差の是正問題や森林環境税についても触れられるのではないかと思います。
　森林環境税については、知事から前向きな答弁が引き出せるよう私も自民党農林水産部会の林業担当副部会長として、大いに期待しています。

　

　私は、明後日（25日）の一般質問４人目で登壇します。テレビ中継はありません。インターネット中継のみです。

　・北部の物流拠点について
　・「海の京都」事業について
　・新たに「定住促進部」の創設を

　以上の３点について、知事及び理事者に質問します。

荒巻府議の結婚披露宴

　13時から、京都ホテルオークラで開催された府議会の先輩である荒巻隆三府議の結婚披露宴に出席した。
　立石義雄京都商工会議所会頭ご夫妻の媒酌により、伊吹文明衆院議長、谷垣禎一法務大臣、野中広務元内閣官房長官、山田啓二知事、門川大作京都市長など、京都のそうそうたる皆さんが集まられた盛大な披露宴だった。
　一昨年は、公共交通・道路整備対策特別委員会では荒巻委員長の下で副委員長をさせてもらったり、昨年も荒巻警察委員長の下で委員をさせていただくなど、親しくさせていただいている。
　自民党府連の青年局でも、現在、荒巻幹事長の下で副幹事長をさせていただいている。
　奥様の展子さんは芸能人のような美人で、明石家さんまの「恋のから騒ぎ」にも出演しておられたそうだ。

　末永くお幸せに、明るい家庭を築かれるものと思っています。
　
　おめでとうございます！

あじさい寺

　11時から、ＮＰＯ法人北近畿みらいの総会に出席。福知山市の観音寺公会堂で開催された。
　
　午後は、近くの観音寺で開催された《北近畿みらい塾》に参加した。観音寺住職の小薮実英さんが「花は小さな仏様」と題して、法話をして下さった。
　自らの生い立ちや現在、高野山真言宗のナンバー３である教学部長としての活動の様子、また観音寺が“あじさい寺”として有名になっていく過程など、面白く良いお話を聞かせていただいた。

　あじさいの季節に観音寺に来たのは初めてだったが、遊歩道も整備されていて、良い観光地になっていると感心した。

　
　夜は、小源太を連れて、ＭＡＦ管弦楽団の第33回定期演奏会に中丹文化会館行った。
　綾部・福知山・舞鶴の市民の方々を中心に結成されている楽団で、皆さんが楽しそうに演奏されているのが良かった。
　チャイコフスキーの「白鳥の湖」など、聴いたことのある曲もあり、最後のメンデルスゾーンの「宗教改革」という曲も迫力があった。
　パンフレットの解説で、メンデルスゾーンがユダヤ人で、ヒトラーに迫害されていたというのを初めて知った。

木曜日、金曜日

　木曜日。午前中は四方源太郎後援会の梅原哲史事務局長と一緒に、古和田幸雄後援会長を訪ね、後援会活動の現状を報告し、来月に予定している本部役員・支部長会の内容について説明した。　

　昼は、水源倶楽部の総会に向けて、北原光司会長、梅原哲史幹事長と打ち合わせ。

　

　午後は、ポスター貼りとげんたろう新聞配りに回った。ポスターは25枚ほどを綾部地区のあちこちに貼った。

　

　夜は、綾部市木材同業組合（上原久明会長）の総会懇親会に出席した。

　

　金曜日。一般質問の原稿について、財政課からの修正も返ってきたので、そろそろ最終的に完成させる段階となった。

　

　夜は、小源太をドッヂボールの練習に送って行った後、ＮＥＸＴ（今川信吾代表）の総会に出席した。

　21時に再び、綾部小学校に小源太を迎えに行って、ドッヂボールの練習を見学した。
　タケルくんのお母さんが「小源太くん、６年生の男子のボールを何度も受けて、ホントに凄かったんですよ！褒めてあげて下さい！」とすごい勢いで報告してくれた。

　タケルくんが「人数が足りないから」と何度も誘ってくれたおかげで、ようやくドッヂボールをやる気になって、練習では自分で転んで永久歯の前歯を折ってしまったが、それでも「練習に行く」とまじめに通った成果が出て良かったなあと思った。　

　夏の君尾山ジャンボリーにも、友達に「小源太くんにはこういう行事には向いてへんと思うわ」と言われて、「そんなことない」と行く気になったそうだ。
　その前の日に僕が「行ってこい」と言ったら、半べそかいて「行きたくない！」と言い張っていたのに、引っ張り出してくれる同級生の友達の力は大きいなあと改めて感じた。

後援会綾部第８支部で府政懇談会

　朝から京都に向かい、10時半から、日本会議議員連盟の勉強会に参加。
　「明日の選択」という雑誌を発行しておられる日本政策研究センターの伊藤哲夫代表を講師に、憲法改正の必要性を論じていただいた。
　日本国憲法は占領下に、マッカーサーなどによって、日本が二度とアメリカに対抗してこないように、国家として成り立たせないようなものになるところをマッカーサーの部下のケーディスが「それではアメリカが後世のそしりを受ける」と修正し、芦田均外相の芦田修正などもあったことにより、日本に自衛権や自衛隊が認められたそうだ。
　12時半から団会議の後、13時15分から本会議。
　６月定例会が開会した。知事にとっては選挙後初の議会であり、施政方針演説も行われた。

　

　本会議後は全員協議会で、議案の説明を受けた。6月25日（水）の４番目で一般質問に登壇することも決まった。インターネット中継もありますので、ぜひご覧下さい。

　

　夜は、四方源太郎後援会綾部第８支部（四方義宏支部長）で、「府政懇談会」を開催していただいた。
　府政報告をさせていただき、今度の一般質問の内容について説明した。その後、懇親会にも参加させていただいた。

東京に要望活動へ

　朝から東京の霞が関に向かい、自民党府議団で国の省庁への要望活動を行った。参加した議員は２班に分かれて行動した。

　私たちの班は、田中英夫代表幹事を班長として、植田喜裕府議、巽昭府議、石田宗久府議、渡辺邦子府議、秋田公司府議、安田守府議、園崎弘道府議とで、国交省、農水省、経産省を回った。　

　局長クラスのところを訪ねて、国土交通省の徳山日出男道路局長、山縣宣彦港湾局長、林野庁の沼田正俊長官、経済産業省の鈴木英夫通商政策局長、富田健介商務情報政策局長には直接、要望をすることができた。
　こちらの都合で押しかけるということもあり、なかなか、日程の都合がつかず、秘書の女性などに手渡すことになるケースも多いのだが、時間によっては会える場合もあり、どんどんチャレンジしていく。
　国土交通省の河川計画課には、南丹市八木町出身の調整官がおられて、田中英夫代幹が「彼は由良川流域の綾部の議員です」と紹介して下さった。
　山田知事も国からの予算を獲得したり、許認可を得るために努力しているので、我々、自民党府議団も政権党の議員として、知事を側面支援するために、出来る限り、知事と歩調を合わせて東京にも出向いていくことは重要だと考えている。

　省庁を回った後は、それぞれ地元の国会議員事務所を訪問し、京都府からの要望内容を説明して理解を求めた。

　私は、京丹後市の巽昭府議と共に、谷垣禎一事務所を訪ねて、秘書の四方義人さんと話をした。

　終わると、夕方の新幹線で一路、綾部へ。

　

　明日からは、６月議会が開会します。

道経一体セミナー

　午前中から来客が何件か。

　夜は、モラロジー研究所主催の道経一体セミナーにお招きいただき、山崎市長と共にご挨拶させていただいた。
　いつもお世話になっている大嶋建設の大嶋義夫社長が今回のセミナーの実行委員長を務めておられて、たくさんの参加者を集めておられた。

　終了後は、講師の先生方との懇親会にも参加させていただいた。

九鬼の殿様

　Ｗ杯の日本ーコートジボアール戦を観たかったが、予定が重なっていた。

　上野町にある隆興寺（姫阪祥仁住職）の380年祭、本興稲荷と藤山天満宮の改修祝いがあり、朝10時に出かけた。

　

　隆興寺は、初代綾部藩主九鬼隆季公により創建され、代々、九鬼家の菩提寺として栄えた。
　今日は九鬼の殿様の末裔である熊野本宮大社の九鬼家隆宮司も来られて、初めてお目にかかった。
　私の先祖は、380年前に九鬼の殿様に随行して、鳥羽から綾部にやって来たと祖父が書き残している。その際に「四方」という姓を殿様からもらったそうだ。

　うちの家は、熊野新宮神社の氏子で、正暦寺の檀家でもある。

　熊野新宮神社も正暦寺も九鬼公が今の場所に配置したものであり、殿様の住んだ綾部陣屋を守る役割を担っていた。藩の防衛拠点を護持する役割も与えられていたのだと思う。

　

　熊野本宮神社の守り神は「八咫烏」であり、日本サッカー協会のエンブレムにもなっている。これは明治初期に日本にサッカーを導入した際に、コーチや選手で関わった人に多く熊野の方がおられたことに由来しているそうだ。

　日本中がサッカーで湧いている時間に、九鬼宮司とご一緒するのも「ご縁」なんだろうなと感じていた。サッカーは残念ながら、負けてしまったが…。
　祭典終了後、ふしみやにて懇親会があり、ご一緒させていただいた。

　

　夕方は事務所で、一般質問の原稿書き。

　夜は、中上林の「ホタルの夕べ」（今井直文実行委員長）に参加した。
　今年から「ホタルまつり」に代わって、新しい趣向が始まった。ホタルを集めてくるのではなく、観に行こうという企画で、夜８時過ぎから、川沿いにホタルが舞うのがよく見えた。

　農村の豊かな風情を楽しみながらの、良いイベントだった。