30日㈭、朝7時半過ぎに家を出て京都へ。10時から月例監査委員会議に出席した。
今日は報告を聴いて、1点だけ指摘した。府職員のミスで補助金等が過払いになっていた場合、受給者に過払い分を「返還させる」という表現になっているが、ミスしたのは京都府の側で返還の手間を相手にかけさせているのだから、「返還してもらう」などの表現の方が良いのではないかと述べた。
府庁二号館では「京式部」の展示がなされていた。
監査委員会議は午前中で終わったが、夜に石田宗久議長の就任祝賀会があるため帰るわけにもいかず、自民党府議団の控室で待機していた。同じようにしていたのは北部の議員ばかりだった。
知事への表敬訪問の前に伊根町商工会の濱野儀一郎会長らがお越しになったので、伊根町の観光や漁業の状況をお聴きした。人手不足は共通の大きな課題であると感じた。
18時半からは京都府議会の石田宗久議長の就任祝賀会に出席した。500名ほどの大勢の方がお越しになっていた。
議長の就任祝賀会なので他会派からの出席もあり、議会事務局職員も関わる公的な行事なのに、発起人や来賓の挨拶はあまりにも議会や議長の立場に配慮のない内容だった。
特定の政党をあげつらったり、「○○区はややこしい」という発言であるとか、特定の酒造会社の名前を京都市長選の候補者になぞらえたりすることはやめておいた方が良かったと思う。議長就任祝賀会で京都市長選の候補予定者が来賓挨拶をされるのも違和感があった。
最後に謝辞を述べられた石田議長は配慮ある、議長の立場を大切にした挨拶をされていた。温厚篤実な方であるので、議会にとって難しい時代の舵取り役となるが、お身体大切に頑張ってほしい。
親子二代の議長就任は京都府議会初のことであり、高齢で今日の会を欠席されたお父様の石田昂先生も喜んでおられることだろう。