15時半、豊里・佐賀地区内水問題対策協議会(梅原邦近委員長)の役員さんと高倉武夫市議と共に市役所に行き、建設課、農林課、下水道課それぞれの課長さんらと豊里地区の内水対策について協議。
綾部市の豊里地区と福知山市の佐賀地区で2000名を超える署名を集められ、今後、国・府・綾部市・福知山市に要望活動をされるので、その調整を綾部市にお願いし、今後の対策推進について、相談をさせていただいた。
夜は福知山へ行き、災害協力の件について協議。
朝から、安保法制の委員会採決が空転しており、テレビでずっと様子を観ていた。「茶番劇」だなあと思った。野党は「できるだけ過激に見えるように強行採決させたい」という意図だろう。
昔、村山政権が誕生した際、社会党は、ずっと「違憲」だと言ってきた自衛隊を容認した。憲法学者の多くは今でも「自衛隊は違憲」だと言っている。
今回も「違憲」かどうかは、最高裁に判断をゆだねるというのが憲法に規定されている。最高裁判事OBとか、法制局長官OBとかどこかの大学生が、いくら「違憲」だと言い切ったところで、それで「違憲」だと断定するというのは、憲法無視も甚だしいし、個人的見解が国家の意思になることは危険だ。
今回の安保法制は、日米同盟の維持強化を目指すものであり、それによって抑止力を高めることが目的だ。
アメリカとの同盟関係に亀裂を入れる方が、よほど戦争に巻き込まれる危険が増す。戦後日本の平和は、日米同盟によるものだ。
「中国や北朝鮮などに攻められたら、その時、話し合えばいい」という人たちがいる。
「強盗に押し入られても、その時、話し合えばいい」と言うのだろうか?
入られた時点で、窓やカギが壊されたりすでに被害が出ている。なおかつ話し合いが失敗すれば、殺されることもあるだろう。話し合うより、諦めて逃げるか、逆に力で叩き伏せるかしかない。
入らせないように未然に防ぐ努力をした方がよっぽどいい。
今の日本に必要なのは、アメリカとの同盟関係を維持しながら、外交で戦争を避ける努力をすることだ。
そのための法律がなんで「戦争法案」なるのか。 先入観を排して、平和維持のために、よくよく考えてほしいと思う。