慈雨

　今朝も雨が降っていた。

　マツタケには慈雨となっていることだろう。ただし、今年はいったん冷え込んでから、また夏のように暑くなったので、不作になるとの予測だ。

　午前中、白猪くんが寄ってくれて、情報交換。

　午後、月末の支払いに行き、会社の経理を整理する。選挙でバタバタしていて、経理もほったらかしになっていた。

　夜は会社で仕事。

　小源太は、今日は「せいざん」でボランティアしていたようだ。たまたま行っておられたまりこさんに写真を送っていただいた。
　音楽院では最年長になっている。

　最初の頃は途中で眠たくなって歌いながら寝てしまったり、泣き出したりしていたが、ずいぶんしっかりしてきた。

　下の子がだんだん自己主張をするようになってきて、女の子で甘え上手なので、小源太はちょっとさびしく感じているのかもしれない。

　三人目が11月下旬か12月にはできるのだが、「小源太は兄弟は二人でいい」と夜ご飯の時に言っていた。

開いて散りて実を結ぶ

　明け方から強い雷雨だった。空の上で大喧嘩が起こっているようだった。

　午後、出口信一さんの密葬に参列。
　信一さんとは、典加さんが開催された『くにうみまつり』の会場で一度ご挨拶させていただいた。お孫さん達とは小源太が音楽院で仲良くしてもらっている。

　葬儀の最後に、大本の基本宣伝歌を歌った。

　…三千世界の梅の花　一度に開く神の教(のり)　開いて散りて実を結ぶ…

　夜は、あやべ農業友の会の例会だった。

　友の会の副理事長である四方英喜さんが今度の土曜日（10月3日）のテレビ朝日『人生の楽園』に取り上げられる。http://www.tv-asahi.co.jp/rakuen/contents/nextweek/cur/index.html

　その英喜さんから、先日は新米をいただき、今日は真空パックされたお米を新米と交換でスーパーから引き揚げてきたからといただいた。

　卓ちゃんが「みんなで米を持ち寄って、新米の食べ比べをしたい」と言っていたので、波多野さんと計画している戸村くん達を招いての「新米の会」と合わせて開催したらどうかと提案した。

谷垣新総裁を選出！

　自民党が谷垣禎一新総裁を選出した。

　これでようやく自民党のトップが定まり、再建に向けて動き出していくことになる。

　マスコミの評価は低い。ネット上でも「自民党は、これでは変わらない」と酷評されている。

　民主党は、まだ具体的な政策実現を進めるには至っていないので、“様子見”してもらっていて、依然高い評価を得ている。この状況の中では、低い評価も止むを得ないと思う。

　民主党の評価は、景気が上向けばさらに上がるだろうし、景気悪化すれば下がっていくだろう。民主党の政策は、相矛盾するものが混在しているので、それが整理できるかどうか、鳩山総理がリーダーシップを発揮できるかどうかにかかっている。

　自民党は今、奇策に走っても仕方がない。マスコミにとっては面白味のない総裁選だったかもしれないが、自民党員は民主に吹いた“風”に乗った党改革をすれば、それこそ破滅の道を進む。

　慌てずに、じっくりと民主党政権を注視し、自らは利権に食らいついてきた垢を振るい落とす良い期間だと思う。

　また、自民党は自らが保守政党であるということを明確にさせる必要があると思う。

　「村山談話を踏襲する」と言った鳩山政権に対して、「村山談話を否定する」ところから始めれば良いのではないだろうか。

　「内需拡大による景気回復」を目指す鳩山政権に対しては、従来からの日本の政策である「輸出産業の振興による経済発展」を主張すれば良いのではないかと思う。

　「４年間は消費税を上げない」という鳩山政権に対し、「直間比率の見直しも含めた抜本的な税制改正と国の財政再建」を打ち出していく必要があると思う。

　税制改正においては、ＮＰＯに対して現行の税法を無理やりに押し付けている状況の改善をしてもらいたいと思っている。ＮＰＯやコミニュティビジネスへの税優遇を進めることで、地域福祉や環境問題、新たな雇用創出、地方自治改革などが良い方向に進展する。

　そして、自民党立党の目標である憲法改正に向かって、自民党による憲法改正案を示すべきだと思う。

　マスコミに期待されないくらいのほうが、いちいちうるさく付きまとわれなくて良い。

クリーンマップづくり

　10時、小源太を連れて、由良川花庭園に行った。綾部青年会議所主催の『クリーンマップづくり』の活動に参加した。
　由良川に親しむ第一歩として、川沿いのゴミを拾ったり、ゴミが落ちている箇所を写真にとって、ネット上でマッピングしていくそうだ。
　ゴミは結構な量になった。拾えないような古タイヤや不法投棄らしきものもあった。

　ビニールやプラスチックのゴミは決して土に還らないので、こういうものを軽い気持ちで捨てるのは本当に良くないことだと思った。

　終了後、小源太にご褒美にアイスクリームを買って帰った。

　午後は会社にいて、仕事と子守りをした。

法事

　朝、遅れていた校正をお届けした後、家族で上延に行く。妻のおばあちゃんと大叔父さんの法事に参列した。

　お二人とも、結婚式の時には健在だった。この数年の間に、お世話になったご親戚の方々がずいぶんお亡くなりになった。

　家でお経をあげてもらった後、お墓参りして、お寺に行った。

　帰って、家でみんなでご飯を食べた。昼から飲むと、すぐに眠たくなる。途中で、眠ってしまっていた。

政治力

　昼に弁当を食べながらの会議。

　午後は、志賀郷の方々と一緒に、道路整備のお願いに行った。相根さんの政治力で、うまく進みそうだった。

　明日までに校正を出さなければいけないものがあったので、夜は会社で仕事をした。

再建

　午前中から来客があり、午後も来客、その後、谷垣事務所に行き、夕方は会議と来客。

　話題は自民党の再建に関することだった。綾部では、すでに２年半前の府議選敗北以降、自民党の再建に取り組み、一定の成果を挙げている。
　ぐらついた自信をもう一度、取り戻し、未来に希望と確信を持つことが再建の一歩だと思う。後は、一つ一つの地道な行動が、大きな山を動かすことになるのだと思う。

　前原国交大臣が八ツ場ダムの中止を伝えに現地に赴いていたが、あれだけ冷たく言い放たれると、地元住民は本当にやり場のない怒りに震えることだろう。あの姿は民主党が批判する“官僚”そのものの姿だった。

　「お気持ちは分かりますが、方針は変わりません」。

　僕もそういう言葉を何度も言われてきたので、住民の方々の気持ちを思うと涙が出てきそうになる。

　「誰のために、こんな苦労をしているんだ！」

　国のためと自らの心を殺し、長い年月を重ねて、ようやく自らを納得させてきたのに、「すみませんでした。お金は払います」と言われても、集落の絆や交渉のために費やした時間や精神的疲労をお金では補償できない。

　あそこまで進んでいる事業は、進めることを前提として、費用圧縮できる部分を調べていくということの方が税金が有効に活用できるのではないだろうか。

水源地引網09

　朝５時に起きたら、雨が結構降っていた。困ったなと思いながらも、６時半に集合場所に向かった。

　８時頃に、宮津市の地引網会場に到着し、テント建て作業を手伝った。藤岡部会長の指揮で、一日の流れなどが説明された。
　９時半の受付開始には続々と参加者が来られた。雨のためのキャンセルもあったが、最終的には260名近い方々にご参加いただいた。
　目標を250名に設定していたので、達成することができた。

　10時から１回目の地引網を行う。
　獲れた魚は早速、刺身、焼き物、揚げ物、味噌汁などに調理していった。
　タイ、カワハギ、オコゼ、イカ、タコ、キスなどが調理されていった。

　反省点としては、タイムスケジュールが予定より早まり過ぎたため、料理の準備に手間取ったことや間をつなぐイベントが用意できていなかったことがある。
　間をつなぐため、急きょ、別料金をとられたのだが、子どもたちには船に乗ってもらうことにした。
　二回目の地引網の収獲は持って帰ってもらったが、大物はジャンケンゲームで勝った人に配分した。
　片付けを終え、道具を返し、19時頃から打ち上げをした。
　反省したり、来年はどうしようかと考えたり、常にパーフェクトなイベントはないので、いろいろ考えていくことが次回にもつながっていくと思う。

　今回の事業は、選挙があったりして、短い準備期間しかとれずに、藤岡部会長にはご迷惑をおかけしたが、それでもしっかりと予想以上の人数を集めて、事故なく楽しい思い出づくりの場をつくっていただけた。

　一回目は“勢い”でやれるものだが、二回目は“実力”が試される。三回目は“成果”を求められるのではないかと思っている。

　ご協力いただいた参加者の皆様、水源倶楽部の会員とそのご家族の皆様、本当にありがとうございました。

明日は雨が降りませんように

　午前中、立正佼成会の彼岸法要にお招きいただき、参列させていただいた。法要の後に、元教区長さんが法話をされたが、笑いも交えて、分かりやすい楽しいお話を聞かせていただいた。

　昼ご飯には、元教区長さんや教会長さんと一緒にカレーライスを食べさせていただいた。

　13時からは、葬儀に参列。

　15時から、明日の地引網の準備に行った。参加者は当初伸び悩んで心配したが、最終的には250名を超える方にお申し込みいただき、本当にありがたかった。

　明日はなんとか雨が降らずに、無事、イベントが終了するように祈っている。よろしくお願いします。

総裁選

　さすがに昨日は日差しと炭火に当たり、飲みすぎたせいもあるのか、朝、起き上がれないくらいだった。

　９時に会社に行き、昼前、お墓参りに行った。その後、家族で昼ごはんを食べに行った。

　15時から18時頃まで会議。

　自民党総裁選は、新聞に「若手の泥仕合」と書かれていた。

　河野太郎は、なぜあそこまで落ちぶれなくてはならないのだろう。他人のせいにせずに、もっと建設的な議論をしないと自民党は本当に国民から見離されてしまうのではないかと思う。

　推薦人のハードルのことも言われるが、たった20人の国会議員の支持が集められなくて、１億２千万の日本国民をまとめることはできないと思う。

　自民党は、早く総裁を決めなければ、建て直しが始まらない。もどかしい。

やな祭

　朝７時半集合で、山家の『やな祭』のお手伝いに、水源倶楽部として参加した。

　後援会の山家支部長としてお世話になっている林重雄さんが、数年前にあやべ山家観光やな漁保存会の会長に就任されたこともあり、水源倶楽部にもお願いして、協力させていただいている。以前は、ＮＥＸＴでも協力していた。

　昨年は雨でお客さんも少なかったが、今年は晴天で盛大に開催された。今年も鮎の塩焼を担当した。

　日差しも強かったが、顔が焼けてしまいそうなくらい炭火は熱かった。全部で600本くらいの鮎を焼いた。

　小源太や涼子もやって来て、由良川と鮎、お祭りを楽しんでいた。

中筋小学校の運動会

　中筋小学校の運動会があり、甥の涼基が出場したため、家族で見に行った。

　午前中に徒競走や低学年のリレーがあった。
　昼は弁当を一緒に食べさせてもらった。

　午後のスタートでは、ＰＴＡ会長の俊昭さんが挨拶をされた。
　大志万さんが幼児園で仕事をしておられて、地引網のチラシもたくさん配っていただけた。地引網参加者は今日も増えて、190人ほどになった。まだ50人以上増えても対応できますので、ドシドシご参加下さい。

　午後は暑くなり、涼子が寝てしまったので、新庄家に引き上げた。

　15時からは、総裁選の公開討論会があった。

　自民党の大敗が長老議員だけの責任であるかのような河野氏の発言には疑問を感じる。『排除の論理』が先に立つのではなく、自然と若手が前に出てこられるようなそういう力を発揮すべきなのではないだろうか？

　あんなことを言っていたら、党内がまとまらないのではないかと思った。

　夜は、上延でご飯を食べさせてもらった。

総理大臣になったら、何をする

　午後、商工会議所女性会の主催による講演会に参加した。吉水の中川社長が講演された。

　「暮らしに見る綾部の魅力」と題し、自分の宿屋の方針やライフスタイルについてお話された。三分づきのお米と奥上林の鳥垣の水と岩塩で握ったおにぎりも食べさせてもらった。

　「あなたが、もし総理大臣になったら何をする？」と最近、ある人から訊ねられたそうで、そう思って考えてみたら、「テレビ局をなくす」と思われたそうだ。

　「テレビが家族の絆を壊し、日本人の質を下げ、文化を低俗にして、日本を悪くした」とおっしゃっておられた。
　自民党の総裁選も始まったが、総裁になって何をするということが明確にないと政権を奪還し、総理になることはできないのではないかと思う。

　帰りに、ユニセフ事務所に寄って、届いていた書類をチェックした。

　夜はＮＥＸＴ例会に参加した後、水源倶楽部の地引網部会に参加した。地引網の準備のため、23時すぎまで残って書類づくりをしていただいた。

地鎮祭

　ＮＰＯ法人ふきのとうが来年４月、山家駅前に小規模多機能型居宅介護施設をオープンする。今日はその施設建設のための地鎮祭があった。
　理事、職員、工事業者、地元の方々のご臨席のもと、厳かに挙行された。

　先日の理事会で、今後の建設計画や資金計画について説明があり、なんとしても予定通りに完成していただき、スムーズに事業を推進していかなければならないと感じている。
　午後は福知山に行く。衆院選が終わったら、今度は総裁選が始まることになった。

　9月23日（祝・水）の「地引網体験」が、まだ定員に達しておらず、これから最後の声かけをしていかなければならない。

　興味のある方はぜひ、こちらをご覧下さい。http://suigen-club.jp/

　よろしくお願いします。

平和大学講座 アジアにおける話題

　様々な宗教者が集まり組織しておられる（財）世界宗教者平和会議日本委員会が主催された『平和大学講座　アジアにおける和解』を聴講するため、関西学院大学に行った。
　立正佼成会の福知山教会長さんに、「若い人にぜひ勉強してほしい」とお誘いいただいた。

　関西学院に行くのは初めてだったが、外国に来たような美しいキャンパスだった。学食で昼食を食べた。懐かしいムードだった。

　講座は関学の院長先生の歓迎挨拶や立正佼成会の庭野日鑛会長の開会挨拶の後、アフガニスタンで日本政府の特別顧問として、軍閥の武装解除に成功した東京外大の伊勢崎賢治教授の基調講演があった。
　驚くほど、実に分かりやすいお話で、すごい頭の切れる方だというのが分かった。

　アフガニスタン情勢について、今までの知識が偏っていたことを感じた。今のアフガニスタンの混乱の原因のひとつには、日本政府による武装解除が早く出来すぎたことにもあるようだ。

　民主党の小沢幹事長がＩＳＡＦに参加することなどを言っているが、その実現については、法律上も難しく、今後の日本の動き方は本当に難しそうだった。

　アフガニスタンは、今、世界の麻薬の93％を生産してしまっているらしい。

　講演の後は、パネルディスカッションがあった。

　コーディネーターを眞田芳憲氏(平和研究所所長、中央大学名誉教授) が務められ、パネリストを黒田壽郎氏(平和研究所所員、国際大学名誉教授)、薗田稔氏(平和研究所所員、秩父神社宮司、京都大学名誉教授)、山崎龍明氏(平和研究所副所長、武蔵野大学教授)、山田經三氏(平和研究所所員、上智大学名誉教授、イエズス会司祭)が務められた。

　皆さんが様々な話をされたが、黒田先生はひねくれたことをおっしゃるので、なんか変なムードになっていた。

　アフガニスタンでは、軍閥が復活して悪事を働き、バレたらタリバンのせいにしているそうだが、日本でもなんでもかんでも自民党と政府のせいにして済まされている気分がした。
　今日は、一日で様々なことに目覚めたような気がした。

　自らがやらなければ、相手も応えてくれない。相手に求めるよりも、まず自らが行動することだと思った。

　みんながそんなにうまくやっているのではなく、それぞれに悩みを抱えながらではあるが、社会のために尽くすという方向が正しければ、周囲の理解も得られるだろうという確信も得た。