並松町自治会の定期総会

　朝７時半に電話があり、現地を見てほしいとの依頼で旭町に行った。府道の側溝整備の関連でのご相談だった。
　11時からは、並松町自治会の定期総会に出席し、挨拶をさせていただいた。

　今枝敏毅自治会長が急逝され、後任を決めなくてはならないということになった。

　役員の皆さんがいろいろとご協議された結果、余田修副自治会長が昇格されて自治会長を務められることに決まった。
　合わせて、野々垣泰輝さんが副会長に就任されることが決まった。
　引き続いての高橋辰夫副会長と三人で、新しい三役を構成していただくこととなり、自治会総会は無事に終了した。
　その後、先ごろ、下水道工事にともなって発掘された伝説の“並松の一本木”について、調査結果をうちの父が説明し、昭和４年の綾部大橋建設工事の際に、道路拡幅があり、松並木が切り倒されたということが分かった。
　総会終了後は懇親会があり、和やかに懇談させていただいた。

ＦＭいかる15周年

　午後、ＦＭいかる15周年の記念式典に出席した。ＦＭいかるのこれまでの歩みやこれからの方向性がよく分かって、清々しい式典だった。

　記念講演は綾部市睦合町出身で、ＦＭ宝塚取締役局長の温井甚佑さんが「たかがテレビ、されどテレビ」と題してお話された。

　元毎日放送のディレクターとして携わられた番組の映像などを見せながら、良いお話を聞かせていただいた。

　

　夜は、並松町自治会５組の懇親会。組長を次の方に引き継ぐことができた。

世界連邦市民学習会

　４日間、綾部を留守にしていたので、午前中は、たまった書類に目を通したり、連絡をしたり、来客があったり、打ち合わせをしたり。

　午後、るんびに学園の理事会に出席。

　15時からは、綾部世界連邦運動協会の市民学習会に参加した。国際平和協会の伴武澄理事長（元共同通信記者）が世界連邦思想を提唱した賀川豊彦について話をされた。
　賀川豊彦という人物は、日本の戦中戦後史において、重要かつ謎のある人物だと思っていて、以前から興味があった。

　講演は最後のところが蛇足で、「尖閣列島は国際管理すべき」だとか「竹島も小笠原列島も沖縄も、よく考えれば日本列島も日本人のものなのか？」というようなあまりにも荒唐無稽な主張をされた。
　質疑応答と時に手を挙げて、「講演の最後の部分には全く賛同できません。尖閣諸島や小笠原諸島、竹島の領有権は国際法上の手続きで日本のものになっているわけで、武力で奪い取ったのではない。世界連邦を進めるとすれば、国際法ではどういう手順が考えられるか？」と聞いたら、「何も考えていない」というお答えだった。

　アベノミクスや日本の米外交などをさんざん批判されていたが、中国のチベットやウイグルでの虐殺への非難は内政干渉になるとおっしゃるので、ちょっとそれは違うんではないかとやり取りした。

　世界連邦運動はもう少していねいに、理解を進める努力をするべきで、根拠のない暴論では単なる『売国思想』だとしか見られない。

　司会の方が「いろんな意見がありますので…」と引き取られたが、いろんな意見があるのは当然の前提で、それをまとめていくのが「運動」なのではないかと思う。

　閉会挨拶では、出口三平さんがそういうところをうまくフォローしていただいた。

　

　夜は、伴理事長を囲んで、綾部世界連邦運動協会の鹿子木旦夫会長、出口三平理事と４人で食事をしながら、安倍外交における北朝鮮問題、沖縄米軍基地問題など、さらにいろいろなお話をさせていただいた。

青森県庁へ

　青森視察二日目は、青森県庁へ向かった。

　青森県総務部防災消防課の古川課長代理から、《米軍・Ⅹバンドレーダー基地》に関する状況報告を聞かせていただいた。
　さすが、青森県庁だけあって、お茶ではなく、リンゴジュースが出された。
　防衛省、米軍、青森県、それぞれの立場で、お聞きしたニュアンスに違いもあったので、今後、さらに調査を深めていかなければならないと感じた。

　昼食を食べて、帰路に着いた。青森空港から伊丹空港までの時間（1時間40分）よりも、伊丹空港から綾部駅までの時間の方がかかった。

米軍基地に入る

　朝７時に京都駅に集合し、伊丹空港から自民党府議団で青森県つがる市にある《米軍・車力通信所》の視察に向かった。
　ここに配備されている《Ⅹバンドレーダー》を京丹後市にも配備したいと政府からの要請が持ち上がっている。
　「百聞は一見に如かず」と、自民党府議団は別の調査予定を変更して、急きょ青森に向かうことになった。

　午後、最初に《航空自衛隊・車力分屯基地》を見学し、ペトリオットシステムの説明を受けた。この基地に隣接するのが《米軍・車力通信所》だった。

　基地内は写真撮影はもちろん、カメラも携帯も持ち込み禁止なので、いっさい写真は撮れなかった。
　基地見学の後、米軍人や軍属用の住宅や車力駐在所を見学した後、航空自衛隊の基地内で、米軍からの説明を受けた。
　地元の方々からは、不安や期待、これから様々なことが出てくるだろうが、早い段階で現地を見れたことは良い勉強だった。

史実を歪める意見書

　午前中、二ノ湯議員、能勢議員と共に、京都府計量検定所の事業内容について、担当課長および検定所長から説明を受けた。

　団会議を経て、午後は本会議。　

　公明党が「『慰安婦』問題の早期解決を求める意見書」を提出し、これに民主党、共産党が相乗りするという形で可決されてしまった。
　他の都道府県議会では、このような「史実を歪める意見書」を可決したところはどこにもない。

　

　10数年前、こんな場面に遭遇した。

　首都圏近郊の町で、ある無名の新人候補が新党からの立候補を表明する記者会見会場だった。

　そこに、鳩山由紀夫代議士（当時）の秘書がチョゴリを着た二人の「おばあさん」を連れてきた。立候補予定者が手短に挨拶を終えると、記者の質問はその「おばあさん」に集中した。
　その「おばあさん」は『慰安婦』だと説明された。「おばあさん」は言葉少なに、伏し目がちに、記者に応対していた。

　疑問に思ってカラクリを聞いたら、事務所関係者が教えてくれた。

　「新党から出る新人では普通にやっても記者が来ないから、まあ『客寄せパンダ』ですよ」

　性風俗を商売にすることは、いつの時代にもある。現代でも、進んで風俗業に従事している人ばかりではないと思う。昔は、貧しさゆえ子どもが身売りされることもあった。

　民間に『女衒』という存在がいたが、日本政府が外国人を拉致・監禁して、『慰安婦』として従事させていたという事実はない。

　日本人が「敗戦史観」に捉われている限り、アジアの未来は開けてこない。

 

　夜は、超党派の“１期会”に出席。自民５名、民主５名、共産３名、公明１名という14名のメンバーで、都合のつかなかった自民１名、民主１名を除く12名が参加した。

　今日の意見書のことも含め、いろいろな話ができて、楽しい会だった。

街頭府政報告会

　12時半から、自民党府議団会議に出席。明日の本会議採決に向け、協議を行う。

　午後、京丹後市に持ち上がっている米軍基地設置に関わり、防衛省が配備を目指す《Ⅹ－バンドレーダー》について、自民党府議団で防衛省の担当者を招いて説明を聞いた。
　安全、治安、漁業等、地元にどういう影響があるのか、慎重に調査していかなければならないと思っている。

　夕方は、四条河原町で自民党府議団の街頭府政報告会を開催した。
　質問をした議員を中心に、順番にマイクを握って、府政報告を行った。

　僕も、水源の里、命の里の過疎対策、新しい福祉のあり方について演説した。

奥上林ふるさとレスキュー

　朝10時、京綾部ホテルで開催された《カラオケ発表会》（橋本やす子歌謡教室主催）の開会式に出席し、挨拶させていただいた。

　11時、福知山の井上重典府議の《春一番・井上重典と語る集い》に出席。
　山内修一副知事、二ノ湯智参議院議員、谷村紘一福知山商議所会頭など多数のご来賓、後援会の方々が出席された。

　井上府議からは《中丹三本の矢》の活動についてもご紹介いただいた。

　途中で抜けさせていただいた、一路、奥上林へ。

　

　奥上林ふるさとレスキューの発足式に出席し、ご挨拶させていただいた。
　消防団が中心となり、消防署から離れた地域に、自主的なレスキュー組織を作るという事業で、京都府が実施するものだ。

　地元の方からは、この事業において、京都府と綾部市の連携を求める声があり、担当者に確認したが、上で決めたルールのことばかりでなく、現場で実務に携わる方々との意思疎通がもっと必要だと感じた。

土曜日

　午後、綾部市森林組合の通常総代会に出席。挨拶では《森とみどりの公社》の問題について説明し、理解を求めた。
　夜は、物部の村上静史市議の後援会役員交流会に出席させていただいた。

府内の鉄道整備状況

　11時から、自民党議員団建設交通部会による『府内の鉄道整備状況』についての勉強会。府交通政策課の村尾課長から説明を聞き、意見交換した。
　高速道路も鉄道も、北部へのインフラ整備を全くしなかった蜷川府政の後、林田悠紀夫知事になってからは、府内全域の整備がずいぶん進んできた。

　しかし、路線図を見ると、南部に比べ、北部は格段にネットワークが弱いことがよく分かる。

　山陰本線の園部以北の複線化について、京都府がしっかりその方向に姿勢を定めることを強く求めた。

　12時45分から団会議。13時半からは、公共交通機関・道路整備対策特別委員会に出席。

　北陸新幹線敦賀以西のルートについて、様々な意見が出た。

　僕は、京都府はまず「府益」をしっかり認識することが必要だと述べた。関西広域連合でも完全に大阪に引きずられてしまっている。

　山陰本線複線化に関して、「全国最大の原発群を抱え、今度は国土防衛の最前線として、米軍レーダー基地の話も浮上している府北部のインフラ整備は費用をもっと国に求めるべきであり、京都府から国への要望書の中にも、そういうことをもっと大きくして要望するべきだ。そして、国への要望はＪＲ西日本と連携してやっていけば、ＪＲとの意思疎通ももっと図れてくる」と意見を述べた。　

 

　夜は、自民党府議団政策調査会の農林水産部会で、府の今西農林水産部長など農林水産部の幹部の方々との意見交換会を行った。

　部会長は二ノ湯真士府議で、僕は林業担当の副部会長にならせてもらった。

常任委員会

　12時半から団会議。亀岡市に建設予定の《専用球技場》について説明を受けた。まだまだ具体的な中身はよく分からない。

　

　13時半から、農商工労働常任委員会に出席。森とみどりの公社の解散に向けた手続き等の報告があった。

　国策として各都道府県で進められた造林事業であったが、木材価格の低迷で、他の都道府県も大半が解散している。

　ただ、森林が府民に与えている効果をお金に換算すると年133億円だという資料が提出された。公社の経営は失敗したが、森林保全が無駄だったわけではないし、これから先も必要な事業だ。

　今後のことについては、農林水産部長等とすでに話をして、一定の説明をしてもらっているので、委員会での質問はしなかった。他の委員からも特段の質問は出なかった。

　

　所管事項では、「もしＴＰＰに参加することになったら、京都府にはどのような影響があるか？」について、農林水産部長、商工労働観光部長それぞれから見解を聞かせてもらった。

　両者の意見は若干違ったが、おおむね、クリアできない影響ではない、プラス面もあるという見解だった。

　

　耕作放棄地対策についても尋ねた。先日の中上林での経験で、耕作放棄地の復活への補助制度について聞いたら、10ａについて5万円の補助や機械の支援など、様々なメニューがあるようだった。もう少し詳しく聞いてみようと思う。

　

　委員会終了後は急いで綾部に戻り、18時から、今枝敏毅さんの通夜に参列した。

　その後、事務所に戻って、書類整理と自民党綾部支部の新聞づくりをした。

ピアノのおさらい会

　春分の日。午後は、子ども達の《聖マリア音楽院おさらい会》に行った。

　去年は行けなかったが、『ド』しか弾けなかった温二郎も「かえるの歌」を弾いていた。

　涼子は「チューリップ」を両手で上手に弾いていた。　

　小源太は「バイエル30番」、これも上手く弾けた。他の子ども達もどんどん成長しており、様子が見られて良かった。

訃報が続く

　朝10時から、梅原澄男さんの葬儀に参列。

　澄男さんには、高橋輝後援会役員として、前回選挙では街宣部長をしていただき、僕の選挙でも中筋支部の役員として大変お世話になった。

　また、清山荘グラウンドゴルフの世話役として、大会運営、グラウンド整備など、大きく貢献していただいた。

　まだまだお若く、お元気な方だっただけでに、残念でならない。心からご冥福をお祈り申し上げます。

　

　並松町自治会長の今枝敏毅さんも昨晩、お亡くなりになった。自民党綾部支部の綾部東支部長もお務めいただいていた。

　お隣り同士でもあり、子どもの頃から大変お世話になってきた。

　落選後、自民党が苦しいときにあえて役員を引き受けて下さった。苦難に自ら進んで立ち向かっていくような方で、それをどうやって乗り越えるかに知恵を絞るのを楽しみにしておられた。

　その今枝さんが、昨年から体調を崩され、今年1月10日のゑびす祭の時には、並松商工会の甘酒接待のところに来られて、治療がいかに辛いかを話しておられた。今枝さんが弱音を吐かれるくらいだから、よほど苦しいのだろうと思った。

　天国で安らかにお眠りいただけるようお祈り申し上げます。

異動の季節

　そろそろ異動の季節。挨拶に来られる方もチラホラ出てきた。

　午前中は京丹波町福祉係の方に、福祉有償運送制度について話を聞きに行った。
　綾部市とはやり方が違って、利用会員は町に登録され、町から許可を受けたＮＰＯ法人や企業に業務委託されているそうだ。

　その足で福知山へ行き、谷垣事務所に寄った。

　午後は、るんびに学園10周年記念式典の打ち合わせ。

　夕方、自民党綾部支部三役会、その後、洞峠の議連立ち上げの件で、木下芳信市議、波多野文義市議と打ち合わせをした。

耕作放棄地の対策

　朝9時、あやべ福祉フロンティアの申請書類について、打ち合わせ。

　10時、和知の方がお越しになり、福祉有償運送の件で相談をお聞きする。

　午後、中上林の農業者の方々が耕作放棄地や後継者育成のことについて、ＪＡの方々と話し合いがあるとお聞きして、オブザーバーとして参加した。

　耕作放棄地の現地視察にも同行させていただいた。耕作放棄地を地元の方々が協力して耕作地として復活させていこうとする取り組みは珍しいそうだ。