ＪＲ要望と《あやべ寄席》

　昨日に引き続いて、府議会特別委員会の要望活動で、ＪＲ西日本の本社、京都支社、大阪支社を回った。

　今日は奈良線や片町線複線化や嵯峨野線の話題が中心だったので、本社でだけ次のように発言させていただいた。

　山陰本線・園部以北の複線化に関して、ＪＲの方々が「自社の経営」を強調されるのは理解する。

　しかし、京都府北部は北に若狭の原発群を抱えている地域だ。われわれは危険と隣り合わせで、関西全体に電気を供給している。

　「自分のことだけ」を考えれば、原発はない方が良い。

　今夏も政府が節電要請を検討しているが、電気がなければ、ＪＲ西日本の「ドル箱路線」も動かせない。ＪＲ西日本は関西財界の中心企業であるので、関西財界全体のことも考えてほしい。

　「自分のことだけ」というのは、結局、自らにマイナスとなる。

　山陰本線の沿線自治体でも今後、複線化期成同盟会を作るよう働きかけていこうと思っているので、ＪＲ西日本でもこれに協力していただき、一緒に国にも経費支援の要望をしていくとか、これからも連携をよろしくお願いしたい。
　たまたま今回、ご対応いただいたＪＲ西日本執行役員の荻野浩平車両工事部長は、綾部のそれも並松のご出身だった。

　同じご町内の方で、私もご両親には幼い頃から大変お世話になっており、綾部の往年の活気も今の状況もよくご理解いただいていると思うので、良い方向に進むように、もっと沿線住民の熱を高めて、様々な手段を粘り強く講じていきたいと決意を新たにした。

　

　夜は、あやべ寄席実行委員会に出席した。

　チケットがまだまだ売れていない状況だったので、あとわずかしか日数がないが、できる限りの宣伝や販売努力をしようということになった。
　2月10日（日）14時～16時、ＩＴビルで第12回《あやべ寄席》を開催します。

　チケットは前売券800円（当日は1000円）です。

　ゲストには、豊来家一輝さん（曲芸師）、林家染弥さん（落語家、林家染丸門下）、桂三扇さん（落語家）。

　他にも、プロ囲碁棋士の中野泰宏さん（趣味の津軽三味線を披露）、聖マリア音楽院（合唱）、綾部ローターアクトクラブ（太鼓）が出演します。

　チケットは、綾部市社協（川糸町）、ＦＭいかる（西町）、清山荘（里町）、あやべボランティア総合センター（本町2丁目）などに置いてあります。

　四方源太郎事務所でも預かっていますので、お気軽にお声がけ下さい。

ＪＲ西日本への要望活動

　昼前に、府議会の公共交通機関・道路整備対策特別委員会の皆さんと福知山駅で合流した。

　ＪＲ西日本福知山支社の土肥弘明支社長らに、ＪＲ山陰本線複線化やＫＴＲへの支援、山陰本線の特急増便、利便性を高めるダイヤ改正等を要望した。
　山陰本線複線化については、「ニーズがよほど高まらないと…」と消極的な発言をされたが、「北部の人口増には最も効果的。もう少し具体的な検討に進むなど、少しずつでも課題として大きくしていってほしい」と強く要望した。

　沿線自治体や住民も、もっともっと強くイメージして、整備促進運動を高めていかなければならないと改めて感じた。

　ＪＲは民間企業として経営採算がもちろんまず念頭にある。しかし、一方でそれだけでは、いつまでたっても京都北部は浮揚できない。

　京都北部に地盤を持つ政治家として、決して諦めずに、できるところから、できるだけ強く押していきたい。

　

　その後、ＫＴＲ（北近畿タンゴ鉄道）の大槻茂社長はじめ経営陣の方々との意見交換を行った。
　ＫＴＲの経営状況は厳しいが、地域のためになくてはならない交通手段である。
　様々な手段を講じて、利用拡大、利益拡大に取り組んでいかなければならない。

　ただし、どこまで地域住民として負担を許容していけるかが、今後の検討課題となってくるだろう。

　

　意見交換の後は福知山駅のＫＴＲホームを見学した。地元・福知山市選出の井上重典府議と一緒に。

　明日は、ＪＲ西日本京都支社や大阪本社を訪問する。

一般質問の構想

　午後、るんびに学園の理事会に出席。

　夕方からは、あやべ福祉フロンティア中上林支部の新年会に出席した。

　

　２月議会では一般質問の機会が回ってくるため、今回は「介護保険」に関して、フロンティアのようなやり方で、福祉予算を抑制しながらサービスを向上させる方法を提案したいと考えている。

　ボランティアの方々の力をうまく活用すれば、福祉予算の効果を１０倍以上に高めることができる。

　質問では、フロンティアでの実績を踏まえて説明したいと思っているが、知らない人に理解してもらえるような文章をまとめられるか、これから考えていきたい。

　また、綾部市が新しい都市計画マスタープランの中で「線引きの廃止」を打ち出しているので、そのことに関しても府の協力をお願いしたいと思っている。

 

　今回の一般質問の際には、後援会でバスを仕立てて、傍聴ツアーをやってみようと考えていただいています。

　質問日は2月21日の開会日夕刻に決まります。2月26、27、28日のいずれか午後です。

　もし、都合がつけば傍聴したいという方があれば、ご連絡しますのでお声がけ下さい。バス定員には限りがあり、先着順になります。

国の大型補正予算

　朝８時。正暦寺の不動明王大祭の準備に行く。10時から、祭典と護摩法要が行われた。
　11時前には失礼して、京都に向かった。12時45分から、自民党の議員団会議に出席。新政権の大型補正予算に関して、京都府からもたくさんの要望を出している。
　山内副知事が要望内容を説明に来られて、自民党府議団からの支援も求められた。

　２月上旬には自民党府議団で上京し、国に対して、京都府の要望をできる限りたくさん取り上げていただけるよう働きかけることになっている。

　団会議の後は、林務課、建築指導課それぞれの課長に来てもらって、お願いしていたことの報告を聞いた。

　

　夜は、商工会議所の役員さんの懇談会に出席する。

リクエストに応えて

　入っていた予定がキャンセルになったので、家族でどこかに行こうと思い立った。子ども達のリクエストは、「京綾部ホテルの温泉」だった。
　温泉に入って、中華料理を食べた。

味方町での府市政報告会

　昼、解放同盟綾部地協の《荊冠旗びらき》に出席した。府連からは、西島藤彦委員長が来賓として来られていた。

　解放新聞紙上では、安倍政権の経済政策が手厳しく批判されているが、「経済政策は、こうしたら全ての人が良くなるというものが分かる人は誰もいない。政府が打ち立てた予算をうまく経済活性化につなげられるかは、われわれ地方議員や首長の仕事だ。ぜひ、長い目で見てご支援ご指導いただきたい。もちろん全ての人の人権が守られるのが、政策の前提であることは皆様と共有している」とご挨拶させていただいた。
　午後は事務所で書類整理等をして、18時から、自民党味方支部主催の府市政報告会をさせていただいた。

　綾部地区の安藤和明市議からの市政報告の後で、府政報告をして、意見交換の時間を持たせていただいた。
　雪が深々と降り積もるなか、綾部市の人口減少が「待ったなし」になっていること。

　人口増加のためには、JR山陰本線複線化が必要であり、市民の皆さんや市議会から声を上げていただきたいということ。

　味方町の地元課題などについて、お話をさせていただいた。

若いから、年だからと…

　午前中は、綾部警察署で《寒中稽古納め試合》を観戦した。

　柔道、剣道ともに、50代の署員が20代を負かしての優勝を飾られた。武道場の壁には貼り紙があり、「若いからと怠けるな！年だからと諦めるな！」と書かれていた。まさにその通りだと思った。

　最後の講評をさせていただき、「四都市体育大会の際には、ぜひ綾部市チームの選手として出場してほしい」ともお願いした。福知山や舞鶴は人口も多いうえに自衛隊もあるのだが、綾部市の特に柔道は選手をそろえるのに苦労しているとお聞きしている。

　終了後は他の来賓の方々と一緒に、ご飯と豚汁をごちそうになった。

　

　夜は、綾部商工会議所青年部の新年例会に出席。
　乾杯挨拶の中では、「昨年暮れの選挙で、綾部においては国・府・市の連携のパイプがつながった。次は、政治・経済・行政が三位一体となって取り組む体制づくりが必要であり、この三者が一堂に会しての意見交換の場づくりを商工会議所にもお願いしている。ぜひ今年は三位一体で頑張りたい」とお話をさせていただいた。

　新年度三役の紹介もあり、アトム電気の四方裕士くんが次の会長として選ばれ、挨拶をされた。四方くんはうちの弟と同級生だそうだ。

市街化調整区域内での建築制限緩和に向けて

　視察から帰り、久しぶりに事務所に出た。事務所前では下水道工事が始まっている。

　今は上水道の工事なので片側通行できるが、しばらくすると全面通行止になります。４月いっぱいくらいまでかかるそうです。

　四方源太郎事務所に来られる方には大変ご迷惑をおかけすることになり、申し訳ありません。

　

　綾部市都市計画マスタープランの原案がまとまり、綾部市建設部から説明に来ていただいた。

　いわゆる「線引き（区域区分）の廃止」に向けて、綾部市がその一歩を踏み出すことになった。
　長年の間、市街化調整区域内での建築制限について、多くの方々から「どうにかならないのか？」という意見を聞かせていただいていた。

　府議になったら、まず取り組まなければならないと思っていた課題の一つであり、これから始まる府市協議や国との協議に関しては、綾部市民の声を代弁し、しっかり側面支援をするつもりだ。

　「線引きの廃止」は府内の自治体では、まだどこもやっていない。初めてのケースなので、府もまだ手探りではあるが、一日でも早い実現とその後の地域振興に真剣に取り組みたい。

　

　夕方からは、自民党綾部支部の会計決算と予算案作成について、熊谷会計と打ち合わせをした。

萩しーまーと

　三日目。山口市から萩市に向かう。

　萩しーまーとを見学した。民設民営の《道の駅》で、多くの集客と全国的な宣伝力で群を抜いている。
　「駅長」の中沢等さんから、その取り組みの状況を聞かせていただいた。
　リクルートから転職し、Ｉターンで萩に来られたそうだが、しっかりとしたマーケティングを行って『萩の魚』をしっかりと売り出しておられる様子に感心した。
　萩市の若い職員が３年間出向して、中沢さんの下で水産物のブランド化の技術や人脈を叩き込まれているそうだ。

　魚介類のある地域は強いなと思った。「綾部や福知山なら、どうして集客しましょうか？」と福知山の井上府議と話しながら、綾部に帰ってきた。

　綾部にも、農林業や観光業の拠点となる《道の駅》がほしい。

なでしこＪＡＰＡＮに贈られた筆

　視察二日目。

　まずは呉市の北に隣接する熊野町へ行った。呉市のベッドタウンとして、町でありながら、２万５千人ほどの人口があり、庁舎も立派だった。

　ここは国内での筆生産の中心地で、書筆で80％、絵筆85％、化粧筆90％のシェアがある。
　女子サッカーのなでしこＪＡＰＡＮが国民栄誉賞をもらった際、副賞として熊野町の化粧筆セットが贈られたことで一躍名前が売れた。
　筆の里工房には巨大な筆もあり、興味深く見学させてもらった。
　実際の筆制作の見学に民間の筆工房を訪問した。
　女性のパートの方や若い人も働いておられた。いろいろ説明して下さったベテランの女性は伝統工芸士でもあり、地域と伝統工芸がしっかり根付いて産業となっていることがよく分かった。

　筆の販売所に黒谷和紙が並べてあったので、社長さんに綾部から来たことを話すと、「昔から取引させてもらっているんだ」と喜んでおられた。

　

　これで広島県を後にし、次は山口県議会へ。

　鳥獣害対策について、山口県での取り組みを調査した。
　山口県は京都府以上の農地があるが、農業所得は低い。米作や夏みかん等が多く、野菜にはあまり取り組まれていないようだった。

　鳥獣害対策のための牛の放牧は山口県が始めたとのことだった。

管外視察で広島・山口へ

　府議会農商工労働常任委員会の管外視察に参加した。二泊三日の行程で、広島県・山口県を回った。

　最初は、広島県議会で《官民ファンド》の取り組みを勉強。広島県の湯崎知事は経産省出身で、民間ファンドでの経験もあり、県政の目玉に《官民ファンド》が上がっている。

　京都府にもファンドがあるが、23億円程度。広島県は100億円の規模であり、担当課長さんは「その程度の規模にしなければ専門家が運営に深くタッチできるようにならない」とおっしゃっていた。

　

　続いて、呉市に行き、《呉のカキ》《豊島タチウオ》など、水産資源のブランド化について勉強した。
　知らなかったが、呉はカキの漁獲量が日本一だそうだ。

　呉市は市役所の建替え工事が進んでいた。今の市役所の隣りに立派な庁舎が建つようで、うらやましかった。

当番交代祭

　日曜日。午前中は、氏神である熊野新宮神社に参拝。
　《当番交代祭》があり、今日から一年、並松町下組の13戸が当番氏子として、奉仕していくことになる。４年に一度回ってくる。

　祭典の後、直会と片付け等をして終了。

　

　15時から、舞鶴で霊友会の新年交流会に出席。ご挨拶をさせていただいた。

　来賓として他にも多賀久雄府議、山本治兵衛舞鶴市議が出席され、綾部からは安藤和明市議とるんびに学園の藤大慶理事長が参加されていた。

とんでもない人を首相にしていた

　午前中、子ども達を連れて、市民グラウンドにソリ遊びに行った。
　子どもの頃には、雪が降るとソリやスキーができるところを求めて、市民グラウンドや大本や紫水ヶ丘公園など、いろんなところに行ったことを思い出した。

　

　毎年恒例の《建国記念の日（紀元節）を祝う京都北部府民の集い》が今年も開催されます。
　自民党綾部支部では、毎年この事業に協力させていただいております。

　2月11日（月・祝）13時30分から、場所は福知山市のホテルロイヤルヒル福知山です。

　昨年は、青山繁晴さんにお越しいただき、中丹文化会館で開催しましたが、今年は福知山市での開催となります。

　講演の講師は、呉善花先生（拓殖大学教授）と江崎道朗先生（日本会議専任研究員）です。

　参加費は前売券1000円（当日は1500円）で、四方源太郎事務所でも前売券を預かっています。

　鳩山由紀夫元首相が中国共産党政府のプロパガンダに乗せられ、日中関係をわざわざややこしくしているのは本当に情けない限りだ。とんでもない人を首相にしていたものだと思う。

　僕は、鳩山氏が乗せられているような歴史認識についても、子どもの頃に学んだ。

　市立図書館にあった『子ども向けアジアの歴史』シリーズは全部読んだし、本多勝一の『中国の旅』は中学１年生の時に読んだ。
　八路軍や金日成将軍、毛沢東主席は英雄だと信じ込んでいたので、大人になって本物の金日成をニュースで見たり、毛沢東の暴露本を読んだ時はガッカリした。北朝鮮の将軍様たちの犯罪行為や経歴詐称を知って、愕然とした。

　真実を認識するためには、双方の話を聴かなければならないと思う。

　双方の話を聴くことで日本人が持つべき歴史認識をしっかりと定め、その上で国際協調・世界平和のために我々は努力をしなければならない。

　プロパガンダに乗せられることは世界平和と逆行していく道であり、むしろ領海侵犯やテロ被害等に近づく道だということに、鳩山氏は全く無知なのだろう。

　ぜひ、この機会にも多くの方に会場に足をお運びいただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。

　

　今日の夜は、福知山にて、丹波歯科医師会の新年会に出席させていただく。

下市・厄除神社

　朝起きると、雪が結構降っていた。

　昼前に物部の村上静史市議の家に行き、一緒に下市の厄除神社に参拝した。
　甘酒とぜんざいをいただきながら、参拝者の方々とお話をさせていただいた。

　参拝後は村上市議の事務所で、しばし懇談。

　午前中の来客から入ってきた情報とリンクするような話もあって、情報共有はやはり大事だなあと実感した。

 

　夕方からは、綾部建設業協会の新年懇親会に出席し、ご挨拶させていただいた。

新年総会

　朝から雪。

　10時から、野々垣静夫さんの葬儀に参列。野々垣さんは元並松町自治会長であり、綾部政経懇話会の会計も長くお務めいただいた。正義感と責任感の強い方だった。

　奥上林の草壁のご出身で、政経懇話会の旅行や総会の時には、奥上林支部の輪の中に入って、よくお酒を飲み、談笑しておられたのが印象によく残っている。

　心からご冥福をお祈り申し上げます。

　

　11時から始まっていた更生保護五団体新年総会に遅れて出席。懇親会の乾杯の音頭をとらせていただいた。
　昨年暮れに、地元の谷垣禎一代議士が法務大臣になられた。綾部出身の林田悠紀夫先生以来の地元からの法務大臣だ。更生保護行政のトップは法務大臣なので、そのことなどをお話した。
　

　夜は、綾部青年会議所の新年総会に出席。
　新理事長の西岡藤孝くんも、直前理事長の荻野力也くん共に同級生なので頑張ってほしい。

　来年は大きな会議を綾部でやられる計画もあるそうだ。綾部に、大きな活力と賑わいを創り出していただけそうで楽しみだ。