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四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

綾部高校の入学式2025

2025年04月09日 | 教育・子育て

日㈬9時半から京都府立綾部高等学校(一井育校長)の入学式に出席。次男・温二郎も綾部高校・普通科に入学した。

 綾部高校の体育館には、温二郎は入学生として、涼子は吹奏楽部員として、妻は保護者として、私は来賓として、それぞれ立場は違えど家族4人が集合していた。

 「せっかくだから、小源太も帰らせたら良かったな」と言うと、「小源太はもう学校始まっとる」とのことだった。

 一井校長は式辞で「人間の味(あじ)」という例えを使って、綾部高校の校訓である「探真究理」を新入生に説明された。

 AI時代になって、計算したり、文章を書いたり、絵を描くのは、人間よりもコンピュータが優れているように思うかもしれないが、文章や絵を見てどう感じるか、その人間としての共感が「人間の味」となる。

 マルチタスクよりも、綾部高校で好きなことに熱中して深い学びを得てほしい。自分の身体で得て、自分の頭で考え、自分の言葉で話せる人になってほしい、と。

 

■綾部高校の校訓「探真究理」

 「探真究理」という言葉は、明治26年に開校した綾部高校(当時は京都府蚕糸業組合立高等養蚕伝習所)の初代所長(校長)である波多野鶴吉(グンゼ創業者)の造語だろうか。東京農大附属第三中学・高校に「究理探新」という似た言葉があるが、他には見当たらない。

 「探真究理」は「真理」と「探究」を組み合わせた言葉だろう。「真理」を「探究」し、読み書きするだけでなく、自ら体得することの重要性を言わんとしているのではないだろうか?

 それは綾部高校が創立以来、大切にしている「実学」(現実に役立つ学び)に通じるように思う。偏差値の高い大学を目指すのはもちろん良いことだが、多様な人と交わり、「実学」を身につけることも良いことだ。

 「探真究理」を目標とする綾部高校では、柔軟で強靭な人格、人脈を形成し、社会での対応力が高い人材を育てていただきたい。

 式の後一井校長「綾部高校は志願者数が多いことに甘んじていてはいけない。上位層の学力を伸ばすことがまだまだできていない。この現実を直視し、学校本来の使命である学力向上にもっと真剣に取り組もう!」と「熱量」をテーマに教職員を鼓舞しているおっしゃっていた。

 私も全く同感であり、その危機意識を校長先生が持っていただいていることに、逆に安心した。

 

■「福知山高校、定員割れなぜ?」京都新聞の記事

 先日の京都新聞に「福知山高校、定員割れなぜ?」という記事が掲載されていた。

 福知山高校は直近10年で8年定員割れしており、記事は「2025年度は2割超の定員割れ」との見出しで、その原因としては「少子化」と「私学との競合」を挙げているが、それは見方が甘い。

 福知山高校の進学実績は中丹で群を抜いているが、難関大学に進学できる生徒は全体の1割もいないだろうし、そういう生徒の絶対数が年々減っていると感じる

 難関大学を目指す生徒の数に対して、福知山高校の定員が多いことが定員割れしている主因であり、福知山高校を中高一貫校にした時に文理科学科の改廃や普通科定員の見直しをしなかった結果、というだけのこと

 その頃は綾部高校の志願者数がもっと減るとの想定があったのだろう。想定に反して綾部高校の志願者数が多くなっているのは誤算だったかもしれない。

 少子化や私学との競合だけに「福知山高校の定員割れ」の結論を持っていくのは、京都新聞記者の貧弱な取材、考察不足だと言わざるを得ないだろう。

 私学と競合しているのは福知山高校に限ったことではなく、綾部高校や西舞鶴高校はじめ、府内の公立高校全体が影響を受けている。

 勉強も、部活も、遊びも、バイトも、バランスよくやりたい子が全体の7~8割ほどいて、その「ボリュームゾーン」の生徒を綾部高校と私学が共にターゲットにして引っ張り合いをしているのが現状だと思う。

 校長挨拶の後は、今年度の田中雄作PTA会長の挨拶。

 10年ほど前、私が綾部小学校PTA会長だった時に、次の年のPTA役員をお願いし、それ以降、綾部小学校、綾部中学校でPTA会長や役員を歴任してもらってきた。

 

■府立農大の入学式にも

 12時半からは京都府立農業大学校(稲田佳奈校長)の入学式に出席。16名の新入生が入学された。京丹後市、舞鶴市という北部からの入学生は3名、京都市、長岡京市、京田辺市、宇治市、城陽市、精華町など南部から12名、大阪府からも1名入学された。

 河村能夫名誉校長の挨拶では「実習」「実学」の大切さを説いておられた。

 続いて、知事代理の小瀬康行農林水産部長、府議会議長代理の林正樹副議長、山崎善也綾部市長が来賓挨拶をされ、「農業の未来は明るい」と京都府農業を担う若き農業者を激励された。

 農商工労働常任委員会(森口亨委員長)からも多くの委員に出席していただいており、ありがとうございました。

 新入生の皆さんには綾部を「第二のふるさと」として、ここで将来の夢に向けた良い学び、経験、出会いがあることを願っています。


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綾部高校吹奏楽部 第56回定期演奏会

2025年03月20日 | 教育・子育て

20日㈭午前中京都から戻り午後ITビルで開催された綾部高校吹奏楽部の第56回定期演奏会へ。娘の涼子がトロンボーンを演奏している。

 一井育校長の開会挨拶では、綾部高校で新たに製作された「綾高応援タオル」の宣伝もされていた。

 吹奏楽部は軽音楽部に押されてか、部員が少なくなっているので、卒業された3年生も出演してくれていた。

 1年生も来月から2年生。さらに頑張ってください。

 もっと昔のOBの方々にも参加していただき、綾部高校の校歌や「川の流れのように」が演奏された。校歌は以前からこういう場で演奏してほしいと思っていたので良かった。

 

 18時から舞鶴グランドホテルにて、府北部の自民党府議と西田昌司参議院議員との意見交換会に参加した。


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サイエンスキャンプINあやべ

2025年03月15日 | 教育・子育て

15日㈯午後北部産業創造センターでのサイエンスキャンプINあやべ(京都府商工労働観光部産業振興課主催)を見学した。

 オープニングでは綾部鉄工工業協同組合の波多野隆史理事長と共に挨拶をさせてもらった。司会の若い京都府職員さんが「京都府議会で日夜、バトっておられる(バトルしている)…」と紹介していただき、何か嬉しい気持ちになった。

 最初府立工業高校・環境デザイン科の生徒が開発した子ども向けの学習キットである「光るぶんぶんゴマ」の製作を通して、科学のことを学ぶワークが行われた。府立工業高校の生徒がマンツーマンで付き添い、丁寧に教えてくれていた。

 続いては京都産業大学情報理工学部の川村新教授による「不思議な音の実験~不思議な音、超音波スピーカー、紙コップスピーカー」の講義が行われた。

 この「サイエンスキャンプ」は北部産業創造センターができた時に、「ここを大人だけの技術開発の施設にするのではなく、将来を担う子ども達が科学に関心を持ち、将来、理系人材として科学の進歩に貢献してもらうための事業にも取り組んでほしい」と京都府に要望し、毎年、開催していただいている。

 できれば、常設的に「科学サークル」や「プログラミング教室」などの活動がここでできればとも考えている。

 

 事務所に戻り、ブログ書きや事務仕事。相談事の電話への対応など。

 17時から高野山真言宗綾部地区檀信徒協議会の新幹事役員会アスパアカデミーで開催され、正暦寺の筆頭総代として出席した。

 来年度から3年間、正暦寺(寺町)、楞厳寺(舘町)、興隆寺(志賀郷町)、栄宝寺(星原町)、善福寺(睦合町)の5ヶ寺の代表者が幹事となり、その幹事の中から会長1名、副会長2名(事務と会計)を互選することになっており、それを決めるのがメインの会議だった。

 PTA役員を決める時のような沈黙がしばらく続き、皆さん「忙しくて」「体調が悪くて」「とてもとても自分には」「パソコンが使えないから」と役を引き受けることを断られる。

 楞厳寺の代表の方が「四方さんに会長をしてもらえませんか?そしたら自分が副会長をやります」とおっしゃるので、会長を引き受けることにした。

 もう一人の副会長もなかなか決まらなかったが、誰かにやってもらわなくては次に進まないのでと説得し、興隆寺の代表の方に引き受けていただいた。ただし、正副会長に上がった場合の幹事の補充が「檀家の数も減っていて難しい」という声が多かったので、次の総会に補充をしなくても済むような規約改正を提案していただくことを現三役の方々にお願いした。

 

 会議を早退させていただいて、18時からふしみやで始まっていた並松町自治会5組の懇親会に遅れて出席した。

 同じ地域に住む者同士の交流の場であり、隣りに住んでいても日頃からそこまで話をするわけでもないので、貴重な機会だと思っている。互いの仕事のことや子どもの進学の話、並松町の歴史や現在の自治会運営やソフトボールチームのことなど、様々な話で楽しく時間を過ごした。


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温二郎の綾部中学校卒業式

2025年03月14日 | 教育・子育て

14日㈮9時過ぎ綾部中学校(小林昌宏校長)9時半からの卒業式PTA会長として参列。まず控室で校長先生が私たち来賓に挨拶をされた。

 来賓の皆さんにもPTA広報紙「すずかけ」が配られていた。

 2年間、PTA会長を務めてきたが、「PTA会長挨拶なんて、読みたい人あるんですかね。会長挨拶はカットして、子ども達の写真を増やしてもらったらいいですよ」と伝えていたので、これが最初で最後の挨拶文となった。

 校長式辞の後、PTA会長として来賓の挨拶を述べた。「マイクのスイッチを入れてください」と事前に言われていたのを忘れていたのかな?と後で気づき、声がちゃんと届いていたかと思っている。(挨拶の内容は後掲)

 午後から府議会の常任委員会に出席するため、PTAと同窓会の記念品を贈呈した後に退席させてもらった。

 次男・温二郎は今日、綾部中学校を無事に卒業し、春からは綾部高校に進学することになっている。担任の先生から卒業証書を受け取り、野球部や綾部ファイターズの仲間との最後のお別れもできたようだ。

 

 私は卒業式を途中で抜けて京都へ。12時半から自民党府議団の議員団会議、13時30分から政策環境建設常任委員会に出席し、総合政策環境部の所管事項についての質問を行った。

 まずは「PFAS問題」について。

 綾部市では、環境省によるPFAS濃度低減対策技術の実証候補地になりたいと申請しており、来年度に入ればそれが決まるという。全国で3ヶ所だけ選ばれる実証地になれば、環境省の予算を使って、様々な調査や対策が講じられることになるので期待している。

 総合政策環境部には、地元住民の皆さんの不安や苦労についても改めて説明し、対策だけでなく、原因の究明にもしっかりと取り組んでほしいと要望した。

 続いては「京都府の移住条例」に関して。

 2月1日に福知山市で行った京都北部の宅建業者との勉強会で、移住者の空家改修費支援の補助金が出るのが「移住後1年」となっていることに対して、移住先の勤め先での勤務経験が1年以上ないと金融機関の住宅ローンが認められないという事情があると聞いたので、「条例改正して期間を1年から2年に延ばしたどうか?」と提案した。

 答弁では「現実の運用では1年以内でなくても補助対象となるようにしている」ということだったので、「それなら京都府の移住施策のパンフレットにもそう書いて、宅建業者にも丁寧に説明しておくべきではないか?」と指摘した。

 近々、地域政策室長が京都府宅建協会と初めての意見交換をするそうなので、「それまでに部内で検討して宅建協会の皆さんにきちんと説明できるようにしておいてほしい」と要望した。

 最後は、「最近の京都府の府市協調」に対して質問した。

 新年度予算の知事の提案理由説明では、これまでからの府政の最重点目標である「府域の均衡ある発展」という文言が消え、代わりに「府市協調」という言葉が何回も出てきていた。

 綾部市で「府市協調」というと「綾部市と京都府の協調」のことだし、知事の提案理由説明における「府市協調」は「京都府と京都市の協調」という意味だ。「全ての市町村との関係や府域の均衡ある発展の重要性をどう考えているのか?」と質問した。

 部長がそれに対する答弁の中で、さらに「府市トップミーティング」とも言われたので、「それも京都府と京都市のトップミーティングと正確に言うべきだ」と指摘し、「我々、府下の市町村はその他大勢ではない。京都市長が府下の市町村との関係を重視されるのはもちろん結構だが、私たちは京都市の附属物ではない」と述べた。

 知事が府北部に足を運んで課題解決に取り組むプロジェクトはしていただいているが、知事には北部へは泊まりでじっくり来てもらいたいと考えている。振興局の職員からも直接課題を聴く機会や懇親をする機会を持ってほしい。「知事に直接そう言っても、答えがいまいち歯切れ良くないので、知事は泊まりたいのに職員が泊まらせないようにしているのではないか?」と指摘した。

 

 議会の後は綾部に戻り、夜は19時半からNEXT(今川信吾代表)の例会に出席し、終了後は恒例の懇親会へ。

 


【卒業式でのPTA会長祝辞】

※長文で申し訳ありませんが記録のために

 

 紫の山なみわたり、風薫るこの明知の丘にも、春の訪れを感じるようになった本日、綾部中学校卒業式が開催されるにあたり、PTAを代表してお祝いの言葉を申し上げます。

 保護者の皆様におかれましては、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。この3年間、PTA活動にご参加いただきましたことに、心から感謝申し上げます。コロナ後に、一人の保護者からの提案で復活したPTA合唱も大変良い経験、思い出になりました。ありがとうございました。

 ご来賓の皆様方には子ども達をいつもあたたかく見守っていただき、学校の美化、整備などにもご協力いただきました。二年連続となった吹奏楽部の全国大会出場に対しての大きなご支援にも厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。

 小林昌宏校長先生をはじめとする教職員の皆様方には子ども達の自主性を重んじて、新しい取り組みへのチャレンジを応援していただきましたことに感謝しております。
 体育祭をスポーツオリンピックに、合唱発表会をライブオリンピックと変え、誰もが主役になれる楽しいイベントにしたいと言ってきた子ども達の気持ちを受け止め、裏で支えていただいた先生方のお力があったればこその大成功だったと思います。
 「大人にはマイクを持たせない」と決めた子ども達。スポーツオリンピックでは、PTA会長の挨拶はもちろん、校長先生の挨拶もカットされていましたが、「それで良い」と思いました。子ども達の自主性に付き合っていただいた先生方の忍耐とご指導に、深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 さて、卒業生の皆さん、晴れのご卒業、誠におめでとうございます。
 卒業にあたり、私の経験から皆さんにお話をしたいことがあります。
 それは10年ほど前、私が40才を過ぎた頃に卒業以来、初めて、高校時代のクラスメイトと同級会をやった時の話です。集まった同級生の中に、東京大学を出て、NHKに就職したSくんという子がいました。
 高校時代、彼は勉強が良くできたので、出来が良くなかった私達は相手にされていないように思い、「つきあいにくいな」と感じていました。
 同級会の時も連絡先が分からなかったので、案内状を送りませんでした。しかし、誰かから聞いたのでしょう、「ぜひ参加したい」と連絡をくれました。
 高校卒業して以来、初めての同級会は大いに盛り上がりました。その中でも久しぶりの再会を一番喜んでいたのが、そのSくんでした。
 その席で彼は高校時代の思い出話をしながら感極まり、涙を流して、おいおいと泣くんです。泣きながら「来て良かった。こんな機会を作ってくれてありがとう、ありがとう」と何度も御礼を言ってくれました。学生の頃とは全く違う彼の様子に戸惑いを覚えました。
 東京大学を卒業してNHKで働いていると聞くと、きっと順風満帆で幸せな人生なんだろうなと私たちは思いますが、彼は彼なりに挫折を味わってきたようでした。
 宇宙物理学を勉強したいと意気揚々、東京大学に入学したものの、綾部で一番賢いと思っていた自分より圧倒的に頭の良い人がたくさんいることを知って、すぐに諦めて文系の教養学部に転部したことなど、自分が一番だと思っていた自信を叩き壊された経験を話してくれました。
 翌朝、彼からメールが届きました。「久々のクラス会、20年の空白はすぐに埋まり、自分の原点を強く感じることができました。ふるさと、そして昔の仲間がいるから、また頑張れる、そんな気持ちになりました。ありがとう」。
 彼は今、北海道に家を買い、親御さんが亡くなられて綾部の実家は手放したようですが、時々帰ってきて、その際には「飲みませんか?」と連絡をくれます。去年の夏にも会って、卒業式でこの話をすると言ったら笑っていました。人は変わるものです。

 どんな成功者でも、他人から見えない努力や苦労が必ずあります。皆さんがこれからの人生で、疲れた時、悩んだ時、力や助言を与えてくれるのは、今日、今、この会場にいる同級生、先生、そしてお父さん、お母さん達です。自分のことを一番大切に思って心配してくれる人が一番多いところを、私たちは「ふるさと」と呼んでいるのだと思います。
 今は気が合わないと思っている同級生は将来、折れたあなたの心を癒してくれる恩人になるかもしれません。綾部を離れて、早く都会に行きたいと思っているあなたも、将来、この町で働き、恋をして、子どもを育てているかもしれません。
 何事も「決めつけない」ことです。

 同じ時間、同じ青春をこの綾部中学校で過ごした仲間をこれからも大切にして、今日ここから大きく羽ばたいてください。母校、綾部中学校、ふるさと綾部はいつまでもここにあります。
 PTAの私たちは、この先もずっと皆さんのことが大好きで、一番の理解者でありたいと思っています。困った時には、家族や友達、そしてふるさとを頼ってください。
 今日ここを巣立つ皆さんの未来に幸多からんことをお祈りし、卒業式にあたってのお祝いの言葉といたします。これからも自分の心と体を大切にして頑張って下さい。おめでとうございます。

令和7年3月14日
綾部中学校PTA会長 四方 源太郎


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自立と貢献の会2025

2025年03月11日 | 教育・子育て

10日㈪朝8時過ぎに事務所を出て京都へ。10時から予算特別委員会の文化生活部の書面審査。昼をまたいで15時頃まで。今日は質問なし。久しぶりに早い時間に綾部に戻れた。

 これで書面審査は終了し、明後日、西脇知事らに対する総括質疑が行われる。

 

11日㈫明日の予算特別委員会の総括質疑を前に答弁調整のための議会の中休みで、終日、綾部で過ごした。今日は雨が降っている。

 9時20分から京都府立農業大学校(稲田佳奈校長)の卒業式に参列した。稲田校長からの卒業証書授与の後、例年のように河村能夫名誉校長が挨拶された。

 知事代理の小瀬康行農林水産部長、石田宗久府議会議長はじめ農商工労働常任委員会の皆さんに数多く出席していただいていた。

 今年は12名の卒業生があり、綾部出身の子は1人もいなかったが、綾部市内で2名の子が親元と建設会社の農業部に就農してくれるそうだ。ありがたい。

 

 卒業式が閉式後、表彰式は失礼して綾部中学校へ。綾部中学校にも2年間通ったが、これでそんなに来ることもなくなるかと思うと感慨深い。

 10時45分から綾中応援団「絆」交流会にPTA会長として出席した。

 20年近く前に綾部中学校が荒れた時、学校だけでは子ども達を押さえきれないと地域や保護者が入っていくようになって創設されたのが綾中応援団「絆」だが、今は学校も穏やかになり、昔のような子ども達のパワーが懐かしいような時代にもなってきた。

 今年度の活動の振り返りや意見交流の後、3年生が卒業前に行う「自立と貢献の会」を体育館にて参観した。

 温二郎と翔貴がオープニングの司会を務めていた。綾部小学校に入った頃は幼く、二人でコロコロしていた彼らが本当に大きく立派になった。参考:コロコロしていた頃

 2名の生徒から「自立と貢献」についての意見発表があり、その後、学年合唱が行われた。

 合唱の途中で、各クラスの代表が担任の先生に御礼を述べる場面があり、先生方は涙をぬぐっておられた。泣きながら歌っている子もたくさんいた。

 温二郎は学年を代表して、学年主任と副主任の先生に御礼を述べていた。

 自立と貢献の会の終了後「絆」の皆さんに生徒からの御礼のセレモニーと「絆」の皆さんからの手づくりのコースターのプレゼントがなされた。温二郎はここでも挨拶を述べていた。

 最後は給食試食をした。今日のメニューはセルフ照り焼きチキンサンド、水菜スープ、牛乳で大変美味しかった。

 午後は事務仕事と、夕方に高橋輝市議が事務所に来て、近況を情報交換。夜は会食。


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綾部中学校PTAの懇親会

2025年03月07日 | 教育・子育て

日㈭車検から戻ってきた車で府議会へ。ワイパーゴムを取り換えてもらったので調子が良い。ブレーキパッドも交換し、ブレーキの利きも良い。

 11時45分から宇治茶振興議員連盟(藤山裕紀子会長)役員会に出席し、事務局長として会議を進行した。4月11日に和束町などに視察に行くことを決定。

 

 12時半から議員団会議。京都アリーナに関して発言した。「京都アリーナ計画自体は京都府民のスポーツ振興や向日市の地域振興にとって良いことだと思うが、情報の出し方や説明の仕方が悪い。住民説明会は設計が固まって、できる段階になれば早期にするべきだし、事前審査が必要ないという言い訳もおかしい。明日の採決では自民党府議団として、その点、討論でしっかり注文を付けた上で賛成するべきだと思う」と意見を述べ、文案を代表幹事に調整してもらうことになった。

 

 午後政策環境建設常任委員会(宮下友紀子委員長)に出席。議案の質疑、討論、採決を行った。文化生活・教育常任委員会は「京都アリーナ」のことや「人権尊重の共生社会づくり条例」の件で質疑が長時間となり、予算特別委員会全体会の開会は予定より1時間半遅れの16時35分となった。採決をして終了。

 夜は意見交換のための会食で京都泊まり。

 

日㈮ホテルから歩いて府議会へ。週はじめからの雨もようやく上がったが、少し肌寒い。

 12時半から議員団会議。13時15分から本会議で討論、採決。13時45分頃から予算特別委員会の総合政策環境部の書面審査。質問はなし。

 終了後、綾部に戻って、19時からの綾部中学校PTAの懇親会に少し遅れて出席した。

 2年間務めたPTA会長は今月末で任期満了となって退任する。

 会長としての職務はまだいくつか残っているが、今年度のPTA役員の皆さんに集まってもらうのはこれが最後で、来年度の役員の皆さんにも多く参加していただいた。

 綾部中学校の生徒は元気があり、先生方は若くてパワーがあり、能力も高い。うまくモチベーションを高めれば「日本一の学校」が創り上げられると信じている。それを後方から支援するのが保護者の役割であり、そのための協議や活動の場がPTAなのだと思う。

 子どもが生まれてきてくれたことも奇跡的なことだし、その子どもがたまたま同じ学校に通っている保護者同士や、その学校の先生と保護者との出会いも、ある意味、運命的、奇跡的なことだと思っている。子ども達がつくってくれた「縁」を大切にするのが、PTA活動に参加するということなのだと思う。

 

 この2年間で、校則改正や自転車通学範囲の拡大、資源回収時期の変更もできたし、学校の課題を保護者で共有するための「毎日参観日」の実施や自転車ヘルメットの着用推進活動にも取り組んだ。綾部市PTA連絡協議会でも専門委員会廃止や交流会の実施など、活動の効率化や活性化にも多少は貢献できた。

 綾部中学校PTAとしての事業はほとんどしていないが、PTA合唱は本当に楽しい経験だった。

 

 大人が「変える」ことに躊躇しなくなったことで、子ども達も「変える」ことに積極的になってくれた。

 今年の生徒会役員は職員会議でプレゼンをして、体育祭は「スポーツオリンピック」に、合唱発表会は「ライブオリンピック」に変わり、「大人達にはマイクを握らせない」と進行も運営も企画も子ども達が自主的に実施した。

 来年度は生徒からの提案によって、生徒会の会長、副会長などの役職を全てなくし、5名の役員が集団指導体制で活動するように変えるそうだ。好きなようにやってみたら良いと思う。

 京都府の「京都版ミニミュンヘン」事業のことを今日の予算特別委員会の書面審査で多くの議員が話題にしていたが、綾部中学校では「模擬」ではなく、すでに「実際」に生徒たちが自主的に様々なことを決めて実行できている。

 

 乾杯の発声では「これからもずっと綾部中学校PTA会長という気持ちで、綾部中学校と綾部市の教育を応援していきたい」と挨拶した。

 閉会挨拶は、年度会長の松本真一さんに。お世話になります。よろしくお願いします。

 今日が51才の誕生日だったので、サプライズで花束をプレゼントしてもらった。ありがとうございました。


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厄神さんと綾部市PTA連絡協議会

2025年02月18日 | 教育・子育て

18日㈫9時、上野町の若宮神社(四方義規宮司)境内にある厄除神社「あやべ厄除大祭」を参拝。「厄神さんまでは雪が積もる」と綾部では言い伝えられており、今朝もやはり雪が降っていた。

 祭礼の後若宮神社の禰宜や役員、綾部観光協会長、綾部商工会議所専務など来賓の皆さんとお茶をいただきながら、しばし懇談。

 事務所に戻り、手紙を書いたりした後、京都に向かった。京都は晴れていた。

 12時半から議員団会議。13時から代表質問(二日目)に出席。

 維新・国民会派上倉府議(伏見区)原発問題を質問してくれていた京都府は原発立地県ではないのにUPZを抱える唯一の都道府県であり、かつ立地県の福井県よりもUPZ内の人口は多い。綾部市も市域の半分ほどがUPZに含まれている。

 それなのにほとんど対策されない京都府内の避難路整備を進めることや福井県同様に同意権を要求すべきだということはまさにその通りで、京都府も上品に申し入れるだけでなく、いつまでも無視されている訳にはいかない局面に来ていると思う。

 

 代表質問後、綾部に戻り、19時から綾部市PTA連絡協議会の臨時総会に出席した。

 昨年7月の臨時会長会で提案したように、今日の総会では形骸化していた専門委員会を廃止し、新たに会長会を新設すること、1学期に開催する会長意見交換会を綾部市PTA研修会に位置づけて、秋に行っていた研修会を廃止すること、綾部市の各種委員会への当て職は毎年、各単位PTAに割り振って、その中から誰かが出向することなどが規約改正などされて決められた。

参考:2024年7月6日付blog「綾部市PTA連絡協議会の改革」

 

 提案したのはPTA役員の負担を減らすためではあるが、「何もするな」という意味ではなく、何かしたいことが出てくればどんどん挑戦してほしいと思うし、綾部市PTA連絡協議会の活動を減らした分、単位PTAの活動を充実させたり、単位PTAの役員相互の交流会などはもっと行われても良いのではないかと思う。

 私は末っ子が中学校を卒業するため、綾部市PTAからは卒業することになるが、最後に2年連続で綾部中学校PTA会長を務めたことで、こういう改革もできて良かったと感じている。

 

 教育については、家庭が「自助」、学校が「公助」、PTAが「共助」だと思う。

 「共助」であるPTAが豊かな地域は、子どもの成長にとっても、教育にとっても良い地域だということを14年間のPTA経験を通して、今、改めて感じている。

 PTAの経験や理解は人それぞれだが、理解できないことは放っておいたらいいのに、PTAを攻撃しないと気が済まない人達(議員も)が全国にはそこそこいることも分かり、良い勉強にもなった。

 

 会議の後は事務所に戻って、20時半頃までブログ書きなど。


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日本一の綾部中学校「ライブオリンピック」

2024年11月01日 | 教育・子育て

111日㈮綾部市総合文化祭の開会式に出席した後は綾部中学校へ。

 9時45分から「ライブオリンピック 日本一咲き誇れ!~笑顔あふれる文化の祭典~」が開会された。

 昨年まで行われてきた「合唱発表会」を今年は「ライブオリンピック」に変えたい!という生徒たちからの提案で、「スポーツオリンピック」に続いて、子ども達が主体となる新しい行事に生まれ変わった。

 

 20分ほど前には生徒はすでに入場しており、カウントダウンのタイムがステージに表示されていた。音楽も流され、ムードが高まり、子ども達も元気よく盛り上がっている。「合唱発表会」とは明らかに雰囲気が違う。

 「スポーツオリンピック」同様に、校長先生の挨拶や先生たちがマイクで指示することは一切なし。「開始できないので、自分の席に戻ってください」と司会役の生徒が促し、先生方は何人かの生徒に声を掛けて席につかせておられた。

 宇野日菜子ライブオリンピック委員長が開会挨拶し、「ライブオリンピック」に至った経緯を説明した。

 生徒たちは「合唱発表会では自分らしく輝けない人がいるのではないか?」「クラス合唱はクラスの差が出るのではないか?」などと考え、合唱だけでなく、様々な文化系発表を生徒が自発的に行えるよう有志サークルの出演者を募集することにしたとのこと。

 それに応じたバンド2組、ダンスやパフォーマンス2組が出演し、中学校の「文化祭」と思えないほどの盛り上がりを見せていた。

 サークル発表の司会は3年生の仲良しトリオで。

 3年生バンド「ののかちゃんの日常」椎名林檎「丸の内サディスティック」などを披露。この曲は小源太がギターを弾き始めた頃に歌っていた曲だったなと懐かしかった。温二郎と仲の良い同級生の女の子たちのバンドグループだった。

 2年生1年生バンド「しゃもじ」男性ボーカルが可愛らしく、MONGOL800「小さな恋の歌」などを披露。これからの成長が楽しみなグループだ。

 3年生の元気な男の子たち中心のグループ「9割イタメモノ」は、ボイスパフォーマンスとお笑いを一緒にしたようなパフォーマンスで会場を走り回って元気に盛り上げていた。

 途中からはみんなを立ち上がらせて…。

 サークル発表のトリダンスグループ「チームデッカちゃん」高校生よりも上手いのではないかという圧巻のダンスを披露してくれて、会場は大盛り上がりしていた。

 これは「中学校の文化祭」ではなく、まさに「日本一の笑顔あふれる文化の祭典」になっていた。こんなことができる中学校は日本にはないだろう。

 綾部中学校の子ども達は有言実行「綾部中学校を日本一の学校にしてくれた」と感動した。

 好きなことをやることがいかに大事なのか?大人が押しつけるのではなく、子ども達自身がやりたいことをやり遂げたという自信は、綾部中学校全体の力を向上させていくだろう。

 そして、この「ライブオリンピック」の裏側では先生方がうまく生徒たちを乗せて、成功に導いて下さっていることに感謝いたします。雨の中、傘もささずに駐車場係をしていただいていた先生方もありがとうございました。

 

 サークル発表の後合唱部の発表。会場のムードは少し落ち着き、卒部する三人の三年生の合唱は感動的だった。

 

 そして、午前中最後の演目「PTA合唱」。今年は保護者と先生あわせて70名ほどの大きなPTA合唱団ができた。

 コロナ禍でこういう活動が一度はなくなったが、昨年、ある1年生の保護者からPTA会長の私にメールが届いた。「私は母から合唱の楽しさを教わり、これまでも合唱で良い思い出をつくってきました。だから皆さんともそういう思い出を共有したい。PTA合唱を復活させませんか?」と。

参考:2023年11月7日付blog「PTA合唱」

 それで昨年、PTA合唱を復活させ、今年も引き続いて文化活動委員長さんにお願いした。文化活動委員会で曲や練習日を決めていただき、4回の練習を経て今日、「ライブオリンピック」でPTA合唱「君に捧げる応援歌」を披露した。

 後で動画を観てみると、歌う我々と聴く会場が一体となった大変素晴らしい合唱になったと自画自賛している。

戦い続ける君に捧ぐ

君へ届くように 全力注ぐ

いつか辿り着く その時まで

歌い続けるよ 明日もずっと

 うちは末っ子が今年度で中学校卒業で、私がPTA合唱に参加するのはこれで最後となるが、これからも引き続き、綾部中学校PTAの皆さんがこの良い経験をつなげていってほしいと思っています。

 参加したことがない方もぜひ一度、参加してみてください。

 

 午後グンゼ集蔵で開催されている「上垣武士展」へ。

 上垣さん今田町出身綾部高校美術部OB。大阪府在住。長くグンゼに勤務され、今回は郡是製糸綾部本工場に昭和37年に同期入社された郡是製糸三七(みなき)会の皆さんと一緒に開催された。

 綾部バラ園のバラも雨に濡れ、色が映えて良い雰囲気に咲き誇っていた。


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第65回「京都府PTA研究大会・相楽大会」

2024年10月27日 | 教育・子育て

27日㈰9時半綾部を出て、精華町の「けいはんなプラザ」へ。

 12時から第65回「京都府PTA研究大会・相楽大会」に綾部中学校PTA会長として、丸岡副会長、庶務の斎藤先生と共に参加した。

 こういった会にはこれまでも何度か参加してきたが、これで最後になるのではないかと思っている。

 毎回思うが、最初のセレモニーが長すぎる。来賓挨拶は府教委の教育長くらいに、表彰も代表受賞にするなりして、30分以内に終わらせるようにした方が良い。

 基調講演モデルタレントIVANさんで、テレビで観たことはあった生い立ちやこれまでの仕事のことなどを詳しく聴いたのは初めてだった。IVANと書いて「アイヴァン」と読むそうだが、「イワン」と読むロシア系の人かと思っていた。

 お話は大変興味深く外国人とのハーフとして生まれたこと、両親の離婚や母親の何度もの再婚のこと、LGBTのこと、幼児から学生時代にかけての悩み、タレントになったことやモデルとしてスカウトされた経緯、パリコレモデルの経験など、飽きさせない話だった。

 「理由をきちんと説明し、納得させる」ことが何においても重要だということが、改めてよく分かった。

 PTAの要不要論があるが、PTA役員をしていると、時にはこういう良い話を聴くことができる場合もあるのだと思った。

※写真撮影は禁止されていたので、写真はありません。

 

 分科会では「学ぶ力を引き上げ、幸せな人生も歩める子になる『マジックワード』」テーマに、一般社団法人教育デザインラボの石田勝紀代表理事のお話を聴いた。

 こちらはよく聴くパターンの「自己肯定感を高める」というお話だったが、重要な力の一つ『まとめる力』として「要するに?(抽象化思考力)「例えば?(具体化思考力)挙げておられた。

 これは綾部中学校でも今年度から教材導入が始まっている出口汪先生の「論理エンジン」の理論の根幹である「抽象と具体」のことであり、この「論理エンジン」をうまく活用していけば、自然とこういった力が身についていくと考えている。

参考:論理.jpコラム「公立学校を変える挑戦!~京都府綾部市~」

参考:論理.jpコラム「公立学校を変える挑戦の結果報告(京都府綾部市)~ 第2回 論理エンジンスパイラルを導入した子どもたちの学力は?~」

 

 16時半に終了し、綾部に戻ったのは18時過ぎ。高速道路のおかげで南部は近くなった。

 衆議院議員選挙の開票報告会に出席するため、舞鶴へ。その様子や衆院選の総括等については改めて書きます。


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綾部中学校「ジョイントコンサート」

2024年10月26日 | 教育・子育て

26日㈯10時中丹文化会館へ。綾部中学校の合唱部、演劇部、吹奏楽部の「ジョイントコンサート」が行われた。

 演劇部は男子2名で、合唱部と合わせて詩の朗読で参加していた。来年度、演劇のワークショップを企画したいと考えており、もっと演劇部員が増えたらいいなと思った。

 吹奏楽部はこの演奏を終えて、福島県に旅立ち、明日の全国学校合奏コンクール・グラウンドコンテスト全国大会に出場することになっている。

 良い結果が出ることをお祈りしています。

 ジブリメドレーで「君をのせて」の演奏があったが、この曲は小源太が綾部幼稚園の園児でPTA会長をした時にPTA合唱で歌った懐かしい曲だった。

 当時、現在の綾部中学校吹奏楽部顧問の鈴木晶子先生には指揮と指導をしていただいたことを思い出し、さらに懐かしい気持ちになった。あれからいろんなことがあったが、今年度でPTA役員も最後になるだろう。

 

 帰りにガソリンを入れようと宮代町の村上商事に寄ったら、洗車コーナーの1周年行事をしておられた。村上俊英社長も相変わらず、元気に出てきておられた。

 

 15時からは今回の衆議院議員選挙の最後の街宣。高津町から黒谷町へ。

 本田太郎候補と安藤和明市議、種清喜之市議、後藤光市議、自民党綾部支部の北原光司幹事と共に綾部市内を2時間回り、支持をお願いした。

 17時黒谷町自民党舞鶴支部の皆さんにバトンタッチした。


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綾部中学校 自転車ヘルメット着用記念日

2024年10月23日 | 教育・子育て

23日㈬午前中から来客等。15時綾部中学校へ。

 今月末には綾部中学校の吹奏楽部が全国大会に出場します。その交通費、宿泊費等への支援を多くの皆様からいただいており、心から感謝申し上げます。

 支援金(1口1000円)は12月20日まで、綾部中学校および同窓会の銀行口座で受け付けておりますので、ぜひご協力いただければ幸いです。

 綾部中学校では今日、10月23日を「自転車ヘルメット着用記念日」とし、15時15分から第一体育館にて、あやメットリージョナルチームによる全校生徒へのヘルメット着用の啓発活動が行われた。10月23日はヘルメットは「10(とっても)(強い)(味方)」の語呂合わせとのこと。

 綾部警察署にも力を入れてもらっており、京都府警本部から「ポリスまろん」と「自転車取締小隊」(Bicycle Enforcement Unit、通称「Be-Unit」)に来てもらっていた。

 プロ野球選手だけでなく、綾部中学校野球部の選手もバッターボックスに入る際にはヘルメットをかぶります。それは大事な頭を守るために必要だからです」と温二郎が説明していた。

 

 会議室に会場を移して、15時40分から「綾部中学校ヘルメット着用 記念式典」が行われた。綾部警察署、綾部市教育委員会、綾部地区・中筋地区・吉美地区の自治会連合会と公民館、綾部市交通安全協会、綾部市防犯協会などからもたくさんの方にお越しいただいた。

 小林昌宏校長に続いて、私もPTA会長として、ヘルメット着用を学校でルール化するに至るまでの経緯を説明し、「私たち保護者は子どもが怪我無く元気でいてほしい。親孝行だと思ってヘルメットをかぶって下さい。お願いします」と挨拶した。

 記念式典ではあやべメットリージョナルチームの生徒たちが3つのグループに分かれて、「ポスターによる広報」「ラジオCMコンテストへの応募」「ヘルメット着用記念日の制定」に取り組んでいることを発表してくれた。

 16時15分からは地域の皆さんとヘルメットをかぶった生徒が下校するのを見送った。吹奏楽部も演奏して盛り上げてくれた。

 自分の命や体を守るために、綾部中学校の生徒がヘルメット着用を互いに呼びかけ合い、実行してくれることを願います。

 綾部市内の中学生がヘルメット購入をする際には交通安全協会等の補助金(1000円)もありますので、詳しくは学校の先生にお問い合わせ下さい。

「それ格好いいね、とキミが言ったから、10月23日はヘルメット記念日」(パクリ)

 

 帰りに綾部市役所で期日前投票をしてきた。

 毎日、夜8時まで投票できますので、ぜひ足をお運びください。運転免許証などがあれば、投票ハガキがなくても投票できます。


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綾部中学校で初の「スポーツオリンピック」

2024年10月18日 | 教育・子育て

18日㈮朝9時綾部中学校へ。昨年までの「体育祭」が、今年は「スポーツオリンピック」に名称が変わった。

 名称だけでなく、いろんなことが変わったようだ。生徒が主体となって競技や内容を決め、「先生や保護者はマイクでは一切しゃべらない」と進行や運営も生徒が行っていた。「体育祭」を「スポーツオリンピック」に変えるために、生徒会役員が構想して企画を練り、先生達にプレゼンをして認められたということだった。

 PTA会長挨拶はもちろんのこと、校長先生の挨拶まで割愛されていた。整列の指示や競技の説明、結果発表なども全て生徒会役員を中心に実施された。

 PTA競技は昨年同様、大縄跳びに一緒に参加。昨年は出場したが、今年は午後からの予定があってスーツを着て行ったので出場は勘弁してもらった。

 「スポーツオリンピック」は気持ちいいくらいの「大人カット」だったが、その方が生徒たちは率先して機敏に動いているように感じた。中学生は先生に反発しても、先輩の言うことは聞くのだろう。

 昨年までは先生が指示をして、競技担当の生徒がその指示に従って動く、という感じだったが、今年は生徒と先生が対等に競技前に打ち合わせしている姿があり、頼もしさを感じた。

 子ども達が考えたのだろうか、「借り人競争」は盛り上がった。

 初めての競技だったこともあり、途中までやって「もう一回、やり直し」となっていたが、それも保護者たちは手を叩いて笑い、喜んでいた。

 「サングラスをかけている人」とか「ネイルをしている人」という条件に合う人と人数を揃えてゴールに向かう競技で、「塩見さん」とか「大槻さん」「吉美小学校出身の人」という綾部らしい条件もあった。

 「スーツ・背広を着ている人を3人」は来賓席から加勢してもらった。

 他にも「ウーバーイーツ」「お邪魔玉入れ」などの変わった競技があった。

 途中、強い風が何度か吹いただけで天気にも恵まれ、ケガもなく無事に第1回綾部中学校「スポーツオリンピック」は閉幕した。

 温二郎は生徒会副会長として「スポーツオリンピック」の閉会式で、表彰授与役と閉会挨拶をしていた。

 振り返って保護者の皆さんにも「サポートありがとうございました!」とちゃんと御礼が言えていた。

 末っ子で、お兄ちゃん、お姉ちゃんの陰に隠れ、体の成長や言葉や勉強もゆっくりマイペースだった温二郎が、こうして大勢の前で立派に挨拶できるようになったことは嬉しかった。僕自身は中学生の頃にはそんなことができなかった。

 先生方には子ども達がやりたいようにさせていただき、子ども達の考えた競技がうまくできるように裏方としてサポートしていただいたことに深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました!

 次は11月1日に「文化祭」改め「ライブオリンピック」が行われます。PTAはここで合唱を披露します。

 

 「スポーツオリンピック」の後、午後はそのまま京都へ。15時半から相談対応を府庁にて。

 府議会は決算特別委員会の最中で、今日は農林水産部の書面審査が行われていた。

 予定は17時頃に終わり、再び綾部に戻った。20時過ぎまで事務所でブログ書きなど。


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綾部中学校吹奏楽部の二度目の全国大会出場へご支援を!

2024年10月12日 | 教育・子育て

12日㈯秋晴れの好天。あやべグンゼスクウェア10周年記念式に出席した。

 オープニング綾部中学校吹奏楽部の演奏。今年も吹奏楽部は夏のコンクール(B部門)でオールAの金賞を受賞し、第13回「日本学校合奏コンクール2024」全国大会グランドコンテストに出場することが決まっている。

 昨年の会場は千葉県館山市、今年は福島県郡山市と遠方であり、交通費、宿泊費、楽器運搬費等、多額の費用がかかるため保護者負担だけでは派遣が難しく、綾部中学校吹奏楽部保護者会(石田道一会長)では支援金のお願いをしておられる。

 今日も会場で保護者会による募金活動が行われており、吹奏楽部の部長、副部長も出席者の前でお願いさせてもらった。

 今年の吹奏楽部の演奏を聴いていると「昨年、私たちは全国大会に出場した!」という自信で演奏が非常に安定してきていると感じる。

 生きていく上でも私は「自信」が最も大切だと思っている。その「自信」を得るためには「プレッシャー」や「緊張」を乗り越える「経験」が重要であり、その「経験」のために大きな舞台を用意してやりたいという保護者の皆さんの気持ちはよくよく理解できる。

 昨年も多くのご寄付をいただいており、2年連続で集まりにくく、また心苦しい思いはありますが、ぜひあたたかいご支援を綾部中学校吹奏楽部にいただければ嬉しいです。

 支援金(一口1000円)は同窓会口座への振り込みのほか、綾部中学校、吉美公民館にご持参いただくことも可能です。

 全国大会は10月27日ですが、支援金は12月20日まで受け付けております。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 午後京都府立綾部高等学校(一井育校長)学校公開へ。綾部高校の普通科(グローバル特進コース、ユニバーサル探求コース、スポーツ総合専攻)に興味を持つ中学3年生とその保護者が数多く見学に来ておられた。

 校長先生にお聞きすると「参加者は昨年より20%ほど多い」とのこと。いつも当初の倍率は高いですが、だんだん収まっていきますので、諦めずにぜひ綾部高校を最後まで志願してください。

 スポーツ総合専攻2年生による綾高太鼓ダンス部のパフォーマンス皆さんを歓迎した。

 休憩を挟んで、受験制度の説明や在校生による学校生活の紹介等が行われた。

 最後は授業見学があり、涼子が受けている音楽の授業を観に行くグループに混じって、音楽の授業と別のクラスの数Ⅱの授業を見学した。

 音楽はiPadのアプリを使って、我々が学生の頃とは全く違う授業が行われており、数学も「弧度法」というそんなこと勉強した記憶にない授業が行われていた。

 

 舞鶴での西田昌司参議院議員の会合に出席したが、それはまた改めて別に書きます。


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綾部市PTA研修大会

2024年10月10日 | 教育・子育て

10日㈭朝から京都へ。12時半からの議員団会議の前に、昨夜急に入ってきた連絡について北部府議で情報収集と協議。今日のところはこれで収めたが、今後ますます大きな火種となる問題だと感じている。

 

 12時半から議員団会議13時15分から本会議で衆議院議員選挙等の追加補正予算を議決。合わせて、園崎弘道府議(城陽市選出、自民党4期)の辞職願を許可した。

 園崎府議来る衆議院議員選挙で京都6区から立候補する予定になっている。彼は補欠選挙での当選で3年ほど後輩になるが、同期の府議として約10年お付き合いしてきた。同期が減るのはさみしいが、選挙に勝利してさらに大きな舞台で活躍されることをお祈りしています。

 

 本来は夕方から予定が入っていたが、昨夜の連絡で延期となったため、別の打ち合わせや報告を聴いた後、綾部に戻った。

 19時から綾部市中央公民館にて、綾部市PTA研修大会に出席。綾部中学校PTAからは正副会長と庶務の先生が参加し、まずは八田中ブロックの方々からの実践発表の報告を聴いた。

 その後、7月の会長会で求めて、9月の臨時会長会で決定された次年度からの連P活動の改革案が下記の通り、連P会長から説明された。

  • 学校単位での単P活動に注力するために、連Pでの活動は整理縮小する。
  • 連Pは専門委員会を廃止し、情報共有、交流をメインとした活動にシフトする。
  • 府Pなどの当番市として受け入れの活動が必要な場合は別途、部会等を設置して、その年度は対応する。
  • 綾部市等からの依頼で出向している各種協議会等の委員については、連P所属の学校から約1名ずつ、回り持ちで委員を出向させる。それぞれの学校の判断で、出向者は単P会長と違っても良い。
  • 10月に毎年行う研修大会は次年度からは形式を変え、講演を聴くスタイルからPTA役員同士の意見交換が中心となるようにして実施する。
  • この改革案については、来年2月に臨時総会を開催して最終決定する。

 

 特に異論は出ず、会議は全体で30分で終了し、会場の片づけをみんなでして解散となった。


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PTA合唱の練習始まる

2024年10月08日 | 教育・子育て

日㈫今日終日、綾部で様々な日程調整や打ち合わせなど。

 

 PTAに関するX(旧Twitter)での投稿に関して。

 匿名で煽りたいだけの人もいるが、応援や心配をしていただいたり、疑問を質問したいと連絡いただく方もある。今日も「会って話をしたい。言いたいことがある」と連絡してくださったあるお父さんがおられた。

 お住まいを聞くと他府県で、すぐには行けない。名前や住所、携帯番号をDMで知らせて下さったので、電話で良ければと1時間ほど話をさせてもらった。

 話してみると「X上ではどんな議員なのかと思っていましたが、全くの別人かと思うほど、まともで驚きました」と何度も言われた。

 

 ネットは文字だけが独り歩きしてしまう怖さもあるが、我々、政治家は誤解を恐れていては何もできない。

 こういうふうに誤解が解けると良い出会いが生まれる場合もあるので、マイナスはあってもこんなふうにやっていこうと思っている。

 どんな人とも「話せば分かる」と思っていて、文字では理解が得られないなと思うと「一度、会って話しませんか?」と誘うのだが、「それなら公開討論させろ!」と異常な反応をする人もいる。

 今日のお父さんは「公開討論しても四方さんが今の話をされるなら大丈夫。皆さん、理解されると思いますよ」とおっしゃっていた。

 

 午後初ゑびす大祭の参拝客を増やすための工夫に関して、街商組合の理事長さんと打ち合わせ。私は綾部恵比寿神社奉賛会長として、会員の出口幹恭くん、出口匡史くんにも来てもらって、祭の盛り上げ方について説明し、合意いただいた。

 

 綾部中学校PTA文化活動委員会のPTA合唱の練習に参加。40名ほどの保護者と10名ほどの先生に参加していただいたが、文化活動委員長の目標は「100名での合唱」ということなので、ぜひ!これからでも綾部中学校PTAの皆さん、ご参加ください。

 11月1日の「ライブオリンピック」(旧文化祭)の午前の部の最後、12時頃から生徒の前で披露することになっています。

 曲目は「君に捧げる応援歌」(HIPPY)で、最初に聴いた時、「こんな早口言葉のような曲、歌えるのか?」と思ったが、パート別の練習をしてみると男声パートは主旋律部分が多く、何とかやれそうだった。

 あと3回の練習で本番です。練習は何回でも、本番だけでも練習だけでも結構ですので、ぜひ参加してください。

 「大人の合唱がこんなに楽しいものだと思わなかった…」という感想もあり、みんなで声を出し、ハーモニーを創り出すという経験は楽しいものだと思います。

 なかなか声を出したがらない思春期の子ども達に迫力ある「大人の大合唱」を聴かせてやりましょう!


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