四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

綾部市立図書館からの文書

2024年07月19日 | 教育・子育て

19日㈮昨日、子ども達が綾部高校と綾部中学校から、それぞれ「図書館からのお願い」というカラー刷りの文書をもらってきて、「違和感を覚えた」と憤慨していたので内容を見てみた。

 内容を見て、たしかに…子ども達が思うのもやむを得ないと感じたので、朝一番で小林治教育長に電話をかけた。

 

 教育長からの説明によると、最近、綾部高校の生徒で図書館でひどく騒ぐ子達がいたそうだ。図書館職員が綾部高校に相談し、先生は「連絡をいただければ、すぐに駆けつけて注意します」とおっしゃったそうで、そういう対処をお願いするか、見つけた時にその生徒に直接注意すれば良いのではないかと思った。

 あまりにひどくて身の危険を感じるのなら、警察に通報してもいいし、夕方に時々、警察官に巡回してもらえればそういう行為も抑止できるだろう。

 わざわざ市民の税金でカラー刷りの文書を作って関係ない生徒にまで配るのは「時間もお金も無駄使いだ」と教育長に抗議した。

 

 うちの子ども達はこの文書を読んで「子どもは図書館に来るなと言われているように感じた」ということだった。「勉強する時の鉛筆の音がうるさいから下敷きを使え」ということなら、下敷きを図書館で用意して貸し出せば良いと思うし、「赤ちゃんや幼児が泣き止まない時は、一旦、入口側のオープンギャラリーなど、図書館の外でお子様をなだめて、落ち着くまでお待ちください」という文言も、京都府が進めている「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」に逆行しているなと思った。

WEラブ赤ちゃんプロジェクトとは・・・公共の場で泣き始めた赤ちゃんを懸命に泣き止ませようと焦るママの姿をきっかけに始まった取り組みで、周囲が「焦らなくても大丈夫」「泣いても気にしませんよ」という受容の気持ちをステッカー等で見える化することでママ・パパを優しく見守り、子育てにあたたかな風土をつくります。(京都府HPより)

 幼い子どもが騒ぐのは当たり前のことで、それを許容できる社会にならないといけない京都府では知事を先頭に運動しているので、綾部市立図書館にもそういう理解を求めたいと教育長に申し入れた。

 また、綾部市立図書館に関しては、幼い子どもが遊ぶスペースが併設されており、そもそもの図書館コンセプトが幼い子どもを積極的に受け入れる造りになっている。迎え入れるようにしておいて「子どもがうるさいのが困る」というのは何かのトラップなんだろうか?

 幼い子どもが来るということは多少は騒がしくなるということであって、それが嫌なら子どもが遊ぶスペースは別の場所に作ったら良かったし、今からでも入口に大人用の難しい本を並べて塞いでしまったら良いと思う。

 

 「居眠りやゲームも禁止」「館内でのおしゃべりはご遠慮ください。友達や親子で隣り同士に座った場合にはご注意ください」というのも、おしゃべりのレベルの問題があろうかと思う。ひそひそ話をするくらいは許してもらわないと息が詰まる。居眠りも本を読んで眠くなってしまって、多少うつらうつらすることもあるだろう。

 教育長には「図書館は綾部市民の知の拠点になるべき施設であって、図書館の使い方を一方的に決めるのではなく、綾部市民がこう使いたいと思える図書館を創り出すようにしてほしい。これはダメ、あれはダメというマイナスの言葉を綾部市の子どもや若者に発信するのはやめてもらいたい」と抗議した。

 

 9時半からは中丹東土木事務所細井浩一所長らが来られて、今年度の府民協働型インフラ保全事業の審査結果について説明を受け、意見交換した。

 できるだけ拾い上げられるものは拾い上げてほしい日ごろからお願いしており、どうしても採択できなかったものについてはその理由を詳しく説明してもらっている。今月末には申請者に結果が返されるということだった。

 

 午後京都府夏の交通事故防止府民運動スタート式あやテラスで開催され、地元府議として出席した。

 せんだん苑こども園の子ども達警察音楽隊、カラーガード隊が来られて、賑やかにスタート式が祝われた。

 午後げんたろう新聞のラベル貼りのお手伝いにも来ていただいていた。

 

 情報交換の会食。その後、来週で閉店されるスナックに最後の訪問。

 閉店とお聞きしたので体調を崩されたのかと心配していたが、そうではなく、昼間の仕事が忙しくなってそちらに専念されるためとのこと。それなら良かった。しばらくお話して、カラオケを歌って帰った。

 これからもお元気で、ご活躍をお祈り申し上げます。

 写真は、帰りに本町1丁目の交差点にて。

 

 今朝の新聞には、北陸新幹線の敦賀以西ルート建設費の国交省による試算が報道され、2.1兆円と言われていたものが2倍以上の3.9兆円~5兆円かかるとのこと。おそらく、これでも済まないだろう。

 私が以前から指摘しているように、現行の小浜京都ルートの難しさはお金だけの問題でない。もっと大きな問題が横たわっており、なぜそれに国会議員や国交省、JRが気がつこうとしないのか理解に苦しむ。

 「国土強靭化」と言えば、何でも許されると思い込む変な風潮があるが、責任ある立場の方々の言葉が異常に軽くて薄い。しっかりしてほしい。


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綾部中学校PTA地域委員総会

2024年07月18日 | 教育・子育て

18日㈭朝6時に家を出て京都へ。8時から府庁前の第二日赤で人間ドックを受けた。

 日頃から指摘されていること以上には何もなくて良かったが、胃カメラ令和の時代になっても残酷な検査だとは思う。

 昨晩から今朝も何も食べていなかったので、終了後、昼ご飯を食べ、議員団控室に寄って、いくつか電話を入れて綾部に戻った。

 

 会長を務める綾部中学校PTAの地域委員総会に出席した。各町区で選ばれる地域委員が集まって、主には資源回収の段取りを説明し、お願いさせてもらうことを目的に、毎年開催されている。

 会長挨拶では、資源回収を「暑さ対策」で8月末から9月末に変更したことを説明した。それに伴って、雨の場合等で実施できなかった場合の予備日の日程が窮屈になったことにも理解を求めた。

 続いて、生徒の自転車ヘルメット着用に関しての保護者アンケートの結果を説明した。

 回答者の7割が「ヘルメット着用は学校がルール化してほしい」という回答であったこと、学校としてはそういった意見やPTA運営委員会での役員との意見交換の内容も踏まえて「生徒の理解を深める活動をしながら、2学期のどこかの時点で義務化に向けて動いていく方針である」ことを説明した。

 最後に、綾部中学校の授業の様子をお話し、2学期に入ったら、ある一定の期間を「毎日参観日」として設定してほしいと学校に頼んでいるので、子どものことを先生任せにしておかず、ぜひ学校に様子を観に来てほしいとお願いした。

 

 その後小林昌宏校長の挨拶PTA担当の先生からの資源回収の説明などがあり、綾部警察署の渡邉徹交通課長にも来てたいただいていたので「自転車利用時のヘルメット着用の必要性」について、動画も交えて、お話をしていただいた。

 保護者アンケートでは「みんながかぶっていたらかぶると思う」「かっこいいヘルメットにしたらかぶるかな?」「補助金を惜しみなく出す」などの意見があったので、補助金の制度についてはこの際、綾部市や綾部市交通安全協会に現状に合わせて見直してもらうことが重要なポイントではないかと感じている。

 先日知り合った23才の綾中卒業生をこの会議に一緒に連れて行き、地域委員の皆さんに紹介して、一言、自己紹介もしてもらった。

 先生達も彼のことをよく覚えておられて、いきなり振られて堂々と挨拶したその成長ぶりに驚き、喜んでおられた。

 お盆明けには約束通り、当時の先生達と彼との飲み会をセッティングしようと思っている。

 

 家に帰り、21時からは全国児相議連(会長:岡川大記世田谷区議)のオンライン勉強会に出席した。事務局の木原功仁哉弁護士から「親権」「監護権」等の法律的解釈について、全国の地方議員と共にレクチャーを受けた。


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綾部高校野球部

2024年07月15日 | 教育・子育て

15日㈪、バーベキューパーティが始まった頃に、ちょうど夏の甲子園京都大会の綾部高校VS鳥羽高校の試合が行われており、ネット中継を観て応援していた。

 結果は残念ながら2回にエラー等で乱れて大量失点してしまい、1対11のコールド負けを喫した。綾部高校の今年の夏は終わったが、1点を返したし、他にも何度かチャンスを作っており、最後まで明るく全力プレーをしてくれていたことは本当に良かった。昨日の綾部中学校の試合とダブった。

 

 四方裕太監督が綾部高校に新任教員として着任した時に、池田高校の蔦文也監督の著書「攻めダルマの教育論」(ゴマブックス、1983年刊行)を渡した。

 「池田高校は綾部市よりもっと田舎の公立高校で、蔦監督をしてもなかなか甲子園に出れなかったけど、ああやって一時代を築いた強豪校になった。すぐに結果を出せなくてもいいので、蔦監督が『野球がうまくなる前に、人間として成長しろ』と指導したように、野球部員が『綾部高校で野球がやれて楽しかった。野球を通して成長できた』と思えるような野球を通した教育をしてほしい」とお願いしており、徐々にそういうチームを作っていってくれるだろうと信じている。

 秋の大会での新チームの奮起に期待します!


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綾部高校、夏の大会で初戦を勝利!

2024年07月10日 | 教育・子育て

10日㈬9時綾部中学校へ。第1回学校運営協議会に出席した。委員は昨年と同じメンバー引き続き、会長を務めることになった。

 自己紹介等の後、授業を参観した。先週に続いての参観だったが、今の綾部中学校の状況先生任せにせず、保護者もしっかりと把握して、どう対策するかを一緒に考えるべき時だと感じている。

 参観後の意見交換の場では、親が現状を知るためにも、一定期間内(1週間~1ヵ月)に自由に参観できる「毎日参観日」をやったらどうでしょうか?という提案をした。

 学校経営計画を見せてもらったが、「スローガン」ばかりで具体性に乏しく、数字が一切ないことを指摘した。設計図に寸法(数字)が入っていなければ、建物はうまく建たない。

 学校運営協議会は以前の学校評議員会とは違う組織で、求められる役割はさらに大きい。委員は市教委から委嘱を受ける特別職の地方公務員で、守秘義務も課せられている。会社で言えば「取締役会」、京都府で言えば「府議会の本会議」のような学校運営の中核を担う組織なのだが、そこにPTA会長が「当て職」で入っていて良いものか?少し疑問に感じている。

 

 11時に終了して、いったん事務所に戻った後、あやべ球場に行った。夏の甲子園京都大会の2回戦、綾部高校VS京都廣学館高校の試合を応援に行った。前の試合が長引いて、試合開始は1時間遅れの12時半からだった。

 京都廣学館高校は1回戦で強豪の東山高校を倒して2回戦に進んできており、勢いに乗っている好チームだ。以前の校名は「南京都高校」で、ソフトバンクの斉藤和巳投手らを輩出している伝統的に野球やボクシングなどが強い学校だ。

 綾部高校は2回戦が最初の試合だったが、初戦の固さもなく、何度もチャンスを作るもののなかなか得点に結びつかない。一方の京都廣学館もノーアウトからのランナーを何度も出して綾部高校にプレッシャーを与えてくる。

 2回ウラにはノーアウト満塁のピンチを迎えて大量失点も覚悟したが、ピッチャーの水野君と守りが踏ん張り、1点だけに抑えた。

 水野君のおじいちゃん、おばあちゃんが近くで観戦しておられ、おじいちゃんは気が気でない様子だった。幾度も訪れたピンチを乗り越えるたびにホッとして喜んでおられた。

 水野君のお兄ちゃんとうちの長男が同級生だったので、幼稚園で私がPTA会長をしていた時、行事の時にお母さんにくっついて来ていたかわいらしい幼い弟がこんなに逞しく成長したのかと嬉しく思った。

 

 1点リードされたまま中盤に入り、ようやく5回表、綾部高校にタイムリーヒットが出て、1点取り返して同点となった。

 そのまま互角の展開で最終、9回表へ。綾部高校は8回ウラの2死2、3塁のピンチで迎えた今日2安打の5番バッターを冷静に「申告敬遠」した後、2死満塁のピンチを切り抜け、良いムードで迎えた9回、8番バッターのタイムリーヒットで勝ち越しの1点をつかみ取った。

 これを押さえれば勝利!という9回ウラ、いきなり代打の先頭バッターにライト越え三塁打を打たれ、同点までは仕方ないかという展開に。

 次のバッターはピッチャーゴロに仕留めたものの、続くバッターにはセンターに浅めのフライを打たれた。タッチアップで3塁ランナーがホームインし、「ああ同点にされたか!」と思った時、ベンチからの指示があったのか、キャッチャーから三塁手にボールが送られた。

 綾部高校のアピールに対し、審判が「アウト!」と宣告し、ゲームセット。劇的な勝利を収めた。わずかにタッチアップの離塁が早かったようだ。

 久しぶりにあやべ球場で綾部高校の校歌を歌った。最高の気分だった。一井育校長、大槻寛史副校長とも勝利を喜び合った。

 おめでとう!綾部高校!次はさらに強豪の鳥羽高校との戦い。昨年の大敗を覆す勝利を期待しています。

 今年から就任したばかりの四方裕太監督に試合後、祝福と激励のLINEを送った。「簡単には送りバントしない采配や冷静な申告敬遠の指示など、監督の持っている能力と運が光った試合だったと思います。おめでとうございます!次の試合も健闘をお祈りしています!」と伝えた。

 

 夜は第11回「あやべMBTミーティング」を開催。その模様は改めて掲載します。朝から深夜までいろいろなことがあり過ぎて、今日は頭がいっぱいです。


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PTAのあり方

2024年07月09日 | 教育・子育て

日㈫朝一番来客10時過ぎ綾部中学校PTA丸岡副会長PTA担当の斎藤先生車に乗せて、左京区宝ヶ池の京都国際会館に向かった。

 途中で昼ご飯を食べ、13時から京都府PTA指導者中央研修会出席した。

 開会式典の後、基調講演「保護者と学校、どちらも喜ぶPTAへ」と題して、花園大学社会福祉学部の炭谷将史教授がお話をされた。

 炭谷先生は滋賀県の高校でのPTA役員を務められた経験があり、PTAの課題については一定把握しておられた。その上「PTAは(たぶん)必要」という立場でお話をされた。

 PTAの問題は「運営の問題」と「連合組織不要論」だと分析され、特に「連合組織不要論」は先日、連Pはこのまま放っておけば「不必要論」が出てくるので、「今こそ立ち止まって、そのあり方を議論すべき時にある」と会長会で私が話をしたのと、ほぼ同じ趣旨のことをおっしゃった。

2024年7月6日付blog「綾部市PTA連絡協議会の改革」

 

 その背景には「教育に関して、国に目指す方向がない」「政治にそういう議論すらない」ということをおっしゃり、それにも同感した。

 何も考えず、会長会での意見すら聞き流しているのが、今の綾部の教育の大きな問題を全て物語っているように思う。能力の高い低いではない、綾部の教育を高めることに真剣に取り組めているかが問題だ。「他人事」という意識が強すぎる。

 一方で、京都府PTA連絡協議会もこういう研修が本当に必要なのか、そろそろ自ら問い直す必要があるのではないだろうか?

 そういったことを府議会の文教委員会等で指摘しても「あれはPTAでやっておられるので口が出せない」という答弁しか返ってこないが、実際には教育委員会が仕切っているのに、PTAの責任にして議論しないのは問題を直視していないと思っている。

 基調講演は良いお話だったのだが、その後のパネルディスカッションは講演とのつながりが希薄で、それぞれのPTA活動や青少年育成組織の感想を話し合っただけに終わってしまったのは残念だった。

 最近、様々な講演(特にPTA関係)で「会場で近くの人と話し合ってください」というのが多いが、これは時間が延びるだけで私は苦手だ。これがあると思うと、その講演会に出たくないなと思ってしまう。

 意見交流をするなら、ちゃんと研修会とは別に交流会を設定して、もっとじっくり話し合わせてほしい。講演の講師もそういう「客いじり」に逃げずに、話術や講演の内容を高める努力をしてほしいと思う。

 パネルディスカッションの時間が長くなったことで、結果、帰りにゲリラ豪雨に見舞われてずぶ濡れになってしまった。

 でも、そういった様々な話を行き帰りの車の中で、PTAの副会長やPTA担当の先生と話ができたのは良かった。


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綾部市PTA連絡協議会の改革

2024年07月06日 | 教育・子育て

日㈯16時からオスキーニにて、綾部市PTA連絡協議会(会長:中島祐子吉美小PTA会長)役員意見交換会出席

 これまで連Pでは小中PTA会長が集まる会議は年に二回(一学期と三学期)しか行われていなかったが、昨年度の2月の最後の会議「会長同士の交流がもっと必要ではないか」と意見を出し、今年は第一回目の会長会に合わせて、会費制の意見交換会(懇親会)が行われることになった。

 

 昨年の会議では「一度、連Pの行事を休止して、今後それを継続するか、止めるのか考える一年にしたらどうか?」と意見を述べ、他の会長さん方とも「そうしよう」と合意できた。私含めて3名の会長が次年度も会長になることになっていたこともあり、そういう時でないと検討できないからという意味があった。

2024年2月22日付blog「着物議会、PTA連絡協議会の事業見直し」

 それを次年度にどう申し送るのかがその時に問題となり、「次年度会長は誰なんですか?」と聞いたが「分からない」という答えだった。「どの学校のPTA会長が連P会長になるかくらい決まっているのでは?」と聞いたが、「それも分からない」という答えだった。

 

 仕方なく、それなら庶務(会長の学校の教頭先生)から次年度の庶務の先生にしっかり引き継いでおいてください、ということで昨年度の会長会は終わったが、その引き継ぎが全くなされていないのではないか?と思うくらい、それに何も触れられずに例年通りの委員会活動や事業が進められていくので「一体、引き継ぎはどうなっているのか?」と質問した。

 結果は「きちんと引き継ぎがされていなかった」ということで、「そんなことでは会議でいくら意見を出しても意味がない」と怒った。

 PTA活動も時代と共に変えていかないといけないと思う。過去からの事業を何も考えずにそのまま続けるのではなく、見直しをしていく必要があると思っているが、会議で意見を言ってもそれが流される組織では未来が全くない。

 

 今日は本来はグループに分かれて意見交換する予定になっていたが、昨年度からの課題を問題提起したことで、他の会長からもいろんな意見や感想が出て、全体で様々な意見交換ができた。

 会議の結論としては、庶務の先生が本部役員や市教委と相談して、今後、どういう形で「連P改革」を検討していくのかを各会長に提案してもらうことになった。

 

 懇親会には庶務の先生と市教委の社会教育主事に加えて小林治教育長にも参加していただいたが、連Pのアドバイザーの先生は参加されず、残念に感じた。

 懇親会で、ある小学校のPTA会長から良い提案もあったのだが、それを共有してもらえなかったからだ。想いを共有できずにPTAの役員に何かをアドバイスできるのか?と思う。

 やるならやる、やらないならやらないとハッキリせずに、意味や意義が不明確なままでダラダラ続けていると組織の風土が悪くなり、いずれ「不必要論」が出てきてしまう。

 PTAが今後も継続でき、有効な活動体として機能し続けられるようにしないといけない。学校や市教委は、PTAについていろいろと言われている今こそ、真剣に考えて取り組むべきだ。私は今年でPTA役員をやるのは最後だと思うので、より良いPTAになるようにと思って、「悪者」になっても意見を言わなければいけないと思った。

 PTA役員は一年ごとに交代し、「こうした方が良い」と思う頃には次の人に引き継ぐことになる。それゆえ、担当の学校の先生がある程度、主体的に方針を出してもらわない限り、何も変わらない。

 

 懇親会にはほとんどのPTA会長さん達が参加され、一部の方とは二次会、三次会にも行って様々な意見交流を深めることができて良かった。


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綾部中学校の「探求学習マイキャリア」

2024年07月05日 | 教育・子育て

日㈯朝から猛暑。6月議会も終わったので、7月中旬には「げんたろう新聞」第160号を発行するために、原稿を書き、編集作業を行っている。

 今号では「今年度の綾部市内の土木・農林の京都府事業」を1面2面で説明することにしている。

 

 7月10日㈬に予定している第11回「あやべMBTミーティング」参加者は20名目標でようやく19名に達した事務局の後藤光くんから連絡あり。

 会場的には35名までいけるそうなので、まだまだ募集しています。一応の〆切は7月7日ですが、それ以降でもご連絡ください。毎日とんでもなく暑いので、ビールを飲んで交流を楽しんで下さい。

 年4回のどなたでもご参加いただける異業種交流会ですので、ぜひお気軽にお越しください。一度お越しいただくとグループLINEに登録して会員登録は完了です。以後はLINEで連絡がありますので、来れる時にお越しください。

 

 「あやべMBTミーティング」でも呼びかけてみようと思っていますが、もう一件、お知らせお願いです。

 私がPTA会長を務めている綾部市立綾部中学校では今年度、「探求学習マイキャリア」と題して、中学生と企業や地域、団体等とのコラボ事業を計画しています。

 綾部商工会議所から会員企業にチラシは送付してもらっているようですが、まだ企業等からの問い合わせがないようなので、

「会社のPRを中学生に手伝ってほしい」

「新しい商品開発で中学生の意見を聴きたい」

「中学生のやりたい企画や起業を応援したい」

「職場体験に向けた面接練習に協力できる」

と思っていただける企業や協力者の方があれば、ぜひ、下記から綾部中学校にご連絡いただければ大変嬉しいです。

https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=t8YrHpOUsE-8MMWhbhbwAVgHh22bWn1Bmj12652qF9lUNE44TkFLSUpETktVMzBRUVg2T1E4Vk45UC4u&origin=QRCode

 企業のお役にはどれだけ立てるかは分かりませんが、子ども達と一緒に何か創り上げる体験にご協力いただければ大変ありがたいです。

※シェア大歓迎です!


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学校給食

2024年07月04日 | 教育・子育て

日㈭10時半から綾部中学校(小林昌宏校長)へ。綾中応援団「絆」交流会PTA会長として出席した。校長挨拶、自己紹介等の後、授業参観を行った。

 参観後その感想も含めた意見交換を行い、12時過ぎから給食の試食会があった。今日のメニューは、味付けパン、カレービーンズ、水菜のシャキシャキソテー、牛乳だった。

 これを材料費の個人負担300円+綾部市からの材料費補助50円=350円で作るそうで、物価高騰の中、栄養士さんや調理員さん達は苦労しておられることだろうと思った。「今の時代、パンと牛乳だけで300円するのではないか」という声も出席者から上がっていた。

 中学生の体格の良い男の子ならこれでは量が少ないのでは?と感じたが、みんな満足しているという説明だった。

 

 給食費無償化ということも言われるが、私は「国が全額負担する」といっても個人負担はあった方が良いと思っている。

 国の負担が国庫支出金等で金額が明確になっているなら良いが、国に「地方交付税に入っていますから」と言われても、実際にはいくら入ってきているのか確かめようがなく、世間では「何割引きでしか入ってきていない」と言われている。

 今後、物価もどんどん高くなることが予想され、そこに国からのお金がちゃんと入ってこなければ、財政が苦しい市町村は給食の量や質を下げて対応せざるを得なくなるかもしれない。一定の自己負担があった方が、子どもにとって安全で楽しみな給食が維持できるのではないだろうか。

 給食費の保護者負担はもちろん軽くはないが、塾や習い事、大学や専門学校進学による学費や下宿代にかかる負担は桁が違う。こういった大きな負担をやわらげる対策はこれからもっと必要だと考えているが、給食費を負担することで他の予算を削ると別のところで困ることになる。

 綾部市の給食は自校方式学校ごとに給食室、調理器具を用意し、調理員の人件費や材料費の一部等を綾部市が税金で整えている。保護者の所得によっての給食費の減免措置も設けられており、今後この減免措置の拡充や多子世帯への支援等は検討する必要があるだろうが、限られた財源をどう振り分けるのかは慎重に考えるべきだと思っている。

 

 また、今日聞いて驚いたのは「給食のパンは残しても持ち帰ってはいけない」ということ。持って帰ってもしばらく食べずに時間が経って食中毒になったらいけないということらしい。食べ残しのパンは回収して捨てているという。

 私は「そういう食べ物を粗末にする教育は間違っているのではないか」と意見を述べた。数日経ったパンを食べるかどうかは、学校の問題ではなく個人的な問題であって、教育とは「食べ物を大切にすることを第一に教えるべき」だと思う。

 私が子どもの頃には食べ残しのパンを持って帰ったり、休んだ時にはパンだけを先生や友達が届けてくれたこともあった。持ち帰ったパンを未就学の弟や妹が喜んで食べていたことも微笑ましい思い出だ。

 O-157以来、生野菜が給食には出なくなったり、衛生面で昔と違うことはあるのだろうが、考え過ぎでおかしくなっていることもあるのではないかと感じた。


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中学生の自転車ヘルメットの着用に関して

2024年06月20日 | 教育・子育て

20日㈭10時過ぎ綾部を出て京都へ。12時半から議員団会議、13時15分から一般質問(三日目)に出席した。

 

 夕方、綾部に戻り、夜会長を務める綾部中学校PTAの運営委員会に出席した。7月18日の地域委員会議9月28日の資源回収に関する打ち合わせ今後の予定の確認等を行った。

 その後、綾部警察署の交通課長から自転車利用時のヘルメット着用について、その安全面からの必要性等について、ビデオを交えて説明をしていただいた。

 昨年度から法律で「ヘルメット着用の努力義務」が定められており、綾部中学校以外の市内の中学校ではそれ以前からヘルメット義務化がなされているということもあって、綾部警察署からは綾部中学校と綾部中学校PTAに対して義務化検討の要請があった。

 

 綾部中学校では生徒会役員が先日、同様の説明とビデオを観て警察署と意見交換したようだ。綾部中学校PTAとしては一度、保護者アンケートを取ることと、7月の地域委員会議で同様の説明を地域委員の皆さんにも聴いていただくということにした。

 あるPTA役員の方「子どもになぜヘルメットが必要なのかを理解させる必要がある。うちの子たちも野球をやっているが、バッターボックスに立つときは必ずヘルメットをかぶるやろ、それは何でか?を考えさせたら良いと思う」とおっしゃって、「なるほどな」と思った。

 その方は「昨年、高校の野球部員だった上の息子が頭にデッドボールを受け、ヘルメットがあって何ともなかったけど、ヘルメットなかったら大怪我になっていた」ともおっしゃっており、事故がなければ何ともないが、万が一、そうなった時に後悔しないように、親子でヘルメット着用について話し合ってもらう機会かなと感じた。

 

 会議の後は事務所に戻り、「児相問題全国プロジェクト・児相問題全国議員連盟」(会長:岡川大記世田谷区議)の第1回役員会にオンラインで出席した。

 事務局木原功仁哉弁護士から、児童福祉法28条審判(児童相談所が児童養護施設等に一時保護児童を入所させる措置を家裁に求める裁判)に至る手続きのことや児童福祉法、児童虐待防止法についてのレクチャーを受けた。

 児童相談所による「一時保護」というのは通常、「行政指導」として行われているという法解釈を聴き、親にも会わせないという一時保護は「行政指導」が行き過ぎているなと感じた。


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綾部高校同窓会の総会

2024年06月02日 | 教育・子育て

日㈰朝8時半から奥上林の二王公園「あやべ二王門登山レース」の開会式出席した。

 綾部市内はもちろん、全国各地から老若男女、多くのランナーが参加され、2キロから10キロまでの様々なコースで健脚を競われた。

 今年は第30回記念大会であり、桃太郎便の㈱関西丸和ロジスティクス(吉井章社長、八幡市)にメインスポンサーとして毎年お世話になっている。

 

 9時からは同じく二王公園で開催されている奥上林地域振興協議会(熊内得二会長)主催「二王公園まつり」に顔を出した。

 奥上林地区のいくつかの自治会が出店され、美味しい食べ物がたくさん販売されていた。

 洞峠(主要地方道綾部美山線)の開通を目指して共に活動している南丹市美山町鶴ヶ岡地区の皆さんも「美山そば」の販売にお越しいただいていた。

 あやべ温泉を運営する㈱緑土の新社長に就任された仲久保政司社長も挨拶された。

 奥上林生まれ、奥上林育ち上林に思い入れのある新社長の活躍に期待したい。仲久保社長もおっしゃっていたが、「緑土」は観光会社ではなく、地域振興会社だ私は思っている。多少の赤字になったとしても、それが地域住民のニーズに応えているのであれば、それは行政コストだと考えられる。

 

 11時すぎあやテラスに行き、11時半から綾部高校同窓会(上原直人会長)総会後の懇親会に出席した。同窓会総会は2年に一度開催されているが、コロナで6年ぶりの開催だった。

 懇親会前には綾部高校の軽音楽部のバンド「Ten P」「カントリーロード」と「怪獣の花唄」の演奏を披露してくれ、予定外のアンコールにも応えてくれた。

 軽音楽部は3年前に軽音楽同好会として設立され、今年から部に昇格した。部員50名という綾部高校で人気のクラブ活動になっている。

 自治会や企業・団体のイベント等で機会がいただけるなら、綾部高校の軽音楽部にもぜひお声がけください。

 私も平成4年卒の綾部高校同窓生であるが、懇親会では府会議員として冒頭に挨拶と乾杯の発声をさせてもらった。

 軽音楽部、ダンス部など新しいクラブ活動の人気様々な学校改革に取り組んでいただいた成果として、綾部高校の志願倍率はずいぶん向上してきた。

 まだまだ改革は必要だと思っているが、私が府議に就任した14年前はもっと悲惨な状態だった。当時の同窓会役員であった森永功先生や四方信行先生、川北淳市議らが「府議が府教委に嫌われてでも意見・要望しなければ、このままでは綾部高校はなくなってしまう」と危機感を持たれて、綾部高校活性化推進会議(森永功会長)を立ち上げられていた。

 自己保身ではなく、地元を守るために。私が府議になって最初に訪問したのが府教委の高校改革担当理事であった。半年後にはその理事を綾部高校に招いて、森永先生らとの懇談会を行った。

 その際には当時は府教委の総括指導主事として、現在の前川明範教育長にもお越しいただいていたことが、当時の資料で分かる。

参考:2023年8月23日付blog「府教委の前川教育長を綾部にお招きして」

 今は一井育校長を先頭に、さらなる綾部高校の魅力向上に取り組んでいただいており、綾部市になくてはならない「唯一の高校」として、私もそれを支援していきたい。

 綾部高校は「スポーツ総合専攻」を持つ、京都府北部で唯一の府立高校となったので、トレーニングルームや合宿所となる同窓会館の施設整備は再三、府教委に要望しており、トレーニングルームの運動器具は、今年になって全て新しいものに更新された。

 懇親会では何人かにマイクが回され、最高齢参加者の鍋師有さんもお元気でPTA活動などの思い出を語られた。

 

 14時頃にお開きで、参加していた大志万さんと二人で二次会に行くことになり、綾部小学校PTAで活動していた頃の副会長の二人にも声をかけたら来てくれたので、久しぶりの「綾小PTA同窓会」になった。

 当時の村上元良校長先生が今春、教育長を退任されたので、PTA役員に呼びかけての「お疲れさん会」をやろうか?という話になった。


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春の行事

2024年05月11日 | 教育・子育て

10日㈮久しぶりNEXT(今川信吾代表)例会に参加例会後はいつものように居酒屋にて懇親会。

 20代の頃に始めたNEXT今の参加者は全て50代。どうしても昔話ばかりになってしまう。

 

11日㈯9時から綾部バラ園「春のバラまつり」(グンゼスクウェアにて6月24日まで、9時~17時)開会式に出席綾部バラ会の材木正己会長の挨拶で始まる。

 4月1日に就任された京都府の奥野昌徳中丹広域振興局長の挨拶も初めてお聞きした。人事委員会の事務局長からの異動で、府北部での仕事の経験はないそうだが、北部の状況を肌身で感じ、我々と共に訴えていただきたい。

 グンゼ集蔵で行われていた「おかいこさんフェスティバル」(グンゼ、蚕都Grants共催)も見学した。出口春日さんが蚕から糸を取る実演をしておられた。

 レプリカかと思って見ていたら、本物の蚕で驚いた。

 グンゼの吉川智美総務課長と昔のグンゼの写真や資料展示を見ながら、NHK朝ドラに取り上げてもらうには「どこにポイントを当てて働きかけていくか、ドラマ化する立場も考えて、今後の運動のための実質的な作戦会議が必要ではないか」というお話などをした。

 吉川課長も相当、いろんな創業期の歴史を調べておられるので、新しい話もいくつかお聞きした。

 

 その後綾部中学校へ。PTA総会を開催する前授業参観が行われた。土曜日だったからか、大勢の保護者が参観に来ておられた。

 温二郎のクラスは社会の授業を受けており、第二次大戦の頃が取り上げられていた。

 気になったのは、枢軸国VS連合国で枢軸国は「日本、ドイツ、イタリア」、連合国には「アメリカ、イギリス、ソ連、中国」と黒板に書いてあったこと。

 連合国の主要国には「フランス」も入っていて、それが現在の国連安全保障理事会の常任理事国の5か国となっているので「フランス」も入れておいた方が良いと思ったのと、「中国」というのはどうなんだろうか?と思った。

 「中国」は「中華人民共和国」を指していると思うが、「中華人民共和国」の建国は昭和24年であり、昭和20年に終戦した第二次世界大戦時には国が存在していない。当時の「中国」は「中華民国」のこと「中華民国」の蒋介石総統は後に内戦によって国を追われ、台湾に移った。

 授業で取り上げられていた「ヤルタ会談」(日本の戦後処理を連合国が決めた。蒋介石は参加せず)の3年前に、同様の趣旨で「カイロ会談」が開催され、ここには蒋介石総統が出席している。

 そうすると、黒板に書いてあった「中国」は「中華民国」(現在の台湾)を指していることになるが、それは国際的には刺激的な表現だ。

 中学生の社会の授業はそこまで深くは立ち入らないのだと思うが、黒板を見ながらあれこれ考えていた。

 

 11時55分からはPTA総会を開催した。

 会長挨拶では「PTAはレクレーションや研修会を目的とする団体ではなく、親同士、親と先生が交流し、いざ何か問題が起きた時にはそのネットワークを問題解決に活用するための組織だと思う。昨年のPTA会員へのアンケートでは『PTAを廃止してほしい』という意見も複数あった。教育という言葉の「教」は先生が指導するという意味で、「育」は親が子どもを育成するという意味だと思う。「教」と「育」がバラバラでは「教育」にならない。PTAは先生と親が交流する「教育」の場であって、『PTAを廃止してほしい』という意見は『学校から教育を廃止してほしい』という意味になるが、そうではないだろう。PTAの本来の意味を理解してもらえるよう、【交流】をメインに活動していきたい」と述べた。

 全ての議案は承認され、無事に総会は終了した。文化活動委員会では今年もPTA合唱を行う予定で、11月1日の「ライブオリンピック」(文化祭)で発表をすることになった。

 資源回収は例年、8月のお盆過ぎに実施していたが、昨今の猛暑を考え、今年は9月28日㈯に実施することに変更となった。

 また、学校のクラブ活動に所属する義務がなくなっており、学校のクラブ以外で活動している生徒も増えていることから、文化体育費(月額130円)の徴収を廃止することとなった。

 さらに生徒数減少で自転車置き場のスペースが空いてきたことから、自転車通学の規定が改訂され、上野、並松、大島中については全てが自転車通学範囲となり、青野は町域が広範囲で生徒数も多いことから綾部用水路以北と引き続き定められた。

 

 午後は事務所で事務仕事。夜はPTA役員の懇親会を亀甲家で開催した。


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図書館の開館日数と開館時間

2024年05月06日 | 教育・子育て

日㈪今日でGWも最後。昼に冷蔵庫にあったもので「豆腐あんかけ丼」を作った。

 大学生の頃、下宿でこれを友達に振る舞うと「源太郎スペシャル」と言われて、喜ばれていたのを思い出した。

 涼子がちょうど起きてきたので、涼子にも食べさせたら何も言わずに食べていた。

 午後は涼子を図書館に送って行った後、事務所でブログ書きや事務仕事。

 

 綾部市図書館については、勉強する子ども達や保護者から「開館時間をもっと長くしてほしい」という声を聞く。昨日も八田や志賀郷の方からわざわざ行ったのに「休みだった」という声を聞いた。


 府議になって間もなく、佐賀県の武雄市図書館を視察したことがある。

※2014年7月31日付blog「武雄市と佐世保市へ」https://blog.goo.ne.jp/gentarou-ayabe/e/f3f2fe116fed294cda085c36e538c69c

 

 当時の武雄市の樋渡啓祐市長総務省官僚出身有名な「名物市長」だった。今で言うと安芸高田市の石丸市長のような存在だろうか。

 その樋渡市長の肝入りで、デザインも内容も素晴らしい図書館ができていた。当時は先駆的だったが、スターバックスが図書館に入っていると聞いて驚いた覚えがある。

 その武雄市図書館の開館状況は?と調べてみると「9時~21時までで、年中無休」だった。すでに市長は代わっているが、図書館には変わらず力が入っているようだ。

 

 昨年府議会文化生活・教育常任委員会で札幌市図書・情報館を視察した。現地視察の前札幌市まちづくり政策局政策企画部の淺野隆夫プロジェクト担当部長(札幌市教委中央図書館調整担当部長兼務)の説明を聴いたが、これまで通りの型にはまった「図書館像」を語られるわけではなく、また公務員の型にもはまらないような柔軟な発想で興味深いお話だった。

※2023年11月16日付「札幌市図書・情報センター」https://blog.goo.ne.jp/gentarou-ayabe/e/68f54b60c26554822efcfc2307096021


 「図書館」とはこういうもので、利用する市民はそれをわきまえるべき、というのではなく、市民が求めているものは何か?それに合わせた施設をつくってこそ、利用が増え、公共施設の意味があるというお話だった。

 ここでは市民のビジネスや学習を支援することに特化した運営が行われていた。札幌市図書・情報館開館時間「平日は9時~21時、土日祝は10時~18時、休館日は毎月第2・4水曜」となっている。

 

 綾部市もせっかく先進的な立派な図書館をつくったので、運営も全国の先進事例に見習っていくべきだろうと思う。

 近隣では福知山市立図書館「月曜休館で、火~金10時~20時、土日祝10時~18時」舞鶴市は東西それぞれに図書館があり、「原則開館時間は10時~18時で、東西それぞれが週に1日は開館を19時まで延長」している。

 綾部市図書館年末年始等以外では「月曜日(祝日の場合は火曜日)、祝日の翌日、毎月最終火曜日(祝日の場合は水曜日)が休館で、開館時間は火~金が10時~19時で、土日祝は10時~18時」となっている。

 

 舞鶴市と綾部市は開館時間が福知山市より短く、開館日数は福知山市に比べて相当少ない。舞鶴市では現在、新しい図書館の建設が進められており、現状より開館時間や日数が拡充されるのではないかとも思う。

 図書館の運営状況だけ見ても、綾部市と福知山市との間には根本的な教育力(自習力)に大きな差がついてしまっているのではないかと心配する。


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綾部中学校野球部、絆杯で3位に!

2024年05月04日 | 教育・子育て

日㈯、昨夜宵宮の後、深夜12時頃から奥地町の方々は公民館で軽く打ち上げされるようだったが、地元の皆さんの輪を邪魔するのも良くないだろうと思い、先に泊めていただく家に戻って、シャワーを浴びて寝かせてもらった。

 寝ながらも、ドデッサッサーという声やお囃子の響きがずっと頭の中を回っている感じだった。

 祭の本祭礼はどうしようか?と思っていたのだが、巡行は昼からで、また夜遅くまでかかるようだった。

 昨日、温二郎が出場した中丹地区絆杯の大会綾部中学校野球部が11対6で福知山の成和中学校に勝ち、今日は9時から長田野グラウンドで桃映中学校と試合だと聞いたので、本祭礼を失礼してそちらに応援に行くことにした。

 本祭礼には、またいつか参加する機会があればいいなと思っている。

 三河内の皆さんには大変お世話になり、昭和にタイムスリップしたような良い経験をさせていただきました。ありがとうございました。

 与謝峠を越えて、福知山に戻り、綾部中学校野球部の試合の応援に長田野グラウンドに向かった。

 試合は12対2であっさりと4回コールド負けを喫した。

 温二郎は今日はヒットが出なかったが昨日は打てたそうだ。

 昨日勝った成和中学校には練習試合でも公式戦でも全く歯が立たなかったのに、やっと勝つことができたので、これからも日々練習に励み、今夏の最後の大会で良い成績を残せるように頑張ってほしい。

 今日はピッチャーが四球で崩れたわけでもなく、ピンチにはマウンドに集まって、温二郎もピッチャーの背中を叩いて励ましていたし、チームワークは少しずつ良くなっていると感じた。

 3位で表彰されて、良い経験ができたと思う。次はその上へ。


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綾部中学校PTAの第1回運営委員会

2024年04月23日 | 教育・子育て

23日㈫喉の調子は日に日に良くはなっているが、なかなか本調子には戻らない。我々政治家は声が出ないと仕事にならないことを身に沁みて感じている。

 カリンを浸けたハチミツを日に何回か喉に流し込んでいるが、これが一番効いているように思う。

 午前中綾部市の野々垣政明建設課長が新任され、挨拶に来られた。

 京都府の中丹東土木事務所管内(舞鶴市、綾部市)は舞鶴市での高野川改修や白鳥トンネル工事が一段落して、しばらく仕事量が減るようにも聞いている。

 綾部市では、京都府が現在進めている小浜綾部線、綾部宮津大江線、上杉和知線等の工事の加速化中丹文化会館等の府の老朽化施設の大規模改修を図ってもらうよう要望すると共に、綾部市が多少予算を先取りしてでも数年、綾部市内の仕事量を綾部市も努力して確保しつつ、綾部環状道路、犀川・八田川の大規模改修、農林水産技術センターの移転など、今後の府の大型工事が実施されるのを待つようにしなければならないのではないかと意見を述べた。

 

 綾部中学校PTA第1回運営委員会に出席した。

 PTA会長として冒頭に挨拶し、会長としての方針を下記のように説明した。

  • PTAは親と先生の協議会であり、運営委員会では学校に関わる様々なことを協議したり、保護者が学校に質問、要望をする場にしていきたい。
  • 一人の会員の意見だけで学校全体を変えることはできないが、意見があれば運営委員会で協議して変えられることは変えていきたい。本部役員だけでは判断できないことがあれば、全保護者にアンケートを取るなどもしたいと思っている。
  • 活発に意見を出す場にするためには役員同士や役員と先生方との交流が重要なので5月11日の総会の夜に地域委員や学年委員の皆さんにも呼びかけて、役員と先生の懇親会を開催する。ぜひ参加してほしい。
  • 運営委員会では一番最後の「その他」のところでの意見交換を充実させたいので、どんなことでも発言してほしい。
  • やりたいことは何でも提案してほしいし、やりたくないことはしなくてもいい。PTAは仕事でも家事でもなく、やらなければ日々の生活が成り立たないということはない。気の進まないことを無理やりすると精神衛生上、良くないから無理してもらわなくていい。
  • 資源回収の収益や過去からの繰越金を使って学校で必要な備品等を購入したい。意見や要望があれば出してもらいたい。3年生が卒業するまでにも使えるよう早めに買いたい。先生方や子ども達の希望する物があれば、どんどん使ってほしい。

 

 今日の「その他」のところでは、学校から自転車通学規定の変更について提案があり、運営委員会では了承し、総会で保護者に説明した後、子ども達に提案されるということが決まった。

 また、学期ごとに発行するPTA会報「すずかけ」は例年、1学期の終わりに発行してきたが、先生やPTA役員の顔と名前を会員に早く紹介した方が良いのではないかと考え、GW明けには発行してもらうよう役員引継ぎ会でお願いしていたので、広報委員長さんには委員会発足前にすでに動いてもらって準備していただいているということだった。

 

 先日、下記の写真を見せられた。この服の色は「青と黒」に見える人と「金と白」に見える人があるそうだ。

 僕は最初「青と黒」に見え、数日後に見たら「金と白」で、今は「青と黒」に見える。と思っていたら、今は「金と白」になった。

 人の脳に存在する「思い込み」によって、見え方が変わるとのこと。「百聞は一見に如かず」でもないようだ。思い込んでも仕方がない。


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綾部高校の2023年度進学・就職実績

2024年04月22日 | 教育・子育て

 綾部高校の昨年度2023年度の進学・就職実績が綾部高校のホームページで公表されましたので、その全てをご紹介いたします。

 国公立大学のべ合格者数は12名と2022年度より2名減りましたが、私立大学のべ合格者数は45名増えました。

 早稲田大学への合格者もありましたし、全体として東京方面への進学者が増えています。

 関西では関西学院大学、関西大学、同志社大学、立命館大学のいわゆる「関関同立」には18名が合格(昨年は10名)し、「産近龍」と言われる京都産業大、近畿大学、龍谷大学にも51名(昨年は13名)が合格しました。

 

綾部高校2023年度 進学・就職実績(現役生のみ、合格者数はのべ人数)

四尾山キャンパス(普通科)

【国公立大学 12名合格】※昨年度14名

東京都立大②、島根大②、福知山公立大③、岩手県立大①、公立鳥取環境大①、山口東京理科大①、周南公立大①、高知工科大①

【国公立短大 2名合格】※昨年度1名

三重短大②

【私立大学 217名合格】※昨年度182名

早稲田大②、明治大①、法政大③、帝京大②、桜美林大①、関東学院大①、中京大➀、金沢工大➀、福井医療大①、びわこリハビリテーション専門職大①、同志社大⑤、立命館大⑤、関西学院大⑤、関西大③、龍谷大⑦、京都産業大㉞、近畿大⑩、佛教大⑤、大谷大⑦、京都外大①、京都先端科学大⑩、京都橘大㉗、明治国際医療大①、京都光華女子大②、花園大②、京都精華大①、嵯峨美術大①、成安造形大①、大阪医科薬科大①、藍野大②、関西看護医療大①、大阪人間科学大①、大阪学院大⑫、大阪経大➀、大阪芸大①、大阪工大⑬、大阪産業大⑦、大阪商大③、大阪成蹊大③、大阪大谷大①、大阪保健医療大①、梅花女子大③、摂南大⑩、桃山学院大①、追手門学院大③、神戸学院大⑥、神戸女子大②、大和大②、岡山理大①、徳島文理大①

【私立短大 17名合格】※昨年度18名

池坊短大①、華頂短大①、京都経済短大⑤、京都文教短大②、嵯峨美術短大①、豊岡短大①、神戸教育短大①、湊川短大①、大阪成蹊短大②、大阪国際短大①、青森明の星短大①

【文部省管轄外学校 2名合格】※昨年度3名

京都府福知山高等技術専門校①、京都府林業大学校①

【看護学校等 10名合格】※昨年度18名

大阪府病院協会看護専①、京都府立看護②、京都中部総合医療センター看護専③、京都中央看護保健大学校②、舞鶴医療センター附属看護学校➀、京都第二赤十字看護専➀

【専門学校等 47名合格】※昨年度52名

京都医健専④、京都医療福祉専➀、京都文化医療専➀、京都栄養医療専③、京都歯科医療技術専③、大原簿記ビジネス公務員専京都➀、京都建築大学校➀、京都デザイン&テクノロジー専➀、京都製菓製パン技術専➀、京都理容美容専③、YIC京都ビューティ専➀、YIC京都ペット総合専②、京都動物専➀、中央工学校OSAKA➀、OCA大阪デザイン&テクノロジー専➀、大阪こども専②、大阪リゾート&スポーツ専➀、ロゼ&ビューティー美容専➀、グラムール美容専②、関西ビューティプロ専➀、ヴェールルージュ美容専③、大阪ベルエベルビューティ&ブライダル専➀、ミス・パリエステティック専➀、専門学校ESPエンタテイメント大阪②、神戸医療福祉専三田校⑥、トヨタ神戸自動車大学校➀、姫路医療専➀

【公務員 8名合格】※昨年度7名

京都府職員①、京都府学校事務①、綾部市消防署②、福知山市消防署③、陸上自衛隊①

【民間企業 24名合格】※昨年度20名

京セラ㈱京都綾部工場➀、日東精工㈱③、社会福祉法人松寿苑➀、京都北都信用金庫➀、㈱さとう➀、京都薬品工業㈱②、エスペック㈱➀、日本製紙クレシア㈱京都工場➀、SCISSOR DANCE➀、tota➀、訪問介護空(SORA)➀、東電気工事㈱➀、WILLER TRAINS㈱➀、戸田工業㈱③、㈱古川ホールディングス➀、㈱アンプ➀、みずしま➀、㈱どうとんぼり神座➀、かつ庵➀

 


由良川キャンパス

(農業科、園芸科、農芸化学科)

【私立大学 6名合格】※昨年度6名

京都先端科学大②、京都華頂大①、大阪産業大➀、大阪国際大①、甲南女子大①

【私立短大 3名合格】※昨年度なし

関西外大短大部①、池坊短大①、滋賀短大①

【専門学校等 19名合格】※昨年度14名

近畿能力開発大学京都校③、京都調理専➀、京都府立看護大①、京都保育福祉専➀、京都理容美容専➀、京都デザイン&テクノロジー専②、京都芸術デザイン専➀、京都府福知山高等技術専門校②、福知山医師会看護高等専➀、舞鶴YMCA国際福祉専➀、大阪航空専②、大阪ハイテクノロジー専②、神戸動物環境専➀

【公務員 1名合格】※昨年度4名

陸上自衛隊①

【民間企業 23名合格】※昨年度16名

西日本旅客鉄道㈱➀、㈱さとう②、京セラ㈱京都綾部工場➀、グンゼ メディカル事業部➀、トヨタL&F近畿㈱➀、㈱本田味噌➀、㈱ウエハラ➀、㈱F・Eサービス➀、社会福祉法人いこいの村 梅の木寮➀、扶桑化学工業㈱➀、㈱京滋マツダ➀、日本郵便㈱近畿支社➀、コーソ運輸工業㈱京都営業所➀、㈱大嶋カーサービス➀、社会福祉法人成光苑 岩戸ホーム➀、tota➀、ジャパンマリンユナイテッド㈱➀、アオキ②、新日本海フェリー㈱➀、㈱やる気➀、㈱関西金属工業所➀


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