四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために「挑戦」します!

清水寺の森清範貫主をお迎えして

2023年10月31日 | アート・文化

 31日㈫朝から京都へ。京都はよく晴れていた。10時から監査委員として定例監査会議に出席した。

 午後取材対応して、夕方、綾部に戻る。

 亀甲家にて、第7回「大義の会」(四方八洲男会長)例会出席40名ほどの方が参加された。今回のゲスト清水寺貫主森清範さん年末恒例の「今年の一字」を清水の舞台で書かれる有名な方だ。

 「心の姿」と題して講演いただいた。インド「アーラーヤ」という言葉がある。ヒマラヤ山脈は「ヒマ アーラーヤ」で「ヒマ」が「雪」で「アーラーヤ」は「蔵」、「雪がいっぱい」という意味だそうだ。

 すべての人間にはそれぞれの「蔵」があり、その「蔵」を通して物事の判断をしている。「好き」「嫌い」「美しい」「汚い」など、それぞれの受け止め方で変わってくる。「蔵」は「心」のことだそうだ。貯め込んだ知識を「蔵識」という。

 「心」とは「命」のことでもあり、万物に「心」「命」が宿っている。万物は「仏」だとも言える。天上天下唯我独尊というお釈迦様の言葉は「自分ほど大切な存在はこの世にはない」、すなわち「万物が仏である」という意味だそうだ。

 自分の評価は自分の「心」のフィルターを通っているように、他人の評価は他人のフィルターを通っている。人の「心」の奥には「我執」があり、これが何かあるとすぐに出てくる。

 そういったものを超越すると他人の評価が気にならなくなり、自信がついてくるということかと思った。

 「今年の一字」は「当日まで知らせてくれるな」と言ってあるそうだ。早くから聞くと「どこかで話してしまいそうになるから」と笑っておられた。

 その場で一発勝負なので、「書き順やハネや点の具合が違う」というクレームの電話放送直後から殺到して困っておられるらしい。クレームはまさに「我執」なのだろう。「俺の方が正しいと主張したい」というエゴ。

 最後参加者の中から10名に、森貫主直筆の色紙が当たる抽選会があり、当たった皆さんは大変喜んでおられた。「夢」「寿」「昇龍」などなど。

 若手の皆さんと二次会に行き、今日はおだやかな「大義の会」で終われて良かった。


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創発プラットフォームと京都市長選

2023年10月30日 | 論評・研究

 30日㈪京都市長選に関して今週あたり、また様々な動きがあるだろう。と、思っていたら、さっそく衆議院議員の前原誠司氏「野党第1党の党首のお膝元で、始めから自公と組むということ自体、理解ができない」改めて自民、公明、立憲の京都市長選での相乗りを批判されたという京都新聞の【速報】が流れた。

 

 ここで京都市長選挙のことや自民党、公明党が立候補要請している(と報道されている)松井孝治氏について取り上げると、いろいろな情報が寄せられてくる。

 「松井孝治さん、ルーリー、一押ししているから、京都市長にだけはなって欲しくない」というツイート(今はポストというのか?)を見て、「ルーリーって誰だ?」と思って調べたら、評論家の三浦瑠麗氏のことを指すそうだ。

 

 三浦瑠麗氏と松井孝治氏の関係を調べる一般財団法人創発プラットフォームという団体に突き当たった。

 三浦氏はここの客員主幹研究員松井孝治氏は理事であり、「松井氏は肩書きこそ、そこの法人の一理事ながら、本紙既報のように、同財団の実質設立者、仕切り役、そして三浦瑠麗を同財団法人の主任研究員に引き抜き、また専用の三浦瑠麗チャンネルというYouTubeまで設けてあげた御仁」アクセスジャーナル記者山岡俊介氏のコラム「本紙指摘の三浦瑠麗夫婦と太陽光発電事業認定・経産省を繋ぐ財団法人事務所が閉鎖へ」(2023年4月23日付)に書いてある。

 この財団がYouTubeで「三浦瑠麗チャンネル」を運営し、2021年2月から2022年10月までは投稿されていたが、その後、1年ほど途絶えている。

 今年、2023年3月に三浦瑠麗氏の夫が業務上横領の容疑で東京地検特捜部に逮捕された影響なのか、創発プラットフォームのホームページも全てが削除されていて、どういう団体か調べられなかったキャッシュには多少情報が残っていた。創発プラットフォーム「役員紹介」こちら。「顧問・フェロー紹介」こちら

 役員には松井孝治氏村上ファンドの村上世彰氏、安延申氏など、ズラッと経産省のキャリア官僚OBが並んでいる。

 ホームページが削除されてしまっているので、何を目指し、どういう活動をしてきたのかはよく分からないし、どこから運営資金が出ていたのかも疑問だ。

 三浦瑠麗氏の夫の逮捕容疑は、太陽光発電事業など再生可能エネルギーに関する投資などを手がける「トライベイキャピタル」という会社からの横領であるが、特捜部の狙いはまだ別にあるとの報道がある。

 今年9月秋本真利元代議士が再生可能エネルギーに関する収賄容疑で逮捕された時の報道でも同様のことが言われている。

 

 今回の京都市長選をめぐる動き創発プラットフォームのYouTube「創発チャンネル」を重ねると、いろんなことが見える。

 このチャンネルが始まったのは2020年3月で、最初の頃は前原誠司氏が相当数多く出演されていたが、三浦瑠麗チャンネルが始まった2021年2月以降は一切出演されなくなった。一方で、今年の5月には自民党の伊吹文明氏が出演しておられる。

 狭い京都の街でいろんな人脈や思惑が動いていることが、なかなか候補者が出揃わないことにもつながっているように感じている。そこにフジサンケイグループの影も見える。

 そういえば、先日から谷垣さんも産経新聞で「夜の政論」というインタビュー連載を始められた。酒を飲みながらの政治のインタビューというのは「珍しいな」と思って読んでいる。


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府民総体とPTA研究大会

2023年10月29日 | 教育・子育て

 29日㈰10時から第46回京都府府民総合体育大会の開会式出席するため、福知山市三段池公園総合体育館へ。朝は晴れていたのに、式典の前から雨が降り始めた。

 式典後のエキシビジョンでは京都府空手道連盟の「空手道演武」カワイダンスエージェンシーの「チアダンス」披露された。

 続いて、宮津市に行き、第64回京都府PTA研究大会与謝大会綾部中学校PTA会長として出席した。宮津に向かう途中も結構激しく雨が降っていた。

 全体会の講演ではコミュニケーションコーチ山﨑洋実さん「戦わないコミュニケーション~コントロールを手放そう~」と題してお話された。

 子ども、特に思春期以降の子どもは自分の思い通りにはならないので、コントロールしようとすることを最初から放棄した方が互いに楽だし、うまくいくというお話だった。

 分科会は「組織・運営」がテーマ「持続可能なPTA活動を目指して」というお話綾部市の八田ブロックの方々や八幡市の小学校の教頭先生がされた。

 持続可能なPTAにするには、連Pの活動や行事こそ、見直さなければならないのではないかと参加するたびに感じている。連Pの役員さん達はなかなか変えられないので、文科省、府教委、市教委がもっと考えるべきだろう。


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野球部と吹奏楽部

2023年10月28日 | 家族

 28日㈯朝7時45分福知山市の成和中学校に温二郎を送って行った。今日は9時から練習試合があるとのことだったので、ガストで朝ご飯を食べて時間を潰し、9時に再び成和中学校へ行った。

 成和中学校野球部はとても良いチームで、3人の投手に綾部中学校はほとんど手が出なかった。キャッチャーとショートの2人のレギュラーが体調不良で欠席だったため、温二郎は2試合目で初めてショートの守備にも入っていた。

 守備はエラーもなく、そつなくこなしていたが、打つ方では今日は良いところがなかったので、速い球にどうやって食らいつくか、頭を使って頑張ってほしい。

 

 午後涼子が吹奏楽部で出演している中丹文化会館での「ジョイントコンサート」へ。「ジョイントコンサート」は綾部中学校の演劇部、合唱部、吹奏楽部の合同発表会でコロナ前は毎年開催されていた。今年は久しぶりの一般観客も入れての開催ができた。

 3年生の涼子は、11月に千葉県館山市で開催される「学校合奏コンクール2023グランドコンテスト全国大会」に出場するなど、まだクラブ活動を完全引退はできないが、通常はこの「ジョイントコンサート」で3年生は引退する。新しい部長、副部長も発表されていた。

 3年間、継続してよく頑張りました。おつかれさまでした。


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高橋輝市議が「にのチャン!」に出演!

2023年10月27日 | 政治活動

 27日㈮二之湯真士府議のYouTubeチャンネル「にのチャン!」高橋輝綾部市議(5期、51才)榎本昴輔京田辺市議(2期、33才)と共に出演された。

 京都市周辺議員の本音【京都都市圏】北陸新幹線は?というテーマで、ドロドロした政治の話というよりも明るく軽妙に、京都市外の議員と京都市内の二之湯府議が昔の京都、今の京都、これからの京都について語っておられます。

 北陸新幹線や山陰本線のことも、まさにこれが「府民の本音」なんでしょうね。

 

 京都市長選元民主党参議院議員松井孝治さんが自民党、公明党、立憲民主党の要請を受け、ようやく立候補の決断をされた報道されている。これを本人が一切否定されないということは、立候補で間違いないと見ている。来週か再来週にはおそらく記者会見があり、自民党府連の議員総会は追認するだけのことだろう。

 ただ、先月上旬に京都新聞に「自民党、公明党が松井孝治氏を擁立検討」と報じてられて以降も、ご本人のTwitter(X)では、オーケストラのコンサートや国立演芸場での落語会、高そうなウイスキーを飲んで、あちこちで飲み歩いておられるハイソな生活ぶりをあえて公開しておられるが、それが一般の有権者にどう見られるのか?立候補することを少し甘く考えておられるようには感じる。

 他党の人と話す自民党さんは選挙資金や人員が潤沢でうらやましい」と言われることがあるが、実態を知っている自民党議員は全員これを否定するだろう。

 自民党でも選挙の資金はもちろん自前で、借金をして用意する人もある。活動していただく人員や演説会の動員は府議、市議が何とか自らの後援会等にお願いして確保するが、そう簡単なことではない。自分の後援会は自分の応援をしてもらえても、他人の応援はなかなか難しい。共産党や連合とは違い、自民党は議員個人の後援組織が集まってできており、組織力は弱い。

 特に今回は自民党府議でお父さんも自民党の前参議院議員である二之湯真士府議がすでに立候補表明をしているので、後から「元民主党の松井さん」を自民党支援者に浸透させるのは容易ではないと思う。今の自民党府連には上からの号令に文句を言う人はほとんどいないが、積極的に動く人もどれだけいるか?

 足元が割れる選挙になると、基盤が弱い人ほど動きにくくなる。基盤が弱い議員は自分の選挙で府連の公認をもらうために執行部の顔色を伺って異論は出さないが、支援者が割れるので票も出せない。

 まだ最後まで、いろいろなことが起こってくるだろうが、おもしろくなってきたとは感じている。


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きこえの健康について考えよう

2023年10月27日 | 議員活動

 26日㈭9月議会が11月6日に閉会するので、その後には「げんたろう新聞157号」を発行する。そろそろ何を掲載しようかと考え、原稿を書き始めている。

 前回は6月議会閉会後の7月に発行したので、今号に掲載するのはそれ以後の動きなど。今年はこれが最後の発行で、12月議会の報告は年が明けて1月に発行します。

 綾部中学校PTA合唱の練習。今日で3番まで歌えるようになった。約1時間だが、声を出すのは楽しい。男性の先生はたくさん参加していただいているが、保護者は3人だけなので、他にもぜひ参加してほしい。

 

 27日㈮午前中高橋輝市議が事務所に来て、互いの近況報告など。

 午後後藤光市議からの誘いで、綾部市中途失聴・難聴者協会(滝野千里会長)勉強会「きこえの健康について考えよう」を開会前に訪問し、講演「ヒアリングフレイルを知っていますか」の講師であるユニバーサル・サウンドデザイン㈱中石真一路取締役と名刺交換をさせてもらった。

 中石さんとは後でFacebookでもつながり、来年4月から、合理的配慮の一般事業所への義務化が施行されるので、「京都府でも聴こえに対しての支援をお願いしたい」と要請いただいた。

 講演を聴く時間はなかったが、後藤光市議、酒井裕史市議、渡辺小百合市議が出席しておられたので、今後、情報を教えてもらって、綾部市や京都府にも必要な働きかけをしていきたい。

 綾部恵比寿神社奉賛会(会長:四方源太郎)役員会に出席した。来年の初ゑびす祭(1月9日、10日)の開催が迫っているが、これまで中心でお世話になってきた田所卓さん、武田董さんが90代の高齢になられたため、この数年かけて新体制への移行を目指しており、今日は会長以外の役職を明確に決めて役割分担することなどの相談をした。

 数十年の歴史の中でもこういった趣旨の役員会は開催したことがないが、世代交代を進めながら、新たな実行委員を増やして継続していきたい。


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農工業連携の基盤づくり

2023年10月25日 | 議員活動

 25日㈬午前中小源太が受験でお世話になった先生と会い、受験の振り返りやこれからの綾部市の教育について意見交換。

 小源太の大学受験を通して、受験には「親の情報量が重要」だということがよく分かった。今の受験は推薦や共通テスト利用や英検利用やいろんなのがあって、そういうのを親や学校がいかに調べるか、知っているかで結果が変わってくる。都会と田舎はその「情報量」に違いがあるのだろう。

 しかし、ネット時代で田舎でも情報を得ようと思えば得られるし、田舎は情報伝達がしやすいという利点を活かして、都会よりきめ細かい受験対策ができると思っている。

 一方で情報だけでなく、学力を上げる根本には「論理力」と「語彙力」が重要なので、その点は今進めている出口汪先生の「論理エンジン」をできるだけ低年齢から活用するシステムをつくることで何とかできるだろう。

 綾部市を「教育移住の町」にするため、今日も良い話ができた。

 

 午後農工業連携の基盤づくりのため、長岡京市㈱足立製作所足立弘社長、渡辺雄亮取締役綾部市延町ミヤデン㈱長岡治明社長、西岡輝生専務とに上杉町施福寺で出会ってもらった。

 足立製作所と農工連携パートナーシップ協定を結んでいる農家の村松健さん、合同会社ハセテックの長谷川崇さんも一緒に集まってもらい、私からは「今後、綾部で農工連携の研究会を立ち上げてもらえませんか?」とお願いした。

 京都府農林水産技術センターの綾部移転を前に、新しいセンターではどういう研究をしていくのか、また綾部駅前にすでに設置されている京都府北部産業創造センターとの連携など、公民連携の研究会を中心にして、新しい商品や技術を生み出してほしいと思っている。

 今日は、機械製造、電気制御、自動車修理、放射線、アウトドア技術を持った「職人」たちに「農業」というキーワードで集まってもらったので、この輪がさらに広がると嬉しい。

 施福寺の公民館で話をしていると、雷が鳴り、霰が降ってきた。異常気象は農業にも大きな影響を与えている。

 足立製作所の若い従業員さん達が草刈り作業を頑張っておられた。遠くから見るときれいな圃場も近づくと、水路や鳥獣柵の問題などがいろいろある。今年は暖かいからか、稲刈りの後がまた出穂しているように見える。

 涼子と温二郎の送迎で福知山へ。帰りに温二郎とラーメンを食べた。小食の温二郎がラーメンや唐揚げ、餃子をたくさん食べられるようになっていた。そろそろ体が大きくなってくるのではないかと期待している。


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ありがとうございます!

2023年10月24日 | アート・文化

  24日㈫午後、日東精工アリーナで開催された念法眞教主催「仏教文化講演会」を聴講した。「人生を豊かにする仏教の教え」というテーマで、念法眞教の総本山金剛寺で執事長を務めておられる丸山良徳師が講演された。

 念法眞教という宗教は初めて知ったが、隣りの舞鶴市に舞鶴念法寺があり、そこが本山と共に共催されたようだった。

 丸山師はまだ50代後半のお坊さんだが、話し方が柔らかく、分かりやすく仏教の教えを説かれた。以前、青野町の聖イエス会の教会におられた篠田博牧師をさらにユーモラスにしたような話し方をされる方だった。

 「ありがとう」という言葉は、何か自分にしてもらった人に御礼の意味で使っているが、本来は「有難し」といって「普通では起きない奇跡が起きた!神様、仏様、ありがとうございます!」という言葉だそうだ。対人で使う言葉ではなく、神様、仏様に対して感謝する言葉だとのこと。

 それゆえ、何もなくても日頃から「ありがとう!」「ありがとうございます!」と神様、仏様への感謝の言葉を発していれば良いことが起こってくるとおっしゃっていた。

 対人での御礼昔の人は「かたじけない」と言っていたとのこと。これからレストランで料理を出してもらったら「かたじけない」、道を歩きながら、朝起きたら、何もなくても「ありがとうございます」と言おうかな。

 常に笑顔で、気持ちをプラス思考に、前向きな言葉を発すると幸せが舞い込んでくるとのこと。良いお話を聴かせていただいて、ありがとうございました!

 

 19時半から児童相談所のあり方を考える地方議員懇談会(岩波初美会長)役員会にオンライン出席した。


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京都市長選の舞台裏

2023年10月23日 | 論評・研究

 23日㈪京都市長選に関して、二之湯真士府議youtube「にのチャン!」「LIVE!自民京都府連会議の実態は?! 2日前の緊急会見の舞台裏」(10月21日にライブ配信)いろいろと語ってくれている。

 同志社大学の村田晃嗣教授を中心とする「文化首都京都の市長候補を京都市民で考える会」(以下、考える会)「市民主導で新しい京都市長をつくろう」というのは建前であって、結局は門川市長と門川市長を支えてきた政党の枠組みを継続させ、「門川後継」の市長をつくろうとしているということが分かってきた。

 私は、それはそれで良いと思う。現職市長が引退する時に、後継市長を指名するのは自然なことだ。ただ、それをオープンにせずに回りくどいことをするのは有権者には分かりにくいと思う。

 

 一方で、私は今回の京都市長選挙は自民党京都府連は自主投票とするべきだ考えている。

 この十数年、自民党京都府連を引っ張ってこられたのは二之湯智、西田昌司両参議院議員で、その二人が今回は真っ二つに割れて戦おうとしている。

 二之湯前参議院議員はすでに引退されており、現職の府連会長は西田参議院議員であるため、自主投票になっても多くの議員は現職の府連会長につくだろう。それを全員一致でないのに、強引に「府連推薦」にしても自民党のためにはならない。

 京都では衆議院の6つの小選挙区のうち、前回の選挙で勝てたのは2つ、比例復活できたのも1つだけだった。これ以上、党内をバラバラにしていくと、これはさらに減ってしまうだろう。

 私はそういったことを自民党本部に訴えるため、岸田文雄総裁以下、14名の役員の方々に10月16日付で「要望書」を郵送した。

 これがさほどの意味は持たないかもしれないが、こういうネットも含めて、訴えられるところには訴えていきたい。

 「府連推薦」という形で、私たち綾部支部まで府連が巻き込もうとするのなら、他党の候補ありきではなく、京都市内の議員、党員がもっと真剣に考え、話し合って自民党から出せるようにまとめてほしいと思う。

 10月14日の自民党府連の議員総会では事前に何の資料も示されず、当日回収された考える会の提言と役員一覧だけで、誰を推薦するという話も全くなく、約1時間の会議で承認しろというのは異常だ。

10月14日付けblog【議題】京都市長選について

 

 考える会の同志社の村田教授NHK経営委員会の委員長代行でもあるようだが、さすがにNHKの政治的中立性を考えると「(非共産勢力で推薦している)西脇知事と府市協調できる候補」を条件の一つとして選定する会に所属しているのは良くないと思う。


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「せいざんまつり」と「ふじ田バーベキュー」

2023年10月22日 | あやべ福祉フロンティア

 22日㈰9時45分から、里町清山荘大広間にて「せいざんまつり」開会式が行われた。オープニング乱組の皆さんによる太鼓の演奏が行われた。

 17年前平成18年(2006年)からNPO法人あやべ福祉フロンティア(玉川弘信理事長)指定管理者として運営している。その年から年に一度の「一般無料開放デー」として「せいざんまつり」を始めた。以後、コロナで開催できなかった年もあったが、こうして元のように開催できて良かったと思っている。

 清山荘は綾部市の福祉施設であり、山崎善也市長にも開会式で挨拶していただいた。

 京都綾部ユニセフ協会「ユニセフ祭」とも共催で、ユニセフの皆さんのバザーはいつも大人気だ。

 舞台では子どもから高齢者までの様々な発表があり、館内ではビリヤード、卓球、囲碁・将棋、健康マージャン、輪投げ、射的、ヘルストロンなど、皆さん、思い思いに楽しんでいただいている。炊き込みご飯、ぜんざい、わらび餅、菓子パン、コーヒーなども販売されている。

 清山荘の趣味クラブの展示もありました。(写真は習字クラブ)

 館外のグラウンドでは、ホールインワンゲームモルック体験会が行われていた。

 玄関前駐車場では飲食ブース、フリマ、物品販売など。玉川理事長も唐揚げを揚げておられた。

 

 11時からは岡町海鮮居酒屋ふじ田常連の皆さんが中心になって主催された親睦バーベキューパーティに参加した。

 会場となったのは高津町の「綾部ピース パーク&キャンプ」ここは以前はミニゴルフ場だったが、これから原田商店が管理運営され、バーベキューやキャンプが楽しめる新しいスポットとしてオープンする予定。まだオープン前だったが、練習のための「お試しプレオープン」として使わせていただいた。

 海鮮居酒屋ふじ田を経営する藤田剛代表の挨拶、発起人の大志万裕樹さんの乾杯バーベキューパーティが始まった。

 初めて会う方、久しぶりの方、いつも出会っている方など、大人と子ども30名ほどの方々一緒にゆったりとした時間を過ごした。広い敷地があり、子ども達も走り回ったり、ボールを投げたりして遊んでいた。カラオケもできるようになっていた。

 今日は車で行っていたのでノンアルコールでの参加だった。夕方からは事務所でブログ書きなど。


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秋のイベント、目白押し

2023年10月21日 | 議員活動

 21日㈯11時から、社会福祉法人京都聴覚障害者福祉協会綾部市十倉名畑町で運営する「いこいの村」まつり2023開会式に出席。

 続いて、グンゼスクウェアで開催されていた「中丹いちおしマルシェ」へ顔を出した。サクラティエのおにぎり、府立農大のメロン、ノリエちゃんの豚汁、今しぼり醤油の食べる醤油、おおつき製菓のみたらし団子などを購入した。

 その後集蔵開催されていた綾部ミニ盆栽クラブ(瀬崎祐次代表)展示会鑑賞した。瀬崎代表がおられて、作品のことや近況をお聞きした。

 15時からは社会福祉法人るんびに苑(長谷川毅正理事長)運営する「るんびに学園」開園20周年記念式典出席。合わせて、先ごろ亡くなられた創業者であり、初代理事長である藤大慶師追悼会営まれた。

 るんびに学園の子ども達の太鼓演奏は聴く人の心を大きく揺さぶったし、藤さんが37年前に大阪の茨木市の西福寺を拠点に立ち上げられた「るんびに太鼓」の太鼓演奏は素晴らしいものだった。

 藤さんにもこの場にいて欲しかった強く思った。高橋正記園長も現況報告の最後にそうおっしゃっておられた。

 19時半からは種清よしゆき後援会最初から幹事長を務めていただいていた坂根直文さん通夜式に参列した。誠実で温厚な方で、種清喜之市議を支える組織のまとめ役として大きく力を発揮されたし、四方源太郎後援会物部支部でも合わせてお世話になってきた。

 坂根さんはお酒が大好きで、何度も楽しく飲ませていただく機会があった。一度、坂根さんのご自宅で種清後援会の幹部の方々と一緒に飲んだこともあり、本当に懐かしい楽しい思い出として鮮明に残っている。もう一度、一緒に飲みたかったと思う。


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京都府への綾部市の要望に同行

2023年10月20日 | 議員活動

 20日㈮朝7時半から綾部公民館の「あいさつ運動」参加近所の綾部大橋西詰民生委員さんや見守り隊の方々と共に、通学する子ども達に「おはよう!」と声をかけた。

 8時綾部市議会の種清喜之議長に迎えに来てもらって、一緒に京都府庁へ。

 10時半から山崎善也市長と共に、西脇隆俊知事をはじめ、山下、鈴木副知事、教育次長、企画理事、各部長に対し、綾部市から京都府への要望を説明してお願いした。要望には綾部商工会議所の材木正己会頭にも同行していただいた。

 重点要望は5点。

①「産業創造リーディングゾーン」について

北部物流拠点の整備、農林水産技術センターの綾部移転を早くお願いしたい。

②「綾部環状道路」の早期実現について

今年度から事業化され、先行実施される三俣綾部線、安場田野線の早期実施を求める。

③子ども・子育て支援の充実

④原子力防災について

原発避難路整備の促進など。

⑤文化振興について

京都府中丹文化会館の全面改築、もしくは新築を求める。

 教育委員会が入っている教育庁には初めて入った。

 京都府教育委員会の大路達夫教育次長には綾部高校の充実、特にスポーツ総合専攻の特色化のために、合宿所となる同窓会館の屋根修理、トレーニング室の改修、水夢との連携などを要望した。

 12時半から自民党の議員団会議に出席した。12月議会で提出する意見書に関して、代表幹事、政調会長、部会長らと少し話をしてロビーに出たら、数社の新聞記者が待っておられて、京都市長選に関して少し取材を受けた。

 午後吉井俊弥総務部長から始まり、17時半まで各部を回った。午後の要望活動は山崎清吾副市長、種清議長とだけだった。

 終了後、綾部に戻り、19時半からNEXT(今川信吾代表)の例会に出席。例会後はいつものように二次会は居酒屋で、近況報告と情報交換など。


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あの素晴らしい愛をもう一度

2023年10月19日 | 教育・子育て

 18日㈬午後から京都に行き、人と会い、夜京都にて別件の会食。二次会にもお付き合いしたので、帰り京都駅を22時04分発の最終の普通電車に乗り、綾部駅着は23時42分。


 19日㈭10時から綾部市戦没者追悼式出席追悼の言葉を遺族の立場で共産党市議が述べられた。前半は良いお話だったが、後半、「安保改正、専守防衛を逸脱し…」と政権批判を展開された。それには違和感を覚えたということを何人かから言われた。

 私は今年は綾部中学校PTA会長を務めているが、PTA会長として挨拶する時は政治的な話はもちろんしない。置かれた立場によって発言内容を変えていかなければならないのだが、共産党の人達はそれができない。

 「正しいことを言って何が悪い」という気持ちなのだろうが、それは「独善」であり、「独善」はやがて「独裁」「戦争」へとつながっていく。

 「独裁」は共産主義だけのことではないが、共産主義がそうなりやすいことは歴史の事実が示している。

 

 綾部中学校PTAの合唱練習に参加した。中学生の頃によく歌った「あの素晴らしい愛をもう一度」を1時間ずつ4日練習した後、11月7日に子ども達の前で歌うことになっている。30名ほどの保護者と教職員に集まっていただいた。

 合唱小源太が幼稚園の時にPTA会長をしていて、連Pの取り組みとしてやって以来のこと。その時も、今回も保護者のお父さんは2人だけだが、今回は男の先生達がたくさんおられて、これなら釣られずにバスパートを歌えそうだ。

 楽しく練習できたので、綾部中学校PTAの会員の皆様は練習、本番にぜひご参加ください。


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綾部中学校と綾部高校の連携

2023年10月17日 | 教育・子育て

 17日㈫午前中綾部中学校へ。玄関脇には綾中生のたくさんの活躍を示す懸垂幕がかかっている。

 今日綾部高校の先生綾部中学校3年生の各クラスを回って、高校受験に向けた考え方や綾部高校での学びについて説明してもらう企画が行われた。これは初めての試みであり、最初の2クラス綾部高校の一井育校長から直接説明がなされた。

 綾部中学校と綾部高校は徒歩圏内の近さであり、以前から中高連携をもっと進めてほしい言ってきて、ようやく実現した。これからも、もっと連携を強化したい。

 コロナ前には綾部高校の生徒が綾部中学校に勉強を教えに来てくれていたこともあるようで、今後綾部高校の先生に中学校で出前授業をやってもらうとか、逆に綾部中学校の先生が綾部高校に行ったり、先生同士の交流を深め、授業の改善につながると良いのではないかと思っている。

 たまたま、綾部高校の教務主任の先生が綾部中学校の先生と福知山高校で先輩後輩の間柄で、久しぶりの再会で話が弾んでいた

 綾部高校も福知山高校も西舞鶴高校も公立高校の間では先生の人事異動もあり、学校の指導力にそこまで大きな差があるわけではない。

 あるとすれば、入学生の学力の差。その差がそのまま卒業後の進路実績の差になっている。どこの高校に行っても学校が勉強してくれるわけではなく、自分自身が努力しなければ希望進路を実現することができない。

 私が府議になった当時は、質量ともに綾部から福知山、舞鶴への生徒流出が激しかった。

 それを様々な手を打つことで改善し、志望者の数では遜色ないところまできたので、次はその内容の強化に取り組んでいる。

 綾部市は中丹三市では人口が福知山市、舞鶴市の半分以下しかないので、他市との進路実績の「数の差」は仕方がないが、内容」では負けないようにしていきたい。

 通学に消費する時間やお金を自らの進路実現のために使ってもらえるよう、綾部高校を「選ばれる学校」にするため、さらなる充実に努めていきます。

 それが綾部中学校をはじめ、綾部市内の小中学校の学力の底上げにもつながることです。

 


 

■京都市長選挙の政党「相乗り」について

 午後来客京都市長選挙に絡んで、「自分たちにも何かできることはないか?府議だけにさせておかずに綾部支部はこういう時こそ、一丸となるべきだ」と言ってきてくださる方があり、ありがたいことだ。

 マスコミからの電話取材もあり、先日の議員総会のことなどをお話した。物事には本音と建前があるが、これほど見え見えだと政治への信頼が失われる。

 自分たちの言うことを聞いてくれる、これまで通りの市長を選びたい政党の考え市民の皆さんの気持ちとが大きく乖離しているのではないか私は感じている。

 立憲民主党の福山哲郎参議院議員が自民党・公明党と「相乗りする」と表明し、逆に国民民主党の前原誠司衆議院議員は「相乗りせず、維新と話し合う」と表明された。

 先日の自民党府連の議員総会京都市議団の橋村芳和団長「市議団は議席が減って、自民党だけでは勝てない。政党相乗りの形を作ってほしい」と泣くようにお願いされた。

 結局、自公以外で一緒にやってくれるのは立憲民主党だけのようだが、京都市内では福山さんの力を借りなければ選挙にも勝てないのだろうか?最初から勝てないと思い込んでいるから負けるのではないだろうか。

 立憲民主党でも自民党と同じで、一部の若手の方々には「自民党と相乗りすべきではない」という考えで行動しておられるグループがあるそうだ。

 京都市長選挙までに、急に解散総選挙になったら、市長選で相乗りしてどうやって衆院選を戦うのかと思う。器用な人の考えることが、不器用な私には理解できない。


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篠田神社の伐採安全祈願祭

2023年10月16日 | 寺社行事

 16日㈪午前中来客。フードテックに関しての質問など。

 午後志賀郷の篠田神社へ。京都府の補助金を受けて境内の木を伐採されることになり、その安全祈願祭が四方義規宮司によって行われた。

 祭礼の後、京都府の担当者と共に挨拶し、最後相根一雄氏子総代が挨拶された。

 19時から約2時間、地域の相談を聴きに伺った。


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