四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

北陸新幹線について、常任委員会で質問

2024年06月25日 | 京都府議会

25日㈫朝から京都へ。12時半から議員団会議、13時半から政策環境建設常任委員会(三日目)に出席し、建設交通部の所管事項の質問を行った。

 今日は2点、質問した。

 1つは「北陸新幹線」の敦賀以西問題について。

 現行の小浜京都ルートは、「芦生の森」や「かやぶきの里」、そして由良川の源流がある美山町の自然環境問題や京都市の地下水問題、残土処理、難工事などの理由で、多くの反対が予想され、「実現は難しい」と当初から考えている。

 小浜京都ルートに決まった時は舞鶴ルートが落選して落胆していたところ、我々と同じく舞鶴ルートの推進者であった西田昌司参議院議員から「小浜京都ルートなら、京都府の負担はゼロ」だと言われて、「京都府が負担ゼロなら京都府は関係ないんで国の責任で進めたらいいけど、たぶん反対に遭って頓挫するだろう。お手並み拝見」と高みの見物を決め込んだ覚えがある。

 案の定、南丹市美山町では住民の反対に遭って、いまだ調査は終わらず、何の発表もないまま7年ほどが過ぎた。

 「京都府の負担ゼロ」という話もいつの間にか、消えてしまったようにも言われている。

 新聞報道では与党PTが「来年度の着工」を求めているとあるが、もしそうなったら京都府のお金の負担はいつから始まり、いつまでになるのか?と委員会で建設交通部に問うと「工事期間ずっと」という回答だったので「早ければ来年度から15年ほどにわたって4000億円近い金額が京都府の負担額になるということか?」と聞いたら、「今のスキームのままで請求されたらそうなる」という答弁だった。

 7年前の大雑把な見積もりで2兆1千億なんだったら、今は資材や人件費の高騰で何倍にも跳ね上がっていることだろう。

 京都府の負担金額をハッキリさせないままに「来年度着工」と言っている与党PTには腹立たしさを覚えている。

 

 2点目の質問「無人駅の駅再生プロジェクト」について。7年ほど前山家駅もこの事業で駅前がリニューアルされたが、今後も引き続き、京都府が支援するつもりはあるのか?と問うと、「現在も宮津駅等で事業を実施しており、地元自治体から要望があれば対応する」という答弁があった。

 山家駅を起点とする綾部市東部の活性化事業が動き出しつつあるので、京都府を絡めることも考えていきたい。

 

 公舎会。北部府議と知事、副知事、正副議長らの懇談を行った。

 役員改選があり、2度目の公舎会の「村長」に就任することになった。公舎会ではなぜか、「会長」ではなく「村長」と呼ぶことになっている。補佐役は「助役」といい、そちらは舞鶴市選出の小原舞府議が就任された。

 二次会に連れて行ってもらったお店霊媒師の方がおられて、声が出なくなった原因を観てもらったら「コロナワクチンです。3回打ったでしょう?」と言われた。

 たしかに3回打ったが、3回打った人は一番多いのではないだろうか?


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蒸し暑い季節に

2024年06月24日 | 京都府議会

24日㈪今朝電車で京都へ。

 12時から日タイ親善議員連盟(能勢昌博会長)総会出席タイには行ったことがないが、タイの空港でトランジットしたことはある。南国らしい軽やかなタイ語が心地良かったのを覚えている。

 12時半から議員団会議13時30分から政策環境建設常任委員会(宮下友紀子委員長)出席付託議案、審査依頼議案の採決、付託請願の審査、所管事項の質問が行われた。

 共産党議員が紹介議員となって出されてきた請願長岡京市のある地域の住民要望としては理解するが、これを請願として京都府議会全体で採択すると、府内には他にも地元要望がある改良箇所はたくさんあり収拾がつかなくなる。

 「あくまでそういったことは地元要望として長岡京市と同市選出の府議が京都府等と調整して進めていくべき事業であり、請願として取り扱うことにはなじまないため、不採択とせざるを得ない」と意見を述べ、宮下委員長には「議運委員長に議運で整理してから委員会に下ろしてほしいと要請しておいた方がいいんではないか」と注文をつけた。

 委員会後、綾部に戻った。梅雨に入ったのだろう。蒸し暑く、不快感の強まる季節となった。


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人生グラフ

2024年06月18日 | 京都府議会

17日㈪から京都へ。12時半から自民党議員団会議、午後府議会の一般質問出席

 30代、40代の医師の方々と会食し、病院の臨床や地域での医療活動について意見交換した。

 若手から中堅に向かうバリバリ現役医師が地方都市の病院で有意義に勤務してもらうためには、そういう方々から直接話をお聴きすることが非常に重要なことだと考えている。

 1期2期の頃には府立医大の学長や教授と府議の意見交換会先輩の片山誠治府議が企画され、私はその下で事務局長を務めていた。当時の府立医大の事務局長が後に綾部市副市長になられた山崎清吾さんだった。

 当時も医師と議員は案外、接点が少なく、教授の先生方も議員に直接意見することを喜んでおられた。実際にそこでお聞きした話を議会で質問したこともあるし、そこで培った人脈や経験は今でも生きている。

 

18日㈫昨夜は京都に泊まり、今朝11時から京都府議会土地改良議員連盟(近藤永太郎会長)の総会出席した。

 土地改良事業綾部市内でも豊里地区下位田と奥上林地区長野での圃場整備をやってもらっているし、新たに栗村井堰の管路とポンプ更新の計画予算を今年度にもつけていただいている。

 

 12時半から議員団会議午後府議会の一般質問。

 夕方、綾部に戻り、明日の商工会議所女性会での府政報告のための資料作りを行った。冒頭に日本全体の話をするための「人生グラフ」を作成した。そこから綾部市の課題へと話を進めていこうと思っている。

 あやべ福祉フロンティア総会に向けての理事会に顧問として出席する約束をしていたが、今朝から喉の調子悪くなり、また声が出なくなったので、話せないのでは行っても仕方がないな直前にキャンセルさせてもらって、家で養生することにした。


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晴明神社

2024年06月14日 | 京都府議会

13日㈭朝から京都へ。12時半から議員団会議、13時から府議会の代表質問(一日目)

 夜は京都に泊まり、久しぶり焼肉くわはたへ。昨年10月に店を移転されたと案内をもらっていたが、なかなか顔を出せていなかったので遅めの「再オープン祝い」に。

 新しいお店はカウンター主体の店だった。いつものように美味しい肉をお任せで食べさせてもらった。くわはたさんに出会うのも久しぶりだったので、いろんな人の近況を聴かせてもらったり、こちらの近況を話したりして楽しく過ごした。

 

14日㈮京都市は猛暑になるとの予報。泊まったホテルが晴明神社の近くだったので、朝、お参りに行った。大河ドラマにも安倍晴明は登場しているので、たくさんの観光客が来られていた。

 府議会まで歩き、11時45分から文化力と価値創造に関する特別委員会の正副委員長会出席。13時から代表質問(二日目)に出席した。

 綾部に戻り、NEXT(今川信吾代表)の総会例会に出席する。


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6月議会はじまる

2024年06月10日 | 京都府議会

10日㈪から京都へ。今日から京都府議会6月定例会が開会した。会期は6月28日まで。

 12時半から自民党議員団会議13時15分から本会議終了後に全員協議会が開催されて議案の内容が総務部長から説明された。

 夕方、綾部に戻り、夜タクシーやバス等の公共交通に関して、関係者で意見交換する会を行った。

 深夜のタクシーがないことは、だんだん綾部の街の活気が失われていくことにもなると感じている。ライドシェアが導入され始めた今、綾部から地方都市における夜の公共交通のあり方を考えていきたい。

 

 北陸新幹線に関しても、石川県の県紙である北國新聞では、

「米原ルートへ再考必要」新幹線延伸で宮元加賀市長、市議会で初めて持論

新幹線敦賀以西「米原採用」決議へ 能美、加賀市議会

 という記事が掲載されており、現行の「小浜ルート」が難航しているため、石川県政界では米原ルートへの転換が求められているようだ。

 なかなか詳細ルートや調査の内容が明らかにされないことが、こういった意見の背景にあるのだろう。

 国やJR西日本は早く詳細な計画を提案することを求められているが、具体的なルートや地元の負担金額が示されたら示されたで、また様々な意見が出てくることが予想される。

 そもそも数年前に比べて、物価や人件費が高騰しており、1.1だった「小浜ルート」のB/Cが今でも1.0以上になっているのだろうか?


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今年は「政策環境建設常任委員会」に所属

2024年05月24日 | 京都府議会

23日㈭朝から京都へ。議会に向かって五条通から堀川通に曲がったらパトカーが停まっていて、おかしいな?と思っていたら、四条通から北向きは御池通での交通事故のため、通行止めになっていた。

 仕方なく四条通を左折し、四条大宮駅前から迂回したものの渋滞しており、なんとか11時50分頃に府議会に着いたが、新技術と社会づくりに関する特別委員会の正副委員長会は13時から開催に延期してもらった。

 12時半から議員団会議、13時から正副委員長会、13時半から新技術と社会づくりに関する特別委員会に出席し、一年間のまとめの発言を行った。

 

24日㈮5月臨時議会の閉会日。12時半から議員団会議、13時15分から本会議。

 今議会で委員会構成は再編成され、今年度政策環境建設常任委員会の委員文化力と価値創造に関する特別委員会の副委員長を務めることになった。

 府議会選出の京都府監査委員も引き続き、もう一年務める。

 総合政策や建設交通のことに取り組みたいと思い、常任委員会は久しぶりに希望を出して、配属してもらった。

 2期目の終わり環境・建設交通常任委員長を務めた。建設の委員会は、他の府議も希望が多いので、委員長をやらせてもらった以後は遠慮して、あえて所属希望は出してこなかったが、そろそろ希望を出しても良いだろうと思っている。

 新たな委員会で一年間、頑張ります!

 

 夕方、事務所でブログを書いていたら、北原さんが来られて、一緒に食事に行くことになった。

 綾部の「焼きうどん」を収集していきたいと思っている。


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文化生活・教育常任委員会の一年間のまとめ

2024年05月22日 | 京都府議会

22日㈬今日は電車で京都へ。二条駅に着くと、多少涼しい良い気候だったので府議会まで歩くことにした。

 時々「府会議員は京都に住んでいるのか?」とおっしゃる方がある。京都に泊まる日はあるが通常は綾部から通っている。

 京都に行くのは自動車が3分の2、電車が3分の1くらいだろうか?

 夜に綾部で予定があって早く帰るには自動車が便利だが、車ばかりだと同じ風景で眠たくなる時もあるし、利用促進のために極力、鉄道も使うようにしている。

 府議会に行く時、たいていは二条駅で降り、地下鉄を乗り継ぐか、歩くか、タクシーを使うか。地下鉄でも結局は丸太町駅から10分弱歩く必要がある。

 二条駅から府庁までは歩くと30分ほどで、歩数なら4000歩くらいだろうか?ちょっとした運動だと思って、時間や天候が許せば歩くようにもしている。これからの季節は汗をかきすぎるので、歩きづらくなる。

 府庁の南側の釜座通には大きな木が植えられており、秋には紅葉するし、今の季節は緑が美しい。

 

 12時半から議員団会議。13時半から文化生活・教育常任委員会に出席した。今日は一年間のまとめの委員会で、一年を通して感じたことをそれぞれの委員が発言した。

 私は…

管外視察で訪れた「ウポポイ」で初めて詳しく知ったアイヌ民族の生活や歴史のこと

北海道は開拓者精神にあふれ、先駆的な取り組みをする学校や機関があった。

京都府にも府立清明高校があり、初めて訪れて感銘を受けた。全ての府立学校をこういう学校にするべきだ。

教員の働き方改革に関しては教員数を増やすことよりも教員が負担に感じている仕事(保護者とのトラブルや地域対応など)を代わりに担う職員(教員免許を持っていなくても良い)を入れたらどうか?一定規模以上の学校では教頭先生をサポートする職員を増やすのが良いのではないか?

人事異動は年度末に内示するのではなく、半年前に内示して、次の年の準備や引き継ぎの段取りを早めにできる方が良くないだろうか?

公立高校と私立高校は以前は学費の差があったが、「あんしん修学支援制度」などによって、今はほとんどなくなった。そのため「学費が安く、施設が貧弱」な「公立」と「学費が高い分、施設が整備」されている「私立」を比較すると「公立の施設の貧弱さ」が目立つようになった。特に体育館の空調設置などは大きな差があるため、計画的に通常とは別の予算を組んで進めていってほしい。

◎昔は「私立」が滑り止めで「公立」が本命ということだったが、近年は「私立」に不合格で「公立」に合格したケースも出ており、逆になってきている。そのため、「公立」の受験制度を早く変更し、私学と同時期に公立も受験を実施し、前期・中期・後期の制度やめ、前期で全定数を募集するのが良い。「私立」も「公立」の前期にも不合格の子は後期で拾う制度にしたらどうかと提案する。

中学校の卒業式までには公立も合格発表を行い、進路が決まった状態で卒業式を迎えさせてあげてほしい。

◎iPadの性能が良いのは理解するが、GAFAに負けて自ら価格が決められなくなっている今の日本。今後、GAFAをひっくり返して日本が経済成長するためにGIGAスクール構想が打ち出されている。アップル社に上納するのではなく、タブレットをiPadに限定しないICT教育をお願いしたい。

…ということを述べた。

 

 帰りも電車で帰ってきた。途中、小動物を轢いたとのことで、8分ほど遅れて綾部駅に到着した。

 夕方、事務所に戻って、書類整理、メールや手紙、ブログ書きなど。


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5月臨時議会始まる

2024年05月21日 | 京都府議会

21日㈫今日から京都府議会5月臨時会(5月24日閉会)が開会した。

 毎年5月臨時会主に役員選出のために行われるが、今年は議長等の大きな役職の改選年ではないため、委員長や委員会所属が変更になる小幅な改選となる。

 12時半から議員団会議に出席した後、13時15分から本会議に出席した。

 今議会から久しぶりに「速記者」が壇上下の定位置に戻ってこられた。

 コロナ対策でここ数年、傍聴席から速記をしておられたが、やはり速記者としては議会のよく目立つ場所でやってこそではないか?と石田宗久議長に提案し、議長から議会に働きかけていただいた。

 速記は市町村ではほとんど残っていないだろうが、日本の伝統的な技術であり、歴史と伝統を誇る京都府議会としては大切にしていただきたいと思っている。

 

 夕方、綾部に戻り、夜は19時半から「児童相談所のあり方を考える地方議員懇談会」(代表:岩波初美千葉県議)の勉強会にオンライン出席。

 私が相談を受けて体験した京都府の「誤認保護事件」児童福祉法第28条に基づく家裁への申し立てを京都府が取り下げたことに関しての勉強会講師を務めた。

 来年度から新たな「司法審査」制度が導入されることもあり、様々な質問やご意見、情報提供をいただき、21時まで。


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海上保安学校の卒業式

2024年03月24日 | 京都府議会

 24日㈰9時舞鶴市へ。海上保安学校の卒業式に出席した。お招きいただくのは初めてのことで、昨年、京都府議会海上保安議員連盟(荒巻隆三会長)が発足したからだろう。

 式の前には、海上保安官を目指す学生たちが正門から入場し、国交省副大臣や海上保安庁長官らの閲団を受けた。

 卒業式は体育館で行われ、300名を超える学生が厳しい訓練を乗り越えて見事に卒業し、全国各地の任地に配属されることになった。機敏な動作と清々しい態度を見て、今の若者も素晴らしいなと感じた。

 彼らにとっては、ここ舞鶴が仲間と過ごした大切な「ふるさと」になるのだろう。日本国民の安心・安全を守るため、健康で無事に任務を遂行されることをお祈りします。

 

 午後ITビルにて、「伝統文化の魅力を伝える會あやべ」の「勧進帳~一歩も引かぬ~武蔵坊弁慶~」を鑑賞した。

 歌舞伎の附け打ち師である山崎徹さんを中心に、日本舞踊の花柳都弥葵さん浪曲師の真山隼人さん、曲師の沢村さくらさん来られて歌舞伎や浪曲の「勧進帳」の説明などをされた。

 私は歌舞伎も観たことがなく浪曲も初めて聴いたが、会場には若い方が結構おられた。浪曲師の真山隼人さんも、まだ29才だそうだ。

 この世界を楽しむには、まだまだ修行が必要だ。


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山下副知事が退任され、鈴木副知事が新任

2024年03月22日 | 京都府議会

 21日㈭京都へ。12時半から議員団会議、15時から予算特別委員会出席

 22日㈮再び、京都へ。12時半から議員団会議、13時15分から本会議予算案等の採決を行い、2月議会は閉会した。

 閉会日には山下晃正副知事が退任され、鈴木一弥企画理事を新たに副知事に選任した。

 山下副知事は商工分野に強く、岡山県真庭市長になられた太田昇副知事の後任として就任され、11年務められた。

 綾部のことでも、北部産業創造センター、物流拠点構想などでお世話になっている。

 公舎会でも長年お付き合いしてきたので、寂しい気持ちが強い。退任されてもしばらくは京都府参与として残られるそうだ。

 

 鈴木副知事は、私が農商工労働常任委員長を務めた時商工労働観光部長であった。

 その年はコロナが始まった年で、何度も何度も常任委員会を開催して追加補正予算を審議した年でもあった。

 その年の夏には鈴木部長に綾部にお越しいただき、材木正己社長(当時)、荒賀誠専務(当時)のご案内で、日東精工㈱の本社、八田工場、城山工場、延工場を視察していただいて、夜には懇親の場を持ったこともあった。

 これからもますますのご活躍をお祈りいたします。

 

 閉会後、綾部に戻ったが、京都縦貫道が沓掛から篠まで工事渋滞していた。

 夕方、予定があって出かけようとしていると、綾部の空に不思議な光が…。

 飛行機だろうが、いつもの飛行機雲でもなく、光の線が走り、二つがごく近いところにあった。何なんだろう?


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医工連携の推進

2024年03月19日 | 京都府議会

 19日㈫朝7時半から、綾部公民館の挨拶運動に参加して、綾部大橋西詰にて民生委員さんと共に通学する小学生に朝の挨拶を行った。

 事務所で事務仕事の後、10時前の特急で京都へ。二条駅から歩いて府庁まで。二条城の裏側を回って行った。

 12時半から議員団会議、13時半から副委員長を務める新技術と社会づくりに関する特別委員会に出席。

 参考人京都府立医大医学部・大学院保健看護学研究科島田順一教授をお招きして、「スタートアップ企業等のマッチングおよび成長支援について」をテーマにお話をお聴きした。

 島田教授は呼吸器外科医であり、かつ医療系ベンチャーのYANCHERS㈱の取締役も務めておられて、現在も京都府内の大手企業と組んで「医工連携」による新しい製品の開発に取り組んでおられる。

 島田先生の提案京都から「医工連携」を伸ばしていくために、研究開発だけでなく、「社会実装」の部分を支援するため「イノベーション社会実装推進機構」(仮称)を創設すること、また機構が100億円ほどの基金をもって、最初の「転がり」を支援することで製品が世に出て我々の役に立つスピードが格段に増すというお話だった。

 島田先生が開発中の電子聴診器「オーロラスコープ」なら、最初に5億円あれば大きく進みだすのではないかというお話だった。

 今後のますますのご活躍を期待しています!


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文化生活部の所管事項への質問

2024年03月18日 | 京都府議会

 18日㈪朝、名古屋から京都に戻り、11時から自民党府議団政調会による「国民健康保険について」の勉強会に出席した。

 国保事業の安定化のために都道府県一元化を進めていかざるを得ないだろうが、それによって起こる問題等について説明を受けた。医療資源の乏しい我々の地域からすると、同じ保険料にするなら医療資源も同じであるべきで、そうでないなら差が必要だと思っている。

 11時45分には新技術と社会づくりに関する特別委員会(森口亨委員長)正副委員長会に出席した。

 12時半から議員団会議、13時半から文化生活・教育常任委員会に出席し、文化生活部の所管事項に対する質問を行った。

 私からは京都府が策定する第5次「DV防止計画」について質問した。

 最初に夫婦げんかとDVの違いを質問したが、「夫婦げんかもDVに当たる」という答弁だったので、それは違うだろうと述べた。

 夫婦げんかでも一方的に暴力、暴言等が行われ、支配と従属の関係にあるのだとすればDVに当たるが、何でもかんでも夫婦げんかがDVだということは範囲を広げすぎだと指摘した。そんな計画を作れば、京都府は全ての夫婦げんかの仲裁までしなくてはいけなくなる。

 そもそも、DVの定義をしっかりとした上で、計画を策定すべきだと指摘した。

 調べてみると子どもの前で夫婦げんかをしただけで「面前DV」で「心理的虐待」だとホームページに記載している自治体もあるが、そうなると全ての夫婦げんか=DVということになってしまう。非常にあいまいな中で言葉だけが独り歩きしていると感じている。

 「あの家庭は夫婦げんかが多いから」というだけで子どもが児相に「一時保護」され、長期間にわたって親子分離されてしまう事例もあるので、DV防止の計画は直接的にDV防止を目指してつくるものであって、適用を広げて、間違った風潮を世の中に創り出すことで別の悲劇を生み出してはいけないと指摘した。

 

 委員会終了後は綾部に戻り、帰りの電車の中で下村博文氏への政倫審での質問中継を観た。何のために出てきたのか、知らないなら出て来なくても良かったのではないかと感じた。


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西脇知事の「課題解決プロジェクト」が始まる

2024年03月07日 | 京都府議会

 日㈭今日で50才になりました。「天命を知る」ことができているのかどうかは分かりませんが、社会の中心となるべき重要な世代に入った気持ちを引き締めてこれからも頑張ります!

 

 10時綾部市黒谷町黒谷和紙展示場へ。京都府西脇隆俊知事が黒谷に来られ、福知山市NPO法人丹波漆髙橋治子理事長、綾部市黒谷和紙協同組合林伸次理事長、舞鶴市福原表具店福原習作社長伝統工芸の現状と課題について意見交換された。

 これは京都府が今年度新たに始めた事業であり、知事が現場に出向いての意見交換を通じて地域課題の解決を目指すために実施されたもので、まずは第1弾として中丹地域における伝統産業の人材育成や鳥インフルエンザの防疫体制についてがテーマとなった。

 知事は午前中に黒谷和紙に来られて、午後には福知山市の中丹家畜衛生所に行かれることになっており、15時過ぎから京都府福知山総合庁舎今日の意見交換等を通して確認した課題を担当部局長等と共有し、その対応について協議・検討を行うことになっている。

 これは私が府議会で幾度も求めてきた「北部府庁の創設」や「副知事の北部常駐」に対し、知事が「北部振興は副知事任せではなく、私自身が北部に足を運んで、北部の課題解決を目指す」という答弁を形にされたものであり、その「第一弾」に中丹地域や綾部市を選んでいただいたことには感謝している。

 意見交換の内容に関してはこれまでから実施されている「知事の行き活きトーク」との違いが分かりにくかったので、今後さらなる改善をしてほしいと思うが、午後に行われる部局との協議によって、具体的な新施策につながることを期待したい。

 また、日帰りでなく、知事には週1回、1泊2日で北部に来てもらえるようさらに求めていきたい。

 知事は黒谷和紙会館も見学された。意見交換では話題にならなかったが、私からは「和紙の原材料である楮の生産に対しても、京都府がさらなる支援をしてほしい」とお願いした。

 林理事長によると和紙職人が楮栽培に関わることで楮生産量は少しずつ増えているようだが「和紙職人が楮生産に手を取られずに和紙生産に集中できる仕組みを考えるべきだ」と知事に提案した。

 午後事務所にて、来客が何件か。綾部市議会のインターネット中継も聴いた。夕方、藤岡康治市議が一般質問の報告に来られた。

 

 NPO法人あやべ福祉フロンティア(玉川弘信理事長)が運営する清山荘(里町)では、今月から食堂を直営ではなく、魚菜酒房「あず木」(谷久憲司代表、中ノ町)に業務委託することになった。

 昨今の物価高騰もあり、日替わり定食の価格は500円から600円に値上げされたが、その分、内容は今後も工夫されていくということで、利用者の方々も楽しみにされている。ぜひ、ご利用ください!


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宇治茶議連

2024年03月04日 | 京都府議会

 日㈪朝から京都へ。12時半から議員団会議、13時15分から本会議が行われ、追加議案が上程され、西脇知事の提案理由説明を受けた。

 以前から求めていた財政調整基金へ約5億円の積み立てが行われることになった。昨年9月に知事に提出した「監査委員意見」の中で「安定的・計画的な財政運営のために、財政調整基金への積み立てについても検討いただきたい」と財政調整基金への積み立てについては初めて言及していた。

2023年9月7日付blog「知事と監査委員の意見交換会」

2020年10月7日付blog「総務部の書面審査」

 

 13時30分からは議員力向上研修出席。「議員のコンプライアンス」について、弁護士の帖佐直美さんの話を聴いた。

 15時15分からは京都府議会宇治茶振興議員連盟(藤山裕紀子会長)総会および勉強会開催。事務局長として司会進行を行った。

 勉強会では農林水産部から京都の茶業の情勢について話を聴いた後、京都茶業会議所や宇治の「匠の館」から指導に来ていただいて抹茶の立て方を教わり、実践して飲んでみた。

 抹茶を立てるのは、お茶会で様子を見ていると簡単そうに思っていたが、案外難しかった。

 綾部に戻り、19時から綾部市立病院の内分泌・糖尿病内科部長の大坂貴史先生と会食。「綾部市民を健康にするプロジェクト」のこと綾部の医療をどう向上させていくかについて意見交換した。


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KBS京都「ようこそ京都府議会」

2024年02月26日 | 京都府議会

 26日㈪から京都へ。11時40分から宇治茶議連の役員会に出席し、事務局長として議事を進行した。

 12時半から自民党議員団会議。13時15分から本会議で一般質問が行われた。

 12時55分から5分番組「ようこそ京都府議会」がKBS京都テレビで放送された。先日の文化生活・教育常任委員会の出前議会の様子がまとめられていた。

 

 京都府議会のYouTubeにもアップされていますので、ご覧ください!

2024年2月26日放送分 https://www.youtube.com/watch?v=2BBkeHwyVNk

 

 アトリエボンド戸村くん志賀郷杜栄今西社長らと会食「Trip Hut」(トリップハット)の現状や今後の展望について意見交換した。林業、観光、移住・定住、新しいライフスタイル、起業、古民家、歴史、飲食、伝統技術などをうまくミックスさせた綾部市活性化のための良い企画になると期待している。

 

 27日㈫昨夜は京都に泊まり、今朝10時から監査委員として定例の監査委員会議に出席した。私からは来年度の監査計画に対して、監査委員の意見や提案が言いっ放しでなく、継続的に積み重ねられて府政に反映させていくための方法について意見を述べた。

 午後綾部に戻った。今日から予算特別委員会が始まっているが、議員団の都合で当初入るはずだった委員から外れることになったため、しばらく議会は中休みとなる。


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