先日、ロームシアター京都に行った時、少し早く着いたので涼しい場所で休憩しようかと「みやこめっせ」に入りました。
地下階にある「京都伝統産業 ふれあい館」を見学したのですが、、
至るところにこのマークがあって、撮影禁止でした。
産業製品を紹介する場所なのに、撮影して自分の行動記録にしたり、SNSで画像を発信することを禁止する。
何のための展示場なのか理解困難です。
欧米の美術館では、多くの場合個人の撮影は許可しています。日本でも国立西洋美術館など、特別な作品以外は撮影可となってきました。
この展示場も、原則は撮影可として、もし撮影不可とする製品・作品は撤去するか、その作品の前にだけ禁止マークを掲示するべきだと強く感じました。税金のムダ遣いです。
昨日の17時過ぎに、こんな驚きの速報が、スマホの画面に現れました。
「ゆれくるコール」アプリの表示画面が、紫と赤のド派手な円形が折り重なっています。
最大震度7、震源地は東京湾。
すわ、関東大震災の再来か。急いで、他のサイト、すなわち気象庁の防災情報のページを見てみました。同じ地震情報は掲載されていません。
東京中心部全てで、震度7です。
京都も震度5と出ていますが、揺れを全く感じませんでした。NHKのニュースサイトをスマホで見ても、何の情報も出ていません。
これは気象庁か、この気象アプリ会社のコンピュータに、誰かがハッキング(不正アクセス)してこんな誤った情報を表示させたと思いました。
夜になり、自宅でテレビニュースを眺めていると、こんな記事が伝えられていました。
千葉県のどこかに設置された地震計の信号に、付近の落雷による雑音が混入し誤動作したのが原因とか。
東京では、小田急電車など鉄道の一部が緊急停止したそうです。
気象庁はすぐに誤報と判断して、取り消し情報を送信したようですが、このアプリ画面は夜まで同じでした。
気象庁からの地震速報の自動的な提供には、2種類あることを解説していました。緊急性の高い鉄道、携帯アプリ会社へは、単一の地震計の数値だけで「速報」を出すが、不特定多数を相手にするマスコミには、複数地震計の信号で確認をとって速報するとのことです(他にも条件があるらしい)。
でも、一箇所の地震計信号だけで、なぜ京都の震度まで表示されたのかな。・・・瞬間的にシミュレーションをして各地点の予想震度を計算するのでしょうか。
桜島はれっきとした活火山であるが、近くまで行って噴煙や溶岩を観察することができる。海面からドンと山が盛り上がり、鹿児島中心地より簡単にフェリーで往来できる。
整備された観察路を歩くと、火口から流れてきた溶岩が海水にぶつかり激しく裂けた大岩があった。(ITUジャーナル Aug.2016)