朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

祇園さんの親子丼

2012-07-11 | 食べること、レストランなど
7月になると京都は、祇園祭一色になります。

デパートに入ると、コンコンチキチン・コンチキチンと祇園囃子、鉦・太鼓・笛の音色が聞こえてきます。
これを聞くと気持ちが浮かれてきます。



さて、その八坂さんの近所にある丼・うどん食堂の親子丼です。ふんわりした卵が美味しい。

店員が、「山椒」をかけますか?と聞きます。



タクシー運転手に案内された修学旅行生が数人入ってきました。生徒たちは親子丼、ドライバーさんはうどんを注文していました。


しばらくすると、店員がドライバーさんに何か持っきました。生徒が「それ何?」、「手ぬぐいみたいや」、「おみやげもらうので、この店に連れてきたの?」、「そんなことやない、おいしい店だから。この手拭あげようか?」、「いらん」との会話。



店名「ひさご」:東山区下河原通八坂鳥居前下ル下河原町484



定番おみやげの生八つ橋にも、祇園祭バージョンが現れています。
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水なす

2012-07-10 | 食べること、レストランなど
自炊料理のつづきですが、こんなナスを買ってきました。



大阪府の特産で結構に高いのですよ、2個で198円298円だったかな。 食べ方は、先日とある日本酒バーで教えてもらったのでスーパーの野菜売り場で狙って買いました。

そのままサラダにしていいんですが、冷蔵庫をのぞいたらこんな調味料?があったので、さっと漬けてみました。



はやりの塩麹なんだとか。



水茄子は、手でちぎってみました。なかなかに、あっさりしておいしい。



さて、こちらは本職のお仕事で調理されたサラダです(くだんの日本酒バー)。生のまま切って、水菜、ブロッコリと。フレッシュなまだ薄く濁った日本酒と一緒にいただきました。(別の日の写真です)

最初の水茄子写真は、近くでフラッシュが光って色が不自然なので、後日に別のスーパー野菜棚で撮った写真です:




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白峯神社の七夕祭り、蹴鞠と小町踊り

2012-07-09 | 京都の文化(夏)
精大明神例祭にて、こんな艶やかな小町踊りが奉納されました。(7月7日の七夕祭)



伝説の織姫と彦星の登場です。



起源は奈良時代とされ、元禄時代に七夕の風習としてははやったと伝わります。



白峯神社は今出川に面して堀川と烏丸の間にある小さな神社です。



この日ばかりは、蹴鞠奉納と七夕小町踊りで賑やかになります。

蹴鞠は、小町踊の前に行われました。

公式の奉納行事が終わったあと、一般の参加者を募って遊ばせてくれました。



現代的にはサッカーの守り神となっています。

 ※(小町踊りの写真は2009年撮影)

参考資料:(引用:白峯神社公式サイト
 白峯神宮では、毎年七月七日午後四時三〇分からの「七夕祭」に、地元の少女たちによって「小町をどり」
が奉納されます。
 この踊りは、元来、奈良時代、宮中の行事として始まった陰暦七月七日夜の乞功奠(きこうでん・巧みにな
ることを乞祈る祭り)の際、供え物として公卿等が詠んだ「和 歌」を届ける時に、文使い(ふみづかい)のお供
をしていた娘たちが、その道中で歌い舞った踊りが起源とされています。

 その後、これが民間で七夕の風習になり、特に女子が手芸と芸事の巧みなることを願う祭事として定着し、
元禄の頃になりますと西陣界隈の乙女たちを熱狂させまして、あでやかな西陣織の着物を着飾って町々を歌を
うたい、踊り歩いたのが始まりであるとされています。

 衣装は、紫のハチマキに桔梗の銀かんざし、緋の襦袢を片袖ぬぎにして、金襴のたすきと帯、赤いしごき、
青を基調にした着物は、緋とのコントラストがひときわあでやかさをまします。その着つけも、元禄の優雅さ
がしのばれ、一層乙女たちの可憐さを強調します。
 左手に小太鼓をもち、右手のバチをかざしてシナをつくり、広場中央の七夕飾りの大笹の元、牽牛・織女の
周りを回りながら、歌に合わせて打ち鳴らすトントンとかわいた小太鼓の音が、静かな境内に響きます。

 明治の遷都以後、この行事は途絶えておりましたが、これを惜しんだ地元の人々が、時代風俗の考証を吉川
観方、作曲・振り付けを茂山千五郎氏の協力を得て、昭和三十七年の七夕祭に復活させたものです。以後、今
日まで、夏の風物詩として、当神宮ゆかりの「けまり(蹴鞠)」と共に広く親しまれています。
 また、「七夕」に当神宮に奉納されるのは、神宮の境内に地主神として尊崇されている地主社の御祭神(精
大明神)が和歌・けまり上達の守護神、また七夕の神とも伝承されていることによります。
**

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北野天満宮の七夕

2012-07-08 | 京都の文化(夏)
笹飾りの美しい北野の天神さんに参詣してきました。

京都西陣が近くにあり、機織りの祖神である天棚機姫神のお祭りが「七夕」ですから。



今出川に面する大鳥居をくぐった少し広い場所に大きなテントがしつらえてあり、氏子さんの多くの幼稚園から児童が舞台に上がって、歌や踊りを発表していました。声や仕草がかわいいですね。



鳥居や、門の両脇に笹が飾られています。

こんなのとか、



・・願い事を書いた短冊は撮影を遠慮しました。

そして、名物の牛。みんなが撫でるのでつるつるです。



最後の門をくぐって本殿に参拝しました。



七夕飾りは、仙台の商店街の大きくて、沢山、豪華なデコレーションがある時期から有名になって、平塚やほかの商店街でも景気づけのために年々盛大になりました。

でも、素朴な笹飾りがやはりいいなと思いました。

~~
北野天満宮の公式ウェブによれば:

由 緒
御祭神菅原道真公の詠まれた詩に 「ひこ星の行(ゆき)あひをまつかささぎの渡せる橋をわれにかさなむ」 とあるように、当宮の七夕の神事は御手洗祭と称され古くより重要なお祭りとして斎行されてきた。

(中略)

子供達が自分の願い事を書いた折紙や、五色の短冊等を飾りつけた青竹20数本を祭壇の周囲に立て文芸上達祈願の後、園児等がゆかた姿で七夕の踊りを奉納祭典終了後各園園児達のお遊戯等を観賞して楽しい七夕の日をすごす。当宮では、星祭りというよりも我が国の機織りの祖神である天棚機姫神(あめのたなばたひめのかみ)をまつるお祭としての意味合いが強く、天の河の織姫星をたなばた様と称するのも天棚機姫神に由来し、本来は「棚機祭」と書いていた。

当宮周辺は機織りで有名な西陣の町だけに七夕信仰は根強く「天神様の七夕」として庶民に親しまれている。

(後略)
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愛宕 加登長(金沢)

2012-07-07 | 国内各地の風物


ひがし茶屋街に隣接する「加登長」。
看板や幟に統一感がまったくなくて、いかにもローカルな食堂という雰囲気ですが、、、
(金沢名物ハントンライスという言葉にも惹かれましたが)

「…金沢に住んでいた頃、よくカドチョウのうどんを食った。(加登長)といえば、かつて芥川龍之介がやってきて、何か食べた店だと聞いている。
 東の廓で夜おそく、具のほとんどはいっていない加登長のうどんを太鼓の音など聞きながらすすっていると、なにやらひとかどの遊び人のような気分になったものである。
 金沢のうどんは、関西のように殊にコクがあるわけでもなく、関東のように濃い味でもない。ちょうど中間の、ややたよりない味なのだが、そこが持ち味ではあるまいか。
 うどんそのものもコシがあるような、ないような、いかにも前田家ゆかりの町らしいうどんなのだ。たよりないところが旨い、といえば身びいきと取られそうだ。
 ネギも中途半端である。京都のように青いネギでもなく、東京ふうの白ネギでもない。どっちつかずの金沢のうどんは、まことにその土地の気風をよく反映しているように思われる。…」(引用:五木寛之著作)

とあるので、「東の郭」(ひがし茶屋街)のうどん屋といえば、この店でしょうか。

そういえば、郭という言葉もすっかり風化してしましました。

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銭湯

2012-07-06 | 国内各地の風物
「テルマエ・ロマエ」ヤマザキマリさんのエッセイを読んでいて銭湯に行きたくなりました。



金沢に泊まったとき、川向うの銭湯に行ったことを思い出したので、紹介します。

この赤いベンチは銭湯の前に置いてあって、湯上り客が涼むための椅子です。ぶどう柄の鋳鉄背もたれとそのカーブがレトロですね。



くわな湯さん。



下駄箱に下足を入れて入場します。入るとすぐに高い番台があっておばあちゃんが店番してました。

ま、普通の銭湯ではありましたが、大きな湯船でゆっくりできました。



浅野川の対岸から見ると、屋根いっぱいに太陽温水器が乗っかっています。

太陽電池は、その素材を作るのに相当なエネルギーが必要ですが、こちらはうんとローテクですからCO2輩出排出も少なく経済性もよいでしょうね。
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鱧(はも)

2012-07-05 | 京都の文化(夏)
京都、夏の食べ物で魚は、はもです。



数日前、自炊をする機会があったのでスーパーに行って一人分の食材を探しました。調理済の鱧も売っていたのですが、この生の「はもシャブ」が目に止まりました。

しゃぶしゃぶといういことは、鍋にお湯でOKなわけですから手軽でいい!

野菜も少々入れようと思い、菊菜(関東では春菊という)、白ネギ、まい茸、ちくわも買い込みました。



電気鍋を引っ張りだしてテーブルに並べました。こんな感じです。

一点問題が発生。鱧の骨切りはお店でやってあるのですが、背中の皮はまるごと繋がっていました。手元の包丁の切れあじが悪いので、すんなりとは身を切れません。特にテーブルの上では。

そこで調理用ハサミを持ってきて、これでジョキジョキと3cmくらいの切り身にして、お湯にツッコミました。



これで完成。

満足、まんぞく、です。やはり、京都の夏の味です。



これは、別の日に、本職の飲食店での刺身盛り合わせ。

左上に鱧、右上にマグロ中落ち、右下にはタイです。もちろんこちらも美味でした。
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上七軒ビアガーデン

2012-07-04 | 京都の文化(夏)
友人の米国人Patrickさんが商用で来られたので、上七軒歌舞練場で開催されているビアガーデンにお連れしました。



ここの売りは、本物の芸妓さんや舞妓さんがお揃いの浴衣姿で話し相手をしてくれます。



お揃いの浴衣でないお姐さんや白塗りの舞妓さんはお客さんが連れてきた方々なので、話しかけてはいけません。



生ビールジョッキ、枝豆、冷奴が基本セットとなっているので、それらを楽しんでいると、まずお一人の舞妓さんが到来。



このお姐さんは、芸妓の勝瑠さん。神奈川出身だそうです。



舞妓さんはさと龍さんです。勝音さんも来てくれたのですがいい写真がありません --orz

Patrickさんも十分に満足してくれたようでした。とはいえ、ビアガーデンの食べ物はシャビーなので、このあとは和食&日本酒バーにはしごしました。



このプリペカードは、現在発売中の京都市営バス地下鉄のトラフィカ京カードです。京都の魅力は歴史的遺産だけでなく、こんな現代に続いているパフォーマンスと食文化の組み合わせでしょうか。

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近江町のすし屋

2012-07-03 | 食べること、レストランなど
金沢といえば、なんといっても日本海の新鮮な魚介類でしょう。そんなお店が集まる近江町市場に行きました。



寿司ですね、やはり。



市場寿し店に入りました。最初の写真は、実は看板写真のコピーでした。こんなに高級魚ばかり沢山注文したら財布がもちません。



回転寿司の形式ですが、この時間はすべて個別に注文して握る方法でした。
のどぐろが名物でした。少しづつ色々な魚をいただき、満足しました。



これは、サービスのあら汁です。
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天童禅寺(中国、浙江省)

2012-07-02 | 油彩水彩画、雑誌の表紙
 禅宗曹洞宗の開祖道元禅師が13世紀に修行をした古刹(西暦300年建立)。
 当時東シナ海に面し日中交易の中心港であった寧波の東25km太白山の麓にある。
 欧米でも著名な思想「ZEN」がこの地で生まれ、日本文化の中で発展したことを思うと感慨深い。(ITUジャーナル July 2012)
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