朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

ペナン島(マレーシア)1

2017-12-23 | もろもろの事

 

11月上旬にマレーシアで開催されたIEEE Tencon2017会議で論文発表するために出張しました。関空から香港経由のキャセイパシフィック航空便でペナン島の空港に向かいました。

・・ところが、その日到着予定時刻にペナン空港が悪天候なため着陸できないと何度か機内アナウンスがあり、同じような場所を旋回し始めて天候の回復を待っていましたが。

機長と運行本部の判断で首都クアラルンプール(KL)空港に向かいました。ここは天候もよくて無事到着。ここまでのストーリは、しばらく前にこのブログに書きました。

 数時間をKL空港の国際セクションで時間を過ごして、午前2時過ぎにKLを離陸。30分くらいで今回は無事にペナン島に着陸しました。飛行機のクルーは、KLで交代していました。もともと交代要員が同乗していたのでしょうか(ペナン>香港の帰路便のため)。

多くの飛行機がこんな真夜中にペナン島空港に到着したので、タクシー乗り場は長蛇の行列でした。乗り場にデスクがあって行き先別に事前チケット購入制でした。

ところが、大雨のため「フラッド、フラッド」という言葉が飛び交っていて、地元の到着客も何人も迎えの車を待っていました。タクシーは時々しか戻ってきません。そこで、タクシー案内所の人が、行列に並ぶお客に声をかけて同じ方角の人を相乗りをさせていました。私は一人だったので、20人くらい飛び越して、先客カップルに乗せてもらうことができました。ここまでは、ラッキー!

道路の至る所が冠水していて、何度も迂回して走りました。乗車するときに運転手に、ジョージタウンのブルーマンションに行ってくれと話して了解したはずでしたが、町の中心部に着いてからわからなくなったようでした。多くの道が冠水していて、ドライバーは非常に慎重になり、途中で車を止めてしまいました。この道路を真直ぐ100mくらい行けば目的地だから、ここで降りて歩いて行けと。まだ外の空は暗いのに! 町の街灯も少ないし。

乗ったときにはわからなかったのですが、お二人は日本人(女性は西洋人のようですが日本語が上手)だったので、私に協力してくれて粘り強く運転手に交渉して、どうにか目的の建物の前に到着。

ところが歴史的名所の建物のため、正門がピッタリ閉鎖されていてベルもインターフォンもなく、真っ暗で本当に困惑しました。その近くの大きなホテルに運んでもらって、朝まで休憩を頼むことにしようと考えていたら、同乗者の女性がホテル受付嬢に訴えたところ「マレーシアのホテルは夜中に閉鎖することはない」と主張して、ブルーマンションに電話してくれました。その結果、入館できることが確認できたので、再度タクシーに乗って目的ホテルに戻り、ヘッドライトで通用口を照らしながらクラックションを数回鳴らしました。結局、門を開けてくれて、玄関先まで車を寄せることができました。

ここまで付き合ってくれたカップル客(香港在住でペナン島にも何度か来ているとか)にお礼を言って、どうにかチェックインできました。タクシーに乗って約2時間でした。

玄関ロビーです。

受け受けが済んで、でもなかなか部屋に案内してもらえなくて20分くらい待たされました。

部屋は・・ 

ボーイさんの説明では、雨漏りがあって床を拭いていたとのこと。

ようやく安着!

朝明るくなってからのホテルの部屋の風景です。昔の華僑の金持ち邸宅で、観光名所にもなっていて、昼間は観光客が次々に入ってきました。

 

 

私の朝食。

 

シャワーを浴びて、少しベッドで休み、これが遅めの朝食です。ウエイターがサーブする本格的な朝食レストランでした。

部屋に戻ると、

こんなお菓子が、メイドのメッセージを添えてテーブルに置いてありました。

ブルーマンションの外観は、

右手が正門で、この日の早朝は真っ暗で分厚いドアが閉まっていたのです。しかし左手の50mくらい塀に沿っていくと通用口があってそこに警備員詰め所がありました。暗くて最初はわかりませんでした。

その日の昼頃にはほぼ町中道路の冠水は引いていましたが、一部でこんなようにまだ残っていました。(続く)

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