朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

大原 寂光院

2012-11-26 | 京都の文化(秋)
あまりの良い天気なので、昨日は連休で混雑する大原を少し覗いてきました。(2012-11-25)



平清盛の息女、高倉天皇の皇后、安徳天皇の母である建礼門院徳子さんの大原西陵です。普段は通過するのですが、石段を登ってみました。大原の里の遠望と近くの紅葉、青空とバランスが素晴らしい景色でした。



寂光院の拝観料窓口には10人以上の行列でしたが、しょうがありません。

これが本堂ですが、2000年に不審火により全焼し、2005年に再建されたお堂なので古びた良さはありません。ご本尊も黒焦げになり、新たにご本尊が作られてお顔は白くて色鮮やかです。

焼けたご本尊は保管庫に安置されていて時々公開されますが、それを拝見した人によれば「涙がでるほど悲しい気持ちになった」そうです。



汀の池 (みぎわのいけ)のカエデは、真っ赤な葉をほとんど落としていて、緑の杉苔の上に散り敷いていました。



本堂の左手の池には山からの湧き水がコンコンと流れこんでいます。



こんな青空。



南天の赤い実が見事です。



錦鯉が悠々と泳いでいます。



本殿の前にありました・・・「ヒヨドリジョウゴ」だそうです(FBで友人に教えてもらいました)、食べると毒があるらしい。



建礼門院陵への参道には、カエデの木で生垣が作られていてきれいに切りそろえられていました。

  ~~ ~~

お寺から少し下がったところにある大原山荘の足湯カフェに入って、ゆっくりコーヒーを頂きました。



参道を歩く人たちが必ず覗いていくので、ショウウインドウのマネキンみたいな感じでした。



観光客さんがたくさんいて賑やかではありましたが、非日常的な経験ができて満足です。
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