朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

薬師寺 中村勘三郎 歌舞伎 2

2010-08-05 | 伝統芸能
「船弁慶」の前段は、源頼朝の追手から逃れるため西国に向かう義経(中村七之助)と都に帰される静御前(中村勘三郎)の愁嘆の舞いが見所。

 後段では、壇ノ浦で滅ばされた平知盛(勘三郎の二役)が亡霊となって現われ、義経らの乗った船を荒れた海に引き込もうとする場面。武蔵坊弁慶(中村勘太郎)が数珠をもち懸命に読経を始めたとき、舞台後方がぱっと明るくなり本物の弥勒如来像が浮かび上がりました。


上演中の写真撮影は禁止なので新聞社の記事リンクを記します。

勘三郎さん、華やかに「船弁慶」 薬師寺で奉納大歌舞伎

中村勘三郎、夫人妊娠の勘太郎と共演…薬師寺「奉納大歌舞伎」

世界遺産薬師寺で「船弁慶」 中村勘三郎さん歌舞伎

薬師寺に響いた「中村屋!」…勘三郎、奉納舞台



  (引用:朝日新聞 2010-08-03 朝刊)
 この写真、構図や色取りは素晴らしいのですが、主役の勘三郎さんが写っていません。この場面では怨霊と成った平知盛役なので白塗りの顔に黒い隈取が跳ね回る化粧をしていました。

~~

 終わったすぐの舞台。まだ紅白幕が架かっています。
 


 その幕が取り払われると。これは大講堂の仏さま。



 管主さんの特別の計らいで、金堂でも、明るく照らされた薬師三尊像を拝観することができました。



 昼間の暑さも収まり至福の時間をすごして薬師寺を後にしました。



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