朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

つばめ

2010-06-23 | 京都の文化(夏)
「つばめ」と聞いて、何を連想しますか?

 この季節、散歩していると、小型の流線型の鳥が低空飛行したり、急にターンしたりダイナミックに飛んでるのをよく見かけます。



 彼ら彼女らは、今、子育ての真っ最中。自家製の泥で作った巣には数羽の雛がえさを待ちかねてピーピー鳴いています。

 実際のところ、巣を作られると、家主は迷惑なんですが。糞が落ちてくるし、天井や柱が巣の跡で汚れる。でも、心優しい人もいるので、この写真のように暖かく見守っている人たちがいます。

「つばめ返し」とは、何か?
「佐々木小次郎」とは、どんな人物か?

「つばめ」という国鉄の特急列車が走っていました。早いということを表現した言葉でした。

 全く詳しくは無いですが、俳句にもこの季節を爽やかに表現する句があるのでしょうね。

 子どもの時に、祖父が住む田舎の大きな農家の屋敷には大きな門があって、その軒下に毎年、ツバメが巣を作っていたことを思い出しました。

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2 コメント

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鳴き声は、不評? (geneve)
2010-06-27 06:40:30
つばめは燕、乙鳥、玄鳥、天女とも書くことをしりました。和歌には鶯とは違い、ほとんどでてこないこと、俳句では一茶が好んで取り上げていることも勉強しました。
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つばめ つばくろ つばくろめ (Gorilla)
2010-06-25 12:57:35
俳句では、「燕の巣」は春の季語、「燕の子」は夏の季語、「燕帰る」が秋の季語なのだそうですね。何となくほのぼのとし句に次のようなものがありました。
 今来たと顔を並べるつばめかな (一茶)
乙鳥や小路名多き京の町 (井上井月)
燕の子見つつ通ればこちら向く (阿部ひろし)
 落日のなかを燕の帰るかな (蕪村)
話変わって、中華料理で有名な「燕の巣」は 日本の人家の軒先などで見られるツバメの巣とは全く違うもので、断崖絶壁に多く、だから高価なのだそうですね。
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