京都、喧騒の中心地である錦小路と新京極通りの交わる場所に、この天神さんのお社があります。
この広くはない境内の奥に、こんな木の実が美しく色づいていました。(5月7日)
周りの木々。
鳥の落とし物から生えたのか、神社の関係者が意図して植栽しているのか、・・でも珍しくて知る人ぞ知る季節のスポットです。
その近くには、こんな「木の実」実っています??
なんでしょうか。
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大願梅だそうです。いわゆる、変形絵馬です。
この一帯は特に外国人の姿が大半でした。
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錦小路は、かつては京都市内住民や料亭の野菜や魚、乾物などの市場でしたが、もはや観光客がほとんどで、それも「食べ歩き」客が多数。食材店としては、素材状態では買ってもらえませんから営業的にはやむなし・・・地元の人の足は益々遠のくことになります。
地元民向けの商店駐車場はなく、徒歩圏の古くからの住民は減少。都心回帰で新築マンションは増えていますが、近くの高級食材の食品スーパーやデパ地下が品揃えやサービスを拡充してえいるので、わざわざ錦小路には日常的には来ないようになっていると思います。
伝統的商業地の「動態保存」の難しさでしょうか。