朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

岡崎疎水、竹内栖鳳展

2013-11-20 | 京都の文化(秋)
岡崎公園疎水の畔に並ぶ桜並木が紅葉していました。



桜開花の頃にはここに船が浮かびます。



平安神宮の大鳥居がシンボルとなって聳えています。



足元には、



京都市美術館の裏庭にまわると、トウカエデの赤い木々が池の静水に反射して二倍の美しさを見せていました。



竹内栖鳳の展覧会と、その下絵を読み解く展示会を開催していました。

日本画の本流を歩きながら、西洋画の技法を取り入れて新しい流れを創作した画家です。ライオンの大胆な構図はまるでデザイン画のようでした。

猫の毛の薄く霞むソフトな描き方に、立ち止まって長く見つめてしまいました。どうやって描くのだろうかと。


(引用:京都市バスのプリペイドカード)

これも有名な絵です。空をとぶ天女の姿を描くため、身体の筋肉や骨格をスケッチしました。そのために当時の女性にモデルをお願いしたのですが、着物を脱ぐとき一瞬の恥じらいをとらえて、絵画として完成させています。・・その下絵も残っていて、顔の表情を修正した貼り付けの紙もそのまま展示されていました。


コメント
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