朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

定額小為替手数料10倍に

2007-10-21 | Weblog
小額のお金を送るのに便利な方法です。郵便局が10月から民営化され、真っ先に10倍に値上がりしたのが、この定額小為替の手数料。小為替には、50円、100円、200円、300円、400円、500円、1000円の7種類があります。発行手数料は一律で1枚100円。以前は10円でした。
100円は、まあ妥当な料金とは思いますが・・・この写真のように50円送金するにも100円の手数料が必要。なぜ、こんなことが発生するかというと、故郷の市役所に戸籍謄本など郵送でお願いするとき。市役所の手数料が450円なので、400円と50円の小為替を各1枚購入すると手数料が100円+100円で計200円になります。そこで、500円小為替1枚を買って市役所に送ったところ、律儀にもこの50円のおつりを同封してきました。おつりは寄付するつもりでしたが・・明記しなかった。
郵便切手の場合は封筒には多めに張っておけばOKなので、その感覚でした。
市役所さん、余分な手数をかけてゴメン。郵送依頼時の発行手数料を、500円にしてくれれば、市役所には50円得、依頼者にも50円得、なんですが。

※小額の支払い手段を電子的にすることを、マイクロペイメント(文字どおりの英語ですね)と言い、以前この種の事業を企画したことを思い出しました。導入交渉のために数年前カリフォルニア州パロアルトという街に出張し..交渉は成功したのですが、本社の投資委員会で提案が没となりました。
現在は、スイカ、エディ、ナナコなどの「プリペイド」型、PayPalなどの「クレジット」型、その融合型として(おサイフケイタイ)などが普及して便利になりましたね。そのうちに電子的に市役所などの申請や支払いもできるようになるでしょう。
コメント (2)
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