鮎釣人の日々

 退職後の人生をどう生きるか。鮎釣りを中心とした今後の生活設計模索の日々を綴ります。

鮎釣人の日々(12/23)

2011-12-23 07:15:56 | 日記
 年末です。少しは家の片付けをしなければなりません。要るものと要らないものをキチンと分け、要らないものを捨てなければ片付けとは言えません。気持ちの整理能力が問われます。
 自分の物は誰にも断らず捨てます。子供のものは、誰が見ても不要と思える学生時代の参考書や勉強道具、子供のときに着た衣類は簡単に捨てます。
 問題は家内が溜め込んだ物です。傍目にはゴミに見えます。でも、捨てようとして伺いを立てると捨てられなくなります。10年前、家内がくも膜下出血で倒れ、一週間以上意識不明が続いたとき、生きて我家に帰れない場合を想定し、娘と二人で家の中の人目につく場所を片付けました。悔やみの訪問者を想定したからです。
 ゴミの仕分けは簡単です。自分達に関係ないと思う物を片端からゴミ袋につめるのです。何と、大変なゴミが出ました。ゴミ袋が20や30ではありません。ごみ収集所に一度に出しにくい量です。2階の1室をゴミ置き場にして凌ぎました。
 人は死んだら焼かれます。まるでゴミのようなものです。その人の持ち物も、換金できる高価なものやかけがえのないものを除くとゴミと言うことが分かりました。バザー等に提供できるものもありますが、そんなことをしている余裕はありません。
 年を取ると、可能な限り身辺を「簡単明瞭」にしておくことが大切です。「坂の上の雲」の秋山好古の心境です。
 
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