鮎釣人の日々

 退職後の人生をどう生きるか。鮎釣りを中心とした今後の生活設計模索の日々を綴ります。

鮎釣人の日々(6/18)

2013-06-18 08:30:00 | 日記
 釣ったその日の鮎は、川の条件により消化管の中に砂を持ちます。そんな鮎を料理屋は客に安心して出せません。
 流水に1日浸けた鮎は消化管の中がきれいになっています。塩焼きにした時に、ジャリとしたいやな食感はありません。全てが美味しくいただけます。
 釣り鮎を買い取る業者はこのことに神経を使います。料亭が客に出した鮎が砂を持っていたら客は興醒めです。そのお店の存続は難しくなります。それ程、アユ料理は難しいのです。
 得体の知れない鮎を一流料亭は扱ってくれません。扱う鮎は一晩浸け置いたものか、夜半過ぎに獲れた鮎だけです。客商売をする料理店はそれ程神経を使うのです。
 そこで私は、清らかな疏水に釣った鮎を1日浸け置くことを考えました。しかし、その鮎を売るには、そのことを評価してくれる相手が必要なのです。
 さて、昨日も今日も出漁見送りです。先週木曜日の惨敗が堪えたのです。でも、その原因は突き止めました。数日前の日曜日にG杯が開催されたのです。
 小さな水の無い川を百人以上が攻めたことによって、オトリを追う鮎は根こそぎ釣られてしまったのです。淵の鮎が移動するか、大きくなるかを待たなければなりません。
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