ドイツ 5月非製造業PMI 16:55(日本時間予定)
ユーロ圏 5月非製造業PMI 17:00(日本時間予定)
イギリス 5月非製造業PMI 17:30(日本時間予定)
ユーロ圏 4月生産者物価指数 18:00(日本時間予定)
ユーロ圏 1-3月期GDP 18:00(日本時間予定)
本日は、ヨーロッパ主要国のサービス業界のPMI(購買担当者景況感指数)発表が続いています。市場予想は、おおむね横ばいとなっていますが、ヨーロッパ経済に対して、引き続き楽観できる結果となるか、注目されます。
また、物価関係のヨーロッパ経済指標に関して、リーマンショック以降の通貨安によって輸入価格は高騰傾向にあることは予想がつき、物価指数は上昇する可能性がありそうです。しかし、需要を伴った資源財の上昇とは言いにくいため、景気が上向いた兆候と考えるのは早計かもしれません。
いずれにしても現在の相場は、短期的なテクニカル要因が相場の主導権を握っているように見えます。上下の新値を更新すると一時的にその方向へ走るといった相場展開が予想できますので、先入観を持たず、流れについてゆくスタンスが大切でしょう。
またこのところ、相場が新たに動き始める際、要人発言がきっかけとなるケースが散見されます。こういう場合は日本の投資家にとって、日本語として内容が伝わるまでのタイムラグは否めず、不利な状況に陥りやすいことも考慮しておく必要があります。