日本国
新潟県と山形県の県境に位置する
標高555mの山です。
登山口のある旧山北町小俣地区は
出羽街道の宿場町で
芭蕉や出羽三山への信者が通りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/7f/ac981ef0ab22b4774a585d2eb186bbbd.jpg)
<地図を時計回りに周遊します>
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残念ながら
戊辰戦争でほとんどの家屋は
焼失してしまいましたが
当時の面影を残す街並みが
歩いて15分ほど続いています。
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山の名前には
歴史をさかのぼる必要があります。
<現地の案内板から>
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その1<飛鳥時代>
崇峻天皇の第一皇子:蜂子皇子が晩年
故郷飛鳥の方向を指して、これより先は
やまとのくに(日本国)と仰せられたという。
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その2<江戸後期>
この山で捕らえた見事な鷹を
徳川十代将軍家治に献上したところ
天下無双な鷹だから、獲れた山を
日本国と名づけよと賞した。
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小俣からの登山口は2つあり
一般的なルートである
旧小俣小学校から登ります。
敷地内に駐車場やトイレがあり
体育館やプールなど
建物には小学校だった痕跡が
残っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/70/1d126030832df9cda40fbab589b9a656.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/50/f7e03adf08cba5eee165f96f3bca94f7.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/4c/a625594b6cc2892b136b337f98d66f29.jpg)
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先客は
ツアーのマイクロバス1台と
愛知ナンバー1台・軽トラ1台
駐車場の反対側に乗用車がもう1台
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程なく
畑仕事の道具を持って。
軽トラの持ち主が現れました。
春は
畑での仕事が多いですから
不思議ではないのですが
歩く姿が平均寿命に近いように見える
老夫婦でした。
二人とも一緒に生涯現役だなんて
うらやましい限りです。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/4f/30ffa63cbef856fd1f08ec1131de912e.jpg)
登山口の鳥居の向こうは
植林された杉林が見事に整備され
山とともに暮らした
先人の勤勉さが見えるようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/76/eefd37c22d71219bc1e73f08bafad26a.jpg)
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登り始めてまもなく
ラジウム清水という水場があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/47/29570c587b9073902a1d9069cff0bcb9.jpg)
目や胃腸病に効能があるそうです。
清水の脇に
スミレとユキツバキが
出迎えてくれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/83/e33ebebeb46bf3c6d3ae7d6726e9ed66.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/db/476f3e2e6efa2f6dcc3537576fe02093.jpg)
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植林された杉の林をしばらく進むと
雑木林になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/d7/baacc8a596f713d0ee5d3146de5eafc4.jpg)
少し展望が開け
タムシバのつぼみがあったので
かなり遠いが写真を撮りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/34/77967f9aa84748619d851787aa9f78c0.jpg)
感激するほどピントが合って
新しいカメラに期待が高まります。
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30分弱で
ベンチのある松が峰広場に着きました。
<写真消失>
写真が少しゆがんでいる気がするのは
地面の形状のせいでしょうか?
ここには
ヤマザクラがちらほら咲いていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/86/8c3cf24832c3acac7454a9a6776f7e65.jpg)
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所々に
手書きの樹名板があり
墨で書かれたようなその文字は
学校の先生か書道の先生か
ていねいな筆跡でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/fe/a0304fa9afec211462aec5185b8c18a4.jpg)
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杉林と雑木林が入り混じる登山道は
尾根道となり
何羽もの蝶が舞っていました。
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黄色と黒の模様は
ギフチョウでしょう。
動きが早く
近くに止まらないので
写真に撮れませんでした。
*
もう一羽
角田山浦浜コースで見た
ヒオドシチョウ
今回は近づくことができました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/13/acf39140ba46aa5f0eb5fca9a444de4f.jpg)
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ブログの写真の
容量がいっぱいになりました。
つづきをお楽しみに
see you
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