福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

各地に神仏霊場を(修正版)

2014-08-30 | 講員の活動等ご紹介
1、今朝修法をしていて、「一人ひとりが地元に『神仏霊場』をつくり、身近な神社仏閣・祠・道祖神等をもれなくお参りするようにして、日本の「地神」の力を復活させよ、それが日本各地を救い地元の人々を救う道だ」とお告げを頂いた気がしました。

2、たしかに最近大災害が続いています、また明治以降突然、戦争・大規模災害が多発するようになり、日本国は存亡の危機を何度も味わっています。今後も危機の連続と思われます。これらはすべて明治政府の廃仏毀釈・国家神道の強制で何千年來の日本人の神仏一体の心の古層基盤が破壊されためとおもってきました。この神仏一体の日本国体の基盤をなんとか再構築しなければと思っていました。

3、幸いなことに平成20年に神仏霊場会ができ、近畿地方の主要な150の寺社を網羅して巡拝できるようになりました。わたしもこのうちの十数か所の寺社はおまいりしました。
神仏霊場会 田中 恆清会長 (石清水八幡宮宮司)は神仏霊場会のブログで「神仏霊場会への誘い」として「 神道と仏教は、わが国の長い歴史の中で「神か仏か」と二者択一を迫るような対立関係ではなく、「神も仏も」、互いに相手を尊重し認め合う共存共栄の関係を築いてまいりました。神仏の光あふれるこの国土にしっかりと根を下ろすことで、わが国の奥深く細やかな自然景観や文化、国民性の美質も、のびのびと枝葉を広げることができたのだと申せましょう。近代文明は、人類に多大な恩恵を与えてくれた一方、戦争の惨禍や自然環境の破壊をもたらし、その行き着く先には恐るべき破局が待ち受けているのではないか、という不安が世界を覆っているという現状もあります。わが国においても近代化を進める諸改革の中で「神か仏か」という対立的関係を強いられた時代がしばらく続きましたが、近年ようやく神社界・仏教界の双方から、わが国本来の信仰の姿を取り戻そうと、近畿を中心に古くから聖地・霊場と呼ばれてきた150の社寺が「和」の心をもって結集し、ここに「神仏霊場会」が組織されました。何れの社寺も歴史と伝統を有する尊い宗教的霊場であり、多くの方々が参詣され、祈りを捧げられますことを願っております。すでに700人余の方々が全社寺巡拝の満願を果たされています。皆様の巡拝を心よりお待ちいたしております。
神仏霊場会会長 田中 恆清 (石清水八幡宮宮司)」
とされています。
5、最近、円空さんの彫った夥しい円空佛はその土地の地神がすべて護法神となって仏法を護ることを願ったためであるとわかりました。(「飛州史」には円空の「我山岳に居て多年仏像を造り、其の地神を供養す」という言葉が残っています)。日本人は地神を大切におまつりしてきました。たとえば今でも道祖神と呼ばれる石佛やお地蔵様・供養塔・庚申塔(青面金剛)などが至る所におまつりされいつも花があげられていたりします。そしてこれらは相当古い歴史をもっているようです。「8世紀半ばの『平安遺文』には地名・姓としての「道祖」が見られ、『続日本紀』天平勝宝8年(756年)条には人名としての「道祖王」が見られる。(ウキペヂア)」ということです。
6、最初に書いたように、今朝のおつげにより、まず自分自身がやってみようとお思い、以前から知っていた近くの道祖神・社・お寺等10か所を自転車で1時間ほどかけてお参りしました。弁天八幡様、神明社(御祭神・天照大神)、観音寺(真言)、稲荷社、馬頭観音の祠、庚申塔、お地蔵様、念仏供養塔、満福寺(禅宗)、戸倉神社というところがありました。神社では「般若心経秘鍵」「般若心経」をあげました。「般若心経秘鍵」はお大師様が「神舎に詣でんともがらはこの秘鍵を誦したてまつるべし」と書いておられるので長いですが読んでみました。神社でおがんでいるとき、「家を新築するとその家の家族に不祥事がおこるのは土地の神様にご挨拶にいってないからである」とお告げを頂いた気がしました。よくよく気を付けるべきです。こういうところは責任者が決まってなくてあまり手入れをされてない所もあるので、落ち葉が溜まっていたり、プラスチック容器などがおちています。ついでに掃除もしてきました。なにか非常に有難い気持ちになりました。

7、そういえば、俗世の頃一時あずかった会社が社員もろとも瞬間的に吹っ飛ぶような大爆弾を何個も抱えていたということがあったのですが、毎月、芝大神宮と増上寺に役員一同で参拝している内にすべて解決され、おまけに大資産まで形成出来ることになったということがありました。いまからおもうと土地の神仏双方にお参りを欠かさなかったためにお蔭を頂いたのだと思います。

8、いずれにせよこういう緊迫した時代になって来ると、一刻も早く日本国中の神社仏閣・祠・道祖神等に皆が常時参拝しお経をあげるようにして、地元の神仏の威光をたかめ日本の国土、人民を護っていただかなければなりません。
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