福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日は大祓の日です

2017-06-30 | おすすめ情報

今日は大祓の日です。全国の神社で大祓式(注2)や茅の輪くぐり(注1)が行われます。これは、日常生活上の罪穢を祓い流し、今後の国体の鎮守を図る意味があるとされます。

注1、「茅の輪」(ちのわ)神事は、茅で作られた輪を、和歌を唱えながら、左回り、右回り、左回りと八の字に三回通って穢れを祓う神事です。水無月の 夏越の祓え する人は千歳の命 延ぶといふなり(1回目)。千早振る 神の御前に 祓ひせば祈れることの 叶はぬはなし(2回目)今日くれば 麻の立ち枝にゆふかれて夏水無月の 祓ひをぞする(3回目)

注2、大祓詞(おほはらへのことば)「高天原たかまのはらに神留かむづまり坐ます皇吾親神漏岐神漏美すめらがむつかむろぎかむろみの命以みこともちて八百萬神等やほよろづのかみたちを神集かむつどへに集つどへ給たまひ神議かむはかりに議はかり給たまひて吾皇御孫命あがすめみまのみことは豊葦原瑞穂國とよあしはらのみずほのくにを安國やすくにと平たひらけく知食しろしめせと事依ことよさし奉まつりき此かく依よさし奉まつりし國内くぬちに荒振神等あらぶるかみたちをば神問かむとはしに問とはし給たまひ神掃かむはらへに掃はらへ給たまひて言問こととひし磐根木根立草いわねきねたちくさの片葉かきはをも事止ことやめて天あめの磐座放いわくらはなち天あめ八重雲やへぐもを伊頭いつの千別ちわきに千別ちわきて天降あまくだし依よさし奉まつりき此かく依よさし奉まつりし四方よもの國中くに なかと大倭日高見おほやまとひだかみの國くに を安國やすくに と定さだめ奉まつりて下津磐根したついわねに宮柱太敷みやばしらふとしき立たて高天原たかまのはらに千木高知ちぎたかしりて皇御孫命すめみまのみことの瑞みづの御殿仕みあらかつかへ奉まつりて天あめの御蔭日みかげひの御蔭みかげと隠かくり坐まして安國やすくに と平たひらけく知食しろしめさむ國内くぬちに成なり出いでむ天あめの益人等ますひとらが過あやまち犯おかしけむ種種くさぐさの罪事つみごとは天津罪あまつつみと畔あぜ放ちはなち溝埋みぞうめ樋ひ放はなち頻蒔しきまき串刺くしさし生剥いきはぎ逆剥さかはぎ屎戸くそへ許許ここ太久だくの罪つみを天津罪あまつつみと法別のりわけて國津罪くにつつみとは生膚斷いきはだたち死膚斷しにはだたち白人しろひと胡こ久美くみ己おのが母はは犯おかせる罪つみ己おのが子こ犯おかせる罪つみ母ははと子こと犯おかせる罪つみ子こと母ははと犯おかせる罪つみ畜けもの犯おかせる罪つみ昆虫はうむしの災わざわひ高津神たかつかみの災わざわひ畜けもの仆たうし蠱物為まじものせる罪つみ許許ここ太久だくの罪出つみいでむ此かく出いでば天津宮事以あまつみやごともちて天津あまつ金木かなぎを本打もとうち切きり末打すえうち断たち千座ちくらの置座おきくらに置足おきたらはして天津菅麻あまつすがそを本刈もとかり断たち末刈すえかり切きりて八針やはりに取裂とりさきて天津あまつ祝詞のりとの太ふと祝詞事のりとごとを宣のれ

此かく宣のらば天津神あまつかみは天あめの磐戸いわとを押披おしひらきて天あめの八重雲やへぐもを伊頭いつの千別ちわきに千別ちわきて聞食きこしめさむ國津神くにつかみは高山たかやまの末低山すえひきやまの末すえに登のぼり坐まして高山たかやまの伊褒理低山いぼりひきやまの伊褒理いぼりを掻かき別わけて聞食きこしめさむ此かく聞食きこしめしてば罪つみと言いふ罪つみは有あらじと科戸しなどの風かぜの天あめの八重雲やへぐもを吹ふき放はなつ事ことの如ごとく朝あしたの御霧夕みぎりゆうべの御霧みぎり朝風夕風あさかぜゆうかぜの吹ふき掃はらふ事ことの如ごとく大津辺おほつべに居おる大船おほふねを舳解へとき放はなち艪解ともとき放はなちて大海原おほうなばらに押おし放はなつ事ことの如ごとく彼方をちかたの繁木しげきが本もと焼鎌やきがまの利鎌とがま以もちて打うち掃はらふ事ことの如ごとく遺のこる罪つみは在あらじと祓はらへ給たまひ清きよめ給たまふ事ことを高山たかやまの末低山すえひきやまの末すえより佐久那太理さくなだりに落お多岐たぎつ早川はやかわの瀬せに坐ます瀬織津比賣せおりつひめと言いふ神大海原かみおほうなばらに持出もちいでなむ此かく持もち出いで往いなば荒潮あらしほの潮しほの八百道やほぢの八潮道やしほぢの潮しほの八百曾やほあひに坐ます速開都比賣はやあきつひめと言いふ神持かみもち加加呑かかのみてむ此かく加加かか呑のみてば息吹戸いぶきどに坐ます息吹戸主いぶきどぬしと言いふ神根國底國かみねのくにそこのくにに息吹いぶき放はなちてむ此かく息吹いぶき放はなちてば根國底國ねのくにそこのくにに坐ます速佐須良比賣はやさすらひめと言いふ神持かみもち佐須良比失さすらひうしなひてむ此かく佐須良比失さすらひうしなひてば罪つみと言いふ罪つみは在あらじと祓はらへ給たまひ清きよめ給たまへと白まをす事ことを天津神國津神八百萬あまつかみくにつかみやほよろづの神等共かみたちともに聞食きこしめせと白まをす

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 金山穆韶師の「仏教における... | トップ | 金山穆韶師の「仏教における... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

おすすめ情報」カテゴリの最新記事