福聚講

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今日は清和開拓団事件の起こった日です

2024-08-27 | 先祖供養

今日は清和開拓団事件の起こった日です

清和開拓団事件碑

https://ameblo.jp/nomaru1256/entry-12346845733.html

 

裏面碑文
昭和十三年当時の我が国重要国策たる第七次集団移民
として同年三月三十日我等同志は故郷新潟県から雄躍
満州国虎林県清和地区に入植爾来孜孜営営として開拓
に従事すること七年間昭和二十年三月には一九五戸八
一〇名(うち成年男子一四四名は応召)が着々その実を
挙げていた、然るに太平洋戦争敗色濃き昭和二十年八月
九日突如としてソ連の参戦により怒涛の如く侵攻を開
始したソ連軍により無防備無抵抗の我等は土地も家屋
も或は一切の財産も之を放棄し只管に避難するのみ。即
ち同日午後二時全員清和地区から脱出先ず進路を北に
取り山中のみを彷徨しつ、東横林から西転して牡丹江
方向へ向わんと八月十三日宝清に至るや一八一名続い
て八月二十七日には佐渡開拓団跡地において三七一名
がソ連軍の襲撃を受けて殺戮された。さらに逃避行中虐
殺暴行略奪を恣にされ自ら生命を処理するもの餓死す
るもの或は凍死するもの病死するものその様相は正に
此世のものとは思われず言語想像を絶する凄惨悲愴
只々死者の冥福を祈るのみ。かかる難行艱苦のすえ故国
の土を踏んだもの僅かに五〇名その後さらに病死二〇
名を数え生存者ただの三〇名となる嗚呼如何でか人生
の残酷悲哀を歎せんや、再びかかる事態に遭遇すること
断じてあるべかざることを深く祈念す。ここに奇しく
も生ありて帰還したる我等一三戸二二名昭和二一年
十一月二十日この地に同志を弔い清和開拓団再建を期
して入植し乾坤一擲心を新たに鬱蒼たる森林を伐り開
き巨熊と斗って今日に至る。
 憶うに最大死者を出したる八月二十七日を合同慰霊
の日と定め昭和二十三年を第一回として茲に第三十三
回忌の法要を行うにあたり殉難者供養之碑を再建して
肉親同僚物故者に心からなる追悼の意を表す。
昭和五十二年八月二十七日の建

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