福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日は文武天皇が初めて即位宣命を発せられ中で放生令を発せられた日

2024-08-01 | 法話
今日は文武天皇が初めて即位宣命を発せられ中で放生令を発せられた日 『続日本紀』(文武元年(697))「八月甲子朔、受禪即位。庚辰、詔曰、現御神と大八嶋國しらしめす天皇大命良麻止(すめらがおおみことらまと)詔大命乎(のりたまふおおみことを)、集侍(うごなほりはべる)皇子等・王等・百官人等、天下公民、諸聞きたまへと 詔る。高天原にことはじめて、遠天皇祖(とおすめま)の御世、中今に至るまでに、天皇御 . . . 本文を読む
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観音経の刀杖難について

2024-08-01 | 法話
観音経には「或値怨賊繞 各執刀加害 念彼觀音力 咸即起慈心 或遭王難苦 臨刑欲壽終念彼觀音力 刀尋叚叚壞 或囚禁枷鎖 手足被杻械 念彼觀音力 釋然得解脱。(賊に囲まれたとき観音様を念ずれば慈悲心が突然芽生えて救われる。刀で切られようとしたとき観音様を念ずれば刀は粉々に折れる。鎖で繋がれたとき観音様を念ずれば脱出することができる)」とあります。この観音経の刀杖難に関する霊験は無数にあります。1、平家 . . . 本文を読む
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今日は奝然が宋にむけて出発した日

2024-08-01 | 法話
今日永観元年八月一日は法済大師奝然が宋にむけて出発した日です。永観元年(九八三)八月一日。四十五歳の奝然は、弟子の嘉因・盛算らとともに宋の商船に便乗して、九州を出発,十七日後、船は中国の台州に到着。其の後、宋の第二代皇帝・太宗に日本の天皇制について「万世一系であり易姓革命はない」ことを説明して羨ましがらせたといいます。(「雍煕元年(984)、日本国の僧奝然、その徒五、六人と海に浮かんで至り、銅器十 . . . 本文を読む
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第九十八代南朝・長慶天皇御出家崩御の日

2024-08-01 | 法話
「本朝皇胤紹運録」(第九十八代南朝・長慶天皇)「応永元年(1394)八月一日薨去。その前に御出家,法名金剛理」 . . . 本文を読む
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地蔵菩薩三国霊験記 5/14巻の6/17

2024-08-01 | 先祖供養
地蔵菩薩三国霊験記 5/14巻の6/17 六、王氏霊験を得る事 京師(京都)の人、姓は王、其の名を失せり。 既に戒行なし。曽って善を修せず。文明元年(1469年)に患によりて死をいたすに人引いて地獄の門に至る。王氏本(もと)地蔵菩薩に事(つかふ)、見るに一人僧あり。云く、是地蔵菩薩なり、乃ち王氏を教へて一行の偈を誦せしむ。其の文に曰、若し人、三世一切の佛を了知せんと欲せば、應當に如是に観ずべ . . . 本文を読む
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今日は長雨で名社に奉幣した日

2024-08-01 | 法話
・日本紀略 / 長保四年(1002)八月一日甲子条「八月一日甲子 奉幣二社 依祈晴也」(当時は祈雨・止雨祈願は丹生川上・貴布祢両神社の二社。天皇は一条天皇。)・史料綜覧巻八 文明三年(1471)閏八月一日条「一日 晴ヲ加茂貴布弥両社ニ祈ル」(天皇は後土御門天皇。室町幕府は足利義政。) . . . 本文を読む
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今日は皇極天皇が四方を拝されて雨が降り百姓が「至徳天皇」とたたえた日

2024-08-01 | 法話
日本書紀 / 皇極元年(642)八月甲申朔「八月甲申朔(一日)、(皇極)天皇南淵の河上に幸し、四方を跪拝し、仰で天に祈る。即ち雷大雨あり。遂に雨ふること五日、溥く天下を潤す。〈或本に云う『五日連雨、九穀登熟』。〉是において天下の百姓は倶に万歳を称て曰く『至徳の天皇なり』と。」皇極天皇は敏達天皇の孫の茅渟王(ちぬのおおきみ)の王女。舒明天皇の皇后。天智・天武天皇の母。舒明天皇の死後、即位し皇極天皇と . . . 本文を読む
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