○モーツァルト 交響曲第28番 セル/クリーヴランド管弦楽団 1963年10月1、2日
○モーツァルト 交響曲第33番 セル/クリーヴランド管弦楽団 1963年10月26日
○モーツァルト ディベルティメント第2番 セル/クリーヴランド管弦楽団 1963年4月20日
この時期のモーツァルトの曲は、超有名で慣れ親しまれている晩年の曲と比べ、新鮮に感じ、また親しみを感じます。
演奏は、どの曲もセルらしい精緻で折り目正しいもので、イメージとして、これもセルらしさと思いますが少し乾き気味です。
33番の交響曲は、緩徐楽章の憧れに思いをふけるような楽想が素敵です。ディベルティメンドでは、5楽章でホルンが活躍し、宮廷で楽しく演奏している様子が目に浮かびます。
○コダーイ ガランタ舞曲(終わりの部分) フリッチャイ/セゲド・フィル 1944年3月(ライヴ)
Filmhiradok Onlineというハンガリーのサイトの約1分半の動画。おそらくハンガリーの放送局に残されているものと思います。
フリッチャイの映像については、晩年のものがいつくかありますが、第2次大戦中のものは初めてです。また、晩年は指揮棒なしで指揮をしていましたので、指揮棒を持って指揮をしている映像は非常に貴重です。
テンポの速いきびきびした指揮振りが印象的です。
filmhiradok.nava.hu/watch.php?id=5652