○ドヴォルジャーク スラヴ舞曲第1集、第2集 ケルテス/北ドイツ放送交響楽団 1963年12月18、23日、1964年2月25日(放送)
2004年に発売されたケルテスのスラヴ舞曲全曲。
ケルテスは、スラヴ舞曲をイスラエル・フィルと抜粋を録音しただけで、全曲の商用のスタジオ録音は残しませんでしたが、放送用には録音していました。
イスラエル・フィル盤の演奏は、素晴らしいのですが、どうも雑っぽく聴こえるのはオーケストラ自体の音質なのかとも思います。バーンスタインの「新世界」も素晴らしいのたけど、音質的には好きになれないのです。
それに対して、NDR盤はドイツのオーケストラらしく渋く重厚な音が鳴り響きます。テンポの緩急も自在で、セル盤と同様、私のお気に入りです。