○モーツァルト オーボエ協奏曲
○シューベルト 交響曲第7番「未完成」
○J.シュトラウス 「こうもり」序曲
○ヨハン&ヨゼフ・シュトラウス ピチカート・ポルカ
○J.シュトラウス ワルツ「皇帝」
○J.シュトラウス 「ジプシー男爵」序曲
○J.シュトラウス ワルツ「美しく青きドナウ」
○J.シュトラウス(父) ラデツキー行進曲(アンコール)
H.シェレンベルガー(Ob、Cond)/群馬交響楽団
軽井沢大賀ホール開館5周年を記念しての「春の音楽祭」。
今日は、その2日目。
そもそもなぜ「大賀」という名前なのかというと、ソニー相談役の大賀典夫氏が私財を投じて造って軽井沢町に寄贈されたホールであるということからで、パンフを読んで初めて知り、また驚きました。
私の席は合唱席。この席は、板張りの床の階段席なのです。当然ですが、座っていてお尻が痛くなりました。左隣のご夫婦は、よく来られるようで、座布団を持ってきていました。右隣は男女カップル。休憩終了直前に女性から話しかけられ、チェロの首席、柳田さんをご存じとのこと。京都から来られたとのことで、柳田さんが京響におられた頃の弟子の知り合い(?)とか話していました。後半が始まったので、話はそこまで。
前置きが長くなってしまいましたが、演奏は大変素晴らしく、また楽しめました。
私は、ホールの響きとか、善し悪しとかあまり判別できないのですが、今日は、いい音でした。特にヴァイオリンの音が美しく聴こえました。一方で、コントラバスは、響き過ぎというか、ハウリングしそうな感じでした。
モーツァルトもシューベルトも素晴らしかったですが、後半のワルツは素晴らしさに加え、さらに楽しめました。
プログラム最後の「美しく・・・」は、反復を全てやっていて、それだけで面白かったです。一番まじめに演奏して面白いというのもおかしいですが。さらに、テンポを落とすところも芝居っけたっぷりで楽しかったですが、1箇所、思いかけずどんどんテンポを上げるところがあって、それもまた反復していて、思わず笑い出しそうになりました。
今日は、演奏も素晴らしく、また視覚的にも楽しめ、満足です。
(軽井沢大賀ホール)