○ヤナーチェク ヴァイオリン・ソナタ 漆原朝子(Vn)、G.ゲレートシュレーガー(Pf) 1994年2月19~22日
ヤナーチェクのヴァイオリン・ソナタは、近代的な面持ちがある反面、モラヴィア的な旋律がどこか東洋的なものと近似しているのか、親しみを感じます。
漆原さんは、しっかり演奏していますが、若干おっとり的な感じがします。第1楽章などはもっと鋭角的に演奏した方がよいような気がします。ピアノはオーソドックスですが、アルゲリッチの圧倒的な演奏と比べるとどうしても劣ってしまいます。
フォロー中フォローするフォローする