二ノ滝寺 一汗滝に 打たれたく
中村 梅士 Baishi
遍路道とはいえ、長い車道の坂を延々と上ってゆく。
そこから、急な階段を下って、燃え立つ不動明王を拝観する。
遍路道の仏像の中では、不動明王像が一番好きなのだ。
この時代への仏心に共感するからだろう。
それにしても、暑くて汗びっしょりだったので、できれ
ば滝に打たれたいと願ったものだ。
しかし、滝と言っても雨が少ないせいか、意外としょぼ
い二筋の水流がちょろちょろと流れているだけだった。
二ノ滝寺の由来は知らない。
そもそも寺と言うものをあまり信用していない。
幸福の科学の旗でも掲げていれば別であるが。
もっとも、寺の資金源を考えても、幸福の科学の旗では
旗色が悪かろう。
しかし、今どうやって経営しているのだろうか。
いつ行っても人の気配が少ない。
二ノ滝寺は、最初は冒険だった。
その次は遭難から生還した場所だった。
裏山で道を見失い、藪をかき分けてやっと寺の裏にでて
よじ登ったのだった。
荒修行だったが、だれも見ていなかった。
昨日は無難に通り過ぎたのだったが、行倒れしそうなほ
ど疲労困憊する若杉山遍路に通じていたのだった。
篠栗遍路の札所の中では、荒修行の二ノ滝寺と、若杉山
中腹に位置する救いの千手院が一番縁のある札所であろう。
昨日の5時間近い彷徨は少しオーバーワーク気味だった。
後遺症として、脚の腱が痛くて伸びないのと、汗疹で背
中がやたら痒いことである。
雨の中だったから、汗も流れたかと思ったのだが、雨よ
りも汗の方が濃いかったということだ。
さて、明日から夏の陣の決戦が始まる。
今のところ五分五分であり、厳しい戦況である。
今年が最後と、引退覚悟で戦ったアスリートの心境であ
る。
彼らと違うのはマイナーすぎるというところだろう。
しかし、ある意味、日本一の実績ではあるのだ。
遍路道でさえ、何度も遭難の危機に遭遇した。
その時になれば、鬼のような力を発揮することも知って
いる。
一度は死に損なったのだ。
全国知事会議で、都道府県をまたぐ移動禁止を国に求
めたという。
どういう意味だろうか、理解に苦しむ。
感染防止のために移動すんなというなら、その理由は
なんなのか。
自治体の独立宣言なのか?
もう、痴呆自治は廃止した方が良い。
来る新憲法制定への提言である。
添悩制も廃止したほうがよい。
悶化省も廃止である。
罪務省は解体し、金銭好いとお庁に格下げしたい。
いや、根本的に、官僚は全て廃業させ、新規採用した
い。
早く、新生日本を建国したいものだ。
混乱は2030年過ぎまで続くが、2050年ころには日本の
最盛期が訪れるというのがかつての予言だったが、もっと
ずれそうである。
次の転生準備が終活というべきか。
しかし、一指し舞いたいものではある。
もちろん、獲物はわが一刀流の剣である。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party